滋賀・三重ローカル線の旅 近江鉄道編

2024/02/10 - 2024/02/10

たかぢ、けんいちの2人旅です。

琵琶湖の東側を1泊2日で旅をしてきました。初日は米原駅から近江鉄道に乗ります。2日目はふただび近江鉄道から始まり信楽高原鐵道、三重に入り伊賀鉄道に乗りました。底冷えのする寒い寒い列車旅でした(^-^;

1日目　近江鉄道編です。

エリア 湖東三山・多賀・東近江(滋賀)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

久しぶりに品川駅から東海道新幹線に乗ります。その前に山手線のホームにある立ち食い蕎麦やさんでコロッケそばをいただきます。最近の駅そばはどこもチェーン店化していて、いい意味でも悪い意味でも代り映えしなくなってきているのですが、ここはベテラン店員さん2人がいい味を出しています。

ごちそうさまでした(^-^)

ひかり号に乗り込みます。途中の小田原駅で多くの人が乗ってきてほぼ満席状態でした。

7時40分発　ひかり633号　新大阪行

定刻どおりに米原駅に到着です。

9時47分着

近江鉄道に乗りますが次の列車まで50分ほどあります。そこで駅から近い青岸寺に行ってみます。

青岸寺 寺・神社・教会

庭園が素晴らしいお寺のようです。お庭を見ながらお茶をすることもできるようですが、そこまで時間に余裕が無いためすぐ引き揚げます。

滋賀らしくタヌキさんが托鉢しています(^-^;

青岸寺のお隣に湯谷神社がありましたので軽く立ち寄りました。

米原駅に帰ってきました。

近江鉄道の1日乗車券を購入します。フリー切符でここまで小さいのは見たことが無いですね(^-^;

2両編成のベンチシートの列車でした。通勤・通学客が多いのでしょうか。まず本線に乗り込み最初の目的地・多賀大社に向かいたいと思います。

10時37分発 貴生川行

高宮駅でアニメキャラが描かれた多賀線に乗り換えます。ホームが三角形なところがいいですね。

11:02着
11:04発　多賀大社前行

途中に「スクリーン」という駅があります。これはSCREENホールディングスという会社名からとっていて、この会社の敷地内に駅があるのでこのような名前になっています。

近江鉄道にはフジテック前駅や京セラ前駅、全国にも会社名が付いた駅はいろいろありますが、「〇〇前駅」ではなく会社名そのものというのは珍しいですね。

多賀線終点の多賀大社前駅に到着です。

11時10分着

駅前には昭和初期に建てられた鳥居が聳えます。多賀大社に向かいましょう。

多賀大社に向かう道には食事処が並びます。もうすぐお昼なので、何を食べようか考えながら歩きます。

多賀大社に到着です。

「伊邪那岐の大神」と「伊邪那美大神」を御祭神としている滋賀県第一の大社です。

太閤橋

拝殿

立派ではありますが、金色の金具類は控えめで質素な印象を与えており良いです。

拝殿の横に回り本殿を見ると、重厚な屋根が見え流石と思わせる存在感です。

拝殿では祈祷が始まっていました。

さてお参りを終わりお昼ご飯です。境内にお店がある多賀そばもすごく惹かれたのですが、参道にある鍋焼きうどんのお店に入ることにします。駅の観光案内所のパンフレットで鍋焼きうどんを見たのと、日差しはあるものの底冷えする気温だったためです。

アルミの鍋が昭和感を醸し出しています。関西風の薄味です。ネギがとても美味しかったです。ビールもいただきました(^-^)

はまてつ

はまてつ食堂 グルメ・レストラン

次の列車の発車時刻を確認すると1時間も先であることがわかりました。なのでもう1回多賀大社にお参りです(^-^;

先ほど気になっていた境内の多賀そばやさんの前で・・・

コーヒーを買って、糸切り餅をいただきます。こしあんが入った米粉の餅で、3色の縞模様が特徴です。

多賀大社前駅に戻ってきました。ここから近江八幡駅を目指します。

13時27分発　高宮行

高宮駅で乗り換えますが、ここでも30分ほどの待ち時間があります。

13時32分着

駅を出て周辺を散歩することにしました。

寒さに凍えながら街歩きします。

すると、とても位置が低い近江鉄道本線の線路が横切っている場所に出会いました。屈まないと歩けません。

線路より上に顔を出せてしまいます。

たかぢは「電車来ないかな・・・」と言っていました。ここから顔を出していたら運転士さんはビックリするでしょうね(^-^;

ブラブラしますがこれというものはありません。寒いので駅に戻ります。

南下する本線に乗りこみます。（左：本線　右：多賀線）

14時3分　貴生川行

たかぢは運転席の窓に張り付いています。

途中八日市駅で八日市線に乗り換え、近江八幡駅にやってきました。ここから長命寺に向かうために路線バスに乗ります。バスを待っている間はとにかく寒いです。

14時57分着
15時15分発　近江鉄道バス 長命寺線 長命寺行　　

バスは途中までは多くの乗客が居たのですが、北之庄ラコリーナ前停留所で我々を除き全員が降りていってしまいました。

あとで調べたのですが、自然とお菓子のテーマパークのようなところだったのですね。そういえばテレビでやっていたのを思い出しました。バームクーヘンが人気だそうです。

約25分で終点の長命寺停留所に到着です。雨が降ってきました。

15時40分着

目の前は琵琶湖です。

長命寺に向かいます。西国三十三ヶ所第31番札所です。

近江八幡の観光地では八幡堀や日牟禮八幡宮などがメジャーですが、前に訪問済みですので少しマイナーなこちらに来てみました。

え！808段！(◎_◎;)

知らなかった・・・私は旅の計画をするときにあまり詳しく調べたりしないようにしています。今の時代いくらでもネット上で情報が出てきてしまうので、現地に行ったときの新鮮味が薄れてしまうからです・・・とは言え808段とは(^-^;

でも登ります！

昔ながらの石積みの階段で、1段が高く凸凹です。しかも雨が降ってきて滑りやすいです。

永遠に続きます・・・たかぢは最近プールで泳いでいるらしく体力が付いたのか速いペースで登っていきます。昔のたかぢでは考えられませんね(^-^;

ダウンジャケットに極厚ヒートテック、マフラー、手袋を着ているので、とても寒いのに汗をかいてしまいます。

ようやく本堂が見えてきました。

15分ちょっとで808段を登りきりました。三重塔が出迎えてくれます。

振り返ると琵琶湖が見えます。しっかり雨が降っていますが琵琶湖の東側では日差しが見えています。

本堂と三重塔

重要文化財の建屋は趣きがありますね。

本堂でお参りです。

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鐘楼からの眺め

太郎坊権現社

太郎坊権現社拝殿

眼下に琵琶湖が見渡せます。

だんだん晴れ間がこちらに向かってくるのがわかります。しばらく拝殿で雨宿りをすることにしました。

雨が止んだので山を下りることにします。

太陽の光が当たると本殿の見え方がガラッと変わります。

雨上がりの夕陽が綺麗です。帰りは濡れた石段が怖いので、車道を歩いて下りました。

バス出発時間の3分前に戻ってこれました。

17時5分発　近江八幡駅行

近江八幡駅の駅前ホテルにチェックインしました。冷え切った体を大浴場で温めたあとに夕ご飯です。予めこれはと思うお店を予約しておきました。

居酒屋Ohana

まずはやっぱりビールです。キリンの工場が多賀町にあります。多賀線に乗っているときに見えました。地元で造られた一番搾りはうまい！(≧∀≦)
琵琶湖の水で作られているそうです。

このお店では近江牛ホルモンを提供しています。レバー焼を塩でいただきます。美味い！(≧▽≦)

生センマイ

主張しない酢味噌と相まって美味しいです。滋賀の日本酒をいただきます(^-^)

本もろこ焼

初めて聞いた名前ですが、琵琶湖で水揚げされる小魚です。鮎のような風味でとても美味しいです(≧▽≦)

近江牛　ハート

これも塩でいただきます。美味い！

関西風の出汁のおでんです。出し巻玉子がお気に入りです。冬にはやっぱりおでんですね。

最後に、はすなれずしです。

鮒ずしほどの強烈さはないものの、やはり独特な味わいです。横についてきたご飯が最も強烈で口の中が「うぁ～」となります(^-^;

ご当地食材、お酒をたくさんいただいたのでまあまあの出費となりましたが、どれも美味しかったので満足です(^-^)

たかぢが帰り際に近江ちゃんぽんの話をしました。そういえば前回の訪問時に食べたお店が近くだったはずです。そこで寒い夜道を10分ほど歩きお店に向かいます。

ちゃんぽん亭総本家　近江八幡店

飲んだあとのちゃんぽんが美味い！

魚介ベースですのであっさりなのですが、物足りなさはなく野菜もたっぷりでとても美味しかったです。ホテルへの帰りにコンビニでアイスを買って暴飲暴食の1日目を終えました(^-^;

近江鉄道の旅でしたが、鉄道旅というよりやはりグルメ旅になってしまいました(^-^;明日はまた近江鉄道に乗り、滋賀県を南下して三重に向かいます(^-^)