2023/11/21 - 2023/11/21
5位(同エリア248件中)
へびおさん
47都道府県制覇まで残すはあと山口1県のみ!
ということで今年の長期休暇は山口メインで4泊5日の旅行を考えており、飛行機もホテルもがっちり押さえていました。
・・・が!
日本海と瀬戸内海の両方を見たくて山口1周旅行を計画したは良いものの、イマイチ見所が分からない。。
福岡や大分に途中立ち寄ることや島根・広島の山陰山陽、四国・淡路島などの離島旅も考えたけれど旅行に対する情熱が少し冷めていて何も考えられなくなってしまったので、手数料かかる前に飛行機もホテルも一旦キャンセル。
結局今回も勝手知ったる奈良を起点とした旅にしました。
でもやっぱり海も見たいと思い、奈良から行ける海ということで三重県の賢島にも行ってきました!
本編は初日の大阪編。
大阪唯一の村にある、棚田百選にも選ばれた下赤阪の棚田をメインに散策してきました。
【旅程】
1日目:大阪 金峰神社 ⇒ 千早赤阪村 下赤阪の棚田 ⇒ 金山古墳
2日目:奈良 藤ノ木古墳 ⇒ 法隆寺 ⇒ 松尾寺 ⇒ 生駒 歓喜の足湯
3日目:三重 御座白浜 ⇒ 横山展望台
4日目:三重 多度大社
【往路】深夜バス
11/20(月)23:55 バスターミナル東京八重洲 → 11/21(火)6:40 京都駅八条口 (Limonバス 3列独立シート5290円)
【復路】高速バス
11/25(土)11:00 名古屋駅新幹線口 → 16:14 東京駅日本橋口 (JRバス3列シート新東名Sライナー10号 5500円)
【宿泊】
奈良:(Booking.comより予約)
奈良県外国人観光客交流館 奈良猿沢イン(2泊素泊まり14040円)
三重:(楽天トラベルより予約)
伊勢志摩国立公園 賢島の宿 みち潮(朝夕食付1泊15100円のところポイント使って13100円)
四日市シティホテル(素泊まり7400円)
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
昨年に続き今年の紅葉狩りも大阪と奈良になりました。
実は今回は唯一未踏だった山口県についに上陸!という感じで山口1周旅行を計画していたのですが心変わりもあったりでキャンセル。
せっかくるるぶ買っていたのに・・・ -
11/20(月)
前回の奈良旅でも乗った深夜バスのLimon。
京都到着は6:40と遅いのだけど3列独立シートで5000円台なので気に入って今回も利用。 -
11/21(火)
京都駅に到着。
バスの到着が少し遅れていて予定の電車にギリギリになってしまったので朝ご飯も食べずに電車に乗り込みます。 -
この時の京都・奈良、そして地元の気温。
今年は暖冬ですが、朝はそこそこ寒い。 -
京都 6:56 → 近鉄奈良 7:39
スーツケースを預かってもらうため宿泊施設へ。
『奈良県外国人観光客交流館 猿沢インホテル』。
いま何かとお騒がせなBooking.comで予約していたので心配していましたが、精算は現地でだったせいなのか変なメールは来ませんでした。
精算はスーツケースを預けたこの時にカード払いで行いました。 -
外国人観光客交流館の傍だからか奈良の紹介も言語種類豊か。
-
奈良に足を運ぶのは今回で20回目。
でも猿沢池のほうまではあまり下りたことがなかったんですよね。
興福寺の五重塔は120年ぶりの修理工事期間に入っていますが、ここからはまだ綺麗に見えました。 -
身軽になったら早速本日の散策スタート地点に移動します。
近鉄奈良 8:10 → 大和西大寺 → 橿原神宮前 → 古市 → 富田林 9:34 -
富田林にも寺内町があります。
時間があったら観光したかったのですが機会に恵まれず残念。 -
富田林駅前のバスロータリー。
駅の近くにバスの乗車券販売窓口があったので念のため乗り場についてお訊きできました。 -
金剛バスと言えば12月に廃線になることで全国のニュースにもなりましたよね。
奈良でも路線バス廃止地域問題があるようですし、色々考えさせられます。 -
私が乗る路線は4番乗り場。
終点まで向かいます。
金剛バスはICカードが使えませんでした。 -
富田林駅前 9:50 → 吉年(よどし)10:22
定時より7分ほど遅れての到着です。
駅で乗ったお客さんは私含めて3人。
ここまで乗ってきたのは私1人でした。 -
大阪府唯一の村である千早赤阪村に到着。
-
千早赤阪村のマンホール。
千早赤阪村は室町時代の軍記物語『太平記』に登場する楠木正成公の生誕地とされていることから、「太平記の村」として全国にその名を知られているそう。
村のシンボルである金剛山(こごせ)と村の花・ヤマユリを、村の木・クスノキが囲うようにデザインされています。
金剛山に抱かれた村の雄大さと自然の鮮やかさをイメージしたとのこと。 -
棚田百選に選ばれた下赤阪の棚田を見に行くことがこの日の1番の目的ですが、それだけではツマラナイので、まずは地元の神社にお参りに行ってみます。
-
お!
神社への案内板を発見。 -
ちょくちょく案内板があるので迷う心配はなさそう。
ここから下った住宅地のほうにも大きな案内板があったので、地元では有名な神社なのかもしれません。
趣のある道を進んで。 -
いきなり険しい道だ!
でもちゃんと石が敷いてあるので立派な参道ですね。 -
想像していなかった急坂を上がります。
-
あ!
鳥居が見えた! -
バス停から歩くこと8分。
金峰神社に到着です。
害獣除けの柵がされてあって境内に獣が入れないようになっていました。 -
奈良の古道を歩いているとよくある害獣除けの柵。
初めて柵を見た時は通行止めなのかと勘違いしていましたが最近は慣れっこです。
ここのは4箇所、開かないようにしっかり紐で縛り付けてありました。 -
お参りをします。
神社の説明板もありました。
御祭神は継体天皇の長男・安閑天皇とのこと。 -
お社の背後に回ると・・・絶景ー★
-
来た道とは違う道を下って行きます。
凄い傾斜の坂です。
ここで足の親指の爪をおかしくしてしまって、旅行中痛みに悩まされることに・・・ -
脱出!
凄い出入り口。 -
安心してください、ちゃんと神社への案内板はあります。
-
ではでは、神社から棚田へ向かいますよ~
Googleマップは車道を案内してきますが、農地に沿ったこちらの道を進むことにします。 -
歩いていて気持ちいい。
-
猟具使用禁止区域の注意板。
「銃」ってストレートに書かれると怖い。 -
この辺はミカンの栽培地でもあるようでした。
-
現在11時。
深夜バスで京都に着いたそのまんま、朝から何も食べないで歩いているのでお腹すいたよー!
美味しそうな赤い実を発見!! -
本気で食べようか迷っちゃった。
あとで調べたら、サネカズラと言う奈良時代には整髪料として使われていた実だそうです。
食べても味はしないとのこと。 -
神社から歩くこと20分。
棚田っぽい場所に出ました。 -
良い眺めです。
-
青空の真下に広がる田畑。
「天空の田んぼ」という雰囲気でスバラシイ。 -
刈った稲を干す「はぜ掛け」がありました。
-
そしてここから何やら白い不思議な形をした塔が見えます。
あれが有名な『PLの塔』ですね。 -
道なりに進んでいくと・・・
11:15
下赤阪の棚田展望台に到着! -
楠木正成さんによる注意の看板はゴミのポイ捨て「ちょっと待たれよゴミは持ち帰るのじゃ」などもあり。
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昨年は大阪の能勢町にある棚田を全く同じ時期に見に行きました。
両方とも長閑で素晴らしい景色。
稲は刈られた後だけど、来て良かったです。 -
休憩スペースもありました。
ここで朝食用に持ってきていたパンを食べて小腹を満たす。 -
説明板には棚田の四季の写真がありました。
朝焼け?夕焼け?
こんな風景を見てみたいものです。 -
コスモスとススキと棚田。
-
赤阪城跡。
こんな場所にお城があったんですね。 -
11:35
では最後の目的地に向かいます。
暖冬のせいか紅葉はイマイチ。 -
斜面にはたくさんのミカンの木。
奈良に近い土地ですが、ここは柿ではなく柑橘の栽培に適した場所なんですね。 -
千早川を渡って進みます。
-
趣のある町並に出ました。
多聞茶寮はカフェなどではなく茶道教室のようです。 -
目指す目的地はそう、古墳!
金山古墳がお目当てですが、御旅所古墳も200mと近いので先に行ってみよう。 -
大きな鳥居がありましたがお社はありません。
どうやらこの場所は建水分神社の御旅所(=御神輿・神様が休憩する場所)であるみたいです。 -
そこにあるのが御旅所古墳と御旅所北古墳。
この御旅所北古墳は石棺が露出しているんです。
さらにこの奥・羨道(えんどう)にもう1基石棺があるそう。
古墳自体は6~7世紀頃に築造された円墳ということ。 -
御旅所古墳から3分ほど歩くと・・・
丸い物が見えてきた! -
これがお目当ての『金山古墳』。
円墳が2基並列して連接される『双円墳』という珍しい形状の古墳です。 -
説明書。
双円墳はとても特異な形状なのですが、ここ以外だと何故か東大阪市の山畑古墳群に固まっていくつかあるとのこと。 -
ピーナッツみたいな形。
なんでこの形の古墳を造ろうと思ったのかな。
写真上部の小さい円墳が北丘、下の大きい円墳が南丘。 -
「ヘビにちゅうい」の注意書き。
古墳周辺は草が生い茂っているところが多いので、古墳巡りは冬がお薦めです。 -
北丘石室の開口部からは石棺が見られました。
-
墳丘に誰かが登った跡がありました。
私も登っちゃおう。 -
北丘から南丘を眺める。
-
前々から見たいと思っていた古墳だったので満足!
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遊歩道には案内板があるのですが、何を書いてあるのか全く分からず。
-
しかしこの日は暖かくて!
UNIQLOのウルトラライトダウンの上に防風パーカーを羽織っていましたが暑くなってダウンを脱ぎました。 -
イチゴ販売所がありました。
2週間後にもうイチゴが買えるんですね。 -
河南町のマンホール。
町の花・ユリと町の木・サクラが描かれています。 -
最後に目指したのは道の駅かなん。
-
本当は千早赤阪村の道の駅に寄りたかったのですが、火曜が休みなんですよね。
村のお米で作った甘酒を隠し味にした『棚田カレー』を食べてみたかったなぁ。 -
12:45
道の駅かなんに到着。
駐車場には車がいっぱい。 -
河南町で採れた農産物や・・・
-
お菓子などが売られていました。
※町産以外の商品も販売あり
精算は現金オンリーです。 -
購入したものがこちら。
・こんにゃく(各270円)
・かなんソース(480円)
・米粉パン(140円)
・マイヤーレモン(130円) -
金剛山名物のこんにゃくは千早赤阪村産。
唐辛子味と青のり味を買ってみました。
そして大阪産イチジクを100%使ったソースは大阪産(おおさかもん)名品の1つ。
イチジクを使ったソースなんて美味しそう!
イチジクは河南町の名産ということ。 -
帰りは道の駅から歩いて10分ほどの場所にあるバス停から駅に戻ります。
このバス停の場所が全く分からなくて、道の駅のお花売り場でお花を眺めていたおじ様にお聞きしたら、「知らないけど、神山交差点なら通ったな。ちょっと行ってみましょうか!」と私を車に乗せて一緒に探してくださったんです。 -
「これじゃないかな?時間を見てみて確認してください」と降ろしてくれました。
ここで合ってましたよ!
1時間に約1本しか運行しないバス。
私1人じゃ迷って絶対見つけられなかったです。
ご親切にありがとうございました! -
河南町のコミュニティバス『カナちゃんバス』というのも走っているんですね。
勾玉を付けているから古代人なのかな?と思ったけど、カナちゃんの髪型は金山古墳の双円を模っているらしい・・・ -
神山 13:22 → 富田林駅前 13:34
-
近鉄奈良駅に向かいます。
平城宮跡の周りはススキでいっぱいでした。
富田林 13:46 → 古市 → 橿原神宮前 → 大和西大寺 → 近鉄奈良 15:20
・・・奈良編につづく・・・
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この旅行記へのコメント (2)
-
- まひなさん 2023/11/26 18:37:22
- またまたいらっしゃい
- へびおさん、こんばんは~
またまたあまり観光客がいかなさそーなところにいらっしゃったのですね。
金剛バスはなくなってしまいますが、近鉄と南海ががんばってくれるようです。
津堂城山古墳は行かれたようですが、道明寺や藤井寺は「キリエの歌」の映画のロケ地になったようですので、次回はロケ地めぐりなんぞされてみては?
賢島に行ったのにびっくり。あまりなにもないのでは?神戸の方がよかったんじゃないのかな~と思ったりしますが、神戸もなんどか行ってましたっけ?
へびおさんのことですから、「ほぉ~、そう行く」という旅をしていることでしょう。旅行記が楽しみです!
そっか、山口やめてしまったんですね。。。季節の良い時に角島へ行かれてくださいね!
- へびおさん からの返信 2023/11/26 20:52:29
- RE: またまたいらっしゃい
- まひなさん
こんばんわ!
はい、また大阪奈良に行って参りました。
山口に行く予定がなんとなく気持ちが上がらず、かと言って家でゴロゴロ暇を持て余すのも勿体ないと思い勝手知ったる奈良メインの旅になりました。
Q&Aでアドバイスをいただいたのにすいません。
大阪に行くならまひなさん旅行記で知った洋風おでんのある赤白に寄りたかったのですがハイキングの格好で天王寺に行くには恥ずかしいかなと今回は諦めました。残念。
金剛バスは残念ですね。
大阪では箕面に行こうかとも思ったのですが、せっかくなのでこの機会に金剛バスに乗って旅をしてみようと考え千早赤阪村に行ってきました。
「キリエの歌」は知らないのですが、また大阪メインで旅したいとも思っているので、その時に道明寺とか行ってみようかな。
賢島は今考えると宿泊しただけでした!
遊覧船も乗らなかったし、結構移動で時間がかかってしまったので観光はあまりできなかったです(T^T)
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