京丹後市　夕日ヶ浦温泉　「あまやどりの宿　雨情草庵」でくつろぎ温泉ステイ

2023/10/29 - 2023/10/30

2022年の10月に初めて訪問した、「雨情草庵」。
すっかりお気に入りになりまして、その後2023年6月に続き3回目の訪問です。

まあほとんど同じ内容ではあるのですが、この10月から料理長さんも変わられたとのこと。その他、ラウンジの内容も変わってきてますので、記録の為旅行記にしておきます。

予約は公式サイトから。
雨情草庵は6つの独立した離れからなるのですが、今回は宿泊したのは「天泣」です。

エリア 丹後半島(京都)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

チェックインの14時ちょうどに到着しました。
湯けむり朝一の前に雨情草庵専用の駐車場があります。
屋根があっていいのですが、ここ、ちょっと幅が狭いんですよね。
大きい車は要注意です。
このスペースは緩衝材ついてましたけどね。全部にはついてなかったかと。

あまやどりの宿 雨情草庵 宿・ホテル

この門についてるインターホンを押せばスタッフがお迎えにきてくれます。

私たちはわかってるのでそのまま坂を下りていきます。

こんな坂を下りていきます。

こちらが寄付

あれ、誰もいなかった。呼び出しボタンを押してしばし待ちます。

椅子に腰かけてチェックイン手続き。
栗羊羹と御抹茶。

今回予約したのは「天泣」お食事処「天津水」に一番近い棟です。とはいえ、一番遠い銀箭でも20メートルくらいなんですけどね。
予約時、「静露」は空いていたのですが、どうせなら、これまで利用したことがない方がいいかな、ということでで空いていたのが「天泣」。「神立」「膏霂」はすでに予約済み。直前に「銀箭」は空きがでていたのですが、そこも以前泊まりましたからね。最高級特別棟、宗家はとてもお高いので我が家の選択には入っておりません…。

さて「天泣」です。

玄関を入って～

まず和室。
座卓と椅子がそれぞれ２脚

奥にはリビング。
ソファやテーブルは棟によってそれぞれやっぱり違いますね。

テラスにはデッキチェアが2台。
今の季節はテラスも気持ちよく、夫がしばしば　まったりしてました。

紅葉の季節なら赤くなるかな。
蟹シーズンだから宿泊料もお高いだろうけど。

リビングにはドレッサー、冷蔵庫、など
RUHAKUのクレンジング、フェイス用石鹸、化粧水、乳液は以前と同じ。

冷蔵庫の中は無料です。
ラウンジでもフリードリンクですが。

ネスプレッソとかハーブティとか。この辺も前と同じ。
部屋の中は以前と変わりなかったです。

ベッドの様に見えるけど、マットレスの上に布団。

寝室からお風呂場に続く通路にこんなのが。ガラスがありますよ。

そして洗面所。洗面ボールも部屋によって違うかな？

脱衣所。
ちゃんと脱いだ服をおく籠もある。バスタオルは4枚もあります。
そうそう、大浴場にはバスタオルはありません。

シャワーブース。
シャンプー類はローラアシュレイ

客室露天風呂。

こちらの海側の棟は全体的に光がわりと入って明るい感じですかね。
つっかえ棒を外したら囲いをおろすこともできます。

押し入れに丹前に女性用浴衣2種類。その上には丹前も。

男性用浴衣。

少し固めの生地の作務衣。

柔らかめの生地の作務衣。
作務衣や浴衣が豊富ですね。汗をかいたりしても気軽に着替えできます。

押し入れに大浴場用の籠。

下の段にあるのは電気式提灯。
初めて来たときは嬉し気に夕食会場まで持っていったなあ。

床の間

冷たいものが飲みたかったのでふうかの建物へ。
ふうかのお食事処が改装中とのことでエレベーターホールはニスの匂い。工事関係者の人とエレベーターで一緒になったのでちょっと驚きました。（普通乗らないのでは）

別邸ふうかの8階にあるウンジテラスに来ました。
前はもっと早くから使えた気がしたけど、15時からということなので、７分前くらいに到着。
しかし、すでに何組もゲストが。フードやドリンクも用意されてました。

今年の春にできたばかりのラウンジ。
最初はアルコールは有料だったのですが、いつの間にそれもフリーになったようです。その分宿泊料金に反映されてるのでしょうが。

夕日ヶ浦温泉　佳松苑　別邸ふうか 宿・ホテル

このラウンジがこんなに混んでるのは初めて見た～と思ったら、ちょうど別邸ふうかのゲストのチェックインが重なったみたいでした。スタッフは1人しかいないようで忙しそう～。

ラウンジのフードも前に来たときとは少し変わってますね。
スイートポテト、フィナンシェ、チョコレートに加えてレーズンやドライいちじくなども。
量的にはほんの少しですが、あまり食べすぎると夕食に差し支えるので、このくらいでちょうどいいですね。

フードは17時まで置いてありました。

キリン一番搾りのビールサーバーやポップコーン、ナッツも。ナッツ、以前は150円でしたが今はフリーになってます。

黒豆茶、ミント水、レモン水

水出し珈琲、野菜ジュース、強炭酸水。

白ワイン、梅酒、日本酒。

赤ワインは17時以降に追加されてました。

来た時は何組もいたのに、30分ほどしたらこんな感じに。静か。


私たちも部屋に戻って、私は部屋の露天風呂、夫はふうかと共用の大浴場へ。
私は今回の滞在中は一度も大浴場へは行きませんでしたが、夫曰く、少し一人のゲストと一緒になったことがあるくらいで、いつも貸し切り状態だったそうです。
雨情草庵もふうかも客室に温泉風呂がありますしね。

お風呂や部屋で過ごしたあと、食事前に再びラウンジへ。

この日の日の入りはYahoo!天気だと17時8分とあったのですが、早めに行って正解。
16時58分でこの状態。山の稜線があるので早く沈むみたい。
雲が多かったのでどうかな～と思いましたが、タイミングよく美しい夕陽をみることができました。なんせ夕日ヶ浦温泉ですからね～。

スタッフが10分くらいお時間あれば、ノンアルコールカクテルおつくりできますよ、と。
せっかくなので頂くことに。

運ばれてきたのはバタフライピーのカクテル。レモン汁入れたら色が変わるとのこと。あ、バタフライピーって前に奈良の「ほうせき箱」でそんなかき氷見ましたね～。

レモン汁をいれると左のように赤くなりました～。
ほんのり甘いけどそれでいてさっぱり飲みやすく、美味しいカクテルでした♪

さて時間が来たのでお食事処へ。
この日の夕食の選択肢は17時、17時半、18時。ふうかとか雨情草庵って夕食が早いんですよね。まあうちは17時半とか18時くらいでも全然いいんですが。

左右に個室が並んでいます。
今回は左側の手前から2番目の部屋でした。

おしながき。

口取が来ました。
この10月から料理長さんが変わったとのことですが、2人前づつあるのは同じですね
。

写真には写っていませんが食前酒は地元の笑顔百薬。私は日本酒は飲めないので夫にあげました。夫が言うにはなめる程度の量だそうですが。

ワインは持ち込むことを事前に告げていたので、グラス、クーラー、オープナーが用意されました。持込料は1540円です。

お椀。

松茸と目鯛の土瓶蒸し。
香高く美味しい～。

本日一番の目玉かな？
お造りが来ました。

迷い鰹とか金目とか
左にあるのは牡丹海老の卵をアルコールで和えたものらしい。

そしてこれが、間人でとれた牡丹海老！
以前何回かふるさと納税でロシア産の冷凍牡丹海老をもらったことがあるけど、こんな大きな牡丹海老は初めて、しかも生だし～。

ねっとり甘くて濃厚な味でした。
去年の同時期はメインが伊勢海老でそれも良かったんですけどね。地元産の食材をを希望する人が多いから間人産の牡丹海老になったのかしら。

但馬牛のヘレ。湯葉と舞茸のソースで。
この辺は赤ワインが欲しいくらいの濃厚さ。

京小蕪。
蕪はあっさりしてるけど、周りの鮑が深みがあって良いわ。

御食事、お品書きにはただ「京丹後こしひかり」とあったので、なーんだただの白御飯かと思ってたら、松茸とむかごの炊き込みご飯でした。

二合分あるとのこと。全部は食べられないけど、少し頂きます。

のどくろ小鍋仕立て。
牛蒡、しめじ、と。のどぐろ、切り身になってるけどこのサイズならかなり大きなのどぐろですよね～。

デザートは久美浜産のフルーツ。
梨にぶどうは確か雄宝、紫苑、あとなんだったか小粒のブドウが凄く甘かった！

余った御飯はおにぎりにしてお夜食。
フライドポテト付です。

このあとはちょっとお風呂に入ったりしておやすみなさい。

翌朝。
朝食は8時からなのでそれまで温泉に。朝の光の加減はこんな感じ。

静かなんですが、塀の向こうに細い道があって2回ほど車の通る音が聞こえました。

お湯加減もちょうどよく温泉満喫です。

新聞はこんな袋にはいってきてました。

さて朝食にいきましょう。
そうそう、部屋の履物はこんな感じですが、私はスリッポン、夫はスニーカーで。

下駄、高級感はあるのですがちょっと歩きにくいんですよね。

離れの通路。

朝食は昨夜と同じ個室。

窓の外。

御飯かおかゆか選択できたのでおかゆ。
古代赤米も少し入っています。お味噌汁は蟹も結構入っててお出汁が良く出てました。

きれいに食べやすく切り分けられたカレイ。
自家製豆腐、出汁巻き玉子。

デザートはヒラヤミルクのヨーグルト。
下にバナナとキウイが入ってました。

食後はコーヒーを飲みにラウンジに行きましょう。
宗家の間の小径。

この辺が、下駄だと歩きにくいんですよね。明るいときならまだいいのですが、雨降ってたり夜だったらちょっと危ないかも。

右に大浴場。
ふうかへと続く通路。

9時ころのラウンジ。フードはナッツとポップコーンが少しありました。

ふうかのお客さんですでにチェックアウトされてる方々も。

食後また少し温泉に入ったりしたあと、11時前に私たちもチェックアウト。

お支払いは一部JALクーポンで。
雨情草庵はJALの温泉マイル提携宿なので使えるんですよ。

9月のフランクフルト便をキャンセルしたら戻ってきたマイル、それを使って来年の特典航空券を予約しても良かったんですが、また万が一キャンセルしたらその時点で有効期限が切れているマイルはパー。

そうならないために、6万マイルもJALクーポンに変えました( ;∀;)
コロナ禍の間、どれだけこうやって失効しそうなマイルをクーポンに変えたことか。

そうそう、佳松苑グループの情報誌、TanTan、裏のクイズに答えると500円分のクーポンになりますよ。夕食時のドリンク代、売店、喫茶などで使えるとのこと。
情報誌はメンバーズカードを作ると定期的に送られてきますし、宿泊した際には部屋にも置いてあります。

以前は帰りに美しいおにぎりを持たせてくれたのですが、なんか衛生上不可になったとかで。
代わりに地元産のまいこ金時の焼き芋。

帰宅してから頂きました。
甘いけど、小さいからか加熱すぎた感じでちょっとパサパサ。
まあお気持ちはありがたいな、ということで。
でもこれよりは地元の美味しいパン屋さんのパンとかだと嬉しいかも。

帰りは豊岡のJAたじまんまへ。
広々した直売所で買いやすい。
ラ・シゴーニュのパンのコーナーもあったのですが、カラで残念。
まああそこは日・月が定休日だから仕方ないですね。

たじまんま グルメ・レストラン

JAたじまんまで購入したもの色々。

ぶどうは昨晩食べた雄宝と紫苑。
雄宝ってマツコの知らない世界で次世代シャインマスカットとして紹介されてました。
シャインマスカットと天山を交配させた超大粒のブドウです。これは買えて良かった。

奥の但馬牛プレミアムコロッケも牛肉の存在感が大きくて良かったです。

あとはヒラヤヨーグルトとかピザとかシフォンケーキとか。

JAたじまんま、また京丹後市に行ったら寄ろうと思います。



おしまい。