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私はフェリーに乗るのが大好きである。<br />初めてのフェリー乗船は学生時代の1969年に始まる。<br />1969年にシベリア経由で、友人の住むノルウェー オスロに渡り、その後ヨーロッパの主要都市を回った。その際、初めてフェリーを利用した。フェリーの乗船体験はこの時が初めてである。<br />フランス カレーとイギリス ドーバー間のフェリーに夜乗船し、朝、ドーバーの白い崖を見た時である。イギリスに来たのだという気持ちになった。<br />ところが2010年にロンドンを再訪し、フランスを経由してベルギーに渡った。。この際はドーバー海峡はユーロトンネルを利用した。白い壁を見ることなく、ヨーロッパに渡った。白い壁の思い出と感動は消えてしまった。<br />もうひとつはスウェーデン マルメーとデンマーク コペンハーゲン間の鉄道連絡船の経験である。友人の母親が貧乏学生である私のためにオスロからコペンハーゲンまで一等個室寝台を予約してくれた。<br />その列車に乗り、デンマーク コペンハーゲンに着き、人魚の像を見た時、ヨーロッパ大陸に来たんだと感動した。<br />ところが、2014年にノルウェーを再訪した際には、1969年に鉄道連絡船で渡ったオーレスン海峡には橋が架かり、搭乗した航空機から見れば、オーレスン海峡と海が見えるが、列車から見ると橋梁に遮られて海が見えなかった。<br />橋が架かり、トンネルができるとフェリーに乗って移動して見た風景と感動が失われてしまった。<br />Piet Heinというデンマークの詩人が&quot;GROOKS&quot;の中で以下の詩の中で次のように、橋とトンネルが以前に見た思い出失わせてしまうことを予測していた。<br /><br />BRIDGE OR TUNNEL?<br />Channel project.<br /> <br />A tunnel would be possible,<br />   a bridge would also do,<br />but wouldn&#39;t it be better to<br />   amalgamate the two?<br /> <br />Let bridge and tunnel undulate<br />   in waves from shore to shore,<br />keeping green the memories<br />   of those who went before.<br /><br />ヨーロッパにおけるフェリー乗船体験は次の通りである。<br />一回目(往復)六回目<br />フィンランド、トゥルクとストックホルム間<br />二回目(往復) 五回目 鉄道連絡船<br />スウェーデン マルメーとデンマーク コペンハーゲン間<br />三回目<br />フランス カレーとイギリス ドーバー間<br />四回目<br />Harwich - Hook of Holland間<br /><br />2014年<br />七回目<br />ボードーとベルゲン間<br />沿岸急行船で巡るボードー、オルネス、ネスナ、サンネスショーエン、ブレンネイスン、ロルヴィーク、トロンハイム、クリスチャンスン、モルデ、オーレスン、トルヴィーク、モーロイ、フローロとベルゲンの旅<br />https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11274183/<br />八回目<br />グドバンゲン、フラム間<br />世界遺産を求めてベルゲンから、ボス、グドバンゲン、フラム、ミュルダール、オスロまでの旅 フィヨルド周遊券利用<br />https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/10906977/<br />九回目<br />ホルテンとモス間<br />中立により平和を守れると信じていたノルウェー 1940年4月8日深夜ドイツ海軍と初めて戦いを開始した軍港ホルテン<br />https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11639707/<br />十回目<br />オスロとコペンハーゲン間<br />北に沈む夕日 北から上がる朝日 オスロからコペンハーゲンまでの船旅<br />https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/10916968/<br />GROOK<br />https://en.wikipedia.org/wiki/Grook<br />Piet Hein Quotes<br />https://www.goodreads.com/author/quotes/369545.Piet_Hein<br /><br />ドーバーの白い崖<br />https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%81%AE%E7%99%BD%E3%81%84%E5%B4%96<br /> <br />トゥルク<br />https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%82%AF<br />マルメー<br />https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%A1<br />カレー<br />https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%BC_%28%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%29<br />ドーバー (イギリス)<br />https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC_(%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9)<br />Harwich<br />https://www.ferryscanner.com/en/ferry-destinations/united-kingdom/harwich?arr=HRW&amp;partnerCode=gosembaltic&amp;gad_source=5&amp;gclid=CjwKCAiAx_GqBhBQEiwAlDNAZnA3WYUOEpJKCX6HUtLftRHpMuHiVcATfqrxqMb2LX_Jxz6OMHP86xoCwUUQAvD_BwE<br /> Hook of Holland<br />https://en.wikipedia.org/wiki/Hook_of_Holland<br />1.タイムライン<br />2023/11/07 火<br />新門司港フェリーターミナル2023/11/06 23;56発<br />横須賀港         2023/11/07 20;39着20;47発                 <br />横横経由    自宅               21;47着<br />2.移動距離<br />船  844km 20h51min<br />車   36km  1h01min<br />3.利用したフェリー<br />東京九州フェリー<br />https://tqf.co.jp/<br />4.航路<br />新門司23:55→横須賀翌日20:45<br />5.船舶<br />それいゆ<br />https://tqf.co.jp/ship/<br />6.それいゆの構造特徴<br />垂直船首、フィンスタビライザ<br />垂直型船首が最近の流行<br />https://www.jrtt.go.jp/project/working-report/ship/no70/<br />東京九州フェリー 垂直船首を用いた新型船型「 はまゆう 」来島海峡中水道東航<br />https://www.youtube.com/watch?v=PVAy9CJGn3Y<br />球状船首(きゅうじょうせんしゅ)<br />船の造波抵抗を打ち消すために、喫水線下の船首に設けた球状の突起<br />https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%90%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%A6<br />7.客室<br />当初は<br />はまゆう・それいゆ ツーリストSを予約<br />https://tqf.co.jp/room/#room-s<br />はまゆう・それいゆステート<br />https://tqf.co.jp/room/#room-state<br />に新門司港で変更<br />その理由<br />老人につき、トイレが近いため室内トイレが欲しかった。<br />料金 ステート和室32000 乗用車5m未満

九州一周旅行13日14日目一路新門司より横須賀へ 東京九州フェリーの旅

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2023/11/06 - 2023/11/07

1202位(同エリア1404件中)

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59

kirstiNorge

kirstiNorgeさん

私はフェリーに乗るのが大好きである。
初めてのフェリー乗船は学生時代の1969年に始まる。
1969年にシベリア経由で、友人の住むノルウェー オスロに渡り、その後ヨーロッパの主要都市を回った。その際、初めてフェリーを利用した。フェリーの乗船体験はこの時が初めてである。
フランス カレーとイギリス ドーバー間のフェリーに夜乗船し、朝、ドーバーの白い崖を見た時である。イギリスに来たのだという気持ちになった。
ところが2010年にロンドンを再訪し、フランスを経由してベルギーに渡った。。この際はドーバー海峡はユーロトンネルを利用した。白い壁を見ることなく、ヨーロッパに渡った。白い壁の思い出と感動は消えてしまった。
もうひとつはスウェーデン マルメーとデンマーク コペンハーゲン間の鉄道連絡船の経験である。友人の母親が貧乏学生である私のためにオスロからコペンハーゲンまで一等個室寝台を予約してくれた。
その列車に乗り、デンマーク コペンハーゲンに着き、人魚の像を見た時、ヨーロッパ大陸に来たんだと感動した。
ところが、2014年にノルウェーを再訪した際には、1969年に鉄道連絡船で渡ったオーレスン海峡には橋が架かり、搭乗した航空機から見れば、オーレスン海峡と海が見えるが、列車から見ると橋梁に遮られて海が見えなかった。
橋が架かり、トンネルができるとフェリーに乗って移動して見た風景と感動が失われてしまった。
Piet Heinというデンマークの詩人が"GROOKS"の中で以下の詩の中で次のように、橋とトンネルが以前に見た思い出失わせてしまうことを予測していた。

BRIDGE OR TUNNEL?
Channel project.

A tunnel would be possible,
a bridge would also do,
but wouldn't it be better to
amalgamate the two?

Let bridge and tunnel undulate
in waves from shore to shore,
keeping green the memories
of those who went before.

ヨーロッパにおけるフェリー乗船体験は次の通りである。
一回目(往復)六回目
フィンランド、トゥルクとストックホルム間
二回目(往復) 五回目 鉄道連絡船
スウェーデン マルメーとデンマーク コペンハーゲン間
三回目
フランス カレーとイギリス ドーバー間
四回目
Harwich - Hook of Holland間

2014年
七回目
ボードーとベルゲン間
沿岸急行船で巡るボードー、オルネス、ネスナ、サンネスショーエン、ブレンネイスン、ロルヴィーク、トロンハイム、クリスチャンスン、モルデ、オーレスン、トルヴィーク、モーロイ、フローロとベルゲンの旅
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11274183/
八回目
グドバンゲン、フラム間
世界遺産を求めてベルゲンから、ボス、グドバンゲン、フラム、ミュルダール、オスロまでの旅 フィヨルド周遊券利用
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/10906977/
九回目
ホルテンとモス間
中立により平和を守れると信じていたノルウェー 1940年4月8日深夜ドイツ海軍と初めて戦いを開始した軍港ホルテン
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11639707/
十回目
オスロとコペンハーゲン間
北に沈む夕日 北から上がる朝日 オスロからコペンハーゲンまでの船旅
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/10916968/
GROOK
https://en.wikipedia.org/wiki/Grook
Piet Hein Quotes
https://www.goodreads.com/author/quotes/369545.Piet_Hein

ドーバーの白い崖
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%81%AE%E7%99%BD%E3%81%84%E5%B4%96

トゥルク
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%82%AF
マルメー
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%A1
カレー
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%BC_%28%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%29
ドーバー (イギリス)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC_(%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9)
Harwich
https://www.ferryscanner.com/en/ferry-destinations/united-kingdom/harwich?arr=HRW&partnerCode=gosembaltic&gad_source=5&gclid=CjwKCAiAx_GqBhBQEiwAlDNAZnA3WYUOEpJKCX6HUtLftRHpMuHiVcATfqrxqMb2LX_Jxz6OMHP86xoCwUUQAvD_BwE
Hook of Holland
https://en.wikipedia.org/wiki/Hook_of_Holland
1.タイムライン
2023/11/07 火
新門司港フェリーターミナル2023/11/06 23;56発
横須賀港         2023/11/07 20;39着20;47発                
横横経由    自宅       21;47着
2.移動距離
船  844km 20h51min
車   36km 1h01min
3.利用したフェリー
東京九州フェリー
https://tqf.co.jp/
4.航路
新門司23:55→横須賀翌日20:45
5.船舶
それいゆ
https://tqf.co.jp/ship/
6.それいゆの構造特徴
垂直船首、フィンスタビライザ
垂直型船首が最近の流行
https://www.jrtt.go.jp/project/working-report/ship/no70/
東京九州フェリー 垂直船首を用いた新型船型「 はまゆう 」来島海峡中水道東航
https://www.youtube.com/watch?v=PVAy9CJGn3Y
球状船首(きゅうじょうせんしゅ)
船の造波抵抗を打ち消すために、喫水線下の船首に設けた球状の突起
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%90%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%A6
7.客室
当初は
はまゆう・それいゆ ツーリストSを予約
https://tqf.co.jp/room/#room-s
はまゆう・それいゆステート
https://tqf.co.jp/room/#room-state
に新門司港で変更
その理由
老人につき、トイレが近いため室内トイレが欲しかった。
料金 ステート和室32000 乗用車5m未満

旅行の満足度
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

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