2023/09/02 - 2023/09/03
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Islanderさん
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2023年夏の青春18きっぷを使った2回目の旅は鉄分高めの乗り鉄旅。東京から福島、山形、新潟を普通列車で巡った2泊3日。秘湯に浸り、城跡を歩き、SLばんえつ物語に乗り、只見線に復旧後初めて乗りました。
後編では旅の2日目の午後から3日目と2日目、SLばんえつ物語乗車と2022年10月に全線復旧した只見線の旅、そして東京までの帰路を紹介します。
【旅程】
・2023年9月1日(金)
上野駅6:59(東北本線)8:42宇都宮駅9:12(東北本線)10:04黒磯駅10:22(東北本線)10:45新白河駅10:51(東北本線)11:31郡山駅11:41(東北本線)12:27福島駅15:51(奥羽本線)13:20峠駅(徒歩4.2km1時間10分)滑川温泉
○9月2日(土)
滑川温泉(送迎車)峠駅8:26(奥羽本線)8:53福島駅9:36(東北本線)10:01二本松駅(タクシー)二本松城(徒歩)二本松駅12:53(東北本線)13:18郡山駅14:15(磐越西線)15:20会津若松駅15:27(磐越西線)17:51三川駅18:35(磐越西線)20:11会津若松駅
○9月3日(日)
会津若松駅6:08(只見線)10:41小出駅11:10(上越線)12:56水上駅13:14(上越線)14:04新前橋駅14:10(上越線)14:20高崎駅14:28(高崎線)14:48本庄駅15:11(高崎線・東北本線)16:47東京駅
【乗車メモ】
○列車乗車距離 960.9km
○青春18きっぷお得額 普通運賃16,610円-3日分7,230円=9,380円
- 交通手段
- JRローカル
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前編 https://4travel.jp/travelogue/11867304 からのつづき。
二本松駅から25分で郡山駅に到着。郡山駅 駅
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会津若松行き電車の出発まで1時間近くあり、駅ビルS-PALにある向山製作所cafeでバームクーヘン食べ比べセット(800円)を注文。しっとりとした食感のとても美味しいバームクーヘンです。
向山製作所cafe S-PAL郡山店 グルメ・レストラン
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郡山駅14時15分発会津若松行きの快速に乗り込みます。
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磐梯山が見えます。
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郡山駅から1時間少々で会津若松駅い到着。隣のホームにこれから乗車するSLばんえつ物語がとまっています。SLばんえつ物語は全席指定席の快速列車で、指定席券(530円)を購入すれば普通車は青春18きっぷで乗車できます(グリーン車指定席は不可)。
会津若松駅 駅
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乗り継ぎ時間はわずかで、機関車の写真を撮ることは断念。指定された2号車の客車に乗り込み、着席するやいなや発車しました。
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客車は国鉄時代に製造された12系客車。車内はレトロかつゴージャスな雰囲気に改装されています。この座席は座り心地がとてもよかったです。
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会津若松を定刻どおり発車した列車は喜多方、山都に停車し、1時間で野沢駅へ。ここで点検を兼ねて10分停車します。やっと機関車に出会えました。このC57蒸気機関車180号機は昭和21年(1946年)の製造で磐越西線を含む新潟地域で活躍。昭和44年(1969年)に廃車となり新潟の小学校の校庭に保存されていました。平成11年(1999年)に復元され、再び磐越西線で活躍している蒸気機関車です。
野沢駅 駅
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新潟県に入り阿賀川から阿賀野川に名を変えた川に沿って走ります。
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トンネルに入ると車内はレトロな雰囲気が増します。
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客車は1970年代に製造された12系客車を改造したもの。入り口の扉は折り戸で入り口付近は改造前の雰囲気が残っています。SLだけでなく、客車も今となっては貴重な存在です。
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津川駅でも点検を兼ねて15分の停車。停車時間中は写真を撮ることができます。乗客のほとんどがSLの撮影に興じています。
津川駅 駅
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炭水車に登って石炭を機関車側に移動させています。
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蒸気の圧力で動く3つの動輪。
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運転台。
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70年以上の時の重みも感じます。
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津川駅から再び阿賀野川に沿ってのんびりと走ります。
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三川駅で下車。ホームから列車を見送ります。
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煙を残しながら列車は過ぎ去りました。
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三川駅は無人駅です。
三川駅 駅
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駅前のコンビニでビールを買って飲みながら会津若松に戻る列車を待ちます。
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会津若松駅行きのディーゼルカーがやってきました。
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三川駅から1時間40分弱で会津若松駅に到着。
会津若松駅 駅
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今晩は会津若松駅から歩いて数分の場所にあるホテルアルファーワン会津に泊ります。
ホテルアルファーワン会津若松 宿・ホテル
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寝るだけなので十分です。
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居酒屋で夕食にします。魚の美味しいこじんまりとした居酒屋です。店の大将やほかのお客さんといろいろと話が盛り上がり、結構な量の酒を空かしました。
居酒屋ときわ グルメ・レストラン
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朝食は昨晩、近くのスーパー、リオンドールで買ったもので簡単に済ませます。
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6時前にホテルをチェックアウトして会津若松駅へ。
会津若松駅 駅
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6時8分発の只見線、小出駅行きの普通列車に乗り込みます。人が全くいないように見えますが、車内は激混み。1両編成では無理があります。
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満員のディーゼルカーは早朝の会津盆地をひた走ります。車両はE120系で比較的新しいディーゼルカーですが、スモークガラスの窓で車窓の写真は暗めになります。
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席は満席で、立つ場所すら確保するのが大変な混雑状況です。網棚にも荷物が所狭しと置かれています。結局、終点の小出駅まで4時間以上座ることはできませんでした。
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撮影地として有名な第一只見川橋梁を渡ります。
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会津宮下駅では列車行き違いでしばらく停車。
会津宮下駅 駅
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会津宮下駅からは只見川に沿って走ります。宮下ダムが見えます。
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湖に映る山と家。只見川にはダムが所々あり、湖畔を走っているような風景も見られます。
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会津若松駅から約2時間で会津川口駅に到着。10分停車します。ここから只見駅の間は2011年7月の豪雨災で甚大な被害を受け長年に渡って不通となっていました。2022年10月1日に復旧工事が完了し運転を再開しました。
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運転再開区間を何事もなかったように走ります。
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豪雨災で流失した只見川第七橋梁は新しい橋に架け替えられています。
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只見川第七橋梁を渡ります。
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会津若松駅から3時間で只見駅に到着。只見駅では20分少々の停車時間があり、駅前を散策します。
只見駅 駅
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駅前の「只見線広場」では只見町の特産品や野菜の販売が行われています。「えんをむすび」を買いました。
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只見の米を使った極上のおにぎりです。
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列車に戻ります。ほぼ全員が小出駅まで通しで乗り相変わらず混雑した車内です。
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田子倉湖が見えます。
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2013年に廃止された田子倉駅跡を通過します。
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六十里越トンネルをぬけ新潟県に入りました。
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黄金色に染まった田んぼの中を走ります。この辺りは魚沼コシヒカリの産地です。
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魚野川を渡ります。鮎釣りの人がいます。
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会津若松駅から4時間33分、小出駅に到着しました。
小出駅 駅
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小出駅から上越線に乗換え、ひたすら東京に向かいます。
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越後湯沢駅に到着。越後湯沢駅での停車時間は22分あり、昼食とします。
越後湯沢駅 駅
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駅弁を買ってホームで食べます。ビールを飲みながら牛飯をいただきます。
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水上駅で乗換え。
水上駅 駅
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利根川を渡ります。新前橋駅で高崎駅行きに乗換え、高崎駅で高崎線に乗換えます。
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高崎駅から20分少々の本庄駅で下車。
本庄駅 駅
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前々から気になっていた本庄駅のホームにある立ち食いそばを食べるためです。
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上てんぷら蕎麦(冷やし)をいただきます。あっという間に完食。この店は駅の外側にもカウンターがあり、駅に入場しなくても食べることができます。外側はひっきりなしにお客さんが来ています。地元の人々に愛されている店ですね。
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上野東京ラインに乗り入れる普通列車に乗り込みます。
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奮発してグリーン車で飲みながらのひととき。久しぶりにひたすら乗る18きっぷの旅になりました。(おわり)
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