一度は行ってみたかった川越、そして　上野探訪

2022/05/03 - 2022/05/04

ゴールデンウィークの真っ最中だというのに、川越へ

エリア 川越(埼玉)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

川越駅から氷川神社に向かって　ぼちぼち歩く。
通りに川越八幡宮の看板を見つけ　寄り道　
手水鉢には菊の花　美しい花手水に心が和む

今どきは　QRコードを読み込んで　携帯でこんなことまでできるんだね。

仙波東照宮
こじんまりと　しかしあでやかな赤。

庭のシャクヤクが咲き始め

川越大師　喜多院
徳川家光の誕生の間、春日局の化粧の間もあり、庭の美しさは座って見ていたい。
渡り廊下から腰かけて見る庭もいい。

喜多院 寺・神社・教会

川越大師の五百羅漢　
二つと同じ顔がないようだ。ユニークな表情が面白く　思わず笑ってしまう。
つい自分と似た顔がないかと探したくなってしまった。

500体以上あるかもしれない。狭いところをぐるぐる回って一つ一つ見て歩く。

表情だけでなく　しぐさも面白い。何を悩んでいるのだろうか？

何を大事に抱いているのか　あれこれ考えてみると、
知った人に見えてくるのが不思議。

ひそひそ話している二人のお爺さん
どこかで見たような

あんまされてるのは　えらいお坊さんでしょうか？
あんましている人の独り言が聞こえてきそう。

川越氷川神社
涼やかな風車　風に元気よく回っていました。

川越氷川神社 寺・神社・教会

本殿
彫刻の見事な事　
この細かさと込み入った絵柄

川越蔵の街
たくさんの蔵が並ぶ通り　観光客でまっすぐ歩けないほど
最近のブームは食べ歩きか　そんな店には行列
落ち着いた街並みとは別の顔が見える。

川越から浅草へ　
翌日は浅草寺に向かった。

青空に五重塔が映える。
まだ早い時間で　人通りも少なめ

まずは、浅草寺本殿にお参り　

浅草寺 寺・神社・教会

本殿の天井には　龍
飛び出してきそうな

雷門　目印の大きな提灯

初めて提灯の下から見上げて見た。
こんな感じ
此処にも龍

上野公園に着いた。
有名な西郷どんの銅像
連れている犬の小さく見えること

３１５３　＝　さいご（う）さん
これは当て字？

今回二つ目の東照宮。
上野東照宮は初めて知りました。
こちらは　威厳のある雰囲気

手前に　ここにも五重塔

上野東照宮の中を拝観すると、
回廊の中心には　大きな楠の木

ぐるっと回って正殿へ
金色に輝く見事な建物

まばゆいばかりの扉　初夏に日差しに輝いて。

次の上野大仏は顔だけに
関東大震災で頭が落ち　胴体と別になってしまったそうです。
さらに胴体は戦時中　金属として使われて　頭の部分だけが残ったとか。
地震や戦争を見てきて　なんと悲しげな顔をしていることでしょうか。
そこから立ち上がる人々を慈愛に満ちた目で見つめて。何を語りかけていることやら。

これ以上落ちないので落ちない大仏　「合格大仏」といわれるようになり
周りには　合格祈願の絵馬がたくさん下がっていました。

上野大仏 名所・史跡

こんなに曲がって　のぞき窓みたいに
作った人は何を見たかったのでしょう。
この奥に違った風景があったはず

上野公園内　
旧東京音楽学校奏楽堂はかつて東京芸大のホールとして使われていたようです。
中も見学させてもらえます。

台東区立旧東京音楽学校奏楽堂 名所・史跡

木の門は再建でしょうね。袴をはいた女学生が通ったのでは？

今でもホールとして使うこともあるようです。
卒業生となる有名音楽家たちの資料も展示されていました。

現在の東京芸術大学の門　和洋折衷の面白いデザインでした。
中の白い建物はまるで城のようです。

さらに歩いて　不忍池を巡り　東京大学へ
広い構内にはたくさんの建物があり、どれも歴史を感じさせるものばかり。

安田講堂
学生運動の激しかった時代にテレビで見たあの講堂を　
実際見ているとなぜかじーんとします。
入口が焼け焦げて傷ついているように見えてきました。

他にも煉瓦作りの建物がいっぱい

青葉を通して差してくる日差し
この下を何人もの著名人が歩いたことだろうな。
有名な政治家、実業家、研究者、作家、等々
日本の最高峰としての　プライドを持って。　

赤門
東大の代名詞　
通れませんでしたが。

こちらも東大の門だけど　有名な門ではないのか、名前を知らない。
川越の歴史を見せる町並みと　上野の歴史を考えさせる街並み
どちらも新たな発見のある　歩き甲斐のある町でした。