2023/11/09 - 2023/11/09
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お伊勢参りと熊野詣に行ってきました。
3日目の11月9日は、尾鷲から国道425号線をクチスボダム、坂本ダム、池原ダムとダムを見ながら走ります。
池原ダムの先で425号線と別れ、北山川沿いに走って瀞峡まで行きます。
当初は、この後熊野本宮に向かう予定でしたが、変更して玉置神社へと向かいました。
玉置神社に参拝してから、熊野三山の一つ、熊野本宮に詣でます。
今日の泊りは本宮近くの日本最古の温泉の一つと言われる湯の峰温泉です。
ここでは瀞峡までの記録です。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ホテルの近くに尾鷲神社がありますので、朝、参拝に訪れました。
途中、何の変哲もない路地に案内板が有りました。 -
尾鷲神社
HPによれば創祀(祀ることを始めた年)は不明だそうで、古老の口碑伝承である大宝年間(701~703)が有力視されていて、古くからの神社のようです。 -
お参りします。
鳥居の脇に2本の大きなクスノキがあります。
樹齢が一千年以上とも言われています。 -
大漁旗の奥に拝殿があります。
尾鷲は漁業の町でもありました。 -
拝殿
主祭神は武速須佐之男命(スサノオ)です。 -
朝食はロビー横の食堂です。
こぢんまりとしています。 -
ビッユフェスタイルです。
和食、洋食どちらもあります。
見た目シンプルですが、料理などの種類もしっかりそろっています。 -
和食を頂きました。
中央は生節(カツオ)、愛想の良い食堂のおばちゃんが薦めるので・・・
ご飯は鯛めし、白米もあります。
ホテルビオラは町の中心部から少し離れているので夜食事をとる際少し不便かもしれません。
朝食は、この値段でと思うほどよかったです。
夜、機械音?が少しうるさく感じられましたが、清潔感があって良い宿でした。 -
国道425号線を走ります。
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国道425号線は、四国の439号線通称ヨサク、福井・大野から長野・飯田を結ぶ418号線別名キング・オブ・酷道と並ぶ3大酷道の一つです。
起点が尾鷲、終点が和歌山・御坊で通称はシニゴーです。 -
走り出して間もなく坂下トンネルを通過します。
素掘りのトンネルです。
車のすれ違いが出来ないので、対向車が無いことを確認して通過します。 -
坂下トンネルを過ぎると銚子川水系右支川又口川の流域になります。
クチスボダム
堤高25m、堤頂長98mの小規模ダムですが、左岸(向かって右側)側がフィルダムの複合ダムです。
河口堰で見られる長径間ゲートを有するのが特徴です。
1959年に着工して1961年(昭和36年)に完成しています。 -
クチスボダムの上流面
ダム湖は尾鷲第二発電所の調整池です。
直接流域面積は38km2ですが、流域外から取水する尾鷲第一発電所の放流水を受けていて、この流域がを合わせると131km2になります。
発電所は尾鷲市内に設けられていて発電に使用される水は又口川から尾鷲の中川に流域を変更して流されます。
ダム湖はかなり濁っていますが、これは尾鷲第一発電所の放流水を受けてのものです。
通常は清流と言われる銚子川へは流れて行きません。 -
住居の跡があります。
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電源開発会社の尾鷲第一発電所
最大使用水量21m3/S、有効落差225.3m最大出力40,000kwのダム水路式発電所です。
1962年(昭和37年)の運開です。
発生した電気は南伊勢方面へ送られます。 -
発電所前のクチスボダム湖にかかる橋を渡ります。
対向車が来たらすれ違いが出来ません。 -
1車線の山道を行きます。
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ガードレールは有りますが、狭いです。
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所々、紅葉が見られました。
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橋の銘板に昭和33年7月とありました。
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銚子川の支川又口川の上流になります。
清流です。 -
山の上の方まで上がって来ました。
谷が深いです。 -
八幡トンネル
一気に抜けます。
途中、1か所待避所があります。 -
八幡トンネルの銘板
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県境、ここで三重県とお別れして奈良県下北山村に入ります。
ここの紅葉もきれいです。 -
流域が、熊野川水系の北山川の流域に変わっています。
奈良県から和歌山県の新宮へ流れます。 -
かくれ滝にやって来ました。
ここの手前で滝の上部が見えましたが、国道傍から滝本体は見えません。 -
歩廊が付けられています。
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かくれ滝
見事な大きな滝です。
アクセスが良ければ観光名所になりそうです。 -
名古瀬の集落跡です。
配電線が残されています。
こんな山奥にもかつては人が住んでいました。
谷筋で耕地もないので林業の関わる仕事をしていたのかもしれません。 -
不動橋
この先にある坂本ダムの貯水池(ダム湖)に架かる橋です。 -
不動橋のたもとにあったプレート
土井本家の当主を顕彰するものでした。
林業が振るわないとか、高齢化が進んでいるとかで昔の面影はないようです。 -
不動滝
下はダム湖です。 -
2段滝です。
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上部の滝は銚子滝です。
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尾鷲第一発電所の取水口
ここで取水された水は水路トンネルで分水嶺を越え銚子川水系の又口川に設けられた発電所へと導かれます。
最後は、再度分水嶺を越え尾鷲第二発電所の放水口から尾鷲湾へと流れ出ます。
ダム湖はかなり濁っています。
濁水対策としての表面取水ゲートは設置されています。 -
右の林道は通行止めでした。
この先の林道の上に集落の跡地があります。
ダム湖に沈んだ集落の代替地です。
川の上流のどん詰まり、その先はもう大台ケ原山です。
その昔はこのような山奥にも住んでいたのですね。 -
出合橋を渡ります。
吊り橋です。
銘板には昭和34年8月とありました。
ダム湖(坂本貯水池)が作られたときに湖岸道路として付けられたものです。
1車線、対向車があれば手前で待ちます。 -
坂本ダムにやって来ました。
熊野川水系北山川支川東ノ川に築造されたダムで、坂本貯水池の総貯水容量は87,000万m3あります。
直接流域面積は77km2です。 -
ダムの上流は大台ケ原山です。
「大蛇ぐら」はこのダム湖の上になります。
ダムの天端の幅が狭いです。 -
坂本ダム(左岸側から)
堤高103m、堤頂長256.3m、堤体積183,000m3のアーチ式コンクリートダムです。
1959年に着工して1962年(昭和37年)に完成しています。
熊谷組が施工しました。
右岸のアバットにアーチの反力を受けるスラストブロックが設けられていますが、小さいので気になりません。
この巨大なものがあるのが黒部ダムです。 -
右岸にある慰霊碑
尾鷲第一、第二発電所の工事では37名の方が殉職されました。
かつての電源開発工事には多くの方々が亡くなられていました。
合掌 -
アーチダムとして高さと天端幅の比が最も薄いダムとして知られています。
高さと堤頂長、薄肉と均整の取れたダムだと思います
ダムの直下は池原ダムの湛水池になります。 -
備後橋
坂本ダムの下流に設けられた池原ダム湖に架かる吊り橋です。
完成した時はさぞ立派な吊り橋だったのでしょうが、寄る年波には勝てずさりとて主要な道路でもないので補修もままならずと言ったところでしょうか。 -
お地蔵さんが並んでいます。
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大瀬水没之碑
池原ダムでは529戸が水没しました。 -
池原ダムにやって来ました。
国道425号線は洪水吐に架かる橋梁の上を通ります。
左のコンクリートの柱がゲート巻上機の橋梁を支えるピア、右に見える4本の塔が取水口です。
手前の2本には建物があります。ここには濁水対策の表面取水ゲートが設置されています。
正面にダムの管理所が見えます。
酷道を走って来ましたが、尾鷲第一発電所先のゴミ焼却場からここまで出会ったのは、追い越された軽トラ1台、坂本ダムでのバイク2台だけでした。 -
電源開発会社の池原発電所
右側の山の中に4台のポンプ水車発電機を収めた地下発電所が設けられています。
最大使用水量342m3/S、有効落差120.5m最大出力350,000kwの混合揚水式発電所です。
1964年(昭和39年)の運開です。
発電された電気は、27.5万Vの送電線で関西方面へと送られます。
また、中部電力の尾鷲三田火力発電所とも繋がっています。 -
洪水吐の下流側
池原発電所は揚水式発電所でもあるので下池からポンアップアップして上池に水を貯える必要があります。
このため下流に七色ダムを築造してそのダム湖を下池としています。
中央の水路は下池の七色ダム湖になります。
また、七色ダムには発電所が併設され、更に、この放流水を調節するため下流に小森ダムを設けて発電所も設置されています。
3発電所の合計出力は462,000kwです。
なお、これから行く瀞峡は小森ダムの下流になります。 -
池原ダムの上流面
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ダムの管理所
鍵がかかって中に入れません。
常時は人がいないのですが、以前はトイレなどが開放されていたみたいでした。
建物の右から展望台に上ることが出来ます。 -
階段を上がると、「害獣除け」が有りました。
物体を感知すると目を光らせ動きながら大音量で鳴きます。
ビックリするくらいです。
この後、道路で大きな猿を見ました。 -
展望台からの眺め
北山川の本流は正面の尾根を回り込み左奥へ上流が伸びて行きます。
右方向は坂本ダムのある東ノ川になります。
ダム湖の水がきれいです。
同じ水系の坂本ダムとの違いは何のでしょう? -
慰霊碑
池原発電所、七色発電所、小森発電所に関わる工事で亡くられた37名を慰霊しています。
合掌 -
電源神社
御母衣ダムにもありましたが、ご祭神、由来は分かりません。 -
池原ダム
熊野川水系北山川
堤高111m、堤頂長460m、堤体積647,000m3のアーチ式コンクリートダムです。
直接流域面積277km2、総貯水容量338,373千m3の日本では屈指の大規模貯水池です。
近畿地方で最も大きなダム湖です。
施工は熊谷組です。
なお、発電所は奥村組が担当しています。 -
正面の左側が4門の洪水吐、右側の4本の塔が発電所の取水口です。
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池原ダムを右岸側から俯瞰した眺めです。
正面の尾根は右から左へ低くなり最も低くなった辺りに洪水吐が設けられています。
かつての川は正面の尾根をU字型に回り込み洪水吐の下で下流方向へと流れを変えていました。
正に天が与えた地です。
ダムの天端幅が広いです。国道425号線がこの上を通ります。 -
池原ダムからは国道169号線との重複区間で、この先の信号を右折すると十津川に向かう425号線ですが直進します。
酷道とはお別れです。 -
北山川沿いに奈良県下北山村から和歌山県北山村にやって来ました。
北山村は奈良県下北山村、十津川村、三重県紀和町に囲まれた和歌山県の飛地です。
昔は、川を遡ることしか交通手段が無かったので下流の和歌山県と結びついていたのだと思います。
正面は道の駅・おくとろ、右端にヤマザキショップじゃばら屋があります。
北山村は柑橘類の「じゃばら」が花粉症に効くとかで栽培が盛んです。
ショップで様々な商品が売っていました。 -
更に国道165号線を下って瀞峡への分岐に来ました。
道の駅・おくとろの先までの道は途中1車線のすれ違いが出来ない箇所も多々ありましたが、県境近くまで来る改良が進み快適な道路となります。 -
瀞峡
ここは奈良県十津川村になり、対岸は三重県になります。 -
瀞ホテルの入口
猫の後、フェンスの切れた所から下に階段で降ります。 -
瀞ホテル
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ホテルの前からの眺め
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河原に下りられます。
上から俯瞰するより見上げた方が、迫力があります。 -
上流側の景観、吊り橋が有りました。
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瀞ホテル
沢の下流(左)は和歌山県です。
瀞ホテルが建っているところが奈良県、川の対岸が三重県なのでこの場所は三県境ということになります。
100年の歴史がある瀞ホテルは、平成16年に閉館しましたが、平成25年から食堂・喫茶として営業を再開しています。 -
瀞ホテルの内部
食事は予約制、喫茶はスコーンと飲み物だけです。
席は川を望み、一度に4、5組しか入れません。
昼時で飛び込みなのでかなり待たされました。
ただ、この時間最後の客でした。 -
スコーンとアイスコーヒー
750円+500円です。 -
瀞ホテルからの眺望、下から瀞峡めぐりの船が上がってきます。
ここの下の河原からも小舟を出してくれるようですが、どちらも完全予約制です。
熊野詣でが主眼なのと、かつ時間に縛られますので見合わせました。
以前は下流(熊野川の宮井から、古くは新宮からも)からジェット船が運行されていましたが、河床の変化で川を遡れず廃止されています。(出水がある度に川作と言って重機で河床を整理していましたが限界が来たのでしょう)
なお、ジェット船以前は後ろに大きな扇風機を背負ったプロペラ船が運行されていたそうです。(写真で見たことがあります)
これなら遡れそうですが、速度が極端に遅いので現代では無理でしょう。
遠い昔にジェット船で瀞峡を見に来ましたが、断崖絶壁が連続しているので船を利用した方が楽しめるでしょう。
ちなみにジェット船に乗ると折り返し点で河原に下りました。ここだったのかもしれません。 -
瀞ホテルの上に駐在所があります。
この上に郵便局もあるのですが、周囲に民家は有りません。
何故?
とりあえずここまでです。
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