2023/09/29 - 2023/09/30
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にゃんこ姫さん
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ここ数年「乗り鉄」づいています。
魅力的な観光列車が続々と登場している一方、
不採算のため姿を消すローカル線も多いことに
心を痛めているので、なんとかそうした列車を
応援したいと思っているのです。
大井川鉄道に乗るツアーは、何年も前に企画された
ことがあり、申し込みをしたのですが、催行人員に
満たないという理由で中止になった経緯があります。
幸い、このところの鉄道ブームもあってか、また
そうしたツアーが増えてきたのは喜ばしいことです。
個人で予約するより効率よく幾つもの列車に乗ることが
できるパッケージ・ツアーは、私にとって便利なので、
興味のあるツアーを見つけては参加しています。
*2日目:9月30日(土) 晴れ
雄踏温泉「THE HAMANAKO」~(ツアーバス)~「奥泉駅」~大井川鐡道・井川線~「接岨峡温泉駅」~(ツアーバス)~焼津・昼食~(ツアーバス)~各地
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-
朝、ホテルの客室からの景色。
そういえば昨日は、チェックイン後もバタバタしていて、
窓から景色を見る余裕もありませんでした。
ひとつ憶えているのは、
「カメムシが入ってくるので、窓を
開けないように。」
というホテル側からの注意事項。
OH!グランドメルキュール浜名湖リゾート&スパ 宿・ホテル
-
一応、浜名湖に面しているのね。
天気が今ひとつさえないけど。
窓、開けられないのか~。
空気を入れ替えたいのに・・・。グランドメルキュール浜名湖リゾート&スパ 宿・ホテル
-
朝食も昨夜と同じレストランで、和洋中のビュッフェ。
かなりいいホテルなのだけど、宿泊客を詰め込みすぎ。
コロナ禍がやっと治まって、稼働率を上げるために
必死なのかな?
列車の時間が厳しいとかで、朝食をゆっくり
味わってもいられない。 (>_<)
結局、食べたのはこれだけ。 -
朝食後の客室からの眺めです。
青空が広がってきて、同じ風景も美しく見えます。
でも、そんな眺めを楽しむのもそこそこに、
集合時間の10分前にロビーに下ります。
ここのエレベーターは速度が遅い上に、上階で
満員になって素通りということも少なくないので。
それでも、すでにグループ全員バスに乗っていて、
我々が最後とか!
今回のツアーで同行したお客さんたちは、こうした
バスツアーに慣れているようで、我々は常に集合時間より
前に行っているのに、たいてい全員揃っていて、なぜか
遅刻したように見られてしまう。
私たちだって、ツアー参加の回数なら人後に落ちないし、
時間に遅れたことなどないのに、こんなグループは初めて!
食事時間も速くて、ランチなど10分ほどで食べて席を
立ってしまうのです!
集合時間を守らないなら問題ですが、こういうのも嫌いだな~!
そりゃあ、ツアコンさんやドライバーさんは喜ぶでしょうが。 -
浜名湖は岐阜県境に近いので、ツアーバスは、
またはるばる大井川鐡道の駅を目指して走ります。
出発後まもなく天竜川を渡りました。
静岡は時々訪れますが、伊豆方面とかが多く、意外に
このあたりは来ないので、名前だけ知っている場所を
目にすると、なんとなく新鮮な印象です。
「あ~、これが『天竜下れば~♪』という歌にあった
天竜川なのね。」
などと。 (笑) -
そして、大井川鐡道・井川線の「奥泉駅」に
到着。
ここから、トロッコ列車に乗るのです。
バスを降りたら、何やら古代の住居のような
建物が。
と思ったら、なんとトイレでした!
中はごく普通のトイレだそうですが。 www -
奥泉駅は、とっても小さくてローカル色満点です。
T/D(=添乗員。この旅行会社では、「ツアー・ディレクター」と
称しています。)さんいわく、
「この沿線の駅は、みんなこんなもんです。」
とか。 -
ここに列車が入ってきます。
始発駅は「千頭(せんづ)」で、SLの終着駅として
知られている駅です。 -
井川線と大井川の写真パネルが
ホームに掲げられていました。
こういうところは、観光列車の駅らしい、
かな。 -
列車が入線してきました。
が、シャッターを押すのが早すぎましたっ! -
あっという間に停車。
全席自由席です。 -
大急ぎで先頭車両の写真を撮りに
走ります。
慌てたので、最前部が切れました。
乗り遅れるわけにはいきませんものね。 -
「乗車証明書」。
「南アルプスあぷとライン」と
いうらしいです。
この列車では、一部の区間で「アプト式」という
方式が使われています。
急勾配の道を走る時、車輪がすべらないように、
レールと車輪の双方に歯車形のギザギザをつけて、
嚙み合わせて進む方法で、現在の日本ではここだけ。
世界的にも、非常に珍しい走行法です。
(スイス・アルプスの「ユングフラウ鉄道」で、
一度乗ったことがありますが。) -
井川線の走行ルートマップ。
この画面では見づらいのですが、
MAPの路線図の中央より少し上部の「おくいずみ(奥泉)」
という駅から上にたどって、狸のイラストのすぐ下の
「せっそきょうおんせん(接岨峡温泉)」まで乗車します。
所要約40分。 -
列車は大井川沿いに走ります。
幸い満席ではありませんでしたが、
車窓の左右に見ごたえのある景色が
現れるので、いい写真を撮るつもりなら、
のんびり座ってはいられません。
「気力・体力・時の運」?
ww -
待ち構えていても、一瞬の差で絶好の
タイミングを逃してしまいます。
これなども、上の画像にある橋を
ズームで捉えるつもりだったのですが
・・・。 -
「アプトいちしろ」駅で停車。
ここからアプト式の走行になるため、
切り替え作業を行うのです。 -
乗客もいったん下車して、その作業を見る
ことができます。 -
車両の継ぎ目に乗務員さんが入って
・・・え? 手作業!? -
肝心の瞬間が見えなくて、どうやったのか
理解できませんでしが、わりあい短時間で
作業終了です。
ラックレールという特殊なレールを使って、
1,000分の90という日本一の急勾配を登り
降りします。
すごいなぁ~! -
アプト式の区間を走っています。
が、まったく実感がありません。
ボーっとしていたのかもしれないけど。
ダメね~! (-_-;) -
たしかここは、何かの車内アナウンスが
あって、慌ててカメラを向けたけれど、
一瞬遅かった! という覚えが
あるのですが・・・。 -
「車体がカーヴを切って・・。」
というようなことだったかな?
今となっては、なんだか思い出せません。
情けない。 -
窓の外にダムが見えてきました。
「長島ダム」です。
大井川の豊富な水量と地形を利用して
建設された多目的ダム。
「周辺には公園や散策路が整備され、
雄大なパノラマが広がっています。」
とのこと。
ハイキングコースも紹介されていて、
そうした楽しみ方もあるのでしょうね。
「アプト式」区間は、次の「長島ダム」駅
までで、ここで装置(?)の取り外しが行われ
たようです。 -
幾つかあるトンネルを抜けるたびに、
こんな景観が目を楽しませてくれます。
蒼い山と川の緑色が調和して、絵心を
誘われます。
いろいろな国を旅して来たけれど、
やはり日本が(も)美しいなあ~!
と実感するのは、こんな時です。 -
「おくおおいこじょう(奥大井湖上)駅」です。
「大井川鐡道」の宣伝ポスターやパンフレットに
必ず掲載される、この鉄道一の目玉商品!
長島ダム湖の中の島にある駅で、島と湖岸とを
結ぶ鉄橋「レインボーブリッジ」を渡る列車の
写真が有名です。
でも、列車に乗っている限りは、当然ながら
その景色は見られないわけで・・・。
この写真にある赤い柵が「レインボーブリッジ」
の手すりです。 -
こんなふうになるわけですね。
このアングルでも見てみたい。
現に、同じ列車に乗り合わせた
別のグループは、ここで下車して
この景色を見に行くコースだとか。
魅力的ですが、急な階段などが続いて、
かなりハードなようです。
←(駅に置いてあったルートマップに
載っていた写真。) -
そうそう、この鉄道の切符はまだ「硬券」なのです。
今では、かな~り珍しいのでは?
この硬券の使用済みのものを列車の写真と組み合わせ、
ラミネートしてしおりに加工したのを、車掌さんが列車内で
売りに来ました。
私たちは団体乗車で、個々に切符をもらっていないので、
記念に買いました。
少しは、売り上げに協力できたかしら?
100円だけど。 (*_*; -
「せっそきょうおんせん(接岨峡温泉)」駅に
着きました。
(初めて聞いた名前で、どんな字を書くのか、
想像がつきませんでした。) -
これもまたレトロ感満載の駅です。
このご老体は、駅員さん?
駅の雰囲気にぴったりの方ですね。
(この線では、有人駅のほうが少ない
みたい。)
今では、なかなか見られなくなった
風情の駅で、いいですね~。
私はこういう所、大好き♪ -
「奥泉駅」ではよく見られなかった
車両が停車していました。
すかさず、全形を記録。 -
ツアーバスは、本日のランチ場所、焼津へ。
大井川鐵道の沿線には、昼食をとる適当な
所がないのかもしれませんが、寝るだけとか、
食事だけのために長距離を移動するのは、
時間のロスと体力の消耗以外の何物でもない。
いや、旅行会社にとっては、経費節減と何らかの
収益につながるのか?
この旅行社は、他社よりもそうした事実が目立つ
のよね~! (怒)さかな大食堂渚 グルメ・レストラン
-
まあ、メニューが「マグロ尽くし御膳」となって
いるし、帰りのルートとしても順路だから、この場合の
場所選択は妥当なのかもだけど。
それに、魚市場だから、お魚系の買い物もできるかと
期待して・・・。
でも、ランチ時間の設定が50分って・・・どういう計算!? -
うわ、この食事会場の狭さといったら!
前後左右ぎっちりで、しかも私の席は
端っこの壁際で、身動きもとれません。
お造りから鍋物まで、料理がくっついていて、
お刺身は温まるし、熱い鍋で火傷しかけるし
・・・最悪! (>_<)
こういうツーリスト・メニューは、あまり期待
できないのが定石とはいえ・・・ひど過ぎじゃない!? -
それでもって、バスの駐車場から食事会場まで、
移動が往復10分、トイレの時間を含めたら、
食事時間は正味20分ほどしかなくて、
大急ぎで掻き込んで、市場内の商店を横目で
見ながら素通りして、バスに戻る羽目になりました。
今回のツアーでは、魚介類の買い物も予定して
いたのに。 (泣)
もっとも、50分という設定を聞いた時点で、
覚悟すべきだし、実際そんなことだろうとは
感じていたけど。
それでも驚いたことに、グループの人たちには、
我々が食べ始める頃には、ほとんど食事を終えている方も
いて、さっさと席を立ってしまわれる!
えええーっ!!
私たちだって、いつもは特に遅いわけではないはずなのに!
※後日、某TV番組で、こういうツアーに慣れた
ツワモノのオバチャンが、秘訣を披露していたのを
観て、謎が解けた気がしました。
そのお話は、後ほど。
この龍は、市場の一角に展示されていたオブジェ。
来年の干支で、架空の生き物なので、年賀状作成の
ヒントに1枚撮っておきました。 -
このツアーでは、夕食のお弁当も
含まれているのです。
「あさり飯弁当」。
メーカー名をメモしておくのを忘れましたが、
川根の道の駅あたりでT/Dさんが受け取っていたので、
たぶん、そのあたりのお店かと。
時間が早かったので、家に持ち帰って食しました。
ランチがあんなふうで、なんとなくストレスに
なっていたので、気分直しに缶ビールで乾杯して! (笑)
見た目は地味ですが、味はまあ良かったです。 -
川根の道の駅では、お弁当の受け取り
のついでにトイレ休憩をして、時間調整(って、何!?)
に、そこの小さいお店(農協の朝市みたいな)を
のぞいたら、店の人が
「今、栗とイチジクが入荷しました。」
と勧誘してきました。
オットは、
「イチジクなんて、買って食べたことが
ない。」
などと言っていましたが、東京で生まれ育った
私は、木に成っているのも売っているのも
見たことがなくて・・・。
というわけで、つい珍しくて購入して
しまいました。 (笑)
家で洗って、お皿に盛ったところ。道の駅 川根温泉 道の駅
-
生産者の名前が記されているのも、
親しみを感じました。(女性名だった。)
ほどよく熟れていて、ほんのり
甘くておいしかった。
野生の味?というイメージ。 -
栗も。
つやつやで可愛い。
あとでスケッチしてみよう。
半量を栗ご飯にして食べてみたけど、
こちらは少し甘みが足りなかったかな?
残りは冷凍しておいて、甘露煮にでも
してみましょう。
皮をむくのが手間ですが、たまには
楽しい? -
今回のツアーは、列車の時間などの制約が
ありすぎて、いまひとつ旅を満喫という気分には
なれなかったのが残念。
近々友人と会うので、ちょっとしたおみやげを
P/AでGET。
最後の最後に、とりあえず買えてよかった~。
TVドラマとのコラボしたパッケージのお菓子ですが、話題性が
あって面白いかと。 ww
※おまけ:
ランチの場面で書いた、この件。
↓
※後日、某TV番組で、こういうツアーに慣れた
ツワモノのオバチャンが、秘訣を披露していたのを
観て、謎が解けた気がしました。
その秘訣とは:
↓
食事会場では、まずまっ先に上座の席に
陣取る。
料理の給仕は上座から順にされるので、
人より先に食べられる。
結果、食べ終わるのも他の人より早いから、
トイレも先に済ませられるし、食後の自由時間も
確保できる。
ということです。
なるほど。
でも、我々には真似できないな~。
運動会じゃあるまいし、先を争って
席取り合戦を演じるのは、柄じゃない。
べつに、気取っているわけではないけどね。
ここ何年も、もうワンランク上のツアーが
多かったので、ゆったり目の日程に慣れて
いたのかな~?
こんどは、もっと自分の裁量で行動できる
旅に行きたいね~、とオットと話しています。
予約がとりにくい所などを効率よく回って
くれるツアーも便利なので、そこは適宜、
臨機応変に、ね。
ー完ー愛鷹パーキングエリア 道の駅
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