2023/07/04 - 2023/07/04
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funasanさん
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ミラノ滞在2日目はトリノ観光をしました。ミラノ中央駅から特急列車に乗って1時間30分ほど、日帰り観光としてぎりぎりの距離です。トリノはフランス国境に近く、街中にフランス文化の影響が色濃く残っています。パリを思わせる豪華な建物があちこちにあり、街歩きだけでも楽しいです。勿論、王宮の中は美術館・博物館です。十分楽しめました。
私のホームページに著書紹介、旅行記多数あり。
※新著紹介あります
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ヒルトンミラノに5連泊中なのでリックサックだけ肩にひっかけて出発です。ミラノ駅前の超豪華なホテル「エクシオールホテル・ガリア」(写真)が朝日に映えています。
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今日はミラノからトリノまで私鉄の特急「イタロ」(写真)に乗車します。
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車内(写真)は綺麗で何も問題ありません。おまけに、驚くほどすいています。
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運賃は1名で32.9ユーロ、旅行当時の為替レート(1ユーロ=160円程度)で換算すると5264円です。約1時間40分くらいの特急列車の旅なので高くはない気がします。
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今や世界のインフレと円安で日本人が海外旅行に行きにくくなってきています。特にヨーロッパは遠くてお金がかかりそうです。今回はコロナ後のヨーロッパの物価がどうなっているのか現地調査も兼ねています。
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トリノの街の中心に国際列車が到着する「ポルタ・ヌオーヴァ駅」(写真)があります。1時間40分の快適な列車の旅で到着です。
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写真は駅のカフェにある朝食用のクロワッサン・サンドイッチとジュースです。5.2ユーロ(832円)
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クリームやジャム入りクロワッサンで1.5ユーロ(240円)。
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トリノ市街にはボローニャ同様に驚くほど立派なポルティコ(アーケード)があり高級ショッピング街の雰囲気で楽しくなります。
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トリノには3つの有名な広場があり、それらが「ポルタ・ヌオーヴァ駅」から直線の道路沿いに配置されています。最初の広場が駅前の「カルロ・フェリーチェ広場」(写真)です。
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次が「サン・カルロ広場」(写真)です。中央には16世紀にトリノを発展に導いたエマヌエール・フィリベルトの騎馬像があります。
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サン・カルロ広場の駅側の入口に「サン・カルロ教会(写真左)」と「サンタ・クリスティーナ教会(写真右)」があります。
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そして最後の広場が「カステッロ広場」(写真)です。この広場からトリノの歴史ははじまったと言われる歴史的建造物が広場の周囲を取り囲んでいます。
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カステッロ広場の北の突き当りに白亜の「王宮」(写真)が鎮座しています。ここは1865年までサヴォイア家の宮殿でした。
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17世紀、サヴォイア家の安定した支配の下、都市整備と建築活動が進み、今に残るイタリアン・バロック様式の美しい街並みが造られたそうです。宮殿内部(写真)はまるで博物館・美術館です。
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天井壁画(写真)大きさと美しさに声も出ません。これらの天井壁画が延々と続いているのです。
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武器庫の一角に、日本の鎧兜(写真)が展示してあって驚きました。サヴォイア家の隆盛時期は江戸末期に重なります。徳川将軍と交流があったのかもしれません。
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黄金の壁と天井壁画(写真)、一体どれだけお金を使ったのだろうか?よほどサヴォイア家は豊だったのでしょう。
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奇妙な形をした塔は「モーレ・アントネッリアート」(写真)で、ここの展望台からトリノ市街の全体と、さらに雪をかぶったアルプスの山々が見えるという。そこで苦労してここまで来ましたが、本日は閉館日でした。
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街をそぞろ歩きをしていたらアーケードに沿って本屋(写真)が沢山集まっている一角に出合いました。
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相当多数の本屋があるので不思議に思って本屋の店主に聞いてみると、ここはトリノ大学(写真)の前だよ、という返事でした。納得です。
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突然、驚くほど立派な建物に出合いました。カリニャーノ宮殿(写真)です。1679~1684年に建設されたバロック様式の宮殿です。1997年、「サヴォイア王家の王宮群」の名称でイタリアの世界遺産に登録されています。
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ここはイタリア初代国王のヴィットリオ・エマヌエーレ2世が生まれた宮殿です。サヴォイア家の宮殿として利用された後には、国会議事堂として使われた時期もあり、イタリアを統一後、初の国会はこの宮殿に召集されました。現在は王立リソルジメント博物館となっています。
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カリニャーノ宮殿近くにある「ガッレリア・スバルピーナ」(写真)1873年建設。中央には植木が並んでおり、人々はこの周囲を通り抜けるようにガッレリアを利用します。
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ガッレリア内部にあるレストラン(写真)が開店している夜の時間帯には、この植木で囲われた部分にテラス席が設けられ、夕食を楽しむ人々で賑わうそうです。
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かなり歩き回って疲れたので、カステッロ広場のカフェでコーヒータイムにします。カプチィーノ4ユーロ(640円)、生ジュース7ユーロ(1120円)、
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カプチィーノはともかく生ジュースが高かった。メニューが良く分からないので適当にジュースを注文したら“生”だった。合計11ユーロ(1760円)。日本ならファミリーレストランで2人でランチが食べられる値段ですね。
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トリノ観光もそろそろ終盤になってきました。王宮の裏にある「ドゥオーモ」(写真)です。内部の礼拝堂にはキリストの処刑後、その身体を包んだ「聖骸布」があることで有名らしい。残念ながら閉館中でした。
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「ドゥオーモ」から王宮にもどり、そこから延々と「ポルタ・ヌオーヴァ駅」まで歩いて帰ります。観光旅行は足腰のトレーニングになります。
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駅前までもどってきました。
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16:30発「ナポリ」行のイタロに乗ります。トリノは北イタリアの西端、フランスに近い場所にあります。
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トリノから「ミラノ→フィレンツェ→ローマ→ナポリ」と赤い特急列車イタロ(写真)は疾走します。列車の旅は夢を誘います。
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駅でサンドイッチを買い車窓の風景(写真)を楽しみながらミラノに帰ります。
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そして、ミラノ中央駅(写真)に帰ってきました。夏のヨーロッパは日暮れが遅く観光旅行に最適な時期です。明日は湖水地方の景勝地「マッジョーレ湖」に行きます。
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