フランクロイドライトの作品を見に芦屋へ

2023/10/07 - 2023/10/07

芦屋にフランクロイドライト設計の迎賓館があるのを思い出し、愛方誘って見学へ。建築やフランクロイドライトに興味のなかった愛方も楽しめたそうなので、１００年経った今でもそれだけ魅力的な建物だということかも知れない。

フランクロイドライトやヨドコウ迎賓館の詳細について、私が説明するよりも公式ホームページをご覧ください。

エリア 六甲山・摩耶山周辺(兵庫)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

バスで園田駅へ
更に阪急で芦屋川へ

園田駅 駅

芦屋川の駅を降りると森の中に見えていた

芦屋川駅 駅

芦屋川の駅を降りると森の中にすでにその一部が見える

迎賓館に向かう途中、３年ぶりに復活した芦屋だんじり。
丁度、休憩に入ったところで残念・・・

蘆屋川駅から急な坂を10分程上り到着。
家からここまで１時間半程かかった。

ヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅) 名所・史跡

門からしばらく進むとエントランスが見えて来る

かなり狭小地に建っているので全貌が見えない

エントランスにある開口部

開口部から芦屋が一望できる

先程見かけ祭りの人々

いよいよ内部へ
と思ったが、入口はどこ？

左側のドアが入口。
余りにも小さく質素な入口

近代建築の三大巨匠の１人
でも、女性関係はめちゃくちゃだったそうだ（笑）

入口から階段上がった所にある応接室

照明もライト設計

六角形のテーブルと椅子

作り戸棚も統一デザイン

沢山並んだ小さなハイサイドライト。
非常に手間のかかるデザイン

薄暗い水回り

エントランスと同じデザインの暖炉

薄暗い室内なので、大きな窓から見える樹々が一層美しく見える

応接室からも芦屋が一望

更に階段上がった所にある廊下の開口部

質素な床間

和室まで設計したのかと思ったが、ライトは最後まで抵抗したが、施主の強い要望で仕方なく了承し、弟子が設計したそうだ。

薄暗い室内からなので、緑が一層綺麗に見える

狭小地に建っているので建物全貌が見えないので、模型はありがたい

何度も階段を上るが、斜面に建っているので、二階建て

和室についての説明

この建物全体のモチーフになっている幾何学模様

細長い和室

紅葉の時期だったらもっと綺麗な事だろう

和室から更に階段を上がって書斎へ。
書斎にあった復刻された机と椅子のセット

本物だと10万以上のお品

社長宅の風呂とは思えないほど、質素な湯船

でも菱形の窓は最高

薄暗い洗面所

質素な洗面所

最上階のラウンジ

ラウンジの暖炉も同じデザイン

ラウンジに繋がる大きなテラス

更に先にある1番南側のテラス

芦屋が一望

象徴的な塔だが、装飾のないシンプルなデザイン。

大きな庇は、夏の日差しを考えてのことなのか？

陰影まで計算したかの様。
本当にしてたりして…

コルビュジェの水平連続窓に対して、ライトの連続しない窓なのかも

建築物とは思えない細かいディテール

竪樋のジョイントまでデザインされている

帝国ホテルと同時期に設計されているからか、雰囲気が似ている感じがする

シンメトリーではないのに、絶妙なバランスで安定感がある

今の建築には見られない、細部までデザインされた造り

汚れさえもデザインに見える（笑）

細かくデザインされた大谷石が、年月を経て更にフランクロイドらしさが増している

テラスへの出入り口庇のスリット。

庇のスリットから室内に落ちる日光
やはり計算されている様だ

ラウンジの壁にだけあった、複雑なデザインの飾り

施工が超面倒臭そうなスリット

ショップで三種類のポストカードを購入。
最後に外部を撮影。

とは言っても全貌が殆ど見えないのが残念

秋の空に映える

底が丸い大谷石のプランター

デザインされた竪樋。いちいちカッコ良い

小さくて可愛い窓。
カッコ良さと可愛さが同居している。

階高も低く豪華さはないが、今の建物にはない細部まで手間のかかった上質で贅沢な建物

写真を見て気付いたが、照明とプランターだけに曲線が使われていた

オーナー何度も変わったり独身寮になったりしたにも関わらず、現存しているのはやはり建築の持つパワーが強かったからだろう。

やっぱり建築って面白いと久しぶりに感じることが出来たので、
もっと早く見に来ればよかったと後悔

ヨドコウ迎賓館を堪能しランチへ。
近くに見当たらなかったので、芦屋駅方面に向かう

アシヤ食堂 manchos! グルメ・レストラン

私はパスタセット

愛方はランチプレート

食事中、折角だから中華街へ
思っていたより賑わっていてびっくり・・・・

個人的にはメイン通りより路地の方が魅力的

早速、東坡肉バーガーなるものを食す愛方

奥に行くほど、価格が安くなる傾向

また獲物を見付けた愛方

東坡肉バーガーが余り美味しくなかったそうで、今度は肉まんゲット

南京町　西側にある西安門に到着

南京町 西安門 名所・史跡

横浜の中華街に比べると、可成り小規模な南京町

結局食べ物屋しかないのが残念・・・

看板の雰囲気は確かに中国

まだ食べる愛方・・・

愛方曰く、見た目だけかと思ったパンダまんが一番美味かったそうだ

久しぶりの南京町は、中華系の外国人で賑わっていた

なんやかんやで遅くなったので、晩飯は近くのお好み焼き屋へ

安くて美味くて、正しく大阪の味
季節が良くなって来たので、週末出掛けることが多くなりそうなこの頃。