6回目の世界一周（その5アイスランド）

2023/09/28 - 2023/09/30

世界一周航空券であるワンワールドエクスプロ―ラーの3大陸版を使い、6回目の世界一周旅行に2023年9月上旬から10月上旬に約1カ月かけてでかけました。この旅行記はそのPART５として、リバプールへの小旅行の後、ロンドンからアイスランドのレイキャビクに入り、観光名所のゴールデンサークルを見て周ったときの記録です。北国の大自然を満喫できました。途中機上からオーロラが見える幸運にも恵まれました。

エリア ゴールデンサークル周辺(アイスランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス 観光バス レンタカー 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日はヒースロー空港からアイスランドの首都レイキャビクを目指します。ワンワールドの世界一周航空券でこの区間のBA便は毎日運航でなく、予約が取りづらい便で日程調整のため何回も来たことがあるロンドンにしかたなく滞在となったのです。その結果リバプールへの小旅行が今回できたのは結果的に良かったですけど。

ロンドン ヒースロー空港 (LHR) 空港

朝7時台の早い便なのでかなり早起きして空港に3時間前には到着し搭乗手続きをします。問題の出国手続きは以前よりすごく早くなって拍子抜けしました。

ロンドン ヒースロー空港 (LHR) 空港

中距離路線なので機内エンタテインメントなしのシンプルな機材。寝るしかないですね、

3時間位のフライトで無事アイスランドに到着。途中ビジネスクラスで最前方窓側の家内は機中からこの時期ではめずらしいオーロラを見たそうですが、後方通路側席の私は寝ていたので見れませんでした。到着早々入国手続き前の連絡通路に喫煙所があります。ラッキー！

ケフラヴィーク国際空港 (KEF) 空港

降りてすぐ喫煙できるなんてすごい。

ケフラヴィーク国際空港 (KEF) 空港

市内までの連絡バスは2社（厳密にはこの他市営バスもある）ありますが、こちらは人が多く並んでいたので敬遠。

こちらの方がわかりやすい説明ですぐ乗れそうなので、値段の比較もせず乗りました。片道1時間のバスなのに日本円で5千円以上の結構な値段ですが、早く市内に行きたいのでしかたありません。

空港バス (Flybus) バス系

バスに乗るとほぼ満員でした。切符売り場に人が少なかったのは、すでにバスに乗ってしまったからですね、それにしてもこのバス1台で数十万円の運賃、いやはや儲かりますね。低賃金で運転手のなり手がない日本のバスとは大違い。

空港バス (Flybus) バス系

このバスのメインステーションで、行先（目的ホテル）に応じて色分けした方面別の小型バスに分乗となります。

空港バス (Flybus) バス系

乗り換えて着いたのは今夜泊まるホテルに一番近いこの教会前のバス停でした。ここから徒歩5分位に今夜泊まるホテルがあるのです。ホテルの看板が小さくてなかなか見つからないのでした。

ハットルグリムス教会 寺院・教会

ホテルの客室は1階にベトナム料理店があるビルの２階と３階。エレベータは運搬用で階段であがります。荷物は部屋にスタッフが運んでくれました。

レイキャヴィーク ダウンタウン ホテル ホテル

浴室はシャワールームだけ。湯量はきちんとありました。ダナン出身のベトナム人のマネージャーがいい人で、狭いホテルですが快適な滞在ができました。ホテルの裏通りはクルマ（レンタカー）が夜間駐車可能です。

レイキャヴィーク ダウンタウン ホテル ホテル

昼食をホテル横のお洒落なレストランでとって、午後から2階だてバスの市内観光バスに乗りました。24時間乗り降り自由な運賃ですが、まず一周（約1時間半）で市内をぐるっと回ります。

バスは市内の主な観光名所（約20か所）を巡回します。ここは複合施設で温泉や回転レストランがある。郊外の地熱発電所から送られた熱水がここに集められ、市内すべての給湯をまかなっている施設らしいです。

ペルトラン 博物館・美術館・ギャラリー

昔TVで見たことがある建物が見えてきました。その昔デタントでゴルバチョフとレーガンの軍縮会議が行われた場所でした。現在は公開しておらず、中に入れないのは残念ですね。

ホフディ ハウス 史跡・遺跡

港の岸壁近くの通りを走ります。バイキングの船のカタチをしたモニュメントがありました。

ソゥルファール (サンヴォヤジャー) モニュメント・記念碑

モダンな建築物の多いレイキャビクでも、ひときわ目立ち異彩を放つ建物が港の端にありました。コンサートホールです。ここでちょっとトイレタイム。

Harpa Concert and Conference Centre 観光名所

レイキャビクではホエール（クジラ）ウォッチイングができるのです。ここは短時間でクジラの生態を体験できる実物大模型の展示館（有料）でした。

スペシャルツアーズ (ホエールウォッチング) 体験・アクティビティ

市内を一周してまた中心部に戻ってきました。町の中心部に湖（実は人造湖）がありました。野鳥が飛んでいますｌ

チョルトニン湖 滝・河川・湖

市内一周を終え、バスに乗った教会の前で降りました。教会の前に何やら偉人らしい人の銅像がありました。

レイブル エイリクソンの像 モニュメント・記念碑

街角にゴミ箱がおいてあるのは便利です。おまけにその上部には灰皿が付いていて愛煙家の天国です。

翌朝は郊外の景勝地ゴールデンサークルの観光に行くため、帰りに便利なようにケフラヴィーク国際空港 (KEF)にレンタカーを借りにいくため、市営バスに乗りました。来た時の空港連絡バスの1/4の料金です。本数が少なく（1時間に1本）途中寄り道するルートで30分ほど余計にかかりますが、激安なのが魅力です。グーグルマップで検索するとバス時刻まで教えてくれます。超便利な時代です。

予約したレンタカー会社のカウンターがターミナルビルで見つかりません。他の会社のスタッフに尋ねても案内所に聞けとつれない返事。しかも案内所はスタッフが待てどくらせど不在のまま。困ってターミナルの外にタバコを吸いにでてみると、レンタカーサテライトシャトルバスの停留所がありました。二線級のエコノミーレンタカー会社はターミナルから離れた場所にあるレンタカー会社の営業所に行って受付することがわかりました、

ケフラヴィーク国際空港 (KEF) 空港

このバスがレンタカーシャトルバスです。エコノミーレンタカー会社のロゴステッカーが表示されています。

一日単位での契約で追加を時間単位ではできないのが不便。しかしエコノミーレンタカーの料金は国際水準でめずらしく安いのでしかたありません。外国人旅行者では事故が多いのか、そのために予備費をデポジットでしっかりとられます。細かな注意が結構しつこく、出発までに1時間以上かかりました。係員は海外からの出稼ぎの外国人でした。

最後に万が一のためにこのロードサービスの表示の写真をスマホで撮っていくように云われます。日本なら借り受け書類に書いてあるのが、ここでは個人の責任となっています。

さて借りたレンタカーにはカーナビがないので、スマホのアプリを頼りにゴールデンサークルを目指します。人口35万人の島にしてはレイキャビク市内は結構な交通量で、高速道路のジャンクションの出入りが結構むずかしいのです。何回か間違えて、やっとゴールデンサークルへの道に出ました。

まずは近いほうの景勝地であるケリズ火口湖を見に行きます。ここの入口の表示板が小さいので、道路を行き過ぎて戻りました。その分30分位余計に走りました。写真で見たほど大きくありません、ちょっとガッカリ。民有地で入場料がとられます。

ケリズ火口湖 滝・河川・湖

今回グーグルマップはすべてフリーWIFI頼みなので、地図のGPSだけがたよりです。何とGPSはモバイル通信には関係なく繋がるのです。一番のお目当ての滝に着きました。すごい迫力です。

グトルフォス 滝・河川・湖

駐車場から階段を降りていくと、滝の真近まで接近可能です。無料でこのような滝を見れるのはめずらしい。ただし行きはよいよい帰りはこわい（疲れる）です。世界の名所はどこも健脚が必須です。階段と連絡通路をかなり歩きます。

グトルフォス 滝・河川・湖

まずはお目当ての大滝を見れたので、帰りはゆっくりとドライブして日が沈む前にレイキャビクに戻れました。途中ゲイシール間欠泉も見ることができました。

ゲイシール間欠泉 自然･景勝地

ホテルに戻り、一休みしてから夜の散策にダウンタウンの歓楽街にでかけました。

昔の史跡の説明書きがいたるところにたっています。

満月の夜でライトアップしたハットルグリムス教会がすばらしい景観でした。

ハットルグリムス教会 寺院・教会

昨日見たハットルグリムス教会前の銅像はアイスランドの航海士でアメリカ大陸を最初に発見したレイブル エイリクソンの像でした。

レイブル エイリクソンの像 モニュメント・記念碑

レンタカーを時間前までに返却し、レンタカーシャトルバスで空港ターミナルに戻ります。大手はがらがらでも、エコノミーレンタカーは人気でバスは満員でした。

大手レンタカーは開店休業状態。値段がエコノミーレンタカーと違いすぎます。皆さん賢く使い分けています。

空港には唯一アイスランド航空のラウンジがゲートの外にあります。今回はビジネスクラスの家内のみ。

Icelandair Saga Lounge (Keflavik International Airport) 空港ラウンジ

タバコが吸いたいのでラウンジは私には無用です。この空港はいたるところに喫煙所があります。

ケフラヴィーク国際空港 (KEF) 空港

空港内のパブリックスペースに電源が各所にあり、まやフリーWi－Fiも完備していて、長い待ち合わせも苦になりません。

ケフラヴィーク国際空港 (KEF) 空港

レンタカーの利用時間区分のせいで、昼前から夕方まで約5時間の長丁場となる待ち合わせなのです。やっと出発ゲートの表示がでました。

ケフラヴィーク国際空港 (KEF) 空港

この次は初めて乗るフィンエアーでヘルシンキ経由でオクトーバーフェストのミュンヘンに行きます。ヘルシンキは深夜12時で乗継便は午後なので空港ホテルで1泊です、アイスランドはレンタカーのおかげで効率良く観光できました。でもおそろしい物価格差でした。

ケフラヴィーク国際空港 (KEF) 空港