2023/11/25 - 2023/11/25
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SamShinobuさん
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「ヨコハマ関外よしだまち」は面白い。
JR関内駅から1分、桜木町駅からだと5分。イセザキモールと野毛商店街の間にあるため「渡り廊下」とも呼ばれる吉田町は、飲食、商店、ギャラリー、アトリエ、病院、不動産屋などで構成される何の変哲もない商店街だ。ただ前述の通り、横浜を代表する歓楽街である伊勢佐木町と野毛に挟まれた地の利を活かし、まちおこしの一環として一年中なんちゃらフェスティバルを開催している。よく行くのは「吉田町アート&JAZZフェスティバル」や「吉田まちじゅうビアガーデン」だが、今回「ジビエフェスタ」なるものがあることを知って、ふらっと寄ってみた。
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JR桜木町駅下車。野毛を経由して行こう。
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野毛本通りを直進し大岡川に架かる都橋を渡ると、右手に福富町西公園が見える。
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大岡川。
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そのまま進めば吉田町本通りに続く。
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吉田町本通りをビアガーデンにして、18店舗のジビエ料理を楽しむイベント。
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とりあえず出店をぐるっと見てみよう。
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横浜ベイブルーイング
横浜を代表するブルーパブ(店内でビールを醸造し提供するパブ)が吉田町にある。横浜クラフトビールのけん引役と言ってもいいだろう。横浜ベイブルーイングが出店しているなら、ビールはここで買う以外の選択肢はないな。 -
自慢のベイピルスナーを買う。
このベイピルスナーはチェコ最大の審査会で本拠地チェコや強豪を抑えて金賞を受賞したそうだ。 -
ミラクル商会
野毛で一風変わった店構えのバーとして営業していたが、先日突如閉業してしまった。時折ジャズライブもやっていたのに、ここもコロナのあおりを受けたのかと心配していたが、聞けば立ち退きに遭ったそうだ。しかし心機一転、吉田町で再開したようなので、応援の意味も込めてビールのつまみに鹿肉のリエットを貰う。 -
リエットって何?と思ったが、このパテのような肉料理でクラッカーにつけて食べる。鹿肉のようなジビエ感はなく、ビールによく合って美味しかった。
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ブラッスリーピガール
まだ若い頃、ジビエ料理なんて洒落た言葉を知るだいぶ前に、会社の宴会でイノシシ鍋の有名店に連れて行って貰った。クセはあるものの臭みは全く無く、野趣あふれる猪肉に舌鼓を打った。そう、日本人ならジビエと言えばイノシシ鍋だ。 -
旨っそー!
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猪肉の味噌煮込みは滋養強壮にも良さそうで、身体がポカポカと温まった。
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他にも鹿肉カレーや鹿肉ステーキ丼、炭火焼きイノシシ肉等食欲をそそる食べ物が並び、それぞれの屋台から旨そうな匂いが通りに漂っていた。
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神奈川県猟友会のブース
狩猟や生態系についてお話を伺った。特に最近話題になっている市街地の熊出没問題に関しては、今のところ神奈川県では被害者は無いようだが、聞くと丹沢山地はツキノワグマの生息地だそうなので気になるところだ。熊を殺さないでという声に関しては、「気持はわかりますが、実際対峙したら小熊でも恐ろしいですよ」とのこと。 -
安い報酬で危険をかえりみず、有害鳥獣の駆除を行っている猟友会の皆さんには頭が下がる。頑張ってください。
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焚き火スペース
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今日は11月にしては寒いほうなので、焚き火有り難い。ちょっくら当たらせてもらおう。
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ジビエジャズセッションと銘打って街角ライブが開催されていた。ところでジビエジャズって笑。
ミュージシャンは、吉野悟氏gt、森永哲則氏dr、海野百合香さんbh、阿部恭平氏b。 -
吉野悟氏は今月8日にニューアルバムのレコ発ライブに行ったばかり。そのアルバムの参加メンバーでもある森永氏や海野さんもいる!森永氏は、よくライブに行かせて貰っているドラマーだし、海野さんのユーフォやバリトンホーンにも最近ハマっている。まさに好きなミュージシャンが奇跡的に集まった、今日のユニットだ。それにベースの阿部恭平氏が加わって、極上の心地良さに身も心も癒やされた。
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ライブの合間にそれぞれが持ち寄った自分のアルバムを並べて販売していた。計5枚あったが、森永さんに「全部持ってます」と言うと、「そんな人、あなたくらいですよ!」と驚かれた。
屋外で好きなミュージシャンのジャズライブを聴きながら飲むビールの旨さは、筆舌に尽くしがたい。 -
他の出店もぞめいていたら、次のセットが始まっていた。
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イセザキモールをそぞろ歩く。
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めりけんはとば
イセザキモールの中心、伊勢佐木町3丁目の交差点角という最高の立地条件にある「めりけんはとば」は、ずっと昔から気になっていた。こんな目立つ場所にあるせんべろ居酒屋なら気にならない訳が無い。よし、今日こそ入ってみよう! -
看板には24時間営業と書いてあるが、今は朝の8時から深夜2時までのようだ。それでも朝から飲めるなんて嬉しい。
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生ビール338円(全て税別価格)。
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たこ焼き3個220円。かなりビッグサイズの屋台系たこ焼きで旨い。
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焼き鳥 皮98円、レバー148円、うずら168円。一番好きなシロが売切れていたのが残念だが、皮もレバーもなかなかの実力。
となりのカップルの女性の青森弁が強烈で、思わず聞き入ってしまった。青森弁なんて王林くらいしか聞いたことがなかったが、生青森弁かわいいなあ。まじで最初、王林が喋っているのかと思った。 -
シネマ・ジャック&ベティ
1952年「横浜名画座」として開館し、1991年のリニューアルで「シネマ・ジャック&ベティ」に改名された。基本的にはデジタル上映だが、今どき珍しく35mm映写機もある。
ちなみにここの支配人が中華街で「横浜中華街映画祭」を開催しており、毎年楽しみにしていたが、そういえば最近はやっていないので淋しい限りだ。 -
たまたま前を通りかかったら、なんと「サタデー・フィクション」が掛かっていた。
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2019年に製作され、コロナの影響でずっとお蔵入りしていた中国映画だ。原題は「蘭心大劇院」。上海の有名な劇場が舞台になっている。2009年に僕はこの蘭心大劇院で坂東玉三郎の「牡丹亭」を観劇した。
参照)
「上海にて、極上の玉三郎に酔う。」
https://4travel.jp/travelogue/11673758
玉三郎の渾身の昆劇はもちろん素晴らしかったが、それと同時に僕はこの歴史的建造物の美しさにすっかり魅了された。なのでロウ・イエが監督し、コン・リーやオダギリ・ジョーが出演する「蘭心大劇院」の製作を知ってから、ずっと観たいと思っていたのだ。チェックしていたつもりだが知らぬ間に公開していたとは。慌ててタイムスケジュールを確認したら、本日の上映はもう終わっていた。残念! -
横浜橋商店街
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350mのアーケードに約130店舗の商店が連なる。まさに横浜の下町。
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何故かキムチ屋がやたらとある。
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蕎麦処 安楽
横浜橋通商店街協同組合名誉顧問だった桂歌丸師匠が通った蕎麦屋。たぬき蕎麦が好物だったとか。 -
超市と書いてあるので中国人向けのスーパーのようだ。
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金刀比羅大鷲神社(ことひらおおとりじんじゃ)。
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酉の市で有名。一昨日(11/23)が二の酉だった。今年は三の酉はなし。しかしこんな小さな神社で酉の市やってるんだ。
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酔来軒
名前は以前から知っていたが入るのは初めてだ。横浜橋商店街が途切れたところを曲がると、1940年創業の町中華の名店がひっそりと佇んでいる。 -
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昭和映えの店内には、北野武、爆笑問題の写真や有名タレントのサインが所狭しと飾られている。
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また菅田将暉、二階堂ふみ、矢本悠馬のKINTOのCMや、瑛太とサンドウィッチマンの住友生命のCM、他にも数々のテレビドラマのロケで使われている。
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この店の名物は酔来丼500円。
ずっと400円で頑張ってきたが、2023年6月についに値上げしたらしい。もともとはまかない飯だった酔来丼。ご飯の上に刻んだ焼豚、メンマ、茹でモヤシ、ネギ、目玉焼きが乗っている。それに特製のタレをかけてよく混ぜる。タレの中身はラーメンで使う醤油タレ、ごま油、洋カラシ。このB級感満載の丼がシンプルに美味い。一気にかき込みスープで一息つくと、そのボリュームに胃袋は大満足だ。 -
腹がはち切れんばかりに膨れたので、血糖値の急激な上昇を抑えるためにも、野毛まで歩こう。
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イセザキモールに電飾が灯る。
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やはりここは伊勢佐木町ブルースでしょう。
近年では、デビュー前のゆずがイセザキモールで路上ライブを重ねたことから、ゆずファンの聖地にもなっている。 -
玉泉亭
創業1918年の伊勢佐木町本店。神奈川県のご当地ラーメン、サンマーメンの発祥店。ここ本店よりも横浜駅直結の横浜ポルタ店に行くことが多いが、サンマーメンといえばやはり玉泉亭だ。 -
(2018年、玉泉亭 横浜ポルタ店で撮った画像 )
サンマーメン(750円)。この時のレシートを見るとまだ700円だった。 -
福富町国際通り
怪しげなコリアンタウンを通る。 -
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大岡川から都橋商店街を望む。
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都橋商店街
カーブ状に広がる2階建ての長屋には居酒屋とスナックがぎっしり詰め込まれている。 -
ホッピー仙人やうさぎ小屋など楽しい店が数多くあるが、今日はお目当ての店を目指して素通りだ。
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第一亭
「孤独のグルメ」で紹介されてから、裏メニューだったはずのパタン(にんにく混ぜそば)を頼む客が急増して、今や表メニューより出るようになった笑。店が暇だと店主がギターで弾き語りし始める変わった店だ。 -
第一亭の裏は大岡川に面している。川沿いにもお洒落な店が点在している。
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野毛を散策。
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大島コーヒー
さあ、今日のお目当てはここだ。
野毛にある老舗喫茶店が2020年12月から週末を中心に投げ銭ライブを始めた。ジャズライブも多く、喫茶店なので600円のコーヒーと投げ銭(1000円~)で生演奏を聴くことができる。もちろんアルコールも各種取り揃えているし、美味しい喫茶店飯もリーズナブルな価格で楽しめる。もともと野毛ははしご酒がデフォルトなので、ビール1杯で1セットを聴いて次の店に行くというスタイルが取りやすく実に重宝している。気がつけば先月からもう3回もお邪魔しているほどだ。 -
今夜は大好きな渡辺典保(てんぽ)さんのサックスを聴きに来た。てんぽさんの御子息もサックス奏者で渡辺てつさんという。以前やはり吉田町のイベントでおふたりが親子で出演したことがあった。その際は250mある吉田町本通りの両端でそれぞれが別のユニットで演奏しており、主催者も粋なことをすると感心した。
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さて今夜は神多恭子さん(P)がリーダーのユニットで、面白いことにセットリストを用意していないそうだ。いつも神多さんがその場で思いついた曲をやるので、当然誰も譜面を持っていない。
1曲めは正面に女性客が見えたからと、「Someday My Prince Will Come」
を演奏。 -
てんぽさんが、「あんまり変な曲やるなよ」と釘をさしたにもかかわらず、神多さんは曲名も言わずに、次の演奏を初めてしまう。曲はカウント・ベイシーの「Cute」だった。主にビックバンドで演奏する曲だが、てんぽさんはリズミカルで愉快な曲を卒なくこなす。終わってから、てんぽさんが発した一言に驚いた。
「初めて吹いたよ」
えー!さすが手練れともなると、吹いたことのない曲でも譜面なしで、こんなご機嫌な演奏ができちゃうんだ。
他のメンバーは府川晃一郎氏(b)、長谷川明彦氏(d)。 -
このセットのラスト「Misty」ですっかり酔わせてもらったので、野毛の町をいい気分でぶらつきながら帰路についた。
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野毛は横浜を代表する飲屋街だし、伊勢佐木町は伊勢佐木町ブルースがヒットする前からの大歓楽街だ。その2つの盛り場に挟まれた立地を活かし、はみ出した客をちゃっかり掴んで発展してきた吉田町はやっぱり面白い。今日はそんな横浜のB面繁華街、吉田町のジビエフェスタとその周辺をぶらぶらしてみました。
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