趣味てんこ盛りの旅です。文楽を観て、お聖どんの文学館に行って、大阪らしいアーケード商店街をうろうろして、淀川を船でゆっくり下ってきました。街中にいる動物キャラクターたちもいくつか写真でハンティング

2023秋・人形浄瑠璃と淀川下りとアレ

5いいね！

2023/11/23 - 2023/11/26

1392位(同エリア1776件中)

エリア

心斎橋・淀屋橋(大阪)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 5.0

グルメ: 4.0

ショッピング: 4.0

交通: 5.0

同行者: 家族旅行

一人あたり費用: 3万円 - 5万円

交通手段: 新幹線徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

東京駅から新幹線に乗って出発です。
のり弁とすき焼き重。いつも同じものを買います。

東京駅駅
もう着きました。乗車時間、体感一時間半！笑
いつも、御堂筋線のホームからアイツを見るとああ大阪に着いたなーと思います。
無表情のクールガイ。ダイキン工業のぴちょん君。

新大阪駅駅
御堂筋線でホテルのある淀屋橋へ移動します。地上に出たら大変な人混み。
あっ、そうか、今日は「アレ」のパレードの日でした！　偶然見れました。おめでとうございます。縁起がいいですね。

淀屋橋駅駅
ユニゾ？だったホテルがプリンスホテルになっていました。
シンプルで広い部屋です。

プリンススマートイン大阪淀屋橋宿・ホテル

 シンプルで過不足なし by SUZIEさん
荷物を置いたら外出です。
大阪の友人のオススメ、インディアンカレー。
せっかくなので生タマゴもつけてみました。
見た目より辛い！　そして量が多い！　でもそこがイイ。
腹ごしらえの後は観劇です。
人形浄瑠璃文楽を観に来ました。
演目は「冥土の飛脚」

国立文楽劇場名所・史跡
ストーリーはざっくり言うと…
飛脚屋の若旦那が、惚れた遊女のためにお客様から預かったお金を使い込んでしまって、それは当時の基準でいうと死罪確定の重い罪なのだけど、最後にダメ元で二人してふるさとに逃げるという…ものの哀れを絵に描いたようなお話です。
太夫さんの絞り出すような声の義太夫が泣かせます。

国立文楽劇場名所・史跡
ちなみに文楽劇場内には人形の展示室などもあって、文楽の歴史を学ぶこともできます。

国立文楽劇場名所・史跡
さて次は道頓堀あたりをぶらぶらしましょう。

道頓堀名所・史跡
具象的な看板が多い大阪。
タコの目が光る。派手ですね～

道頓堀名所・史跡

看板から飛び出しそうなカールおじさん。

道頓堀名所・史跡
御堂筋はイルミネーションがキレイでした。

御堂筋名所・史跡
ホテルの入り口はこんな感じです。

プリンススマートイン大阪淀屋橋宿・ホテル

 シンプルで過不足なし by SUZIEさん
おはようございます。
あれ、虎の張子がぶら下がってる。
今年って寅年だっけ？　あっそうか、アレのパレードのためか！

御堂筋名所・史跡
近鉄に乗ったら、吊り革になんかおった。
ハムスター…？　鹿だそうです。えー、鹿かなあ。

近鉄奈良線乗り物
シブい駅で降りる。

近鉄奈良線乗り物
大阪はどうぶつの看板が多いような気がします。
こちらの自動車教習所には、ほめて伸ばしてくれる優しい子猫の教官がいるそうです。

河内小阪駅駅
虚無に吸い込まれていきそうなアーケード発見。
スカイドームとは？
「この先600m」というのは、「司馬遼太郎記念館」のこと？　それとも「スカイドーム小坂」？　それとも「本通」？　どれを指すのかミステリアス。

河内小阪駅駅
かーらーのー、大阪樟蔭女子大学。なんだかちょっとタカラヅカを思わせる雰囲気ですね。田辺聖子さんの母校です。田辺聖子文学館を訪ねて参りました。
田辺聖子文学館は大学の敷地内にあります。

おせいどんの書斎を完全再現。有名な「アンリ・ド・スヌー（でかスヌ）」もいてはりますな。
見学を終え移動します。さらにシブい駅で降りてみました。

布施駅駅
メッチャ注意してくれる看板。アンタのことやで～

布施駅駅
この商店街をぶらつきたかったのです。
ぶらんどーり、イイ響きですね。

布施駅駅
昭和なテイストのレインボートンネルがイカす。

布施駅駅
ミシン商會。旧字がかっこいい！
お腹が空いたので餃子の王将に入りました。いや、東京にもあるけど、あえてのチョイスです笑
布施からあべの行のバスがあったので乗りました。
あべのの英國屋でティータイムです。
Vシネマの名作「ミナミの帝王」が好きな人には馴染み深い名前ですね。
（この天王寺ミオ店ではロケをしていないと思いますが）

カフェ英國屋天王寺MIO店グルメ・レストラン
英國屋名物ベルギーワッフル。
クールな萬田銀次郎（ミナミの帝王）、通称銀ちゃんは、いつもコーヒーを飲んでいます。
こんなチャラチャラしたもんは食べないと思う笑

カフェ英國屋天王寺MIO店グルメ・レストラン
翌日は枚方市の鍵谷資料館を見学します。
水陸交通の要衝であった「枚方宿」の歴史を紹介する施設で淀川沿いにあります。

鍵といっても鍵のお店ではありません。鍵屋は屋号ですね。

枚方宿鍵屋資料館美術館・博物館

HPより
「鍵屋資料館は、平成9年（1997）まで料亭・料理旅館「鍵屋」として営業されていた建物を利用しています。京街道に面していた「鍵屋」は、江戸時代には宿屋を営み、幕末頃になると淀川三十石船の「船待ちの宿」としても繁盛しました。近代以降は、枚方きっての料亭・料理旅館として、宴席の場を提供してきました。」

枚方宿鍵屋資料館美術館・博物館
資料館の中には、くらわんか船のジオラマも。こうやって行き交う荷船に食事を売ってたんですね。

枚方宿鍵屋資料館美術館・博物館
当時ここに泊まった紀州藩のお侍さんに出したメニューを蝋細工で再現した展示もあります。
おひたし、煮物、魚の蒸し煮、ハマグリ汁など。
ヘルシーですな。

枚方宿鍵屋資料館美術館・博物館
豪華な折上げ格天井の大広間。料亭時代の賑わいを今に伝えます。

枚方宿鍵屋資料館美術館・博物館
すぐ裏手に淀川が。

枚方宿鍵屋資料館美術館・博物館
さてこれから水上バスに乗ります。
江戸時代の人々の交通手段でもあった「淀川舟運」。往時の船旅を体験できるクルーズです。
京都・伏見と大坂・八軒家を結んでいたそうです。
淀川にまつわるお話の解説付き。

淀川自然・景勝地
当時を再現したお弁当がでました。
煮物と魚のあられ焼きと錦糸卵をちらしたごはん。江戸時代の気分でいただきます。
淀川と大川の水位を調整する「毛馬閘門（けまこうもん）」。今日はここをくぐります！船好きな人にはたまらないのでは？
待っているとどんどん水位が下がって門がひらきました。
小さなパナマ運河ですね。
逆から見た閘門

淀川自然・景勝地

ゴールが近づくにつれて都会の景色になってきました。
橋の下をたくさんくぐりました。

淀川自然・景勝地
船のゴールは八軒家浜船着場。京阪電車の淀屋橋駅付近です。

八軒家浜船着場名所・史跡
淀屋橋近辺を散歩。
日本銀行大阪支店前のちょっと変わったポスト。
ポストの上にブロンズの彫刻が乗っています。

タイトルはたぶん「全裸で大玉送り」

日本銀行大阪支店名所・史跡
夕食前にちょっと移動してショッピングをします。

心斎橋駅駅
大丸心斎橋店をブラブラ。イルミネーションも美しく、クリスマス気分を楽しみました。

大丸 (心斎橋店) 百貨店・デパート
せっかくなので粉モンを食べました。
淀屋橋odonaというビルの鉄板や上方御堂という店です。
最後の夜はどこに行きましょう。
梅田スカイビルの展望台行ってみることにしました。
あのスカスカなエレベータを上ったところにある空中庭園です。
高所恐怖症にはなかなかの罰ゲーム。でも行く。

梅田スカイビル空中庭園展望台名所・史跡
膝をガクガクさせながら登った甲斐がありました。
すばらしい夜景が見られます。

梅田スカイビル空中庭園展望台名所・史跡
どこまでも灯りが続いていてきれいですね。

梅田スカイビル空中庭園展望台名所・史跡

最終日は大阪駅に向かう途中のお初天神に寄ってみます。
曽根崎心中で有名なあのお初天神です。文楽にあやかって来てみました。
ビルの隙間に建っています。

露天神社(お初天神) 寺・神社・教会
恋愛成就と安産の神社らしいですが、あれ、曽根崎心中は悲恋では…成就しないよね？

ストーリーをざっくりいうと、相思相愛の遊女と醤油屋さんの手代が、親友と思っていた男に裏切られて借金で追い詰められて心中をするという…

露天神社(お初天神) 寺・神社・教会
恋愛成就を願ってハート型の絵馬がたくさんありました。

露天神社(お初天神) 寺・神社・教会
安産の神様でもあるらしく、巨大な犬張子が。

露天神社(お初天神) 寺・神社・教会
当然曽根崎心中の絵馬があります。
主人公・お初と徳兵衛

露天神社(お初天神) 寺・神社・教会
現代版、アニメ風のお初と徳兵衛もいました。

露天神社(お初天神) 寺・神社・教会
とにかく色々置いてある、今度は銅像です。

露天神社(お初天神) 寺・神社・教会
干支のコレクションも並んでいます。
なんでも飾る方針のようです。
その考えかた、キライじゃない(笑)

露天神社(お初天神) 寺・神社・教会
そろそろ新幹線の時間なので駅に向かいましょう。
最後は参道で見かけた薬店。「ちょっと楽しいくすり屋さん」。
何を売っているのか気になりますね。

いつも読んでいただきありがとうございます。再見！

曽根崎お初天神通り商店街市場・商店街