2023夏の兵庫・鳥取　その2は三朝温泉と倉吉白壁土蔵群

2023/09/09 - 2023/09/11

夏休みの旅行は、4泊5日で兵庫県と鳥取県へ。
兵庫は城崎温泉、鳥取は三朝温泉での滞在が旅のメイン。
海を見たり道の駅に立ち寄ったりしながら、下道をのんびりと行きました。

その2は、鳥取の三朝温泉と倉吉の旅行記です。
三朝温泉以外の訪問場所は、なしっこ館と倉吉白壁土蔵群、道の駅3ヶ所。
なしっこ館は、想像以上に楽しかったです。

エリア 三朝温泉(鳥取)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

兵庫から鳥取に入りました。

岩美町の「道の駅　きなんせ岩美」。
岩美町は、松葉ガニの収穫量が日本一。

道の駅 きなんせ岩美 道の駅

訪れた9月は、ノドグロやハタハタが旬。
旅の途中で買えないのが残念。

ここから、一気に三朝町へ。

道の駅 きなんせ岩美 道の駅

三朝温泉での宿泊は、みささガーデンホテル。

6畳の和室は狭いものの窓が大きく、アメニティは浴衣・歯ブラシ・タオル。
通路に、梅ジュースや冷水のドリンクサービスあり。

三朝温泉　みささガーデンホテル 宿・ホテル

これまた狭い、ラドン温泉の浴場。

三朝地区の住民のガンの死亡率が全国平均の半分なのは、ラジウム効果だとか。
じんわり温まり、肌もすべすべに。

三朝温泉　みささガーデンホテル 宿・ホテル

ホテルは温泉街から離れているので、車で行って無料の「ほっとプラ座」に駐車。
有料駐車場も、1時間以内は無料で利用できました。

散策マップを片手に、温泉街をぶらぶら。

三朝温泉 温泉

三徳川に架かる、三朝橋。

映画「三朝小唄」の像の向こうに見えるのは・・

三朝橋 名所・史跡

無料で24時間利用できる露天風呂の、河原風呂。
丸見え必至の混浴なので、確認できた利用者はおっさんばかり。

河原風呂 / 足湯 河原の湯 温泉

湯の街ギャラリーは、やや寂れた感じ。

左手前の梶川理髪館は、理容資料館を併設。
10分ワンコインのエステサービスなんてのも。

湯の街ギャラリー 美術館・博物館

理髪館の隣は、調刻の館。

メインは、高野豆腐を使った作品の展示。
片隅に、昔の三朝温泉の風景の写真。

調刻の館 名所・史跡

三朝温泉にも、遊技場が。

夕方は空いていたけど、夕食後の時間は大混雑。
夜に遊べるところは、少ないもんね。

夫は、手打ちパチンコに夢中。
「出る玉がなくなってストップがかかったよ～」と、自慢気。

足湯と飲泉がある、薬師の湯。
薬師堂の木造薬師如来坐像は、三徳山から来たそう。

温泉本通りは続いているようだけど、この先は見どころなし。

薬師の湯 温泉

手水舎がラジウム温泉の、三朝神社。

訪れた9月は、秋の和紙灯りの期間。
18時を過ぎたら、和傘の中の和紙玉に明かりが灯ってキレイ♪

三朝神社 寺・神社・教会

営業時間が夜だけの駄菓子店、てりふり屋。

アースの看板を見ていたら、「もうすぐほっとプラ座で公演が始まるので、よかったら来てくださいね～」と、観光案内所のスタッフから声をかけられました。

公演前に、かじか橋にある「かじかの湯」の足湯へ。
ここの足湯も、手湯とセットになっています。

難点は、明かりめがけて飛んでくる虫！

かじかの湯 温泉

毎週金曜・土曜の20時半から開催される、「あったか座」の郷土芸能の公演。

三味線や太鼓の演奏を聴き、最後はみんなで合唱。
無料で見られるなんて、三朝温泉のサービスはすごいですね。

三朝温泉ほっとプラ座 温泉

3日め。

ホテルの朝食は、洋食セット一択。
ドリンクは、コーヒー・紅茶・ジュース・大山白バラ牛乳がフリー。

三朝温泉　みささガーデンホテル 宿・ホテル

チェックアウト後も、ささっと観光。

株湯は、三朝温泉の元祖の湯。
足湯と飲泉があり、ポリタンクにお湯を入れるホース付き。

株湯 温泉

縁結びのかじか蛙がいる、恋谷橋。

娘のために、かじか蛙をいっぱいナデナデ。
絵馬まであって、まるで神社。

恋谷橋 名所・史跡

橋を渡った先の広場には、キュリー夫人の像が。
ラジウムといえば、キュリー夫妻だから？

キュリー広場 名所・史跡

三朝町の「道の駅　三朝・楽市楽座」。

梨だけでなく、スイカやぶどうも販売。
名古屋ではなかなかお目にかかれない、瀬戸ジャイアンツを購入。

道の駅　三朝・楽市楽座 道の駅

三朝の次は、倉吉へ。

文化ホール・図書館・温水プールなどが入る、倉吉パークスクエア。
ここに来た目的は、鳥取二十世紀梨記念館「なしっこ館」。

倉吉パークスクエア 名所・史跡

なしっこ館の入館料は、300円。
入館料の中に、3種類の梨の試食が含まれています。

出迎えてくれた、梨タワーとナッシー。

鳥取二十世紀梨記念館なしっこ館 美術館・博物館

この日の試食は、二十世紀・なつひめ・新甘泉。

それぞれ食感が違って、どれもおいしい。
いちばん甘いのは、新甘泉でした。

鳥取二十世紀梨記念館なしっこ館 美術館・博物館

二十世紀梨の生産量日本一は、鳥取県。

梨の生産が最も多い国は、中国。
韓国では、ユッケや冷麺に入っているイメージ。

鳥取二十世紀梨記念館なしっこ館 美術館・博物館

私が住む愛知県では、二十世紀梨よりも豊水や幸水がメジャー。

鳥取県で、こんなに多くの種類の梨を生産していると知らなかった。
新甘泉の収穫期は短いから、いいときに旅行に来たね！

鳥取二十世紀梨記念館なしっこ館 美術館・博物館

館内では、梨の袋かけ作業体験。
館外のなし園では、有料の梨狩りも。

梨のシアターや、ロボットの梨農家夫婦の舞台も見られました。

鳥取二十世紀梨記念館なしっこ館 美術館・博物館

日本で唯一の梨の博物館では、歴史から品種・作業まで学ぶことが多かったです。

最後に、直営のフルーツパーラーへ。
二十世紀梨のソフトクリームが入った、なしっこミニパフェ500円。

鳥取二十世紀梨記念館なしっこ館 美術館・博物館

倉吉市役所の駐車場に車を停めて、白壁土蔵群見学。

赤瓦十号館は、観光案内所。
まちあるきマップをもらって散策。

赤瓦十号館 名所・史跡

白壁土蔵群は、江戸・明治の時代に建てられたもの。
土蔵は、商家の蔵だったそう。

赤い屋根瓦は、石州瓦。

白壁土蔵群 名所・史跡

赤瓦一号館は、お土産店。

倉吉は南総里見八犬伝のモデル、里見忠義と八賢士ゆかりの地。
ねぶた風のオブジェは、それにちなんで展示されています。

赤瓦一号館～十八号館 市場・商店街

琴桜記念館も、土蔵群の中にありました。
琴桜は、倉吉市出身の第53代横綱。

名古屋から約380kmのここから折り返して、東に戻ります。

琴櫻記念館 美術館・博物館

湯梨浜町の「道の駅　はわい」。
顔出しパネルは、町内の羽合温泉から連想するハワイ風。

この先は、鳥取市内に入ります。

道の駅 はわい 道の駅