2024初詣　毎年恒例の三峯神社　日帰りver.

2024/01/04 - 2024/01/04

毎回同じことを書くが、毎年我が家は初詣に奥秩父にある三峯神社に行く。
いつもお正月に興雲閣にお泊まりして翌朝のご祈祷を受けてくるのだが。

今年は実家の母が年末に救急搬送され、何かとバタバタしていて、落ち着かない状態でお泊まりはできないと、予約をキャンセルした。

同じ埼玉県とはいえ、川口市の我が家から三峯神社までは高速を使っても片道4時間はかかる。
三峯神社の初詣も落ち着いてからにしようか、という話が出ていたのだが、1年間我が家を守って下さったご眷属様を三峯神社までお送りしなくちゃならないし、次に来て下さるご眷属様のお迎えもあるし…。
何より仕事が始まったら、もっと大変になるよ、という夫の一言で、日帰り初詣に行くことに。
朝5時起きして三峯神社に向かった。

エリア 秩父(埼玉)

• 旅行の満足度: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

三峯神社に日帰りで行く時は、いつも朝5時くらいに起きてすぐ出発するのが我が家流。
何せ年明けすぐの三峯神社は、駐車場渋滞が発生するのだ。近くにお店もないトイレもない山の中の一本道を2時間以上車が動かない、なんてこともあったので。

今回は5時半すぎに出発。
いつもの浦和インターから東北自動車道に入り、圏央道を経由していく。
周りはまだ暗いものの、車は割と多い。

圏央道から関越自動車道へ。
流石に関越自動車道は車が多い。

ようやく花園インター。
昨年、花園にアウトレットモールができたから、日中は割と車の出入りがあるけれど、朝はそう多くない。

花園インターを出たら、ひたすら140号を秩父方面へ進む。
途中でコンビニ休憩を挟み、渋滞もなく山を登れた。

三峯神社の駐車場の料金は520円。
昔は500円じゃなかったっけ？
興雲閣にお泊まりする時は駐車場代は、係の人に言うとタダになる。

駐車場にあった秩父ジオパークの看板。

駐車場に車を停めて、歩く。
全国的にも珍しいらしい三ツ鳥居。

参道を歩く。
今年は雪がないから歩くのも楽。

しばらく行くと楼門が見えてくる。

その先も参道が続いている。

人が写らないよう撮っているが、いつもここは何故か人が余りいない。
静かに、歩く音だけ響いていて、三峯に来たな～と思う。

参道が別れるが、左の参道に行くと、拝殿参拝の最後尾に並べる。

この階段から拝殿に、列ができている。
拝殿参拝の列なので、最後尾に並ぶ。

階段を前の人に続いて一段一段登っていく。
ようやく手水舎の横まできた。
いつ見ても煌びやか。
前はここに小さなお祓い用の大幣がいくつかあったのだけれど、この日はなかった。

拝殿まで、もう少し。

最後の鳥居を潜って、更に並んで、ようやく拝殿の前で新年のご挨拶ができた。

さて。
その後は、社務所にご祈祷の申し込みで20分くらい並んだ。いつものように、私と夫のそれぞれのご祈祷と、ご眷属様拝借のお願い。

そしてご祈祷まで45分待ち。
興雲閣のロビーはいっぱいで、食堂の方で待たせて頂いた。
その時、年配のシルバーグレーの髪の素敵な女性が、食堂でお団子を注文して召し上がってらして、そういう待ち方もいいかも！と思った。
こんど、真似しよう。

三峯神社 寺・神社・教会

ご祈祷を受けた後は、1年間担当して下さったご眷属様と、次に来て下さるご眷属様に感謝を伝えに遠宮へ。

遠宮のご眷属様は可愛い。

凛々しいご眷属様も。

以前は遠宮の後に、近宮にも行ってご挨拶をしていたのだけれど、最近、近宮は立ち入り禁止になっているので行けず、遠宮でまとめて感謝申し上げた。
近宮のご眷属様にも届いているといいな。

拝殿の方に戻ってきた。
手前に写っているのが御神木。
奥に見える白い建物が興雲閣。

三峯神社の神楽殿。
凄く素敵な建物。

拝殿横並びの摂社末社の神々様。

それから、遥拝殿へ。
こちらの階段を上る。

遥拝殿から奥宮を拝む。

以前、奥宮に行ったことがあるのだが、健脚ではないとなかなか難しい。鎖場は小さい1箇所だけだが、まぁ登山道なので。
また行きたいね～と夫と話す。
しかしトレランをしている夫からすると、大したことはないのかもしれないが…。

遥拝殿の後、いつも1番最後にここにくる。
山の神と言われるここだが、確かにお山の神様なんだろうな、と思う。
三峯神社となんとなく雰囲気が違う。　
どっしりとした大きな存在を感じる聖域。

ここに来て見上げる空が好き。

三峯神社から駐車場に戻り。

いつもは三ツ鳥居の前の大島屋さんで、わらじかつを食べたりするのだけれど、今回は真っ直ぐ下界におりて（この表現、三峯神社に行った人ならわかると思う）、140号沿いの秩父フルーツファームに寄ってみた。

秩父はいちごが美味しいのだ。
私たち夫婦は、いつも三峯神社からの帰りにいちご農園の直売所に寄って、いちごを買うのを楽しみにしている。ただ、生育状況によって直売やいちご狩りを制限していることもあるので、この日もどうかな～と思って寄ってみたら。

良かった～！
直売してた！

どれを買う？と悩みに悩んで。笑
秩父産の、あまりんとかおりん、それから紅ほっぺを購入。
2人暮らしでこんなに買ってどうするのって感じだが、次の日に名古屋在住の息子が来ることになっていたので、大丈夫だろう！
何せいちごは私と息子の大好物だし！

秩父フルーツファーム フルーツ狩り・農業体験

いちごを買ってから、140号沿いだけど西武秩父駅からも近い、洋食屋さんモンシャーレに行ってみた。

良かった～！やってる～。
だけど、ここのランチは予約しないとなかなか入れない…。予約なしで入れるかな～？

私たちが車を停めた時、外までお客さんが並んでいたのだ。

ダメか～⁈と思いつつ、とりあえず様子を見てくる～と行ってみたら、並んでいたお客さんが中に入っていくところで。
その時はまだドアに「満席」の札がかけてあったけど、ドアを開けて中を伺ったら、お会計をしているお客さん達が。
入れそうだよ～と夫に声をかけて、2人で再びドアを開けたら、すぐ空いた席に通してもらえた！

モンシャーレ グルメ・レストラン

ちょうどランチの時間帯が終わりかけて、お食事を終わらせたお客さんが帰る時間帯になっていたらしい。
すぐ隣のテーブルも空いた。
が、空くとすぐまた新しいお客さんが入る。
やはり人気のお店。
入れて良かった。

この日もランチがやっていたので、ランチメニューから選んで注文。
最初にランチにセットになっている、かぼちゃのスープがやってくる。

モンシャーレはかぼちゃのポタージュというより、スープと言った方がいい感じのサラッとした飲み応え。
小麦粉とバターを多用していない、かぼちゃの本来の味が楽しめるスープ。
食事の前にとろみが多いポタージュが来たら、それでお腹いっぱいになってしまうから、このくらいがちょうどいいのだと思う。

次にサラダ。
メニューによっては、メインと一緒にお皿にのってくるのだけど、メインがお皿じゃない料理の時は別の皿でやってくる。

今回、私が頼んだのはラザニア！
前回はサーモンムニエルで、その前はポークときのこの生姜焼きを頼んで、それぞれ本当に美味しかったけれど、このラザニアはそれを超える絶品料理だった。

私はラザニアにはちょっとうるさくて、昔懇意にしていたイタリアンのお店のラザニアが大好きすぎて、そのお店のラザニア以外を美味しいと思ったことがない…。そのお店がシェフの年齢的なもので惜しまれつつ閉店になり、私はどこでラザニアを食べればいいんだーっ！と、その後もラザニアを食べ歩いたのだが、本当に納得できるものがなくガッカリしていたのだ。

だから、このお店を知ってもすぐラザニアは頼まなかった。他のお料理を頼んでみたら余りにも美味しくて、尚且つこのモンシャーレのシェフはヨーロッパでの修行歴があることを知った。
私の大好きだったイタリアンのお店もそうだった。だからもしかして⁈と、今回満を持して頼んでみたのだ。

確かに私の大好きだったイタリアンのお店のラザニアの味ではない。でも！別の系統というか。
絶句するほど美味しかったのだ。

追加で注文したブルーベリーのパイ。
またまた柿を一切れサービスでのせてくれている。

モンシャーレのケーキはパイ生地と、中のクリームが美味しい。
前回食べたレモンメレンゲパイはレモンクリームが絶品だったし、今回のブルーベリーもパイ皮の中のブルーベリークリームがかなり美味しい。
ナッツのタルトもなかなかだったけど。
（夫が前回食べていた）

食事が終わって、コーヒーを持って来てくれる前に、ケーキのショーケースを見て、そのまま注文するとタイミングよくコーヒーと一緒に頂ける。

ちょっと苦味のあるブラックコーヒーにパイを合わせると、幸せな気持ちになる。

おじいちゃんシェフとその奥さん？とお店のスタッフのおばさん達もフレンドリーでいい雰囲気。

また来ます～！
お腹いっぱいで、心もあったかでモンシャーレを出た。


本当は、いつものように興雲閣にお泊まりして、三峰のお山や神域の空気を堪能したかったけど、今回の日帰り初詣も、ご眷属様をお送りお迎えできたし、いちごも買えたし、モンシャーレでは絶品のラザニアを味わえたし、これも三峯の神様からのご褒美だったのかも。
楽しい気分で、帰途につくことができた。