50代最初の年末に振り返る若き日々の海外旅（パート１：1995年）

1995/10/31 - 1995/11/09

突然ですが、2023年も年末となり、今年の旅を振り返っている時期なのですが、本年に関しましては50代最初の年末、ということもあり、丁度、旅行記を600冊で終わらせるべく、しかも、これを記している時点で国内旅行記が丁度500冊となり、海外旅行記が88冊という段階なので、あと、海外旅行記を12冊記して、ぴったりにして2023年の4トラ活動を終えよう、という気持ちになりましたので、この旅行記シリーズを始めさせて頂きます。

私が初めて海外に旅立ったのは1995年、22歳の時のことでした。この年の3月に韓国の済州島に10日間ほど滞在したのが初海外旅行だったのですが、写真はおろか、その時の旅に関するメモや搭乗券その他の遺物が全く見当たりませんので、ここでは同年10月に2度目の海外旅行先として、同じく韓国に訪問した時の様子を綴らせて頂きます。

と申しましても、この時の写真も一切紛失してしまったので、数点残る旅のメモリー品をアップさせて頂くだけなのですが…。（尚、この旅行記シリーズに関しては、同じように全て現地の写真はなく、当時の物品のみの画像となりますことをご了承下さいませ…。）

（表紙：当時は日韓文化交流基金の大学生訪韓団として参加しましたので、こんな名札を付けて移動しておりました。）

エリア ソウル(韓国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 団体旅行

当時の旅程を記したパンフレットです。

参加した大学生は、北は北海道から南は九州まで、五班に分かれて、総勢26名の団体旅行でしたね。

実は、私にとって、これだけの規模の海外団体旅行は、後にも先にも（この先はどうなるか知らんけど…）、これが最初で最後のことでした。

因みにこのパンフは三つ折りになっていて、このような旅程表が書かれている箇所と、参加メンバーの詳細が記されている箇所（こっちはプライバシーの観点からアップできませんが…）がありました。

入りはみんな一緒に成田からプサンに飛び、韓半島を縦断するようにソウルへと移動し、最後は金浦空港から、各自最寄りの空港にカエル、というスタイル。

交通費も宿泊費も飲食代も全て基金持ち、という、夢のような旅路でしたね～。泊まったホテルのグレードも、いまだにこの時に泊まったホテル以上の場所に泊まったことないな～(-_-;)。

あの時、基金の代表の方に言われたことは、端的に言えば、”未来の日韓関係を担う皆様にこれだけ投資したんだから、きちんと日韓関係の改善の活動を続けてね”ということでしたね。


この旅の御恩があったからこそ、その後も韓国推しの人生を続けている、という次第です。本当は、韓半島の北側の国にも足を運びたいんですけどね‥。

因みに、この時の自分は、一つ失態を犯していて、当時の南北関係悪化で、板門店ツアーも組まれていた際に、Gパンを履いていたために、他の数名と共に、要所までのアクセスを拒否されてしまったんですね。

あの時、板門店に行けなかったことを凄く悔いていますが、今も尚、板門店が板門店のままで存在していること自体、悲しまなければならない現実ですね。

当時は、空港使用料も、まだ航空券切込みでなく、別途徴収でしたよね～。

成田も新東京、という呼称が懐かしいですね。
韓国の側も、まだソウル（マルティプルの意味で）の空港は金浦しかありませんでしたが、首都の空港でも1000円弱と激安でございました。

搭乗半券の様子。

往路はNRT→PUS、復路はGMP→CTSですが、往復ともKE利用です。

当時の懐かしいカーボン式航空券。

人様のお金で飛んでいるので無頓着でしたが、往復85000円程度の記載が見られます。まだ、マイルを稼ぐという意識がない時代だったので、このほぼ普通運賃でのフライトを積算していなかったとは、なんと勿体ない…。（因みに、この時代のKEのFFPに積算したマイレージは、無期限でしたし、もしも積算してたら、今でも有効だったのに‥‥。）

という訳で、本旅行記はこれにて終了となります。
思い出の品が少ないので、あっという間に終わってしまい、申し訳ございません。