静養旅行 ～ 冬は暖かな宮崎へ　（その1）

2024/02/05 - 2024/02/08

地球温暖化とはいえ、愛知の冬の寒さは耐え難い。
屈強なプロ野球やサッカーの選手でも、2月に気候温暖な地へ移動してキャンプをする。
まして年寄りに体の冷えは禁物、暖かくて風光明媚な南国宮崎へ出かけよう。
束の間でもいい。転地療養のつもりで、気の向くままに静養することとした。

（その1）1日目　中部国際空港から宮崎空港へ
（その2）2日目　のんびりハイキング
（その3）3日目　のんびりウォーキング
（その4）4日目　静養の後、宮崎空港から中部国際空港へ

エリア 宮崎市(宮崎)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JRローカル 徒歩 ソラシド エア

中部国際空港第１ターミナル４階、ここに飲食店や小売店が並ぶ。
２月５日月曜日の朝は、いやに閑散としていた。

外はあいにくの雨。
ANAと共同運航のソラシドエアの航空機に搭乗する。

ソラシドエアは初めてだ。
機内サービスでは、ソラシドエア独自のあごゆずスープが供される。
毎日の朝食でこんなスープを飲んでみたいものだ。

雨雲の上に出れば、澄んだ青空だ。気分も晴れる。
宮崎の天候はどうだろうか。

宮崎ブーゲンビリア空港に到着。雨は上がっただろうか。

空港で昼食。おいしそうなラーメン屋さんに引き寄せられた。

宮崎ラーメン、とんこつの「こってり黒」をいただく。
スープは極上の味、もちろん飲み干す。

空港にはJR九州が乗り入れている。
利便性の高い空港だ。

JR日南線青島駅で下車。
雨は上がっていた。愛知とは段違いの暖かさ。

橋を渡って青島へ。駅から歩いてすぐの距離だ。
空が晴れてきた。幸先良し。

青島 自然・景勝地

青島名物の通称「鬼の洗濯板」。
「洗濯板」はすでに死語となりつつある。

「鬼の洗濯板」は、青島の隆起海床と奇形波蝕痕として、国の天然記念物に指定されている。

天気晴朗なれども波高し。
ここで津波が来たらどこへ避難するのか、道中の安全を願うのみ。

吹き渡る風がビロウ樹の葉を揺らす。
寒さを感じさせない爽やかな風だ。

逗留する宿へ向かう途中、民家に桜が咲いていた。
早くも春風駘蕩の季節到来を実感する。

ここに滞在する。
「お宿　海の居住者」は、開業してまだ１年余り。
ゲストハウスかと思ったら、民宿だった。

居心地のよさそうな６畳の和室。
心安らかにのんびり静養できそうだ。
１人１泊素泊まりで3,15０円だった。驚異の低料金。

ここは食事の提供がない代わりに、台所、調理器具、食器、調味料、冷蔵庫、電子レンジなどが利用できる。

お風呂は、トイレとともに共用。
洗濯機と洗剤は自由に使用できる。

シャワーを浴びた後、部屋で１日目の夕食。
近くのスーパーマーケットで仕入れておいた。一部は家からの持参。
宮崎産もも姫トマトにきびなごの天ぷら、芋焼酎「飫肥杉」のお湯割りで、くつろぎのひととき。