
2023/10/30 - 2023/10/30
35位(同エリア169件中)
しゃんみーさん
- しゃんみーさんTOP
- 旅行記35冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 33,586アクセス
- フォロワー25人
SEA SPICA(シースピカ)は、G7広島サミットで首脳たちがグランドプリンスホテルから宮島へ移動する際、使われました。それ以来、乗ってみたいと興味津々でした。
夫が海外出張に出かけ、なんだか時間がたっぷりある!実家の片付けとか考えたけど、ずーっと秋晴れの行楽日和が続いており。。。
一人旅はあまり得意じゃないけど、半日のクルーズなら気軽に行けそうと思い、数日前に瀬戸内海汽船トラベルサービスの「お手軽乗船プラン」を予約しました。
広島港発の東向きコースと三原港発の西向きコースがあり、寄港地が少し、異なります。どちらにしようか迷いましたが、東向きコースにしました。決め手は、クルーズの時間でした。
西向きコースの夕陽・マジックアワーも魅力ありましたが、広島港に着くのは18:00。もう真っ暗だな~と思い、東向きコースにしたのでした。
近場のお出かけでも非日常を感じられ、とても楽しい時間を過ごすことができました。
旅行記を書くまでもないかなぁ・・・と思いましたが、シースピカのスタッフさんに「お友達にもお話して(宣伝)、またお越しください。」と言われ、書いてみることにしました。
これで「行ってみたーい!」と思う人がいらっしゃるかどうかは約束できないけれど(*^-^*)少しでも多くのトラベラーさんの目にとまれば嬉しいです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通
- 5.0
-
瀬戸内しまたびライン SEA SPICAの乗船券に載っている地図。
東向きコースはオレンジ色のルートを4時間半かけてクルーズします。 -
乗船時に写真を撮ってくれました。
紺色と白色のボディが爽やかな印象です。ポイントになっている金色は、瀬戸内の夕焼けをイメージしているそうです。 -
出航の手続きなどお世話をしてくださったスタッフさんがお見送りをしてくれていざ、出航です。
広島港(8:30発)~プリンスホテル前(8:38)~呉港(9:05)~下蒲刈島 丸谷港 約70分滞在~大久野島 約30分滞在~瀬戸田港(12:40)~三原港(13:05着)
およそ4時間半のクルーズです。
後ろに停泊中の「銀河」これも乗ってみたいな~~(^^♪
宮島方面などクルーズしながらフレンチをいただく・・・(^^♪ランチクルーズやディナークルーズがあります。 -
乗船券に書いてあった船の紹介
船名「SEA SPICAシースピカ」
全長:25.70m
全幅:6.80m
総トン数:90トン
主機関:ヤンマー6AYP-WGT
定員:90名
出力:610KW×2
航海速力:22ノット
建造:瀬戸内クラフト株式会社
デザイン:川西康之(イチバンセン)
SPICA(スピカ)は、おとめ座で最も明るい恒星。瀬戸内の青い海の上、美しい輝きを放ちながら、自由で開放的な旅に誘います。 -
G7広島サミットで首脳たちが乗船されましたが、シートを一部改装したそうです。
手前のシートは、一人掛けのシートを半月型のロングシートへ、奥のシートも青色のシートに改装したそうです。
「G7広島サミットロゴマーク」が付いていました。 -
広島港がどんどん離れていく~。
-
プリンスホテルの桟橋に到着しました。
-
プリンスホテル前からは4名の方が乗船されました。ホテルに泊られていたんでしょうね。便利ですね!
この日は合計45名が乗船していると言われてました。定員の半分です。
やっぱり、平日に限りますね。料金も6500円と安かったです(^o^)丿 -
プリンスホテルがどんどん遠くへ~。
-
造船で有名な呉市。
造船所が見えてきました。 -
海上自衛隊呉基地の船。
-
こんなに近づきます。
私は呉市で育ちましたが、この方向から見るのもこんなに近くから見るのも初めてでした。
お仕事してるのも見えましたよ。 -
目を引くピンク色の大きな船は只今、JMU呉事業所で建設中の世界最大級のコンテナ船でした。
-
自衛隊の船は、全く詳しくないけどなんかすごいです。
-
潜水艦にもこんなに近づきます。
-
桟橋の左右にたくさんの潜水艦が停泊していました。
-
潜水艦、陸からは見たことありますが、こうして見るとホントにすごいです。
-
船の名前が書いてあるけどどんな時に使う船なのかな!?
-
茶色の建物は、2023年9月(最近です)72年にわたる鉄鋼製鉄の歴史に幕を閉じた日本製鉄です。
子供のころ、住んでいた近所には、日新製鋼(当時)の大きな社宅もあり、とても賑わっていたのに・・・。
この光景を見て、悲しくなりました(/_;) -
赤い橋の下を通過しました。
2013年に完成した第2音戸大橋です。 -
こちらは、元祖・音戸大橋(昭和36年完成)のらせん道路。このらせん道路が珍しくて好きでした。
らせん道路沿いにはツツジが植えられていて満開の季節はホントに綺麗です。
子供のころの遠足や親に連れられてよく来ていたな~ととても懐かしかったです。 -
ダブル音戸大橋!
これも初めて見る光景で、やっぱり、音戸大橋好きです。
対岸の倉橋島と結ばれている音戸大橋。
この海峡(音戸の瀬戸)は、平清盛が開いたと言われています。音戸の瀬戸公園に清盛像もありますよ。 -
あっという間に音戸大橋も過ぎていく~~。
-
久しぶりに音戸大橋を見て幸せでした。
-
前方に見えてきたのは。。。橋の名前がわかりません(/_;)
たぶん安芸灘大橋です。 -
橋の下を通過。
-
最初の寄港地、下蒲刈島に着きました。
-
下蒲刈島の丸谷港に停泊中のシースピカ。
ここでは70分間滞在します。
右も左もわからないので地元の案内の方についていきます。 -
三ノ瀬港の常夜灯。
-
三ノ瀬港に「せしお」と書かれていた舟が置いてありました。
-
観欄閣(かんらんかく)~国有形文化財
ここにはひとりお住まいになっていると言われてました。 -
蘭島閣美術館(らんとうかくびじゅつかん)
総ヒノキ造りの立派な建物で平山郁夫さんや奥田元宗さんなど近代作家の作品が充実しているそうです。 -
「松濤園(しょうとうえん)」を見学することにしました。
シースピカ乗船者は、団体料金の割引適用されました。 -
蒲刈大橋のすぐ近くに建っています。
-
松濤園には4つの資料館があり、その建物は日本各地から移築または、復元された日本家屋を活用しているとこことでした。
これは、富山県砺波市の旧有川邸を移築したもので屋根が特徴的でした。
くれ板葺石置屋根の重厚な建物は、「御馳走一番館」。
朝鮮通信使の資料が展示されていました。
特に長ーい巻物「朝鮮人来朝覚備前御馳走船行列図(ちょうせんじんらいちょうおぼえびぜんごちそうせんぎょうれつず」は2017年にユネスコ世界の記憶に登録されたそうです。 -
旧吉田邸はあかりの館。
山口県上関町の旧家「吉田邸」を移築したものです。
世界中のランプのコレクションがすごかったです。
紀元前のテラコッタランプなどもありました。 -
あとは、
宮島の門前町にあった町屋(旧木上邸)を移築した陶磁器館には、古伊万里などが飾られていました。 -
白砂を敷いた庭園・白洲(しらす)
復元された蒲刈島御番所の前の庭です。 -
いつもは閉められているらしい旧細川邸門から出ました。
-
ボケボケの写真ですが、みかん!!
一袋200円で売ってました。安いので一瞬買おうかと思いましたが、重いのは嫌だったのでやめました。 -
蒲刈島御番所跡と常夜灯。
-
再び乗船して次へ向かっています。
橋が見えますが、橋の名前は??? -
時々、他の船ともすれ違いながら進んで行きます。
-
小さな島も現れたり。。。
-
よく行っているゴルフ場(瀬戸内ゴルフリゾート)のクラブハウスもシースピカから見るとこんな感じ(*^。^*)
-
契島(ちぎりしま)です。(大崎上島町・約9万平方メートル)
広島の軍艦島と言われているそうです。この小さな島は東邦契島製錬が所有しており、島が丸ごと鉛の生産拠点になっているそうです。
主力は車のバッテリーなどに使う純度の高い電気鉛で鉛の年間生産能力は国内最大の10万トンを誇る(中国新聞の記事より)
こんな島があるなんて、今回のクルーズで初めて知りました。 -
契島。
従業員の足(?)、フェリーが停まっていました。
一般人は立ち入れない島です。どんな感じなんだろう。 -
ふたつ目の寄港地 大久野島(おおくのじま)に到着しました。
ここでは、30分ほど滞在します。
瀬戸内海国立公園・大久野島では、キュートなうさぎちゃんに会える「うさぎ島」として有名です。CNNニュースで取り上げられたこともあり、外国人観光客も多いとのことでした。 -
大久野島ビジターセンター。
いろいろと展示してました。 -
ビジターセンター前の風景。
-
うさぎの耳をした集音器でした。
耳を当ててみたけれど、音聞こえませんでした(/_;)
やり方が悪かったのかな!?
大久野島で聞くことができる音
・波の音
・風の音
・鳥のさえずり
・人の声
・船の汽笛
・船のエンジンの音
・車の走る音 など
耳を澄ませて目を閉じれば、聞こえたはず。 -
海沿いの遊歩道を歩くのも気持ちよさそうです。
-
早速、餌をもらっているうさぎちゃんに出会いました。
かわいい~!
「一つづつしか食べないわ~。」と言われてました。 -
餌をねだっているうさぎちゃん。
-
うさぎちゃん、よく食べますね!
-
こちらのうさぎちゃんは、水を飲むのかと思いきや、じーっとしてて動かない。
どうやらお腹いっぱいの様子です。 -
お腹いっぱいなのか、今にも寝そうなうさぎちゃんでした。
-
今は500羽ほどのうさぎが暮らしているそうですが、元々は、1971年に小学校で飼いきれなくなった8羽のうさぎを放したのがきっかけだそうです。野生化したうさぎたちです。
なので
追い回したり、抱っこしたりしてはいけない。無理に抱っこするとうさぎにとってかなりのストレスになるそうです。
島にうさぎを捨てない。自然に適応していない飼いうさぎは、島のうさぎたちにいじめられるんだそうです。
ゴミをポイ捨てしない。残ったエサも持ち帰ってくださいと言われてました。
ところでうさぎって1匹じゃなくて1羽って数えるんですね。無知でした(^-^; -
今は、うさぎ島として有名ですが、第2次世界大戦中には、この島で毒ガス兵器を製造していました。
見学はしませんでしたが、戦争遺産の発電場跡も残っています。施設を隠すため、当時は地図にも載っていなかったそうです。
時間があれば、見学して平和に思いを馳せることも必要なのかな!?
慰霊碑には、千羽鶴がたくさんありました。 -
クルーズもあと少し。。。
三原港に向かって出航です。
25分ほどで三原港に着くので自分の席で過ごすことにしました。 -
まだまだ見所は続いていました。
しまなみ海道の多々羅大橋(たたらおおはし)が見えました。
美しい橋ですね(^^♪ -
この角度から見える多々羅大橋は、クルーズ船ならではです。(対岸からも見えるか・・・)
尾道市と今治市をつないでいます。 -
鮮やかなみかん色の橋は、高根大橋(こうねおおはし)です。
生口島と高根島をつないでいます。
まもなく瀬戸田港に到着しましたが、ここで下船する人はいませんでした。
瀬戸田町も耕三寺や未来心の丘など見所も多い町なのでいつか訪ねてみたいです。
未来心の丘は、クルーズ船からも高台に見えました。
広さ5000mmの白い大理石の庭園でフォトスポットとしてとても人気があるそう♪
写真を撮りたかったけれど、見とれてて取り損ねました(/_;) -
山は紅葉しているような感じでした。
-
定刻に三原港に到着しました。
下船するとすでに西向きコースに乗船するお客さんが待っていらっしゃいました。
「楽しんで下さいね~♪」 -
三原駅前までゆっくり歩いて10分足らずで到着しました。
新幹線こだま号で広島駅まで帰ります。
三原やっさ祭りの像がありました。毎年8月にJR三原駅前を中心に行われます。有名だけど行ったことはなしです。 -
新幹線乗り場へ向かう階段の横には大きな窓があり、近づいてみると三原城跡と書いてありました。
駅付近を歩いてみるのも面白そうです。 -
ピンク色の可愛い新幹線が来ました。
ハローキティ号♪ -
半日でしたが、出かけてみると非日常を感じてとても楽しめました。
夕焼けは、我が家から見ました(*^-^*) -
ここからは次の日の写真です。
買い物に出かけ、思わず電車に乗ってしまいました。
平和大通りです。紅葉が青空に映えて綺麗でした。 -
平和公園近くのイチョウの木も少し、黄色になり始めてました。
少し前にNHKのお天気コーナーでイチョウが黄葉するメカニズムをお話しされていたなぁ。
広島では、黄色一色に染まるのは例年だと11月中旬以降だそうです。 -
G7広島サミットの際、首脳たちが植樹したソメイヨシノ。
桜の時期も綺麗な平和公園。花を咲かせてくれるのはいつかな!? -
原爆慰霊碑。
小学生や外国人観光客が多かったです。ちょっと横から「平和な世界を」とお祈りして。。。 -
原爆ドーム右奥の建物はおりずるタワー。屋上展望台「ひろしまの丘」は、周囲がメッシュで覆われていて風がそのまま通り抜ける設計になっています。景色もいいです♪
-
原爆ドーム。
-
平和公園を散歩中、ずーっと平和の鐘が響いていました。
-
元安川と空が青くて綺麗でした。
-
10月終わりとは思えない暑さで、木陰が気持ちよさそう。
-
~おまけ~
出張中の夫から送られてきた写真その①ベルリンのブランデンブルク門
寒そうに見えるけど20℃くらいだったそう。
赤い車は人力車? -
夫からの写真その②エスリンゲン(ドイツ)
何時頃かわからないけど人がいない(@_@)木組みの建物がロマンチックだな~。
行きたいな~(^^♪ -
夫からの写真その③ビルバオ(スペインバスク地方)
仕事が終わった後、グッゲンハイム美術館に寄ったらしいです。少し前に、NHKの世界ふれあい街歩きと言う番組でビルバオを見ました。この巨大な犬の像も映ってました。その時は綺麗なお花で飾られていたけど、今の時期は花ではないんですねぇ。
バスクチーズケーキも食べたそうです。美味しそうですぅ♪
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
大崎下島・豊島・下蒲刈島(広島) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
8
81