2024/02/03 - 2024/02/03
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Matt Yさん
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元々は1月末に富山への出張が予定されていたのですが、能登半島の地震の影響、それ以外でもシステム移行後のドタバタとかがあって中止に。
しかし富山への航空券は買ってあった(そんなこともあろうかと変更が効く株優で)ので経費請求できないけれど、手数料払って払戻すよりかは、ということで富山へ行くことに。
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今日は羽田10:05発のNH315便で富山に向かいます。
羽田空港まで2時間かかるところに住んでいる私にとってはこのくらいの時間がちょうど良い時間です。 -
オキドメということはあらかじめわかっていたので、私にしては珍しく、1時間近く早めに羽田に着き、余裕を持ってバスを待ちます。
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搭乗機はローカル線の定番、737-800です。
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正月に事故があったC5誘導路を見ながら34Rからテイクオフ。
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スカイツリーを足元に江戸川に沿って上昇。
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朝ご飯にこれから富山に行くのに、ふと空港で選んでしまった、「富山といえば」な鱒寿司。ただしこちらは福井の小浜の業者のもの。「押し」も緩くフレッシュさがウリといった感じ。
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本日の富士山。ちょっと距離があったのでズームしています。
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山々が綺麗に見えました。
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松本盆地。空から見るとその広さを実感。
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富山湾に出て一旦能登半島側に出てから湾の上で旋回し、北側から南へ着陸します。
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富山空港到着。日本で定期便が飛んでいる空港では唯一河川敷にある富山空港、堤防を引き込んだようなところにターミナルがあります。
富山空港って富山「きときと(富山方言で魚介類などが新鮮という意味らしい)」空港って名前がつけられていますが、突然「きときと」って付いても独りよがりというか、外部の人意味分からず「ギトギト」の同類かと思ってしまいます。
空港についている副タイトル、あまりそれはいいと思うのないにはなぜ?
許せるのはオホーツク紋別空港くらいかな。富山きときと空港 空港
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ゲート降りたところの地元銀行の看板。ここに出張するはずでした。
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空港から駅へ向かうバスに乗ったのですが、この日は少し前に到着した台北からの便もあるのに、バスの本数はそれを考慮されておらず、荷物のない私が乗った時点ですでに前方の通路側しか空席がない状態。荷物が預けた人が来る頃には、補助席を使っても20人以上の積み残しが発生。
運転手は営業所に連絡を取ろうとしますがなかなか連絡が取れないそう。臨時便の手配ができるか、できないか確認できないと発車できない、とかでかなり待たされました。 -
乗ってきたバス。VISA、JCBのタッチ決済は利用できました。マスターカードは利用できなかったりするのは、トラップのよう(笑)。
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というわけで富山駅前にはかなり時間が経って到着。
富山駅 駅
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お昼時になってお腹も空いたので、駅ビルにあったすし玉へ。富山在住の人に普段遣いで寿司食べに行くところとして教えてもらったところです。
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回転寿司とはいえ、タッチパネルで注文し直接手渡される方式。
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まずはブリでしょう!しらエビも入った北陸5種盛りも頂きます。
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マグロよりハマチ→ブリ派なので、ブリまた行っちゃいます。
そもそも1月に予定されていた出張は寒ぶりがうまい季節だから、という理由で設定されたもの。
出張がなくなって諦めきれずに今回来た理由の一つでもあります。 -
ズワイガニ、ホタルイカ、しらエビの北陸3種盛り。ホタルイカは個人的には好みではなかったです。
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あら汁。
鯛とエビで美味しかった、、、 -
タッチパネルで注文していくので、料金もすぐわかるのですが5000円超えてしまいました。シャリか少なくて、お腹いっぱいになるまで食べては危険です。
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富山は路面電車の街。今日本に残っている多くの路面電車は市営のところが多いですが、富山は市営ではなく、富山地方鉄道が市内線として運営しています。
以前国鉄→JRだった富山港線も地鉄に移管され、市内線と一体運営されています。駅近くは路上を走り電停が設けられるよう変わっています。 -
今時の低床LRT仕様の車内。
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今回は市内電車、路線バス一日フリーパスを購入しました。
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650円で市内電車と280円までのバスに乗り放題です。市内電車は1回210円なので、4回乗ると元がとれることになります。
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終点の岩瀬浜に到着。
到着すると・・・岩瀬浜停留場 駅
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ホームの反対側にフィーダーバスが待っていて、更に奥の集落を結んでいます。段差なぬそのまま乗り換えられるのは凄いというか、もっとこういう取り組みすれば良いとおもいました。
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先っちょの方向へ歩いていきます。岸壁には輸出を待つのか、中古車が並べられていました。
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写真だと雲がかかって立山連峰は若干雲がかかっていましたが、心の中の補正も手伝って割と綺麗に山々が見えました。
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漁港まで歩いてきました。
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漁具が並んでいましたが、なかなかみない景色だったので興味深かったです。
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行ける限りの先っちょに行きたかったのですが、防波堤の根っこしか行けず。フェンス越しに富山湾を挟んで能登半島
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被害が大きかった珠洲市方面はもう本当に霞んでしまいかろうじて見えるかどうかな感じ。
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運河を渡り古くからの街並みが残るエリアへ。
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私が巡っている重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)にはなってませんがそれに準じた雰囲気です
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ただメインの一番大きな民家は能登地震の被害の調査中とかで見学できませんでした。こんなところにも地震の爪痕が。
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でも雰囲気はあります。
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お寺さん
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北前船で栄えたことから、豊かだったであろう家が前の家がいくつか残っています。
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海岸沿いに常夜灯を模した展望台があるので行ってみましょう。
富山港展望台 名所・史跡
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エレベーターなんぞ軟弱なものはなく、階段で登ります。5階建相当くらいですが
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ゼーゼー息をして展望台へ。
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立山連峰
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南側。
神通川が土砂を堆積してしまうので、川に平行に堀込式の港が作られています。 -
立山連峰
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再びメインストリートに戻り、歩きます。
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北陸銀行岩瀬浜支店。
北陸銀行の母体となった銀行の一つ、岩瀬銀行の本店があった場所らしいです。北陸銀行 岩瀬支店 / 旧岩瀬銀行 名所・史跡
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こちらは富山信用金庫。どちらかと言うと昭和高度成長期風。
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富山第一銀行
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外れまで歩いてきました。
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こういう本屋さんがまだ生きているのは感心です。
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立派な忠霊塔が街角に建っていました。
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交差点の向こうに
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国鉄時代からある駅舎が。
東岩瀬停留場 駅
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国鉄時代のホーロー板の駅名標が残る東岩瀬駅に到着。
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列車は今は低床タイプなので駅舎には直結していない反対側に停まると言うこともあり、駅舎は観光パンフレット置き場と休憩所として使われていました。
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ホーム
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今の電車とのホームの高さの違い
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電車に再び乗って
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途中の奥田中学校前で降りて、かつてフル規格の鉄道が富山駅まで向かっていた線路の跡を歩きます。
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微妙な曲線や
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駐車場の中に鉄道用地との仕切りを示した柵が萌え要素。
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新幹線の開業でコンクリの高架橋がぶった斬っているのもまた雰囲気があってよし。
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地鉄市内線に乗り、
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西町の電停で降りると富山第一銀行本店、富山市の図書館とガラス美術館が入居するTOYAMAキラリが中心部に建ちます。隈研吾設計の斬新な建物でとても銀行の本店とは思えません。
TOYAMAキラリ 名所・史跡
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こんな薬屋さんが今でもあるのがすごい
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その薬屋の正面に北陸銀行の本店。本当はここに出張に来るはずだったので、エア出張ごっこ(笑)。
戦後の建物ですが、登録有形文化財指定になっています。
北陸銀行は前田家の資本をベースに創業、北前船の関係で北海道とも感慨が深く今でも2桁の支店を持っています。
また福井県の銀行と合併や最近では破綻した第二地銀の石川銀行を譲受した関係もあり、富山、石川、福井&北海道が地元と言うかわった銀行です。北陸銀行本店 名所・史跡
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というわけでショーウィンドウも北海道&北陸三県
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本店裏は商店街でしたが、人がいない...
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TOYAMAキラリ内部に入ってみます。
富山第一銀行の旧本店をイメージしたという内装。 -
吹き抜けがスケールがあって圧巻。
富山市ガラス美術館 名所・史跡
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歩き回って汗かいたし、銭湯でも行ってひとっ風呂浴びようと、向かいかけたのですが(東京で銭湯を営む人はほとんど富山か石川県にルーツがある人なので、オリジナルも見たかったというのも有り)、ちょっと時間がな足りないことが発覚。
引き返しました。 -
市電のこのブザー、私が子供の頃のバスと同じで懐かしくなってしまいました。
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というわけでレトロな地鉄市内線で富山駅に戻ります。
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お風呂を諦めたので、少し出来た隙間時間に、また回転寿司のきときと寿司へ。
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ここでもブリ尽くし
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ノドグロ。
こちらは寿司はレーンで運ばれてきて、シャリも多めと昼入った寿司玉よりはやや大衆向き -
頂きます!
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ノドグロを頼んじゃったので、ちょっとスナック、な感じで入った割には高くなりましたが、満足したのでよしとしましょう。
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空港までは来た時と同様リムジンバスもあるのですが、タッチの差で逃しました。しかし5分後の一般バスでも十分間に合います。
空港へ行くバスというのにこんな住宅地の中を行きますが...(バスが悪いのではなく空港が河川敷にあるのが悪い)
またこれは乗った後気がつき、運転手に確認したのですが、市内電車・バス1日フリーパス所持者は対象区間まではそのパスが有効なので、空港までは乗り越した部分だけバス代を払えば良いとのこと。少しですがお徳でした -
定刻に搭乗開始しスムーズに出発。
富山きときと空港 空港
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帰りも勿論737-800
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離陸して見えた富山市街の夜景が綺麗でした。
動画はこちら
https://youtu.be/pYEArNrc3-w?si=RFghblPGZnu_AwCx -
さて今回は鱒寿司を3つ買ってきました。
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機内で一つ目を頂きます。
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全国的に有名な「源」の鱒寿司は開けたところに鱒の身が顔を出しますが、富山で買う「地」の鱒寿司は開けるとごはんのことが多いです。
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飛行機は来たから反時計回りのルートを飛びます。新潟のスキー場のナイター設備の明かりがちょっと面白い。
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このルートで飛んでくると宇都宮の街の大きさが目立ちます。
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東京上空から
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千葉方面に抜けて、
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定刻よりかなり早く羽田に到着。
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おまけ。
職場に富山空港で買った「雷鳥の里」配ったら、長野行ってきたの?って言われて、初めて「雷鳥の里」が長野の土産物と知りました。人生うん十年生きていて、いまの今まで「雷鳥の里」って富山の土産物かと思っていました。
雷鳥といえば富山のイメージあったのです。大阪ー金沢、富山、新潟を結んでいた特急の名前は雷鳥だったこと(サンダーバードなんて名前は認めたくない世代)、実際富山行ってきた人から貰ったし、特急しらさぎが富山まで走っていた頃車内で売っていたし、これ買ったのも富山空港だし。立山アルペンルートで長野から抜けてきた人が買うことを想定していたんですかね。
ま自分自身用も買うくらい大好きなのと、貰った人もハッピーなので良いんですが...
富山はまだやり残した宿題があるので、ANAの集合地の中では割と前日でも航空券安いこともあり、またふらっと行きたいところです。 -
おまけその2
買ってきた鱒寿司比較
寿々屋の鱒寿司は、なんというか、全方位外交。
纏まっているけど記憶に残らない感じ -
せきのやの鱒寿司は、やや鱒の脂が少なく、ごはんが甘い。
鱒は好みではなかったけどご飯は好きかも。 -
今回買ったなかではこの大辻の鱒一曲が一番美味しかったように思います。
しかし鱒寿司は好みの個人差もあり、またできてから食べるまでの時間、体調、など色々な要因が絡んでいます。
あくまで個人の感想で、参考までにしてください。
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この旅行記へのコメント (2)
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- yuriさん 2024/03/03 11:28:34
- 富山
- Matt Yさん
こんにちは。
富山って観光であまり行く場所がないイメージなのですが
こんなに素敵な街並みがあるのですね!
路面電車もいい味出してます。
すし玉さん、美味しいですよね。
私が富山を訪れた際は、必ずすし玉さんに立ち寄ります。
空港連絡バス。
地方だとそういうこと、たまにありますよね。
なので最近は、空港連絡バスを使う時は
飛行機で後ろに乗らない&荷物を預けないことにしています。
雷鳥の里が見えた時、おや?長野??って私も思いました。
美味しいですよね、雷鳥の里。
- Matt Yさん からの返信 2024/03/06 00:55:55
- Re: 富山
- コメントありがとうございます!
富山、程よい都会感がありながらもコンパクトな、ちょうど良い感があるのが好きで、実は先週末も行ってしまいました。
敷居の低い回転寿司でも美味しいのが魅力ですよね。
空港バス、国際線が毎日運行ではないとか季節運行とか、団体客と個人客の割合がよめないとかな事情は同情すべきですけど、電車とか他の移動手段がない空港はちゃんと足確保してほしいです。
雷鳥の里の思い込みは不覚でした。ただ昔北陸線の特急の車内販売でも売っていたの見たことがあるんですよね。きっと立山アルペンルートに行ってきた人向けのお土産なんでしょうけど。美味しいからいいでしょって強弁したくなります(笑)。
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