メキシコ旅行15日間の旅⑦ユカタン半島後編

2023/06/23 - 2023/06/24

旅の最終2日間（実質１日半）はカリブ海を堪能。するはずだったのだけれど、ここにきて天気が思い切り崩れ、初日に見た青いカリブの海はいずこへ？！ビーチでのんびりできなかったという心残りは多少あれど、シアン・カアン生物保護区を訪れたり、ホテルでゆっくりしたり、最後までメキシコを楽しむことができた。

ユカタン半島のカリブ海沿いの海の青さは驚くほどに美しかった。ちなみにカンクンビーチやトゥルムもそうだけれど、公共のビーチエリアはほんの一部でほかはすべてリゾートホテルの敷地のため宿泊者以外はアクセスできない。ビーチを100パーセント堪能したければ、プライベートビーチを所有するオールインクルーシブのホテルに泊まるのが一番手軽だと思った次第。

コスメル、ホルボックス、リアラガルトス自然公園やピンクラグーンも行って見たかったけれど、時間が全く足りなかった。

メキシコ旅を通しての結論として、一番気に入ったのは町でいえばオアハカ、遺跡ではボナンパックだった。カンクンは正直もういいかな・苦笑

旅程：
6/9 パリ発ーシティ着　エアフランス利用　
6/9 - 6/12 メキシコ・シティ３泊 　　　　
6/12 - 6/15 オアハカ州：オアハカ３泊
6/15 - 6/19 チアパス州：サンクリストバル・デ・ラス・カサス２泊、パレンケ２泊　　　
6/19 - 6/20 タバスコ州：ヴィラヘルモサ1泊（乗り継ぎのため）
6/20 - 6/24 ユカタン半島：テオティワカン１泊、ウシュマル１泊、ヴァヤドリッド１泊、トゥルム１泊 　←今ココ
6/24 - 6/25 機内泊　カンクン発ーパリ着　エアフランス利用

エリア トゥルム遺跡周辺(メキシコ)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝８時頃、レンタカーでバヤドリドを出発し、１０時頃ムジル遺跡(Musil)に到着。といっても遺跡が目的ではなく、シアン・カアン生物保護区ツアーが目的。ちょうど遺跡入り口目の前にインフォメーションセンターがあったのでここで話を聞く。そうしたらすぐにガイドに連絡をとってくれ、思いがけずこの日の午後にでも行けると言われた。が、実はこの日は宿も決めていない状態だったので、翌早朝のツアーにしてもらった。1人１０００ペソ。半額を前金で払い、残りは当日朝に支払い。

ツアー予約ができてほっと一息。トゥルムの町に移動してローカル店「Rincon de Jade」でランチ

チキンとご飯と豆
おいしかったのだけれど、なぜか食後に私だけ急に胃腸の調子が悪くなってしまった。幸い目の前に比較的清潔な有料公衆トイレがあったので事なきを得た。その後はスッキリ。なんだったんだ？！

この後トゥルム遺跡を見ようと思ったのが大失敗。パーキングの呼び込みらしき人たちを無視して案内板に従ってオフィシャルエリアに入場料を払って入ったら、なんと飲食代を払って停めるホテルレストランの有料駐車場しかなく、それも避けていたらトゥルム遺跡からどんどん離れるどころか、途中抜け出すこともできずに結局遺跡には辿り着けず。海沿いを走っているはずなのにほとんどがプライベートビーチになっているためリゾートホテルの建物に遮られて一目見ることもならず、いい加減ウンザリしたので諦めた。しかも、その後ネットで見つけた海沿いのホテルへ下見がてら行ってみようとしたら、同じカリブ海沿いでも管轄がエリア違うということで、ホテルまで行くには入場料を払わなけれならないことが判明してまたもウンザリ。

そんなこんなもあり、この日は生憎曇り空で初日にみたカリブの海は何処へ？というくらい残念な感じだったというのもあり、結局海沿いのホテルは諦め町中のホテルに泊まることに。

町中とはいっても開発エリアにあってまだ新しい「Romantic Rubi Tulum」というホテル。143ユーロ。本気の開発エリアなので周囲は建築中のホテルやアパートホテルが林立していて、道路もまだ未舗装で凸凹状態

でもシーズンオフ＆ラストミニッツのおかげで素敵なホテルがリーズナブルな値段で泊まれた

部屋はものすごく広く、ミニキッチンもついている

プライベートガーデンも

３６０度見渡せる屋上からの眺め。

カリブ海はジャングルの向こう

カクテルを飲みながら静かにのーんびり旅の疲れを癒す
パーティーピープルや家族連れでいっぱいのビーチ沿いのホテルよりも断然静かなホテルのほうがやっぱり私には合っているかなあ

素敵なホテルだったので、ちょっとおしゃれしてサンクリストバル・デ・ラスカサスの町で買ったピアスも早速つけてみた
バヤドリドで買ったブルーのワンピースは、チビの私にはお直しが必要だったので着れず

夜もいい感じ

ホテル内の屋外レストランで夕食
あまりお腹が空いていなかったので軽く魚のカルパッチョ。和食っぽくて美味しかった。レストランの雰囲気もマル

翌朝、８時に昨日と同じインフォメーションセンター前に集合。３０分近く早く到着してしまい、どこかで朝ごはん食べるとこないかねーなんて思っていたら、ガイドさんも早く到着したのでそのまま早めに出発。この旅を通して学んだことは、メキシコ人は時間に正確。
写真はインフォメーションセンター横

シアン・カアン自然保護区域の看板
途中までガイドさんの車について自分達の車で専用駐車場まで移動し、その後は徒歩で海沿いまで移動

観光客はまだ私たちだけ

出発！

かなりのスピード

マングローブの茂みに入ると急に静かに

日焼け防止の怪しい格好。なぜなら環境保護のため日焼け止めは禁止のため

マヤ人が作ったマングローブの生い茂る水の道

透明度がすごい
小さな魚もたくさん泳いでいる。この透明度を守るためですから、そりゃあ日焼け止め禁止するよね。考えなしだった自分に反省

マヤの遺跡

ボートを降り、流れに乗ってマングローブに囲まれた水の道を泳ぐ。私たち以外だれもおらず、鳥たちも朝ご飯を食べた後の休憩時間中とのことで、ものすごく静かなひと時だった。ちょっと雨が降ったけれど、どうせ濡れてるので問題なし。深さはチビの私の足がつくくらい

泳いだあとは木のトレイルを歩いてボートが待ってくれている場所まで歩く。本格ガイド付きのツアーであればここで色々自然ガイドもしてもらえたのだろうけれど、残念ながら私たちのツアーは全くなくて残念だった。この辺はきちんと調べて申し込むべきだった。

ボートに着くと賑やかなアメリカ人グループに遭遇、彼らはをこれから泳ぐところだった。ので、一番乗りの早朝ツアーにして大正解だった！

ボート上で濡れた服を乾かしながら元の場所へ

ノリノリ

ブンブン飛ばして戻るよ
全部で２時間ほどのツアー。

ツアー後ホテルに戻る。
興味本位で買ったメキシコ版UFOとカップラーメン。カバンに持って帰るスペースはないので朝ごはん代わりに食べてみた

うーん、微妙・苦笑

やっぱり微妙・苦笑

チェックアウト後、チチェン・イッツァで泊まった宿のオーナーにおすすめされたプエルト・モレロス(Puerto Morelos)のビーチへ。おすすめの理由は大型リゾート開発の手が伸びておらず、こじんまりしていて雰囲気がよいから。

がしかし、着いてすぐに結構激しい雨が降り出したので、スーパーへ避難＆ついでに買い物

自分用のお土産に買ったスナック菓子やタバスコたち
断然おすすめは左下の紫の辛すっぱいスナックTakis Fuego

小降りになったところでもう一度ビーチへ

桟橋の先壊れてるよ

すごい海藻。。。。

スノッブな感じがなく、とても素朴な海岸だった。ビーチでのんびりできず無念。すごい藻だけど・苦笑。というわけで早々に退散。カンクン空港へ向かいます。

最後の最後、もう一度初日に行ったカンクンの公共ビーチに行ってみた

やはり初日に見た青さはなかった

往生際悪く、波打ち際まで行ってみた

そして足をチャプチャプしてみた

来た証拠にツーショット写真も撮っておいた。初日に撮っておくべきだった

初日からずーっと晴れていたのに、海を楽しむはずの最後の最後で天気にそっぽ向かれるとは。なんか悪いことしたか、私？！

出発前に空港で巨大アメリカンハンバーガー。なかなかに美味しかった。案の定エアフラの食事は美味しくなかったので食べておいて正解だった

メキシコ旅行記、やっとこれでおしまい。メキシコ広し。15日じゃ全然足りなかったよ。