2023/11/15 - 2023/11/16
6位(同エリア109件中)
Q太郎さん
新潟県新発田市(しばたしと読む)のオシゴト
を早々切り上げ(笑)、「紅葉が丁度イイ!」
というススメに「清水園」へ。
さらに新発田市の中心部にある新旧街歩きスポ
ットを晴天に任せて闊歩々。
宿泊は新潟の常宿になりつつある「ひさご荘」
にて出来たばかりのお部屋にて宿泊。
翌日帰路の途中に咲花温泉「一水荘」にて紅葉
真っ盛りの露天風呂を堪能いたしました!
その顛末、徒然なるままに・・・。
Q太郎
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
新発田市中心部から車で約10分弱。
新発田市の大名庭園「清水園」に到着します。
駐車場に車を停めて、堀川の橋をわたると、 -
こちらが、清水園の受付ゲートとなります。
もうすでに、キテマス!!ネエ!清水園 名所・史跡
-
受付でお金を払い、ゲートイン!
あれっ!なんか紅葉になってないんじゃ!?
実はこのヘンな気候にて紅葉が1週間ほど遅れ
てしまっているとのコト!アレマ~!! -
ゲート潜ってすぐ右手にある書院です!
書院の回廊を進むと・・・ -
書院の広間に行き着きます!
陽射しがキレイに入ってステキ!! -
書院の御座敷からお庭をイタダキマス!
イイ絵ですなあ!! -
書院の外廊下に座って日向ぼっこ!
なんか、緑と紅葉が相まって逆に雅な趣を創っ
ていると感じます。 -
まあ、こんな風に・・・。
-
水景色も、紅葉とグリーンが相まって超派手な
趣になってます! -
書院を出て散策路を行くと、こんな景色にも出
逢えました。京の苔寺みたい! -
さらに、こんな日本画のような楓と鴨も!
-
さすが錦鯉の古里新潟!
池の鯉も大きく美しい!気品がありますな! -
池の周りをゆっくりと一周すること約30分。
なんか「日本の四季」という言葉をもういちど
おさらいしたような気持ちになりました! -
池を周った後は、蔵造りの資料館に行き着きま
す。館内は「新発田藩資料館・堀部安兵衛伝承
館・清水谷蔵所資料館」の3つに分かれており
ました! -
清水園の由来は、昔清水谷とよばれた此処の地
名からきており、庭は元禄時代に江戸幕府茶道
方を招き築庭、さらに昭和に庭匠田中泰阿弥を
まねき現在の広さ4600坪となったとのこと。
当時は「清水谷御殿」と呼ばれたという。 -
蔵資料館の館内はこんなカンジで・・・
-
中でも目を引くのは、年末年始のTV番組に必ず
登場する「赤穂浪士」ゆかりの品々が一杯!!
それというのも・・・ -
赤穂浪士47人のなかでも、大石内蔵助に次ぐ
人気なのが堀部安兵衛でしょうな!
安兵衛は新発田藩初代藩主のひ孫で新発田生れ
なのは意外としられておりません!
これはその堀部安兵衛の直筆の手紙です。
彼の人柄や熱気が伝わってまいります! -
これは堀部安兵衛の有名なエピソード!
「高田馬場の助太刀」のシーン。
高田馬場ってこんなカンジだったんだ! -
蔵のお宝群をご紹介するととてもページが足り
ませんので、あとはご自分の眼でお確かめくだ
さいませ。まあ、そのくらい貴重な資料満載の
資料館でした。 -
ここは、清水園の向かいにある旧新発田藩の
足軽長屋。ほんとにナガ~イ!! -
一部屋一部屋は大変質素なカンジです。
-
これは現存していた当時の御写真です。
「清水園」しみずえん
〒957-0056 新潟県新発田市大栄町7-9-32
☎0254-22-2659
開館/3~10月9時~17時 11~2月9時~16時半
年末と1・2月の水曜日は休館
入館料/大人700円 小中学生200円
https://hoppou-bunka.com/shimizuen/ -
清水園から車で約20分ほどで月岡温泉に到着!
予約時の電話で「リニューアルしましたから、
期待してくださいね!」とのヒトコト! -
ワァーオ!!ロビーが完全に変わってマス!!
月岡温泉 ホテルひさご荘 宿・ホテル
-
こちらもロビーの続き。なんかスゴクオシャレ
&シンプルな趣に変身してマスナア!! -
さらに、お部屋もリニューアルした和室です!
広々としたしつらいで、これでも10畳なんだ! -
部屋のお風呂はシャワーブースにて。
実際に温泉は大浴場にゆくので、確かにこれで
十分すぎるくらい!逆にオシャレ!! -
窓側の広縁は定番の三点応接セットの代わりに
こんな長いベンチソファーがあります!
こっちの方が寛ぎ度はマシマシです!! -
再びロビーに降りまして窓辺のダイニングへ。
-
サービスドリンク(本日はワイン無料)を頂き
ながらしばしオクツロギのひととき。
ココ、イイナア!! -
窓の外はこんなコトになっておりまして、
こじんまりとした日本庭園が愉しめます。 -
モチロン!鯉もおりますヨ!!
-
いやあ!ずいぶんと趣が変わりました!
今風の日本旅館に迷い込んだ雰囲気デス!月岡温泉 ホテルひさご荘 宿・ホテル
-
さて、お愉しみの夕食です!
実は秋に泊まったのは初めてなので、豊穣の季
の味覚をたっぷり頂くといたしましょう!! -
まずは前菜です。
ゴマ豆腐、チーズ味噌漬に田楽とサゴシ塩麹漬
に海老芝煮と、目にも鮮やかな秋の彩り! -
お造りは、鰹・鮪・鯛の王道の三種盛。
ウーン!シンセン!! -
煮物に、金目鯛の煮物。
あっさりした御汁が金目の味を引き立てます。 -
ひさご荘の独創分野、お愉しみ夕食のコロッケ
今日は牡蠣のクリームコロッケ。美味い!! -
焼物は、鰤の照り焼き。
肉厚なのにホロリと柔らかく、思わずお口が
ほろけます! -
ハイッ!和牛のシャブシャブです!
お肉の質はA4級のオスミツキだそうで、 -
いやあ!サシがチガイマスナア!
とろけるような口あたりで至極のひととき! -
炊き上がりました!かに釜めしデス!
カニどっさり入ってます!贅沢至極! -
怒涛の料理にご紹介を忘れましたが、
今回の酒比べは越乃寒梅といとしげ、山廃純米
の3種をいただきました!コシに来ます! -
シメはブラマンジュ!
最後までなかなかオシャレでボリューム満点!
タイヘン御馳走さまでした! -
夕食後約1時間ほどお部屋で休んでから予約し
ていた貸切風呂へ。
ひさご荘の貸切風呂は湯舟が大きく誰彼を気に
せずゆったり静かに入れて洗い場も広いので
いつも忘れずにキープしています。 -
どのくらい湯舟がおおきいかというと、
コノクライ大きいノデス!!家族5人ぐらいの
ひとファミリーで利用しても悠々デスナ! -
貸切風呂のあとは、コンヤノシメに大浴場の
露天風呂に!
ああ~ッ!!このお風呂もイイナア!
今夜はゆっくり眠れそうです!オヤスミナサイ月岡温泉 ホテルひさご荘 宿・ホテル
-
オハヨウゴザイマス!!
お風呂のせいか、睡眠たっぷりのせいか体調
萬力の朝です!
朝食もたっぷり、美味しくイタダキマシタ! -
ココチヨクイメージアップしたひさご荘での
一日は満足度二重丸!また来たい旅館ランキン
グなんかあったらQ太郎は迷わず満点いれマス
な!
月岡温泉「ひさご荘」
〒959-2338 新潟県新発田市月岡温泉 552-16
?0254-32-3111
http://www.hisagosou.com/ -
月岡温泉からふたたび新発田の中心街に戻り
街歩きの続きを。
最初に訪れたのは、地元王紋酒造が運営する
「五階菱」。 -
新発田のお酒と食文化を一同にコレクションし
た体感型酒造リゾート施設だそうです!
確かにショッピングしがいがアリマスナア! -
館内は、ショッピングスペースの他にリビング
や有料&無料の試飲コーナーやカフェ、さらに
エンタメ系ミュージアム(ここは有料)など、
多彩なしせつがあって楽しめます! -
こちらは有料試飲のコーナー。オシャレ!!
新発田に来訪ノ節はマズハココカラカナ?
「五階菱」ゴカイビシ
新潟県新発田市諏訪町3-1-17
☎0254-22-5150
営業/9時~18時 年中無休
※駐車場あり -
五階菱の外テラスの道向こうにあるのがこれか
ら行く諏訪神社となります。 -
こちらが「諏訪神社」の表玄関門。
歴史は大変古く、大化4年(648)鎮座と伝え
られております。諏訪神社 寺・神社・教会
-
美しい参道を進みます。
大通り沿いにあるはずが、この参道に入ると
何故か静けさが舞い降ります。 -
現状の本堂は2001年に全焼し、2004年に竣功
された建物だとのこと。 -
由緒あるだけに、お見事な御姿であります!
地元では「おすわさま」と呼ばれているとの
コトです。 -
・・・静かで厳かな雰囲気に満ちております。
-
本殿の横にある御柱は信濃国一之宮諏訪大社
より下賜されたもので、先六年毎に諏訪市民
有志が新発田の城址公園から此処まで曳いて
くるのが恒例とのことだそうな、所謂見守柱
となるんだそうです。 -
境内には千年は生きたような見事な銀杏も!
-
諏訪神社から道の向こうに見えるのがこれから
ゆく「蔵春閣」です。
所謂、新発田市の中心街に3つの見所が集まっ
ているわけですな!
新発田総鎮守「諏訪神社」 すわじんじゃ
新潟県新発田市諏訪町1-8-9
☎0245-22-2339
http://osuwasama.jp/ -
こちらは諏訪神社の道むかいにあったお店の
店頭に合った珍しい熊の爪アクセサリー。
こちらは、木台付きのペンダントで価格は
20,000円也。他に熊の爪ストラップ3,000円
からいろいろあるので、興味のある方は。 -
さて、こちらが「蔵春閣」です。
新発田生誕の大実業家大倉喜八郎が東京の
向島の別邸の一部として明治45年に建設した
建物を財団の寄付にてこの御地に移設。 -
延床面積296㎡、建築面積222㎡のでっかい
御殿を当時のまま観れる貴重な御建物なので
あります!! -
大倉喜八郎は安政元年(1854年)17歳で江戸に
出てその商才をいかんなく発揮。欧州をはじめ
世界各国と貿易を行い日本の世界貿易の先駆け
となり、東京電燈(東京電力)や帝国ホテル等
数多くの企業設立に尽力したドえらい方です! -
その当時の我が国のお偉方がこの館で国の未来
云々を語ったのかと思うと感無量!! -
ナント!襖取手には徳川の御門まで!!
ちなみに豊臣のもありました! -
書斎天上には谷文晁(らしい)による龍の絵!
-
二階に通じる階段の造りも大変凝ったもので、
-
二階の三十三畳の大広間!に月見台!
-
大広間天上は蜀江組折上げ格天井!張り付けに
古代模様の菊の盛り付けを施した超豪華版!! -
その廊下には都鳥と桜をモチーフにした大理石
モザイクで、ここから当時の場所の隅田川と桜
を愉しんだといわれている。 -
とにかく、館まるまるが美術品となるスゴイ
建物で、当時の実業家の惜しみない日本文化
への造詣の深さ&ハンパナサを体感できるの
であります!! -
この地に来たなら是非とも立ち寄っていただき
たい御館ですな!
「蔵春閣」ぞうしゅんかく
〒957-0055 新潟県新発田市諏訪町1-9-20
☎0254-28-3225
見学/9時~16時 木曜日・年末年始は休館
入館料/大人500円・小中学生400円
※貸館利用も受付(会議や宴会など可)
https://shibata-machi-meguri.com/zoushunkaku -
かなり濃い街歩きをした後は、濃いラーメン
など頂きましょう!諏訪神社から車で数分の
「天神屋飛龍」にてネギラーメン(970円)を
いただきました!!ウマイ!! -
スープは圧力寸胴で炊くという本格派で
メニューも豊富なのでオススメです!
「天神屋 飛龍」てんじんやひりゅう
新潟県新発田市豊町1-2-12
☎0254-22-9577
営業/11時~21時 スープなくなり次第終了
定休日無
駐車場約30台程
https://tabelog.com/niigata/A1505/A150502/15013011/ -
新発田を出て、帰路に就く。月岡を越して
R290を磐越自動車道 安田ICに向かう。
インターに入る前にちょっと寄道で咲花温泉
に立寄る。ここの一水荘の貸切露天風呂が
御見事とのことなので、お立ち寄り。咲花温泉 一水荘 宿・ホテル
-
フロントで日帰り入浴を告げて貸切露天風呂に
直行。アラ~ッ!!イイジャナイデスカ!! -
こちらはすでに紅葉真っ盛り!陽射しが湯煙に
刺してキラキラとまるで夢の世界のようなお風
呂ではアリマセンカ!
此処は別の機会にまたじっくりと来たいなあ! -
ゴクラク!極楽!大声で語りながらこの旅の
フィナーレを飾りました!!
日帰り入浴は11時~20時の受付・60分使用
料金/大人600円(大浴場利用の場合)
※貸切露天風呂の日帰り利用は問合せ必要
咲花温泉「一水荘」
さきはなおんせん いっすいそう
〒959-1615 新潟県五泉市佐取7209番地
☎0250-47-2231
https://www.issuisou.com/ -
お風呂上りに咲花温泉街の水上テラスで一服。
阿賀野川の流れを観ながらしばし寛ぐ。
今回もオナカイッパイの濃い旅を過ごした。
新潟はホントニ奥深いお宝文化の宝庫のようで
尽きることのない愉しみがイッパイだ!
もう一度新発田をオシゴトで訪れる予定もある
ので、次回はこの辺りを中心に周ってみたいなど
と企てがまたフツフツと・・・(笑)。
今回も最後までおつきあいあろがとうございま
した!!
Q太郎咲花温泉 温泉
-
付録/上は新発田の街中マップ。
下は今回のロードマップ
今回の旅の行程
<1日目>
仙台宮城IC>東北自動車道(90分)>郡山JCT
郡山JCT>磐越自動車道(100分)>安田IC
安田IC>R290(70分)>新発田清水園
清水園>R290(30分)>月岡温泉ひさご荘
<2日目>
月岡温泉>R290(20分)>新発田五階菱
新発田/五階菱・諏訪神社・蔵春閣は徒歩移動
新発田>R290・R49(約80分)>咲花温泉
咲花温泉>R49・R290(約15分)安田IC
安田IC>磐越自動車道(100分)>郡山JCT
郡山JCT>東北自動車道(約90分)仙台宮城IC
※行程はナビをご利用ください。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- yamayuri2001さん 2024/02/29 10:22:03
- 紅葉のコントラスト
- Q太郎さん、こんにちは。
清水園の紅葉は、緑と赤がとても対照的で、
通常の紅葉よりもインパクトがあるかもしれませんね。
これまた、とても素敵だなと思い、拝見しました。
ひさご荘も、Q太郎さんらしい素敵な旅館なんですね。
お料理がどれもとても美味しそうで、
羨ましく拝見しました。
新潟は、数ヶ所しか行った事が無いんですけれど、
どこに行っても、食べ物が美味しそうですね。
yamayuri2001
- Q太郎さん からの返信 2024/02/29 10:54:54
- Re: yamayuri2001さん こんにちは!
- yamayuri2001さん こんにちは!Q太郎です。
記事にいつもお越しいただきありがとうござい
ます!
清水園は、前にご紹介しました北方文化博物館
の管理となっておりますので、手入れも行き届
いておりサイコーに楽しめました!
すぐ近くの蔵春館もかなり見応えありましたよ!
歳をとると、ひさご荘みたいなぬくもりのある
宿が好みになってくるようで、今回もヌクヌク
の一日を堪能できました!
次回のレポートでは、最後に紹介した咲花温泉
もてんこもりで描きたいと思ってます!
乞うご期待!(・・・あくまで予定ですが。)
これからもよろしくお願いいたします!
Q太郎
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