ポカラからカトマンズ行きの飛行機からみたマナスル山塊

2023/11/24 - 2023/11/24

ネパール周遊記19. 　　2023年11月1日に日本を発ち、11月28日に帰国した。ネパールに向かう飛行機から8千m峰の4峰を見て、エベレストの遊覧飛行で、8千ｍ峰のチョオーユーとシシャパンマを見た。その後、ヒンズー教とチベット仏教の聖地が共存する標高3842mのカリンチョーク（Kalinchowk）を訪れ、帰りに古都のバクタプルに立ち寄った。カトマンズではタメル地区、ダルバール広場、ボダナート、パシュパティナートを訪れ、その後ポカラからベニを経て、タトパニ温泉、アンナプルナやダウラギリ山群を見るために標高3313mのMohare Dandaに登った。帰りはシンハ硫黄泉（Singa Tatopani）で入浴し、ポカラに戻りサランコットで一泊した。それからポカラ東南東の宿に泊まったが、マナスルの眺めは不十分だったが、帰りの飛行機からマナスルが見えた。カトマンズではパタンや黄金寺院を訪れた。
　早朝から空港に行き、マナスルが見える席を確保し、機上からネパールヒマラヤの中央部の山並みを楽しんだ。

エリア ヒマラヤ(ネパール)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

24日の早朝、幸いにも天気は快晴。これはポカラ新空港に歩いて向かう道から見えるアンナプルナやマチャプチャレ、素晴らしい。

　アンナプルナIIやIVにも雲は無い。　

　空港に着いた。これから、良い席をGetする。　

　切符は左側取得、飛行機は9時半発イエティ。

　バグナス湖の上を飛ぶ。　上流の半島にあるレストランで不味い魚料理を食べた。

　見えてきた。左からマナスル8063m、次がンガディ・チュリ、旧名のピーク２９で7871m、右がヒマルチュリ 7893m。

マナスルとンガディ・チュリ。　

　徐々に、マナスルとンガディ・チュリが重なってくる。

　大分、山が重なった。重ならない右の山はヒマルチュリ。マナスルは8千m峰だが、スリムな山で、存在感が欠けている。それが悲しい。

　次がガネッシュ・ヒマラヤの7千ｍ峰。　見分けるのが難しい山群だが、飛行機が動くので、山の相対位置が変わるので、同定しやすい。　

　最後がランタン・リルン。　右後方の山は不明だが、8千ｍ峰のシシャパンマの可能性もある。

　30分もかからず、カトマンズの空港に到着。

　ドメスチックから国際空港前まで歩き、その駐車場の道路側のビルを通り抜け、ビル裏の道路沿いバス停で“ラトナパーク”と大声で叫ぶ、すると補助員（車掌みたいな若者）がバスの乗せてくれる。

　途中の複数の交差点で多くの警官が集まっていた。盾などの装備から、まさに機動隊だ。安倍の祖父の岸信介首相が反対を押し切り、日米安保条約を結び、責任を取るといって首相を辞任した。台湾有事は日本も戦争と言う吉田茂首相の孫の麻生太郎のように、アメリカが戦争を起こせば、日本が戦争に巻き込まれると、学生を中心に反対運動が起こった。そのデモ中の東大の女学生が殺され、約十年続いた反対紛争は、東大の安田講堂で終息した。当初、学生のデモと対峙したのは普通の警官で、やがて強健な警官を選び、装備を固め、バスで敏速に移動できる機動隊となった。現在、ネパールでは山間部の貧しい農民に支持された毛沢東派が政権を握り、デモ隊は王党派である。これはタイのタクシン農民派と都市派の反目に似ている。
　12時頃にバスがラトナパークのKFC前についたので、ここで降りる。ただしここのKFCの食い物は、日本人には余りに高いよ！

　今日はラトナパークから歩ける範囲の宿に向かう。これは途中で見たピザ屋で、近代的だった。

　これは重そう。彼らは頭で担ぐ。首骨がヘルニアにならないのかね？　

　窓掃除、板に乗るのでなく、丸太に乗って掃除。ロープは揺れるし,労安衛法違反だ。

　就労先が少ない国では、絵を書いて生活費を稼ぐ人が多い。技術が優れているのは、私でもわかるが、数百、数千万円の絵を描く人もいるのかな？　ネパール画風は、曼荼羅の影響が強いようだ。

　この帽子から回教徒かな？　中国から来たウイグル族の人も多いのだろう。　

Previous:
Next;