2023/10/26 - 2023/10/28
345位(同エリア501件中)
旅 夢太郎さん
- 旅 夢太郎さんTOP
- 旅行記95冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 33,774アクセス
- フォロワー5人
長野県の栄村と、新潟県の津南町に跨る秋山郷。中津川の上流に点在する小さな集落は、日本の原風景を偲ばせるところとして、また峡谷の美しさと、そこに広がる紅葉の素晴らしさは名高く、以前から訪れてみたい所でした。
2泊3日の計画で、万座温泉、志賀高原、吾妻峡を含めた秋の紅葉旅を楽しむこととしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
まず最初に長野県の「栄村秋山郷観光協会」を訪れ、観光パンフレット等を入手しました。
観光協会は飯山線「森宮野原駅」に隣接していましたが、駅構内に「日本最高積雪地点」と記された標柱が立っていました。
積雪7.85m 昭和20年2月12日 記録 とありました。
(写真は森宮野原駅のホーム) -
続いて秋山郷に向かいましたが、入口は新潟県の津南町からです。長閑な農村風景がとても爽やかで気持ちの良いものでした。
津南町の人口は約12千人、世帯数は約3600。ここも高齢化と若者流出が問題になっているとの事。
国内有数のブランド米「魚沼産コシヒカリ」の生産が盛んだそうです。 -
池のある、美しい農家が目に入って来ました。
-
途中の農村風景です。
-
伝統的な建築様式の家屋があちこちに存在していました。家自身に温もりを感じ、かつ畑があって、庭がある。そして見渡す限り長閑な田園風景。素晴らしい環境の下での生活に憧れを感じます。
-
国重要文化材に指定されている「津南歴史民俗資料館」を訪れました。
入り口に展示されている「保存民家」は、「津南町の指定文化財」で230年の風雪に耐えた茅葺民家です。馬屋が家屋内部に含まれるといった特徴があります。昭和49年まで一般の民家として利用されていたとのことです。 -
家の中は、昔ながらの原型を保ったままのものだそうです。
-
家の中心には、囲炉裏があります。食べ物の煮炊きや、暖房効果、家屋の耐久性の向上など、囲炉裏にはさまざまな効用があるそうで、中でも、家族や近所とのコミュニケーションの場として、その役割は大きかったようです。
鍋を囲んで食事をする風習は、現在の鍋料理のルーツだそうです。 -
旧石器時代から縄文時代の出土品が数多く展示されている、考古資料館を見学しました。
縄文時代を代表する土器で、沖ノ原遺跡から出土した火焔型土器です。
「火焔型土器」は縄文時代中期を代表する土器で、東日本では200以上の遺跡で出土しているそうです。出土した主な地域は信濃川流域の新潟、長野、阿武隈川流域の福島だそうです。5000年前の高度な製造技術には驚きます。 -
縄文遺跡の一つ「沖ノ原遺跡」から出土した土器です。遺跡からはクルミやクリの植物遺体が多く発見され、特にクリが多いとのことです。多くの狩猟動物や、植物も豊富であった狩猟採集時代が1万年以上も続いたこの時代は、戦もなく平和な生活が営まわれていたようです。現代の地獄絵のような戦争を繰り広げている人類、環境破壊を進めている人類。「文明は人類を滅亡させる」と言われますが、徐々に真実味を増している様にしか思えません。
-
神山遺跡から出土した石器類が展示されています。中央には先史時代を象徴する、黒曜石が見えます。黒曜石は槍の穂先など様々な生活道具として使用されたもので、東日本が産地とされ、なかでも長野県は主要産地だったようです。縄文遺跡が東日本に多い事もうなずけます。
神山遺跡は約23,000年前にあたる旧石器時代の遺跡で、当時の人々はイエを持たず狩猟、採集、川等での漁労を生業としていたそうです。 -
続いて、秋山郷を中心に地域全体から集められた生産や生活に使われていた、民具1686点が展示されている民族資料館を見学しました。
展示品の写真には、農家の人々の力強い姿が多く掲出されていました。 -
多くの笑顔もありました。
-
-
歴史民俗資料館は大変見応えのあるものでした。
この他「秋山郷民族資料館」もありましたが、時間の関係で見学できませんでした。 -
「龍源寺」に立ち寄りました。
大自然に包まれた「ふるさとのお寺」といわれ、安土桃山時代(1582年)開創された、歴史あるお寺です。
境内はとても広く、かつ綺麗に整備されており、気持ちよく見学することが出来ました。 -
境内に設置された「童子地蔵」
-
龍源寺界隈の民家
-
龍源寺界隈の民家
家の前には大きな池があり、鯉が優雅に泳いでいました。都会では体感できない世界が羨ましい限りです。 -
沖ノ原地区という看板があったので、立ち寄ってみました。
5000年前の縄文遺跡があった所で、手つかずの自然の風景がありました。 -
沖ノ原地区の風景
綺麗に棚田が整備されていました。 -
秋山郷に向かうにつれ、道は狭くなり旅行会社のツアーでは、小型マイクロバスでの観光になっているようです。
-
見玉不動尊にやって来ました。
ここは平家の落人伝説がある所で、平家の守護仏だった「不動明王」が平家滅亡後、平清盛の臣下宮本清左衛門がここに安置した事が、ことの始まりだそうです。 -
-
このお寺は、眼病にご利益があり、滝の小石を拾って目をなでると、眼病が治ると言い伝えられており、全国各地から目の健康を願う人達が参詣に訪れるそうです。
-
樹齢700年余りの大杉の間をぬって流れる7段の滝。
-
岩の上に大樹が。
-
そして、いよいよ秋山郷に入って来ました。
-
秋山郷は上信越国立公園にある苗場山(2145m)のふもと、中津川峡谷に沿った山村で、日本で最も雪の深い地域の1つです。1984年には4.2mの積雪を記録しているそうです。
行政的には長野県栄村と、新潟県津南町にまたがっており、長野県側は「信州秋山郷」新潟県側は「越後秋山郷」と古代から呼ばれているそうです。 -
秋山郷には14の集落があり、6つが信州秋山に8つが越後秋山にあるそうです。
「冬の季節」
積雪が深くなると、一昔前には男たちは集団で狩猟に出かたそうです。獲物はツキノワグマ、カモシカ。ノウサギなどで、これら野生動物の毛皮は質が良く高く売買されたそうです。また、冬の副業として木鉢の製造があり、直径50cmの蕎麦粉を練るのに使用される鉢は秋山郷のみで作られたそうです。 -
「春の山菜」
秋山郷など雪国で採れる山菜は、落葉樹の森林腐葉土の肥えた土の中に生えるので、世界で最もうまいと言われているそうです。数多くある山菜の中で、最も人気があるのが、ギョウジャニンニクだそうで、独特の風味があるそうです -
「半日村」
日が短い谷間の村は「半日村」と呼ばれているそうです。冷夏や大雪といった異常な気象が続くと、蓄えておいた食料も底をつき、かつ外部からの食糧の運び込みもままならず、江戸時代の天明の飢饉では、小赤沢村にある22軒の家の内、9軒が全滅したそうです。長野、新潟の両県が飢饉のひどさを知って、援助の手を差し伸べたのは、1898年(明治31年)になってからだそうです。 -
結東の集落
人口46人 世帯数24の集落です。積雪が3~4mと世界有数の豪雪地帯だそうです。
また昔ながらの文化を大切にしている、貴重な集落だそうです。
残念ながら今回は訪問出来ませんでしたが、近くには全国農村景観百選に選ばれている「結東石垣田」や、桃源郷の風情のある見倉集落があるそうです。ちなみに見倉集落は秋山郷で最も小さな集落で、家は4軒のみだそうです。(秋山郷の写真集には田植え風景がよく掲載されるところです) -
景勝地の一つ「前倉橋」
-
前倉橋からの眺め
-
宿泊は「切明温泉 切明リバーサイドハウス」です。
秋山郷の最奥部にある宿泊施設で静かな環境の中にあり、気持ちよく利用することができました。 -
大滝
秋山郷の見学で、私達が訪れていない所の名勝地を宿のご主人が教えてくれました。その内の一つ大滝です。 -
また、朝焼けに輝く鳥甲山(2037m)も是非見て欲しいとのこと、朝食前のひとときに出かけてみました。
谷川岳一ノ倉沢を彷彿させる美しい光景がありました。 -
夕食メニューです。
地元で採れた山菜が中心のメニューは、大変美味しいものでした。 -
-
-
-
-
ホテルを8時に出発し、志賀高原をめざします。
山々の美しい紅葉を眺めながらのドライブは、じつに爽快でした。 -
-
林道秋山線も紅葉真っ盛りといった状態でした。
-
11月からは凍結のため、通行止めになるそうです。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
十日町・津南(新潟) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
47