2023年冬 欧州紀行 Vol.3 ~最後の晩餐とインテルの夜~

2023/01/04 - 2023/01/04

2022年大晦日の夜、コロナ後3年ぶりの海外旅行のため成田空港へ。人生初の年越しフライトで向かうはヨーロッパ。

最後にヨーロッパを訪れたのは2017年9月。当時は大学院生だった。実に5年ぶり。今回の旅行先で選んだのはサッカー観戦を主軸においてイタリア・ポルトガル・スペインの３カ国。


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旅行スケジュール
◇ 12/31：成田発→ドバイ(経由)【Vol.1】
◇ 1/1：ドバイ→ミラノ着、ミラノ【Vol.1】
◇ 1/2：ミラノ (終日フリー)【Vol.1】
◇ 1/3：日帰りフィレンツェ【Vol.2】
◆ 1/4：ミラノ (終日フリー)【Vol.3】　←今回
◇ 1/5：ミラノ発→ポルト着、ポルト【Vol.4】
◇ 1/6：ポルト (終日フリー)【Vol.5】
◇ 1/7：ポルト発→マドリード着、マドリード【Vol.6】
◇ 1/8：マドリード (終日フリー)【Vol.6】
◇ 1/9-10：マドリード発→ドバイ(経由)→成田着【Vol.6】
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エリア ミラノ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

Day5スタート。今日はミラノ最終日。
昨日はフィレンツェでひたすら街歩きをしたので足が筋肉痛に。運動不足だな…

まずは、ホテルで朝食を取って「ブレラ美術館」へ。今日もルネサンス美術を堪能した。

お次は「スフォルツェスコ城」へ。入ってみたはいいけど広過ぎる。見応えはあるけどさ。

「スフォルツェスコ城」を後にして街ブラという名の時間調整。出発前から、いや飛行機を予約した時からミラノ最後の観光地はこちらにすると決めていた。「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」。「最後の晩餐」鑑賞である。ここは事前予約必須とのことで1ヶ月以上前に予約済。時間になったらガイドに英語で説明してもらいながら鑑賞へ。1グループ約30人くらいで見学時間は15分と決まっているので、壁画の前が黒山の人だかりになることもなく、思う存分堪能できるのが素晴らしい。

明日は早朝便でポルトへ向かうため、ミラノでの最後の晩餐へ。
宿泊していたホテルの目の前に良さげなリストランテがあったので入店。ディナーにしては早めの時間だったこともありスムーズに着席。
お一人様だったのでANTIPASTIはパスしてPRIMIでチョイスしたのは「Risotto alla milanese(ミラノ風リゾット)」。濃厚なチーズと少し硬めのお米の相性が抜群に良い。あまりの美味しさに思わず微笑んでしまった。ビールではなくて白ワインの方が合ったかもなあ

SECONDIでチョイスしたのは「Cotoletta alla Milanese con patatine fritte(ミラノ風カツレツ)」。見た目ボリュームある感じだけど生地が薄いので食べやすいし、衣はサクサクとした食感。岩塩のしょっぱさも程よい存在感。合わせで赤ワインも注文。

一人旅派だけど食事の時は色んなものを頼めて味わえる複数人のほうがいいかな～と思ってしまう。

お腹もいい感じに膨れてきたところで、店主の方からデザートはどうだい？と。せっかくだから頼みます！とのことで、メニュー表を見るとまたまたMilanoの文字を見つけたので「Dolce Milano caldo al grand Marnier(リキュール風味のミラノ伝統デザート？)」なるものを注文。あれ？注文した３品すべてミラノ風何とか~ だね(笑)

お腹がいっぱいになったところで一旦ホテルに戻って休憩し、夜のサンシーロへ！

満員の電車に揺られること数十分。サンシーロに到着。今夜は新年初戦かつ「インテル」vs「ナポリ」のビッグマッチ。スタジアムに入るのに３０分ぐらい時間がかかった。呆れるぐらい手際が悪いよね…。
サンシーロの中に入って、自分の席へ。首位ナポリ戦とのことで、すでにティフォージは応援歌を熱唱。

私が海外サッカーを見始めたのは2010年の南アW杯がきっかけ。当時観ていたのが「インテル」。ちょうど長友選手が加入してNHK BSで不定期放送されていたので。ブラウン管越しだったピッチを青黒のユニフォームを纏った選手たちを直接この目で見ている。なんだか感慨深い。

※セリエA観戦の際には、身分証明証を入場口で提示する必要があります。日本から訪れた方(EU Citizen Cardを持っていない方)はパスポートの持参が必要です。他のスタジアムはわかりませんが、サンシーロは原本を提示する必要があります。ただでさえ混雑しているのでスリ・盗難には気をつけてください。せっかくの観戦ですが、夢中になり過ぎずに常に気を引き締めて楽しんでくださいね。

試合開始。それにしてもスタジアムの熱狂ぶりに驚かされる。当時日本では、マスック着用の上で声出し、鳴り物禁止状態だったからなおさら。片やこちらはコロナ前と何も変わらない。やっぱチャントが響き渡るスタジアムは最高だ！

後半11分インテル先制！！！

となりの若い集団と喜びを分かち合う。言葉が通じなくても共有できるものがあるって素晴らしい。試合はそのままインテルの勝利。ミラノ最後の夜に最高の90分を過ごすことができた。

明日は4:30起床で、ポルトガル第二の都市ポルトへ向かう