![フィリピンのセブへ旅行するにあたり、深夜便を利用することで現地での滞在時間を長く確保するという作戦のために、距離的には非常に遠回りとなるシンガポール経由のルートを利用したのですが、狙い自体はうまくいってそれはそれで満足はしているものの、やはり「もったいない」という気持ちもどこかにあり、ちょうど帰りの乗り継ぎ時間も7時間以上あったので、シンガポールに立ち寄ったことを正当化する、という言い方も変かもしれませんが、とにかく乗り継ぎ時間の間に空港を出て、市内を観光することにしました。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/11/88/46/650x_11884608.jpg?updated_at=1707737259)
2024/01/05 - 2024/01/09
6690位(同エリア14920件中)
mickさん
フィリピンのセブへ旅行するにあたり、深夜便を利用することで現地での滞在時間を長く確保するという作戦のために、距離的には非常に遠回りとなるシンガポール経由のルートを利用したのですが、狙い自体はうまくいってそれはそれで満足はしているものの、やはり「もったいない」という気持ちもどこかにあり、ちょうど帰りの乗り継ぎ時間も7時間以上あったので、シンガポールに立ち寄ったことを正当化する、という言い方も変かもしれませんが、とにかく乗り継ぎ時間の間に空港を出て、市内を観光することにしました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 船
- 航空会社
- シンガポール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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シンガポールは以前にも観光で訪れたことがあるので、まずは前回行かなかった場所へ、ということで、空港から地下鉄で、「アラブストリート」と呼ばれる地区へ向かいます。地下鉄は、自動改札機に直接クレジットカードをタッチして乗れるようになっており、前回訪問時よりかなり便利になっていました。地下鉄ブキス駅で下車し、しばらく歩くと、アラブストリートの個性的な町並みが見えてきました。
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アラブストリートの象徴的な建物、サルタン・モスクが、堂々たる姿でそびえ立っています。
サルタン モスク 寺院・教会
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観光名所となっている町の一角の路地、ハジ・レーンを訪れてみました。入口付近はちょっと洒落た商店街、という感じですが…、
ハジ レーン 散歩・街歩き
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少し進むと、とにかくド派手な壁画が描かれた建物が並ぶエリアが現れます。
ハジ レーン 散歩・街歩き
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壁画は建物によって個性があり、中には日本のウルトラマンが描かれたものもありました。
ハジ レーン 散歩・街歩き
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こちらの建物は、大きな絵ではありませんが、細かい絵柄や模様が壁や柱にびっしりと描かれていて、これはこれでかなり目を引きます。
ハジ レーン 散歩・街歩き
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ちょうど夕暮れ時も近いということで、飲食店に客が集まりだし、次第に町の活気が高まってきます。実は、シンガポールへの到着時間は本来もう少し遅くなるはずで、夜にここを訪れても壁画を楽しめるだろうか、という不安があったのですが、飛行機の到着時間が予定よりかなり早まったおかげで、ちょうど良い時間に訪れることができました。
ハジ レーン 散歩・街歩き
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ハジ・レーン以外の近隣の通りでも、色々な場所で壁画を見ることができます。
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ハジ・レーンの壁画は、サイケデリックな感じのものが多かったですが、他の場所では写実的なものも多く、何となく壁画を眺めながら町を歩いていると、どこまでが壁画でどこまでが実物なのか分からなくなってきたりします。
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壁画が描かれていない建物も、伝統的なショップハウスが鮮やかな色で塗装され、町並み全体がとても美しく、活気に満ちている感じがします。
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夕食は、ガイドブックなどを見てどんな味なのか気になっていた、アラブ風お好み焼きなどと称される「ムルタバ」という料理を食べてみることにしました。アラブストリートの一角で、ムルタバを提供する「ザムザム」と「ビクトリー」という隣り合う2軒の老舗レストランが、長年にわたって競い合っており、ほとんどのガイドブックなどでは「ザムザム」の方が取り上げられていますが、今回は、ネット上の口コミなどを見て何となく良さそうに感じた「ビクトリー」の方に入ってみました。
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こちらが「ムルタバ」です。具は牛肉や鶏肉など何種類かの中から選べますが、今回はサーディンを選びました。味は、生地が分厚い端の方はまさに「粉もの」らしい味ですが、生地が薄くて具が詰まった真ん中の部分は、オムレツのような感じでもあります。そのまま食べても、カレー風味のソースを付けても、それぞれ違った美味しさがあり、変なクセも無くて食べやすく、とても満足できる夕食になりました。
ニュー ビクトリー レストラン アジア料理
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夕食を終えて外に出たころには空もかなり暗くなっていました。サルタン・モスクには、時間とともに色が変化するライトアップが施されていました。それほど派手なものではないとはいえ、厳格なイメージのあるモスクで、このようにカラフルなライトアップが行われているのは少々意外でした。
サルタン モスク 寺院・教会
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次の目的地は、シンガポールの中でも夜に盛り上がる観光スポットとして代表的な、「クラークキー」です。地下鉄に「クラークキー」という駅もありますが、路線上乗り継ぎが不便な場所なので、アラブストリートからジャラン・ベサール駅まで歩いて地下鉄に乗り、2駅先のフォート・カニング駅からクラークキーまで歩くことにしました。クラークキー地区の入口にはすぐに着きましたが、意外と人の姿はあまり見られません。
クラーク キー ナイトライフ
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エリア一帯は大きな屋根で覆われたアーケードになっています。やはり人は少なく、川岸が近付いてくるにつれて少しずつ人は増えてきますが、想像していた雰囲気とはかなり違った感じでした。
クラーク キー ナイトライフ
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クラークキーを訪れた目的は、船からシンガポールの夜景を観賞する「リバークルーズ」に参加することです。こちらもそれほど混雑することなく、普通に良い席を確保できました。船は反時計回りで岸沿いを進むので、右側座席がおすすめです。
シンガポール リバー クルーズ アクティビティ・乗り物体験
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やがて船が動き出し、いくつものライトアップされた橋の下をくぐりながら進んでいきます。
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船は、クラークキーと隣り合う「ボートキー」と呼ばれる地区に差し掛かりました。川沿いには、飲食店の灯りがどこまでも続き、水面に映ってとても美しいです。
ボート キー ナイトライフ
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シンガポールには、ここでしか見られない奇抜なデザインの巨大な建物がいくつもあり、実際この船もこれからそういう建物を見て回るのですが、このボートキーの、活気あふれる飲食店街と、その背後に整然と佇む高層ビル群が織りなす風景は、奇抜さこそ無いものの、シンガポールという国の個性が凝縮されているような感じがして、そして何よりも、あまりにもきらびやかで美しく、今回のクルーズの中で最も印象に残る風景となりました。
ボート キー ナイトライフ
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船はさらに進み、威厳ある姿のフラートン・ホテルの前を通り過ぎていきます。
ザ フラートン ホテル ホテル
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そして、やはりシンガポールといえばマーライオンです。船からだと、真正面からの姿を見ることができます。
マーライオン公園 広場・公園
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もう一つのシンガポールの象徴ともいえる、マリーナ・ベイ・サンズの姿も見ることができます。
マリーナ ベイ サンズ ホテル
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クルーズ終盤の見所、エスプラネード・シアター・オン・ザ・ベイは、とにかくド派手さでは一番です。
エスプラネード シアターズ オン ザ ベイ 劇場・ホール・ショー
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クルーズを終え、まだ空港に戻るまでには時間の余裕があるので、クルーズでもっとも印象的だったボートキーまで歩いて行ってみることにしました。
リード橋 建造物
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改めてボートキーに到着です。船だと慌ただしく通り過ぎてしまいますが、こうして歩いて来れば、気が済むまで美しい夜景を眺めていることができます。
ボート キー ナイトライフ
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そろそろ体力的にも限界が来そうなので、今度シンガポールを訪れた時にはこのボートキーのレストランで食事をしてみたいものだ、などと思いつつ、空港へ戻ることにしました。トランジットの空き時間の間だけという、極めて短い時間の滞在でしたが、時間をそこそこ効率的に使うことができて、しっかりシンガポール旅行をした気分になることができました。
ボート キー ナイトライフ
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この旅行で行ったホテル
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ザ フラートン ホテル
4.4 -
マリーナ ベイ サンズ
4.81
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