2023/11/26 - 2023/11/29
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にゃんこ姫さん
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湯西川の道の駅で昼食をすませ、地元の漬物など
の買い物をして、川治温泉に移動。
2泊すると格安になるプランのホテルに宿泊します。
ここには何度も来ていて、特に観光するような場所も
ないので、自分の家の庭を歩くような感覚で過ごします。
た
11月末といえば、例年なら、とっくに紅葉が終わっている時期なのに、
今年の夏がいつまでも暑くて、秋にならなかった
せいなのか、一部のところで見事なモミジが見られ、
得した気分♪
※追記:別のカメラで撮った写真があったのに
後で気づき、数枚追加しました。
-
1日目:11月26日(日)つづき
「川治湯元駅」。
「川治温泉」という駅もあって、温泉街までは
同じくらいの距離なのですが、そちらは少し前に
無人駅になってしまったため、旅行客には使い勝手が
悪いのです。
ここ「川治湯元」も、こじんまりした何もない駅ですが。川治湯元駅 駅
-
つ駅前に建つ「かわじい」の像。
川治温泉の顔として、地味ながら頑張って
います。 -
ふ~ん、いつの間にか「名誉駅長」に就任したのね。(笑)
街中でも、要所要所にこうして立って、道案内をしてくれています。
駅からホテルまでは歩いても行けますが、20分ほどかかるので、
バスの送迎を依頼しました。 -
宿泊ホテル「一柳閣本館」。
男鹿川の川沿いに建っています。川治温泉 一柳閣本館 宿・ホテル
-
ホテルのロビーです。
ひと頃までは、ここ川治温泉では一二を
争う高級ホテルでしたが、やはり経営難に
陥ったようで(コロナ禍のせい?)、今では
伊東園グループの傘下に入っています。
それでもインテリアなどは、さすがに
高級感が漂っています。川治温泉 一柳閣本館 宿・ホテル
-
以前はほとんどが和室でしたが、私たちは最近
リニューアルした和洋室のほうを予約しました。川治温泉 一柳閣本館 宿・ホテル
-
近年では、このほうが人気のようです。
2泊するし、我々もこのほうが使いやすい。
チェックイン・タイムが15時なので、きょうはもう
どこへも出ないで、のんびり温泉に浸かって、くつろぐ
ことにします。
もともとそのつもりで来たわけですし。川治温泉 一柳閣本館 宿・ホテル
-
2日目:11月27日(月)
朝、遅めの食事をとって、川沿いに散歩に出ました。
川治温泉は、男鹿川に沿って数軒のホテルがありますが、
経営難か、ここ数年で廃業するホテルも目立ち、
寂しい限りです。
まあ、ひなびた保養地と考えれば、悪くはありませんが。
ホテルからは、男鹿川の流れが見下ろせます。
画面奥の橋のところで、鬼怒川と合流しています。 -
ホテルの隣にある「かわじいふるさとの駅」。
簡単な観光案内所のようなもの?
建物の前は広場になっていて、トイレや
ベンチがあります。 -
建物の前の水槽があり、お魚がたくさん泳いで
(というより、かたまって)います。
たぶん、この男鹿川と鬼怒川に生息している
魚たちなのだろうと推測していますが。
ふだん目にする機会がないので、ここに来るたびに、
ついじっと見てしまいます。
よく見ると、それぞれ美しい模様があって、顔も
可愛いのです。 -
前の広場にあったオブジェ。
「道祖神」だそうです。
うわ、前衛的! -
由来が書かれた立札がありました。
「合川石(ごうせんせき)」という名が
ついています。 -
ここにも「かわじい」が。
-
案内役です。
矢印のほうへ行くと、川沿いの遊歩道に
下りられます。 -
足湯「むすびの湯」。
-
と、「かわじいの湯」。
以前からあるのですが、人がいるのを
見たことがない。
でも、前に来た時より整備されているように
見えるので、使えるのでしょうね。 -
周辺の案内図がありました。
-
男鹿川沿いの遊歩道。
私たちの宿泊ホテルの前を通って
います。 -
下流に向かって歩きます。
上流に川治ダムがあり、必要に応じて放水
されます。
その際は水量が増えて危険なため、川に近づか
ないようサイレンで注意を喚起するそうです。
ふだんはこの程度で、川底が見えるくらいです。
水はきれいです。 -
対岸には「薬師の湯」と呼ばれる天然温泉があります。
昔から川治温泉は、病気やけがに悩む人たちに効能が
あるといわれ、薬師如来にあやかって名付けられた
といわれています。
言い伝えでは、かの土方歳三が会津地方にいた頃、
戦争で傷ついた身を、この「薬師の湯」で癒した
とも。
以前は無料で開放されていましたが、今は閉鎖されたらしいです。川治温泉 薬師の湯 温泉
-
橋を渡って対岸に行くと、入湯施設「薬師の湯」が
あり、こちらは屋内で温泉に入ることができます。
(有料)
私はいつもホテルに宿泊するので、入ったことは
ありませんが。 -
「薬師の湯」の建物の前には、無料の
ベンチがあって、休息したり喫煙したりできます。
我々はここで男鹿川を見下ろしながら、缶コーヒーを
飲んだり、陽だまりで男鹿川の流れを見下ろしながら、
のんびりしたりするのが気に入っています。
私はここで本を読むのが好きですが、連れがいると
そうもいかないのが難・・・かな?
ベンチのそばに「道祖神」が据えられており、
これは他のところでも見られます。
昔からここは「会津西街道」として、
人々の通行の要所でしたが、険しい道で
遭難も多く、安全祈願のために設置された
そうです。
夫婦和合の象徴とも聞いていますが、
その姿には幾つかの形があり、これは
「腕組み型」と呼ばれるものです。 -
その向かい側に、とっても小さな祠があり、
「高姫神社」という説明板が立っていました。
いわく:
享保4年(1723)、「五十里湖(いかりこ)」決壊に
よる大洪水で、男鹿川下流の村々に甚大な被害がありました。
言い伝えによれば、洪水が治まったある日、川の右岸を通り
かかった夫婦の身重の妻がにわかに産気づき、近くにあった
岩の洞穴で男児を出産、親子ともども無事に村に帰り着きました。
その後、安産、子宝、夫婦和合、子孫繁栄、さらには縁結びの
願いを込めて、ここにご利益のある「高姫神社(子安様)」が
建立されたのだそうです。 -
祠の近くには、手作りっぽい細い上り階段が
あります。
ほとんど通る人もなさそうな目立たない階段
ですが・・・。
これ、数年前に私が見つけた「秘密の場所」
なのです。 -
下からは見えないのですが、階段を上って
行くと、木々の繁った所があって・・・。 -
ここに数本のモミジの木があるのです。
-
とはいえ、いくらなんでも11月末では
すっかり散ってしまっただろうと、
期待はしていなかったのに、ありがたい
ことに、まだこんなに色づいた木が
見られました。 -
青空に映えて、真っ赤なモミジが
陽に輝いていました。 -
今年の夏は猛暑で、しかもいつまでも
秋らしくならなかったのが幸いしたのか、
今ごろまだ紅葉が見られるなんて!
さすがに盛りは過ぎているものの、今年の
紅葉に間に合っただけで、満足です♪
今の世の中、来年のことなど予測不能ですものね。 -
嬉しい、嬉しい♪
-
天の恵みに感謝!です。 (^-^)
-
ふたたび、こちら側の岸に戻って、こんどは
上流に向かって散歩を再開します。 -
道端には、秋らしい菊の花の一叢が
咲いていました。 -
ただ、河岸に立ち並んでいる建物は廃業したホテル
も多く、写真映えのするような景色ではありません。
(>_<) -
空は晴れて、気持ちのいいお散歩
日和になりました。 -
石畳にモミジの落ち葉が散って、
風情があります。 -
色の残っている葉を石の上に置いてみました。
-
ここにも道祖神が。
こらは「合掌型」という形です。
江戸と会津を結ぶ「会津西街道」ですが、
冬場は積雪で通行できなくなることから、
幕府により、麓の川治村を通る「栃久保新道」
が開かれました。
その新道も至る所に難所があり、重い荷物を
背負っていた馬がケガをしたり、命を落とす
という事故が多発しました。
当時の人々にとって馬は家族同然であったため、
命を落とした馬を供養し、旅の安全を祈願する
「馬力神」を安置しました。
現在でも、このあたりには多くの馬力神が見られます。
またこの場所は、会津西街道本道と現在の栗山村地区方面の道との
分岐点にあたり、昔から橋がかけられていましたが、大水が出るたびに
流失する難所でした。
川治温泉の発展と人々の幸せ、旅の安全を願って道祖神を
安置したものです。 -
男鹿川上流にかけられた「新男鹿橋」。
車の通る道と人が通る道が分けられて
います。
(「男鹿橋」のほうは、車の通行できる
道ではありません。) -
この先には何もないので、元来た道をホテルに
戻ります。
そういえば、朝の食事がゆっくりで、しかもけっこうな
量を食べてしまったので、昼食をとるのを忘れましたね。(笑)
夕食の予約時間が早いほうだし、あまりお腹も空いていないから、
ちょうどいい具合かも。
河岸から道路に上る途中に、足湯が
ありました。
「むすびの湯」と書いてあり、誰でも利用
できるようです。 -
そばに石蕗(つわぶき)の花が
咲いていました。
これも秋の花ですね。
あちこちに野の花が見られるのは
楽しい♪ -
ホテルに戻って、昨日のうちに予約しておいた
貸切り風呂へ。
ここは無料で利用できるのが嬉しい。
希望の時間を確保できるかは運しだいですが。
今回は、夕食前の余裕のある時間が取れました。 -
狭いけど、家族だけで独占できる贅沢な気分は格別。
50分間だから、悪くはない。
湯加減もちょうど良くて、気持ちいい~♪ -
夕食はビュッフェ。
伊東園系列のホテルは料金が安いから、
食事はそれなりですが、以前のヒドさに比べれば、
最近はましになったほう。
内容は、旅行先の土地柄や個々のホテルによっても
違うので、単純に比較はできないけれど、今回は
あまり食べたいものがなかったな~。 -
とはいえ、アルコール類も含めてドリンク飲み放題というのは、
お得感があります。
そんなに飲むほうではありませんが、夕食時にその土地の
地酒が飲めるのは、特に旅先では楽しいから。
「大吟醸」とかもあるし。
もちろん、ビールも。 -
一応、ライブキッチンもあり、
揚げたての天ぷらが、お酒のお供に
ぴったり。 -
デザートも、フルーツやプチケーキが
数種類。
いつもは食べないのだけれど、料理が
いまいちだったので、別腹ということで。(笑)
あとのウェイト・オーバーがコワイ。 ww -
これは、3日目の朝食。
なんだか、代り映えのしない料理ですね。
まあ、特に名物料理とかもない所だから、
期待はしていなかったけど。 -
朝食後、ホテルの車で「川治湯元」の駅まで
送っていただきました。
路線バスはないし、タクシーも見かけないから、
送迎は必要なのだけど、こういうサービスも
含めてだから、やはり格安料金なのでしょうね。
あまり文句も言えません。ww川治湯元駅 駅
-
東武特急「リバティ」で、鬼怒川温泉へ
向かいます。
もっとも、この区間は各駅停車です。川治湯元駅 駅
-
車窓から眼下に鬼怒川の流れが
見えます。
3泊目は、鬼怒川温泉に宿泊です。
ーその3:鬼怒川温泉と「スペーシアX」ーにつづく
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