惜別の京都２０２４０２

2024/02/23 - 2024/02/23

次男が京都に下宿しているのですが、来月に大学院を卒業することになり、6年間の京都生活もついに終わりを告げることになりました。
卒業試験も終わり、下宿を引き払う準備をしているとのことで、親としてもこれが見納めかなと思い、京都に行ってきました。

エリア 京都

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝７時すぎに自宅を出発して、山陽道、新名神を経由して桂川PAで小休憩です。
次男とは昼に待ち合わせしているので、午前はまだ行ったことのない南禅寺と知恩院を参拝する予定です。天気が悪いのがちょっと心配です。

南禅寺に到着です。
朝９時半過ぎなので駐車場は余裕で停めることができました。
参道の両側は豆腐料理のお店や宿が建ち並んで雰囲気があります。
あいにく細かい雨が降っているので傘さして行動開始です。

三門です。
決してきらびやかでなく、黒っぽい色調が、かえって迫力を感じます。

三門をくぐって振り返ります。でかいです。

法堂の中をちょと覗き見。

線香をあげました。

水路閣です。
間近で見ると迫力がありました。

拝観料６００円を払って方丈に入ってみました。

方丈庭園です。
部屋の中は狩野元信や狩野永徳の襖絵があったのですが、撮影禁止でした。

外庭も素晴らしい。

蹴上インクラインです。

歩いて知恩院へ向います。
あえて風情のある裏道を通って移動します。
雨が降っている上、気温も低い。
手袋を持ってきてないことを少し後悔しました。

神宮道です。
向こうに平安神宮の大鳥居が見えます。

三条通です。
次男は入学当初はこのあたりに下宿していました。
大学生協の下宿紹介に同行して決めたのですが、いかにも京都らしい雰囲気の良い所やなーと思ったものでした。
ところが３回生になって勝手に一乗寺に引越ししてしまいました。
大学にも近いし、ふだん生活するにはだんぜんこっちの方が便利だとのことでした。

知恩院にやって来ました。
黒門から入ります。

浄土宗の総本山です。

境内は広大です。

知恩院も三門があります。
南禅寺の三門とよく似ています。
ここもさすがの迫力でした。

西には京都の中心部が見えます。

平安道を戻ってきて、和菓子屋の平安殿で豆大福を買いました。
２００円でした。
出町柳の超有名店は２4０円に値上がりしているそうですが、味は全く遜色ありませんでした。待ち時間もないし、きれいに箱詰めしてくれるので、おすすめですよー。

次男との待ち合わせまで時間があるので、ぶらぶら散策。
このほど明け渡し訴訟の一審判決が出て話題になった吉田寮に行ってみました。
例の本館はさすがの古さ。この建物は建て替えられた新館です。最新建築ですが。いちおう本館との調和を考慮して木造調の外観にしていました。

いつのまにか立て看板も復活していました。
何とか良い落としどころはないもんでしょうか。
このあと次男と合流し、大学院時代にほとんど過ごしたという学内の学習室を見せてもらいました。
親としては、ちょっと感無量でした。

昼もだいぶすぎたので、次男おすすめの北白川にあるインド料理の「AJANTA」へやって来ました。

１２００円のランチセットをいただきました。
スープ、サラダ、タンドリーチキン、ドリンク付きでナンは食べ放題!
全体的にスパイシーで変に迎合していないのもかえってGOOD。
大満足でした。

次男の下宿に１年半ぶりに上がったのですが、片付けているどころかゴミ屋敷一歩手前の荒廃ぶり。
4人で掃除しつつ、不用品を車に積込んで自宅に持ってかえることにしました。
あとは自分でちゃんと始末せいよと発破をかけて帰路につきます。
ともあれ、次男の残り少ない京都生活を垣間見たノスタルジックな１日旅でした。