秋の広島②（２日目前半）☆千畳閣 豊国神社・厳島神社・大願寺☆瑠羽樹☆2023/11/09

2023/11/08 - 2023/11/10

秋の広島旅行の２日目。
もとやす桟橋から、ひろしま世界遺産航路で宮島に行きました。
２日目は、一日宮島散策です。千畳閣 豊国神社、厳島神社、大願寺と巡りました。
海の中の厳島神社大鳥居、水が引けた大鳥居の両方を見ることができました。
昼食は、名物あなごめしです。

☆１日目
広島駅→（広電）→原爆ドーム前→Caff’e Ponte ITALIANO（昼食）→広島平和記念公園→おりづるタワー→ホテル

夕食　おこのみ魂　悟空

☆２日目
ホテル→もとやす桟橋→（ひろしま世界遺産航路）→宮島→豊国神社（千畳閣）→五重塔→厳島神社→大願寺→瑠羽樹（昼食）→紅葉谷公園（ロープウェー紅葉谷駅、獅子岩駅往復）→　宮島→（ひろしま世界遺産航路）→もとやす桟橋→ホテル

夕食　かき船　かなわ

☆３日目
ホテル→広島城→ひろしま美術館→ホテル→（taxi）→広島駅

ホテル　リーガロイヤルホテル広島

秋の広島①（１日目）☆平和記念公園・おりづるタワー☆Caff’e Ponte ITALIANO☆2023/11/08
https://4travel.jp/travelogue/11866148

秋の広島②（２日目前半）☆千畳閣 豊国神社・厳島神社・大願寺☆瑠羽樹☆2023/11/09
https://4travel.jp/travelogue/11866898

秋の広島③（２日目後半）☆紅葉谷公園・宮島ロープウェイ☆かき船 かなわ☆2023/11/09
https://4travel.jp/travelogue/11868164

秋の広島④（３日目）☆広島城・ひろしま美術館☆2023/11/10
https://4travel.jp/travelogue/11869133

エリア 宮島・厳島神社(広島)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 船 徒歩

広島、２日目の朝。曇り空ですが、予報では晴れ。ホテルの部屋からの景色。

エグゼクティブフロアに宿泊すると、33階のレストランで朝食となります。
一日目の朝食は、洋食です。ハンバーグがありました。朝から、ハンバーグですが、肉は少なかったです。

最上階33階からの景色を眺めながら、朝食をいただきました。

ホテルを出て、もとやす桟橋へ向かいます。
昨日行った、おりづるタワー。

おりづるの壁が見えます。
専用の折り紙で折ったおりづるを約50mのガラスの箱に投入し、それらが積み重なることで、「おりづるの壁」は完成します。

原爆ドームを通って、もとやす桟橋に向かいます。
原爆ドームの前にある慰霊碑は、旧産業奨励館の中に入っていた、広島県地方木材統制・職員を慰霊するために、１９６７年建てられたものです。
「此のドームは第二次大戦時　吾国の木材統制機関であった広島県地方木材統制株式会社の本社として職員二百六十名の本拠であったが、昭和廿年八月六日午前八時十五分　至近上空に原爆投下され　不幸にも役職員百余名がドーム内外において被爆殉職した　ここに原爆ドーム永久保存の決定をみて　当時の社長田中好一氏の発起により生存の旧役職員集い　その霊の冥福を祈ると共に　世界永久平和を祈願して之を建碑する。」

朝の原爆ドーム

目の前に聳え立つ原爆ドームを見つめながら、いろいろなことを考えてしまいます。

よく残ったなあと思います。後世の人々が原爆の悲惨さを忘れないためには、とても貴重な遺産です。

もとやす桟橋に着きました。
平和公園と宮島を最短時間で結ぶ高速船、ひろしま世界遺産航路に乗ります。
事前に予約してあります。

もとやす桟橋の隣は、今夜食事する「かなわ」です。

宮島まで４５分間の船旅です。
船から見た原爆ドーム。

天気も良く、快適な船旅です。

津久根島が見えます。
津久根島は、五日市地区の東南海上約4kmに位置する、ドーム型の小島です。島の周囲は300m余りで、広島湾のほぼ中央部に孤立していることから、古来より航海の目標とされてきました。「あまんじゃく伝説」の舞台として知られています。

五日市地区に伝わる「あまんじゃく伝説」
　昔、湯蓋道空（ゆぶたどうくう）という村人から尊敬される漁師がいました。しかし、その息子・道裕（どうゆう）は、いつも親の言うことと反対の行動をする大変な変わり者で、村人に「あまんじゃく」とあだ名を付けられました。
　道空は死の間際、家の近くの海老山に墓を建ててもらえるよう、息子の性格を考えて、「わしの墓はあの海の上の津久根島に建ててほしい」と言い残しました。ところが道裕は、親の遺言だけには逆らうまいと、津久根島で道空を手厚く葬り、墓まで建ててしまいました。道裕は最後まで、親の思いに沿うことができなかったのです。
（「五日市町誌（下巻）」より）

宮島に到着します。
大きな船が停まっています。

船を降りました。船の名前は、「れいわ」です。

平清盛像がお出迎えです。

日本三景碑
江戸時代のはじめ、全国を行脚した儒学者、林春斎が「日本国事跡考」において、卓越した三つの景観とした、日本三景。
松島、天橋立、宮島。

世界遺産登録記念碑
1996年（平成8年）12月7日登録（6日）、メキシコ・メリダ市でユネスコの第２０回、世界遺産委員会で正式に「世界文化遺産」に登録が決定しました。

史跡及び名勝厳島碑

嚴島神社 大鳥居が見えます。

嚴島神社 石の大鳥居

この時間は、大鳥居は海の中です。

玉乗り狛犬

神馬舎

千畳閣 豊国神社に向かいます。

千畳閣 豊国神社

桁行13間39.546m（約40m）　梁間8間21.091m（約21m）
単層本瓦葺入母屋　木造の大経堂

豊臣秀吉公が、千部経の転読供養をするため天正15年（1587）発願し、安国寺恵瓊に建立を命じましたが、秀吉の死により未完成のまま現在にいたっています。 明治時代に秀吉公と加藤清正公が祀られ、豊国神社となっています。

入母屋造りの大伽藍で857畳の畳を敷くことができ、軒瓦には金箔が押してあります。

千畳閣からの風景

干支恵方盤

とにかく広いです。

千畳閣から見た五重塔

五重塔は、応永14年（1407）建立。
本尊の釈迦如来・普賢菩薩・文殊菩薩は、明治の神仏分離で大願寺へ移されました。

荒胡子（あらえびす）神社
室町時代に造営されたといわれる本殿は、国の重要文化財に指定されています。

下から見上げる、千畳閣と五重塔

いよいよ嚴島神社に入ります。

「神を斎（いつ）き祀（まつ）る島」という語源のように、古くから島そのものが神として信仰されていたという厳島。

鏡の池
鏡池は干潮時のみに東廻廊、客神社（まろうどじんじゃ）近くに現れる湧水の池です。

客神社本殿の向こうに五重塔が聳え立ちます。

門客神社
厳島神社の境内内にある末社です。
東の門客神社が櫛磐窓神（クシイワマドノカミ）
西の門客神社が豊磐窓神（トヨイワマドノカミ）

灯篭の向こうに大鳥居

狛犬
雌です。

狛犬
こちらは雄です。

平舞台

平舞台から見た拝殿

能舞台
永禄4年（1561年）に大鳥居を再建した毛利元就は、永禄11年(1568年）、観世太夫を招き、仮の能舞台を海中に設けて、能を奉納しています。現存する能舞台は江戸時代前期に広島藩主・浅野綱長が改築したものです。
国の重要文化財に指定されています。

反橋（そりばし）
往時は天皇からの使者（勅使）だけが許されたことから勅使橋とも呼ばれています。国の重要文化財に指定されています。

大願寺 仁王門です。
大願寺は、真言宗で、開基は不明です。
鎌倉時代の建仁年間（1201～1203年）に僧了海［りょうかい］により再興されたと伝えられています。

小松内大臣平重盛公御手植松
大願寺の境内に平重盛公お手植え松の大きな枯れた幹が保存されています。平重盛は平清盛の嫡男で将来を嘱望されていましたが、父に先立ち病没しました。

本尊は厳島弁財天で、日本三大弁財天の一つに数えられています。
釈迦の弟子で賓頭盧尊（びんずるそん）、通称”おびんずる様”と呼ばれ、本堂の前に置かれています。体の病んでいる部位をなでると除病の功徳があるといわれています。

護摩堂
護摩堂の中には本尊不動明王半迦座像がいらっしゃいます。

厳島神社宝物館に入りました。
この建物は、昭和8年に建てらました。平家一門をはじめ、時の権力者たちが奉納した 貴重な美術工芸品の数々を収蔵しています。
中は撮影禁止でした。

昭和の修理工事で切り出された、大鳥居の根元材が宝物館の前に飾られています。

瑠羽樹 （ルウジュ）で昼食です。
芝居茶寮　水羽の姉妹店です。

テラス席でいただきました。
厳島に来たなら、やはり、あなごめしです。大野の瀬戸産あなごを使用。

穴子は柔らかい焼き穴子。タレはサラッとした甘ダレです。

昼食後は、厳島神社の大鳥居に戻りました。

水も引いてきたので、大鳥居の近くまで行けます。

下から見上げると本当に大きな大鳥居です。

フジツボがびっしり。

巨大な建造物です。

海に浮かぶ大鳥居も良し、水が引いた時の大鳥居も良し。

三翁（さんのう）神社です。
三翁神社は三つのお社がある神社です。
ここから宮島ロープウェイ紅葉谷駅に向かいます。