2023/09/25 - 2023/10/04
354位(同エリア2653件中)
xindeさん
- xindeさんTOP
- 旅行記111冊
- クチコミ40件
- Q&A回答14件
- 123,036アクセス
- フォロワー18人
初めてのスペイン旅行です。世界遺産に登録されたスペイン各地の名所を中心に巡る10日間のツアーに参加しました。訪れた都市・町はマドリッド、トレド、アビラ、セゴビア、コルドバ、グラナダ、ミハス、エルチェ、バレンシア、タラゴナ、バルセロナ、です。
往復の飛行機はカタール航空、スペイン国内での移動はすべてバス。実質7泊8日でこれだけ周るので、それぞれサラっと見る程度。極めて初心者向けです。家内は以前に娘と同じようなツアーに参加したことがあるため、今回はパス。私ひとりでの参加となりました。
円安、ユーロ高によって、旅行会社にとっても費用的にはなかなか厳しいことが垣間見えますが、全行程天気に恵まれたことは幸いでした。
まずは前半、マドリッド周辺から。
(口絵は世界遺産トレド旧市街)
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 2.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
PR
-
9月25日夜7時過ぎ、成田第2ターミナル、カタール航空のチェックイン・カウンター。通路側の席を取ろうと早めに行ったつもりですが、既に長い行列。チェックインに1時間近くかかりました。
-
22時30分、ほぼ定刻に離陸。これで初日は終り。中継地のドーハまで11時間余りのフライト。
日付が変わったあたりで、最初の食事。チキン照り焼きみたいなのが、ご飯にのっている。副菜はごぼう・れんこんのきんぴら、枝豆入り。ちゃんとした味付けです。赤ワインは南アフリカのシラーズでした。
映画は日本語吹き替えのものが結構たくさんありました。原語・日本語字幕のものはなし。クリチャン・ベール、ヒュー・ジャックマン主演のふたりのマジシャンの物語『プレステージ』とスピルバーグのSF『レディ・プレイヤー・ワン』の2本を観た。 -
何時間か眠って起きたら、インド亜大陸を越えてアラビア海に入るところ。
-
到着前にスクランブルエッグの朝食が出ました。
-
ドーハに現地時間で午前4時過ぎに到着。24時間オープンの巨大な空港です。放射状のウィングの中心の広場に黄色い熊。乗り継ぎ時間が3時間半ほどあり、しばらく自由時間のあとの集合場所はこの熊さん周辺。
-
午前8時前、ドーハを発ち、スペイン・マドリッドへ8時間弱のフライト。
1時間ほどでまた食事。ベジタリアン・メニューのチーズ・パスタをチョイス。これはおいしい。往復の機内食で一番ましでした。 -
映画は一度観たものですが、『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』を再見。
飛行機はアラビア半島、地中海を横切って、イベリア半島へ。 -
マドリッド到着前に軽食としてチキン・パイ。温めてあって普通においしい。
-
マドリッドに現地時間午後3時前に到着。日本時間だと夜10時。ここまで成田を発ってほぼ1昼夜。
-
かなり大きな空港で、到着したターミナルから入国審査、荷物引き取りのターミナルまで電車に乗る。
空港を出たのは午後4時前。バスに乗って市内へ。
今回のツアー、参加者は21名、プラス添乗員さん1名。 -
市内中心部まで30分ちょっと。
バスの車窓から撮ったシベーレスの噴水とシベーレス宮殿=現在は市役所。 -
プラド通り、ネプチューンの噴水付近でバスを下車。ここで30分ほど自由散策。
-
世界遺産① プラド通り。広い道路の中央分離帯が公園になっており、この周辺の景観が世界遺産に認定されたそうです。
プラタナスの並木、ですが、特徴があるわけではない。 -
そばにプラド美術館。スペインが誇る美の殿堂。翌日見学します。
プラド、というのはスペイン語で”野原”のことだそうです。野原美術館ではあまりパッとしない。 -
プラド通りから放射状に伸びる道のひとつに入ったところ、立派な建物がありました。あとで調べると国会議事堂でした。国会開会中らしく、通りを挟んでテレビ・クルーが櫓の上でカメラを準備しておりました。
初日の観光はここまで。午後5時、バスに乗ってホテルに向かいます。 -
午後5時半、ホテル到着。”ポルセル・アヴァント”。
このホテル、あまり感心しません。市内中心部から遠く、周囲にレストランもスーパーもありません。事務所とか倉庫とかが多く、雰囲気は首都圏環状線の国道16号沿いのどこか、みたいな感じ。 -
部屋の中はこんな感じ。冷蔵庫あり。湯沸かし機はなし。バスタブあり。シャンプーとボディ・ソープは兼用のもの。コンディショナーはなし。ミネラル・ウォーターは2本無料。
ここに3泊します。 -
夕食は7時半だったので、その前に希望者数名が10分ほど歩いてガソリンスタンドに併設されたコンビニで買い物。
私はビールを買いました。3日分ですが、既に1缶飲んだ。 -
午後7時半、夕食はホテルの宴会場みたいなところで。
-
生ハムとチーズ。
-
コロッケ。ひとり2ケ。
-
サラダ。
-
ビーフ・シチューにフライドポテト。
-
スペインの赤ワインはフルボディのものが多く、平均して白よりもおいしかったです。
-
デザートはチョコレートケーキ。
夜9時、成田を発ってからの長い1日が終了。 -
旅行3日目(スペインでの二日目)、朝7時の朝食。名物のスペイン風オムレツ=トルティージャなど。
このホテルの朝食は3日間ほぼ同じもの。パンの種類が少し変わる程度。 -
午前8時ホテル出発。市内の駐車場にバスを止めて、まず訪れたのは王宮。
王様は普段は郊外にお住まいだが、公式行事はここで行われるそうです。
特に行事がないときは一般公開されている。部屋数はなんと3400もあるそうです。 -
王宮脇の庭園に歴代国王の彫像。
-
フェリペ4世騎馬像。背後の建物はオペラ座。
-
王宮と向いあって建つアルムデーナ大聖堂。
-
王宮から歩いて、レパントという名の免税店で少々買い物タイム。
-
バスに乗ってプラド美術館へ。
-
入口の行列。ですが、我々は予約済みなので、すぐに入場できます。
-
館内は撮影禁止ですが、ロビー付近だけ撮影OK。
エル・グレコ(受胎告知)、ベラスケス(ラス・メニーナス=女官たち)、ゴヤ(裸のマハ)などプラド美術館の至宝を、ガイドさんの詳しい説明を聴きながら見ました。自由時間を含めて1時間半ほどの滞在でした。じっくり見るなら丸1日必要でしょう。 -
12時すぎ。プラド美術館の隣りにあるサン・ヘレニモス教会。
-
バスに乗ってスペイン広場へ。スペイン広場という名の広場はスペイン各都市にあるようです。
たくさんの屋台が出て、賑わっております。 -
スペイン広場にある”ドン・キホーテ像”。手前がドン・キホーテとサンチョ・パンサ。上の石像が作者のセルバンテス。
-
午後1時、スペイン広場から歩いて昼食のレストランへ。スペインでは昼食が2時頃から取るひとが多いようです。夕食は8時ころ。
-
この日の昼食はタパス(酒のつまみのような副菜)。
生ハム。各皿を4人でシェアします。 -
野菜サラダ。
-
マッシュルームのフライ。
-
トルティージャ。
-
イカ・リングフライ。塩辛かった。
-
少し辛いソーセージ、チョリソー。
写真撮り忘れましたが、コロッケもありました。 -
赤ワイン。食事時のワインは安いところで3ユーロ、高いところ(バルセロナ)で6ユーロ、だいたい4ユーロくらいでした。ビールも同じくらい。
昼食後、バスに乗ってトレドに向かいます。 -
午後3時半、世界遺産② 古都トレド旧市街を展望台から見る。首都がマドリッドに移るまで、スペイン中部カスティーリャの首都でした。
-
展望台から旧市街に入りますが、旧市街は崖の上にあります。
以前はここを歩いて登ったそうですが... -
エスカレーターで登ります。エスカレーターを5回乗り継ぐ。
世界遺産に認定された後、ユネスコの一部資金援助を得て作ったそうです。 -
街歩きしながら大聖堂へ。ユダヤ人街もあります。
-
武具・刀剣がトレドの特産品だそうです。
-
有名な磁器人形の店、リヤドロで楽器を奏でる着物姿の日本女性の人形を売っておりました。
-
ゴシック建築の大聖堂。
-
大聖堂の向いにある市庁舎。
-
右手奥にあるのがサン・トメ教会。トメは英語ではトーマス。小さな教会ですが...
-
中にあるエル・グレコの”オルガス伯爵の埋葬”は彼の代表作のひとつ。
エル・グレコは長くトレドに住んでおりました。
6時前、トレドを発ってマドリッドに戻ります。 -
午後7時15分、マドリッド市内、今朝と同じ王宮付近の駐車場でバスを降りる。大型バスを止めるところ、降車できるところは限られております。
オペラ座。 -
オペラ座近くのレストランで夕食。
-
スペイン名物の冷たいスープ、ガスパチョ。
-
ビーフシチューにピラフ添え。昨夜も同じようなものが出たが、こちらのほうがうまい。
-
赤ワイン。
-
フルーツカクテル。
-
午後8時すぎ、王宮近くの駐車場でバスに乗り、ホテルに帰ります。
日没は8時すぎ、夜明けも朝8時すぎ。スペインはドイツやフランスなどEUの主要国と同じ時間帯を採用している。その中で西のはずれに位置しているので、日の出、日没が遅れてしまう。
バスでホテルに戻って3日目終了。この日は16000歩ほど歩いた。 -
4日目、朝6時半の朝食。
7時30分出発で、まだ暗い中アビラに向かう。途中の休憩を含め、3時間近くかかります。 -
世界遺産③アビラを望む十字架のある展望台。
-
アビラの城壁と教会群が世界遺産になっている。
-
アビラの城塞。
-
城壁の上をしばらく歩きました。ドゥブロヴニクのように1周はしませんが。
-
大聖堂。
12時前、アビラを発って、セゴビアに向かいます。 -
午後1時、世界遺産④セゴビアの町に入るとドーンと水道橋がそびえる。高さ28メートル。町中にこれだけ大きく完全な形で古代ローマの水道橋が遺っているのは珍しい。
セゴビアの水道橋と旧市街が世界遺産になっている。 -
階段を登るとすぐそばで水道橋を見ることができます。
-
午後1時半、水道橋見学のあと、昼食。
-
ポテトサラダなどの前菜。
-
白ワイン。
-
鱒のムニエル。おいしいです。
-
アイスクリーム。チョコレートがミルフィーユ状にはさまっている。
-
昼食後、セゴビアの町歩き。ユダヤ人街に変わった建物がありました。
-
大聖堂。
-
町を抜けて歩いて行くと、アルカサル(城)。ディズニーランドの白雪姫の城のモデルになったと言われる。
-
内部も見学しました。武具などの展示がある。
-
イサベル女王即位の図。イサベルはこの城に住んでカスティーリャの女王に即位した。
-
アルカサルから見たラ・ベラ・クルス教会。珍しい12角形の教会。
-
アルカサルで旧市街をバックに記念撮影。
午後4時半、セゴビアを発ってマドリッドに戻ります。1時間ちょっとかかります。
実はアルカサル付近で我々グループの2名がスリ被害に遭いました。財布は間もなく見つかりましたが、現金は抜かれていました。クレジットカードは無事。添乗員からは繰り返しスリに注意と言われておりましたが、正しくプロの仕業。 -
マドリッド市内のグラン・ヴィア通り。グランは大きい、ヴィアは通りで、グラン・ヴィア通りと言うと”大通り通り”ということになる。ここは東京で言うと銀座と日比谷を合わせたようなところで、高級ブランドの店や劇場が集まっている。
マックの店は元は宝石店だったところで、マックもその雰囲気を壊さぬようにしているみたい。 -
午後6時。この日の夕食はツアーに含まれておらず、市内の繁華街”ソル広場”で解散して、各自適宜夕食を取ることに。
ソル広場に面したマドリッド自治政府庁。 -
1時間半後にソル広場の熊さんのところで再集合。”ソル”は太陽のこと。
-
マドリッドのタクシー。白地に赤いたすき。最初パトカーか何かと思った。
-
私は男性3名のお仲間とともに食事を取ることに。
マヨール広場を抜けて... -
サン・ミゲル市場へ。ここは屋内の屋台村、みたいなところ。
-
ビールと生牡蠣。
-
ゆでタコとじゃがいも。
-
ソーヴィニョン・ブラン。
-
お仲間とカンパイ。大層賑わっております。
-
ちょっと足りないので、バゲットに生ハムをはさんだボッカディーリョというパンを買って、ホテルの部屋で食べました。
この日は17500歩、歩きました。やれやれ。
4日目終了。明日は南、コルドバ、グラナダに向かいます。(続く)
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
xindeさんの関連旅行記
マドリード(スペイン) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
93