![コロナのため長い間行けていなかった海外旅行ですが、再開第一弾の行先は、まずはのんびり過ごせるリゾート地に行きたかったので、フィリピンのセブにしました。限られた日程で、現地での滞在時間をできるだけ長く確保するために、距離的には非常に遠回りですが、深夜発のシンガポール経由のルートを利用することで、ホテルのチェックイン開始時間すぐからチェックアウト時間ギリギリまで滞在できるような旅程を組んでみました。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/11/88/41/650x_11884123.jpg?updated_at=1707576030)
2024/01/05 - 2024/01/09
1827位(同エリア3740件中)
mickさん
コロナのため長い間行けていなかった海外旅行ですが、再開第一弾の行先は、まずはのんびり過ごせるリゾート地に行きたかったので、フィリピンのセブにしました。限られた日程で、現地での滞在時間をできるだけ長く確保するために、距離的には非常に遠回りですが、深夜発のシンガポール経由のルートを利用することで、ホテルのチェックイン開始時間すぐからチェックアウト時間ギリギリまで滞在できるような旅程を組んでみました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- シンガポール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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シンガポールを経由して午後1時半頃にセブの空港に到着し、タクシーでホテルに向かいます。今回の宿泊先は、セブのリゾートホテルの中でも代表格の、「シャングリラ・マクタン・セブ」です。宿泊費が普段海外旅行で利用するホテルの2~3倍ぐらい高いホテルなので、海の見えない一番安い部屋を予約していたのですが、チェックインを済ませて部屋に入ってみると、空き部屋があってアップグレードしてくれたのか、ちゃんと海の見える部屋になっていました。
Shangri-La Mactan, Cebu ホテル
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せっかく昼間のうちにホテルに着くプランを立てたことですし、この先ずっと天気が良いとも限らないので、早速シュノーケル道具を持ってビーチへ向かうことにしました。ビーチにはパラソルが並び、リゾート地らしい風景が広がります。
Shangri-La Mactan, Cebu ホテル
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海のすぐ目の前にも南国らしい花が咲いています。
Shangri-La Mactan, Cebu ホテル
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早速海に入ってみると、波打際すぐのところでも沢山の魚が群れています。
Shangri-La Mactan, Cebu ホテル
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このビーチは、かつては美しいサンゴ礁になっていましたが、数年前の巨大な台風によって、ほとんど壊されてしまったそうです。今でもサンゴは所々に点在する程度にしか見られませんが、魚は去ってしまわずに残っていて、サンゴの残骸をひっくり返してエサを探す、逞しい姿も見られます。
Shangri-La Mactan, Cebu ホテル
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セブに着いて早々に、美しい魚たちに囲まれて楽しい時間を過ごすことができ、早くも今回の旅が成功だったという気持ちになります。
Shangri-La Mactan, Cebu ホテル
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泳ぎ疲れたところで陸に上がって、辺りを散策してみます。海岸沿いには、海を見渡せる小さな東屋など、写真映えしそうなスポットがあちこちに設けられています。
Shangri-La Mactan, Cebu ホテル
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東屋から見たビーチとホテルの様子です。そろそろ日も傾いてきたので、部屋に戻ることにします。短い時間ではあるものの、初日からしっかりリゾート気分を味わうことができました。
Shangri-La Mactan, Cebu ホテル
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夕食は、ホテルの会員登録をした際に割引クーポンをもらえたので、朝食会場にもなっているビュッフェレストラン「タイズ」を利用しました。魚介類や、フィリピン料理をはじめとするアジア各国の料理を食べられます。
タイズ ビュッフェ
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2日目の朝です。朝食会場はかなり混み合うらしいので、早起きして開店直後を狙います。部屋から朝焼けの海が見えます。さすがに開店直後は朝食会場も空いていて、ゆっくり朝食を取ることができました。品数は昨晩の夕食時に負けないぐらい豊富でしたが、逆に言えば夕食で利用した意味はあまり無かったかもしれません。
Shangri-La Mactan, Cebu ホテル
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静かな朝のプールサイドの風景にも、昼間とはまた違った、心癒される雰囲気があります。
Shangri-La Mactan, Cebu ホテル
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朝食後は昨日に引き続きシュノーケリングを楽しみます。なぜか大きめの魚ほど波打際の浅いところに集まっているような気がします。
Shangri-La Mactan, Cebu ホテル
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やはりサンゴが無くなって海底が白くなっているせいか、白っぽい魚が多いですが、中にはカラフルな魚もいて、白い海底のため余計にカラフルさが引き立っています。
Shangri-La Mactan, Cebu ホテル
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目立つ魚を追って泳いでいると、いつの間にか辺り一面に魚の群れが広がっていた、というようなこともよくあります。
Shangri-La Mactan, Cebu ホテル
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今回のシュノーケリングは充分に満喫できましたが、やはりサンゴが壊される前の景色がどんなものだったのかというのも気になります。サンゴが復活するのにどれほどの年月がかかるのか分かりませんが、もし叶うのならば、サンゴが復活した頃に再びこの地を訪れてみたいものです。
Shangri-La Mactan, Cebu ホテル
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今回の旅は、基本的にホテルでのんびりするというプランですが、さすがにホテルから一歩も出ないというのもどうかと思うので、この日の昼食はホテル外で食べることにしました。ホテルの敷地を出ると、道路沿いに古びた建物が点在する、寂れた田舎の風景になりますが、現在ホテルの近辺ではニュータウンの開発が行われていて、建物も建ち始めているので、とりあえずそちらの方へ向かいます。
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ホテルの敷地から外に出た時も突然別世界に来たような感じでしたが、ニュータウンの区域に入った時にも、またさらなる別世界に来てしまったような感じで、突如として都会のオフィス街のような景色が目の前に広がります。ただ、日曜日だからということもあるかもしれませんが、歩いている人の数は非常に少なく、そのことがさらに違和感を引き立たせます。
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街にはスーパーマーケットもあり、お土産を調達することもできます。ごく普通の小さなスーパーなので、お土産になりそうな商品がそれほど豊富にあるわけではありませんが、買う予定だった定番のお土産「7Dのドライマンゴー」だけは山積みにされていたので、目的を果たすことはできました。
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さて、肝心の昼食です。旅行というのは出発前に色々と下調べをするのも楽しみの一つなのですが、今回の旅行は基本的にホテル滞在がメインなので、あまり調べることも多くなく、もしかすると、この昼食で何を食べるか、というのが、今回最も入念に下調べをしたポイントだったかもしれません。ニュータウン内には普通のレストランも何軒かありますが、訪れたのはこちらの”alfresco”というフードコートです。
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フードコート内は、中央にいくつかの店舗のカウンターがあり、その周りに座席が配置されています。こちらのフィリピン料理のメニューが豊富な”Manang SAYONG”という店舗で、「イカのシシグ」を注文しました。
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フィリピン料理「シシグ」は、刻んだ豚の耳や頬肉を甘辛く炒めた料理、とガイドブックなどには書かれていますが、イカを使ったバージョンもある、というのを知り、そちらの方が脂っこくなり過ぎず、美味しいに違いない、と想像して、あえて定番ではないイカの方を注文してみました。思ったとおり、濃厚な味付けがイカと非常に相性が良く、さらに、唐辛子の程良い辛みが味を引き締めて、濃厚でありながら飽きが来ず、いくらでも食べたくなる、想像以上の美味しさでした。こうして事前調査が実って美味しい食べ物に出逢えた時の喜びというのは格別です。
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ニュータウンの玄関口は、ホテル側とは反対方向になります。噴水なども設置されていて、まるで何かのテーマパークのようです。
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そしてニュータウンを一歩出ると再び別世界、田舎町の風景が戻ってきます。
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ニュータウンとホテルの間には、「マクタン・シュライン」と呼ばれる広場があり、マゼランの侵略を阻止したセブの英雄ラプラプの像など、いくつかのモニュメントが広い空間の中に設置されています。
マゼラン記念碑&ラプラプ像 モニュメント・記念碑
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ホテルに戻り、しばらくプールサイドでのんびりと過ごすことにします。海もいいですが、気楽にくつろぐならば、やはりプールが適しています。
Shangri-La Mactan, Cebu ホテル
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プールの周りも南国らしい花や木々で彩られています。天気は晴れたり曇ったりで、曇っているときは涼しいぐらいですが、日が照ってくると真夏の暑さになります。
Shangri-La Mactan, Cebu ホテル
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プールやビーチの椅子席から、スマホでQRコードを読み取って、飲物や軽食を注文することができます。なお、注文の品は、2か所のプールとビーチで、それぞれの最寄りの店から持って来てくれるのですが、それぞれの店の営業時間中にしか注文はできません。
Shangri-La Mactan, Cebu ホテル
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ホテル内には”Chi”というスパがあってマッサージなどを受けることができ、結構評判も良さそうで、値段も安くはないものの、全く手が出ないというほどでもなかったので、予約してフィリピン式マッサージを受けてみることにしました。今まで海外でマッサージなどは受けたことがなく、言葉の面などで不安もありましたが、実際にはそれほど困ることもなく、海外にいることも忘れてしまうぐらいリラックスして施術を受けることができました。
Chi スパ エステ・スパ・マッサージ
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夕食は、ホテル内のレストランの中でも最も人気がありそうな、「コウリーコーブ」を予約していました。海が目の前のテラス席が特徴ですが、ちょうど来店時に雨がぱらついていたのと(結局すぐに止みましたが)、どちらにしてももう暗くて海はよく見えないので、屋内の席を利用することにしました。
コウリーコーブ アジア料理
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まずは、マグロのキニラウ(フィリピン風マリネ)です。口に入れるとまず香草の香りが広がり、次第にマグロの旨味がはっきりと感じられるようになってきます。フィリピンの名物料理とはいえ、普通に町なかで生の魚を食べるのは結構不安がありますが、ここでならば安心して味わうことができます。
コウリーコーブ アジア料理
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メインとして注文した、ハタのグリルです。ハタは、クセや臭みの無い上品な味で、クリームソースの味とも自然に溶け合い、焼き加減もパサパサにならずしっとり感の残った絶妙な具合で、さすがは高級ホテルのレストラン、という感じでした。そんな高級ホテルのレストランですが、値段は一品あたり2千円~3千円程度と、安くはないものの、これほどの格のレストランとしてはかなりお手頃な価格のように思います。
コウリーコーブ アジア料理
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最終日となる3日目も、時間に余裕を持たせた旅程のおかげで午前11時頃まではホテルに滞在でき、やろうと思えばシュノーケリングもできるのですが、もうこれまでの2日間で充分に堪能することができ、やはり出発直前の荷造りも大変になるので、最終日はひたすらプールサイドでのんびり過ごすことに決めました。デッキチェアに寝転んで、暑くなってきたらプールに浸かって、ただ南国の海と空をぼんやりと眺めながら半日を過ごす…、ある意味最大の贅沢かもしれません。
Shangri-La Mactan, Cebu ホテル
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いよいよセブを離れなければならない時間になりました。ホテルのスタッフさん達はいつでも親切で、チェックアウトの時も、こちらから切り出すまでもなくタクシーが必要かどうか聞いてくれて、呼んでくれたタクシーであっという間に空港に到着です。短い期間で、しかもほとんどの時間をホテルの敷地内で過ごすという旅でしたが、身も心も癒される、とても充実した休暇となりました。
マクタン・セブ国際空港 (CEB) 空港
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