2024/01/24 - 2024/01/25
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公共交通トラベラーkenさん
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この旅行記のスケジュール
2024/01/25
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伊豆の国市観光案内所
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伊豆わさびミュージアム
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北江間横穴群(大北)
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大師山横穴群(大師窟・鍛冶窟)
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白石の石棺
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湯谷神社
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頼朝の湯石切場跡
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この旅行記スケジュールを元に
2024年1月24日から1泊2日で修善寺と伊豆長岡に行ってきました。宿泊先は初代社長が自らドリル1本で岩山を掘って作った巌窟風呂で有名なブリーズベイ修善寺ホテルというところです。今回はこの岩窟風呂に入ることが旅行の大きな目的のひとつだったので、普段の旅行よりもホテルでの滞在時間が長めです。
2日目は伊豆長岡でレンタサイクルを借りて1日サイクリングを楽しみました。世界遺産に指定された韮山反射炉の見学に始まって、少し足を延ばしてかねふくめんたいパーク伊豆さらに江間の名産イチゴを食べたりもします。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自転車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ホテルの朝食バイキングです。ネギトロとかサーモンやブリのたたきなどがありました。一番美味しかったのはアジの干物でした。
朝からお酒も飲み放題で、ビールのジョッキを沢山並べているお客さんもいました。私たちはこの後サイクリングの予定があるのでお酒は飲めません。 -
修禅寺観光はこれでおしまい。素晴らしい温泉街でした。
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修善寺駅から電車で伊豆長岡駅に移動します。「世界農業遺産認定」という横断幕が目につきました。静岡水わさびの伝統栽培が遺産として登録されたのは2018年のことのようです。世界農業遺産なんてものがあることを初めて知りました。
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伊豆長岡駅にやって来ました。駅の隣にある伊豆の国市観光案内所で電動アシスト付き自転車を借ります。
伊豆長岡駅 駅
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伊豆長岡観光のサイトによると、狩野川の西、源氏山の麓に広がる中伊豆屈指の大温泉地。120以上の源泉を持つ。源氏山の東を古奈、西を長岡と呼ぶ。古奈温泉は1300年以上の歴を持つのに比べ、長岡温泉は明治末期1907年の開湯。源氏山の山頂からは富士山も望める。 年間を通じて温暖な気候でいちご、みかんなどのフルーツ狩りも有名、ということです。
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先ず訪れたのは韮山反射炉です。世界遺産に認定されたことで一躍有名になりましたね。
韮山反射炉 名所・史跡
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昔は何もない山のふもとにポツンと反射炉があるだけだったように記憶していますが、世界遺産に認定されて、すっかり様子が変わりました。併設されている資料館で、まずは日本の近代化において韮山反射炉の果たした役割などをしっかり勉強します。
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解説スタッフもたくさんいるようです。
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幕末期、欧米諸国の植民地化や開国要請に対抗して、時の韮山代官・江川太郎左衛門英龍が幕府に進言して作ったのが、大砲鋳造のための反射炉です。
日本に現存する反射炉のなかではここが一番状態が良く、ほぼ完全なかたちで残っています。 -
「明治日本の産業革命遺産」の構成資産として世界遺産に登録されたのが2015年のことです。
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とはいえ、ここには反射炉しか残っていないので、それだけではさすがに寂しい。
敷地内はきれいに整備された公園になっていました。 -
高台に登るとお茶畑になっていました。
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ここからは富士山がとてもきれいに見えます。
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韮山反射炉と富士山。
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反射炉施設のお隣にある商業施設の中の一つに「つるし飾り雛反射炉館」というのがありました。地元、伊豆の国市の主婦グループ「和布遊半(わふゆうはん)」のメンバーが全て手作りで丁寧に作り上げています。
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すでに反射炉と全然無関係ですが、きれいだから良し。
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自転車に乗って移動再開。
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大型観光バスが停まる公園があったので立ち寄ってみました。蛭ヶ島(ひるがしま)公園という名前でした。
蛭ヶ小島 (蛭ヶ小島公園) 公園・植物園
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歴史民俗資料館(旧上野家住宅)に入ります。18世紀ごろに建てられたと推定される大変古い形式を残した農家の家なんだそうです。
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源頼朝が配流されていた蛭ヶ小島とされる地が現在、蛭ヶ島公園として整備されています。
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観光バスでやってきた一団が「蛭ヶ島の夫婦」像の前で解説を聞いています。歴史探訪ツアーの御一行ですね。
サイクリングを続けます。 -
八坂神社があります。
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ここは外から見るだけでおしまいにします。
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満宮神社。御祭神は誉田別命。配祀として王子大神、少名彦命、大山祇命が祀られています。
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詳細はよくわかりませんが、ここは何やらとても良い雰囲気が漂っていましたので、自転車を停めてしばし境内をうろつきました。霊感などは少しも持っていないのでパワースポット的なものではなく、周囲の地形や境内の樹木の様子など、全体的な雰囲気から感じられる空気みたいなものです。ここは多分すばらしい神社に違いない。
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かねふく めんたいパーク伊豆に到着。御存じ、明太子のテーマパークです。
かねふくめんたいパーク伊豆 名所・史跡
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あまり伊豆とは関係ないのですが、あちこちで看板を見かけます。
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中に入ると明太子製品の販売ブースがあります。ワンスプーンめんたいこでまずは試食です。とても美味しいです。
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つぶつぶランドに入って明太子の勉強をします。
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あまり勉強にならなかった。というかそれほど明太子に興味がなかった。
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フードコートでお昼を買います。
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できたて明太子のジャンボおにぎり。
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これはすごくうまい。大きいので1個でお腹いっぱいになります。
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2階のテラスに足湯がありました。富士山を眺めながらリラックスできます。
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めんたいパークの隣は道の駅 伊豆ゲートウェイ函南、その隣に伊豆わさびミュージアムがあります。
山本食品 三島わさび工場 専門店
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伊豆わさびミュージアムに入ります。世界農業遺産に認定されたという、水ワサビ栽培の様子が展示してあります。
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綺麗な沢を利用して作られるワサビ田はとてもきれいです。
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ワサビをおろすために利用されるサメ肌の展示。
店内にはワサビ製品がたくさん販売されていて、ほとんどの製品が試食できます。色々試食してみて、何も買わずに出てきました。 -
道の駅 伊豆ゲートウェイ函南。
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ここは乳牛を推しているみたいです。
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サイクリングを続けます。
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狩野川に沿って南下します。
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江間という場所にやって来ました。この辺りはイチゴ生産が盛んなエリアです。ビニルハウスがたくさん並んでいます。ちょうどいちご狩りのシーズンですね。
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菜の花も満開。菜の花の香が風に乗ってほのかに香ります。春の香りです。
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北江間横穴群(大北)に向かいます。
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海底にたまった火山灰の地層の中にたくさんの穴が掘られています。伊豆半島北部の田方平野周辺では、7世紀ころから横穴墓がつくられるようになり、数多くの横穴墓が現存しています。
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横穴墓には内部に石棺が据えられているものもあれば、石櫃(せきひつ:火葬骨を入れるもの)が納められていたものもあります。こうした違いは、この地域の埋葬方法が土葬から火葬に移り変わっていったことを反映していると考えられています。
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難しいことは抜きにして、この風景はなかなか面白いですね。埼玉の吉見百穴みたいです。
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続いて北江間横穴群(大師山)。
北江間横穴群(大師山群) 名所・史跡
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住宅の隙間の細い道を通って、後方の山に入ります。
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先程の大北の横穴群もそうでしたが、思いのほか山の上にあり、急な坂道を登らなければなりません。
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もっと簡単にたどり着けると思っていたのですが、息が上がってしまいました。
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やっと見えてきました。大き目な穴が2つ開いています。
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右側の穴。
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石を掘りぬいた石棺のような穴が横に掘られています。その上になにか文字の彫られた大きな石が横に置かれています。
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左側には大きな石棺が縦に置いてあります。
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さっき登ってきた斜面を運んできたのだろうかとバカな想像をしていました。山の斜面をくり抜いているのですから元々ここに石があったんですね。
山を登るのは大変でしたが、とても面白いものが見られました。 -
いちごプラザに来ました。伊豆中央道のドライブインなので、自転車の私たちは崖の下の駐車場から階段を登って行きます。今日はよく階段を上ります。
いちごプラザ グルメ・レストラン
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「伊豆いちごクレープ専門店 ベリベリークレープ」で、江間のイチゴをふんだんに使用したクレープを食べます。今日は体力の消耗が激しいのでここで糖分を補給します。
イチゴもホイップもクレープの生地も全部美味しい。ベリベリークレープ グルメ・レストラン
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糖分が足りないので、「いちごプラザ 大福や」でいちご大福を購入。
とてもジューシーな美味しいイチゴが丸ごと入った贅沢な大福でした。 -
チャージ終了。
サイクリング再開です。狩野川放水路を渡ります。狩野川の洪水防止のための施設です。狩野川放水路の見学会なるものも開催されているらしい。さらにこの近くに狩野川資料館などもあるらしい。ちょっと気になる場所です。 -
白石の石棺という史跡にやって来ました。
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こちらも元は洞古墳の中に納められていたものですが、遺存状況が悪かったため現在の場所に移転させたとのことです。
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この後長岡温泉の町中を散策する予定だったのですが、横穴群が予想以上に時間がかかったのですべてカットします。
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古奈温泉のエリアにやって来ました。
三養荘の看板が見えます。「昭和4年、旧三菱財閥の創始者岩崎弥太郎氏の長男久彌氏の別邸として、京都の庭師小川治兵衛の手による壮大な日本庭園の中に、瀟洒な数寄屋造りの和風建築邸として建設されました。」というすさまじいホテルです。もちろん私たちには無縁の場所なので、入り口をチラ見して先に進みます。伊豆長岡温泉 三養荘 宿・ホテル
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湯谷神社にやってきました。ここはかつては二社権現と呼ばれた古奈地区の鎮守さまです。
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神社の周りの山は頼朝の湯石切場跡といわれる場所で、石を切り出した後の山肌が垂直な壁になって独特の景観を作り出しています。
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神社の鳥居の横には古いポンプの跡が残っています。以前はこの地から温泉が湧き出ていて、古奈の元湯と呼ばれ、伊豆長岡温泉発祥の地とされている場所です。
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立ち入り禁止の先には古代神殿のような石切り場跡があります。
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鳥居をくぐって階段を上ります。
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祭神の大己貴命は大国主命の別名です。各地の温泉で祀られていることが多い神様ですね。
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神社の境内に上がると石切り場の様子が見降ろせます。
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立派な狛犬です。向かって左は頭の上に角が生えたタイプです。古い時代には狛犬には角があったそうです。向かって右は角なしで、こちらは獅子なんだそうです。
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拝殿。屋根の千木がちょっとっ変わっているような気がします。
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裏側にまわると小さな石の祠が並んでいます。なかなか良い雰囲気です。
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社殿自体は比較的新しい時代に建てたもののようです。
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伊豆長岡というと怪しげなスナックが乱立する、伊豆屈指のピンク地帯という印象しかなかったのですが、今日はなんだか横穴群や石切り場などが点在する不思議スポットという感想を持ちました。
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1泊2日の伊豆小旅行はこれにて終了です。
メジャーな観光地からちょっとマニアックな隠れスポットまで、バラエティに富んだ観光になったと思います。
今回の旅行では完全に無視してしまいましたが、伊豆半島はユネスコ世界ジオパークに認定されている地域です。次回伊豆に来る時は地学的な視点で観光してみるのも面白そうだと思いました。
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旅行記グループ 2024年1月24日~25日 修善寺・伊豆長岡
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