寒くなってきたなぁ~・・そうだ!!!　温泉へ行こうby宮之城温泉

2023/12/04 - 2023/12/05

以前から気になってた温泉宿　宮之城温泉内にある「手塚　ryokan」　

　鹿児島県内にある数々の温泉ホテルor旅館の中では、常に人気ランキング上位に入る施設です

普段の我が家の選択肢には、まず入らないお宿でした・・・人気があるって事は宿泊客も多い=騒がしい !?

客室数は20数室と多くは無かったのですが・・・その半分近くは、特別室と云う構成でお値段もそれなり予算大幅にオーバー(笑)
1人分の予算がいつもの2人分よりお高いと云う

ただ、選んだ部屋が　結果　大正解 !!　でした。
まずこの「手塚　ryokan」　屋号が漢字の旅館表示ではなく
　ryokan 表示なワケ、宿泊して納得した次第でした。
外観の佇まいこそ、和風なのですが館内は完全に洋風のホテルそのもの
そして完全防音と云ってもいいくらい、静かな客室　廊下からの
物音が一切しません、本当に癒しの空間でした。

タイトル画は、部屋に入ってすぐ気が付いたのですが「日本茶」が
香炉に・・・客室中に「和」の香りがしてました。
自宅では、朝夕にインドのお香を焚いてるので新鮮な感じがしました。　　
　

　

エリア 阿久根・薩摩川内・いちき串木野(鹿児島)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車

さつま町内、県道399号線沿いに立地してますが　よそ見してると
すぐに通り過ぎてしまうような、とにかくちっとも目立たない((笑)石碑の看板
が、メチャ粋です

本館の周囲は、全て森林で覆われていて　県道からはまったく見えない
造りになってます。

如何にも、隠れ家的な雰囲気がしてエントランスからワクワクさせてくれます。

未舗装砂利の駐車場にクルマを停めると、すぐにスタッフが駆け寄って
くれ「ご予約の〇〇様」ですね !?と丁寧な挨拶でお出迎え
実は一時間ほど早く着きすぎてしまい(笑)　216号室を予約した者ですがと
他のスタッフの方と話をしており、多分クルマが特徴的な為
覚えやすかったのもあるかもしれません(笑)

かなり照明を落として落ち着きのあるラウンジでした。

ラウンジから入ってくるクルマがすぐ判るような造りになってます。
今回は家内の愛車S660で出掛けました

荷物など殆ど積めない、ほぼ実用性皆無のクルマですが(笑)
　一泊位でしたら何とかなります(^^♪　

案内されたテーブルにて、まずはリキュール入りのウェルカムドリンク
を頂きながらチェックインの手続きです。

ただ我が家は初めての経験だったのですが、住所氏名等は全てプリントアウト
されており、ただ確認するだけ・・
いつも宿泊する度に思ってたのですが、Web予約で住所氏名等全て
伝えてあるのになんで!?　また書かないといけないの??って

選んだ部屋は「アジアンリゾート」と名付けられた半露天風呂付
部屋の広さが約40㎡　まぁまぁゆったり出来る部屋　
とにかく特筆なのが、部屋の静けさ　外部の物音がまったくしません(笑)　

窓からはうっそうとした、雑木林そして奥は竹林のみと云う
静かなハズです(^^♪
　

洗面台ですが・・・置いてあるアメニティの多さにもビックリ
家内曰く、こんなん数あっても使いきれないよ~って

今回、最大のお気に入りは　この　半露天風呂でした
当日の夜間気温が6~7℃位しかなく、まったくの露天でしたら入るのに
「気合&根性」必須でした(笑)　と云いますのも　この源泉の湯温50℃でして
完全屋外だと、湯温冷めるのが早いんですね
その点、半露天だと湯船に浸かりながら窓を開けると顔だけ冷気が・・
これが実に気持ちが良かったです(^^♪

施設内に二ヶ所、宿泊者は50分無料で入れる野天風呂がありました。
スタッフに案内頂き、雑木林の中を進みます。　

予約した貸切野天風呂
　　「なつはぜ」です

こちらの洗面台も、アメニティのオンパレード(笑)
　ただこの宮之城地区やすぐお隣、紫尾温泉地区は鹿児島県内でも冬場は
ホントの寒冷地なんです !
　脱衣所もメチャ寒かったです

外の騒音も一切入ってこない、ホントに静かな露天風呂でした
ただ、外気が冷えてるせいか　湯温ヌルメだったのが残念

大浴場　うちん湯へのエントランスですが・・・・・
宿泊してる部屋は二階のイチバン奥まった位置にあり、一階に降りて
フロント前を通り一度本館を出ないといけない為　結局一度も
利用しませんでした(笑)

キャパ数が多くない為、大浴場と云っても　それほど広くはありません
スタッフの方と話をすると、半数の客室に温泉かけ流しの露天風呂
が付いてる為、利用される方は少ないとの事
冬場だとそうだろうなぁ~と思いました。

客室数22部屋と云うこじんまりとした、「隠れ宿」的な雰囲気を持ってる
ryokan です。　ワタシ達が予約した部屋が216号「アジアンリゾート」
　予算的に許容範囲であれば、絶対に温泉付きの部屋がお勧めです。
大浴場は22時半で消灯されるし、一旦屋外に出なければならず
冬場は辛いですね(苦笑)

ほぼ、個室形式なってるお食事処です。写真撮るのを忘れてしまいましたが
BGMは音量低めにジャズが流れており、照明は暗めでとても雰囲気が良かったです　

メニューは創作懐石&黒毛和牛のしゃぶしゃぶ(^^♪

まずは、食前酒(梅酒)と酒菜
　家内が梅を使った飲み物だけは、受け付けないので　担当のスタッフに
「私　梅酒はダメなんです」と伝えた処、速攻でじゃあ違うカクテルを
お作りしますね !　と素早い対応してくれました。
チェックインした時のフロントマンの対応も良かったのですが、やはり
この宿 !!　人気なハズだわと　改めて思いました。

お造りは可もなく不可もなくでしたが、隣の吸い物「のっぺ汁」
　これだけはNGでした・・・出汁自体は薄味で好みだったのですが
具の鶏肉の臭さで完食出来ず、ブロイラー特有の匂いがして
思わずスタッフにこの鶏肉ってブラジル産 !?ですかと聞いてしまいました
嫌な客です(笑)

洋菜「バターチキンマサラ」
どんな味かとメチャ期待してたのですが、本場で散々食してた弊害なのか !?
2人揃って「違う !!」って(笑)

焼物「吹き寄せフラン」　これは、上品な薄味で美味でした。

鹿児島の旅館&ホテルって、判で押したように「黒豚しゃぶしゃぶ」か
「黒毛和牛しゃぶしゃぶ」を売り物にしてるパターンが多いんです
こちらもご多分にもれず、これ !　だったのですが
肉質がA4~A5クラスの上質のロース肉を供されており　これはマジで
美味しかったですね(^^♪　

デザート「無花果ゼリー」　甘いモノ苦手な家内は1~2口食べて
　あげるって(笑)
こちら宮之城もお米の産地でも有名でして、ご飯の銘柄が
新米「ひのひかり」これは美味しかったです !!!

料理に関して不満めいた事も書きましたが、総じてちゃんと手が入っており
良かったです・・・

朝食ですが、時間を決める必要がなく8時～9時半までにお越しくださいとの事
正直 !　品数多過ぎました(笑)　「鶏飯」も用意されてありワタシ的には
これだけで充分でした。　
チェックアウトの際、フロントマンが外まで見送り　若い男の子でしたが
家内の愛車を見て、私もこのクルマ買いたかったんですがカミさんに
一発却下喰らいましたとか、暫し駐車場でクルマ談義してました。

この「手塚ryokan」また、再訪したくなるほど素晴らしい思い出に
残るお宿になりました(^^♪

この旅行記へのコメント （2）

• ホーミンさん 2023/12/14 16:41:59

  宮之城温泉

  マーさん
  
  こんにちは。
  これはこれは、悶絶しそうなほど極上のryokanですね。上手に探してこられますね、さすがマーさん！
  
  私は普段雑音が多い所に住んでいるので、「静けさ」はそれだけで値千金です。海のそばのお宿もいいけれど、波の音が聞こえて、無音とはいきませんものね。
  
  私も以前は露天風呂付き客室が好きでした。でも雨降りだったり寒風吹きっさらしだったりすると台無し。お湯は冷めやすいし。だから半露天風呂の方が、今は好きです。お高いから滅多に泊まれませんけどね。( *´艸｀)
  
  マーさんご夫妻にバターチキンマサラを出すなんて。( *´艸｀)釈迦に説法だわ。
  
  鹿児島の温泉と言えば霧島や指宿をまず思い浮かべます。しかし他にも良い温泉があるのですね。紹介して下さってありがとうございます。鹿児島の温泉、奥が深いわ！

  マーさん からの返信 2023/12/14 17:35:16

  お疲れ様でございます(^^♪

  コメントありがとうございます。
  我が家にしたら、珍しく(笑)ちよっと奮発した温泉宿になりました。
  
  この「手塚ryokan」の周囲は、ホントに自慢したいくらい
  何も無いんですね(笑)　宿泊客は観光のついでに泊まるといった事
  ではなく、このryokan目当てと云ってもいい位リピーターが
  多いみたいです。
  
  ホーミンさんもご存じの通り、鹿児島は大分に次ぐ温泉県なのですが
  火山帯がある関係で、泉質が硫黄泉or明礬泉が圧倒的に多く
  硫黄の匂いが如何にも温泉って感じなのですが、我が家は
  余りにも霧島温泉郷が近い為、食傷気味でして(笑)
  あのヌルヌルとしたアルカリ泉が一番好みなんです。
  
  >マーさんご夫妻にバターチキンマサラを出すなんて。( *´艸｀)釈迦に説法だわ。
  　このくだり爆笑させて頂きました(^^♪　不味くはありませんでしたが
  まったくの別物でした(笑)　
  
  　ホーミンさん !!　鹿児島旅行記の続きも楽しみにしてますね♪