2023/09/04 - 2023/09/10
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鉄人29号さん
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コロナ禍も一段落したので、オヤジ、久々の台北街歩きです。
で……航空券やホテル、wifiなどを手配すると……あれもこれも値上げラッシュ。
オヤジ、意気消沈ですが“旅行に行きたい”気持ちは抑えられないので、気を取り直して出発です。さて、コロナ禍明けの台北はどうだったでしょうか? お楽しみに。
【日程】
□ 1日目 9月04日(月) 23:25関空発(peach MM29)
□ 2日目 9月05日(火) 01:25桃園空港着、基隆市内街歩き
□ 3日目 9月06日(水) 台北市内街歩き
■ 4日目 9月07日(木) 台北市内街歩き
□ 5日目 9月08日(金) 台北市内街歩き
□ 6日目 9月09日(土) 台北市内街歩き
□ 7日目 9月10日(日) 10:45桃園空港発(peach MM24)→ 14:35関空着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ピーチ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
9月07日(木) 旅行4日目。
時刻は午前8時……地下鉄「雙連駅」に着きました。
で……地上に出ると、民生西路に露店が並んでました。 -
扱っている商品は食料品が中心。ココが有名な「雙連朝市」です。
ちなみに有名な「寧夏路夜市」は、ここから徒歩10分程です。雙連朝市 市場
-
で……幹線道路の民生西路から1っ目の路地に……
オヤジが目指した「鴉片粥」の店がありました。
鴉片とは“アヘン”のこと。「アヘンのように病みつきになるほど美味しい粥」と言う意味だそうです。
この店は、今年の8月 NHK BS1の「突撃!ストリートシェフ」と言う番組で紹介された店です。
店主の日本愛がハンパないので、尋ねてみました。 -
あ、テレビで見た店主がいたいた。赤い帽子の方です。
頻繁にテイクアフトの客が訪れます。
で……オヤジが店の前に立つと、早々に店主から「美味しいよ」と日本語で話しかけられました。 -
オヤジが入店すると、店主は早々に「コレ見て」とテレビのスイッチを入れ……
-
録画したNHKの「突撃!ストリートシェフ」を再生し始めました。
オヤジはこの番組を見て来たんですがね。 -
メニュー。
もちろん日本語併記です。 -
オヤジが注文したのは「魔法鴉片粥」(100元)。
粥に入れる具材は、鶏肉+しらす+Pork Floss(豚肉の繊維状の物)+ピータン+ミックス野菜+ピーナッツです。 -
オヤジが食べていると、店主がオヤジの横に来て「コレを見て」 と“クロワッサン”や“台湾旅行雑誌”に紹介された事を自慢してきます。
更に……「アヘン粥、味はどうだ。美味しいだろう」と、他のお客さんそっちのけで、オヤジを接客してくれます。
店主さん「分かりました、分かりました」……です。 -
で……「鴉片粥」は偽物が横行しているらしく、店主が日本人向けのフリップを作成してました。
-
こちらも。
-
なので店主は……“鴉片粥の商標登録をしている”とのことです。
で、オヤジが帰ろうとすると、店主から…… -
「写真は撮らなくていいのか」と誘われました。
で、オヤジがお願いすると……店主はオヤジに“ラッキーナンバー”を書いたフリップを持たせ、奥さんがシャツターを押してくれました。
う~ん、店主の日本愛が凄いです。
と言うことで……店主の許可をいただき写真をUPしました。 -
で、その近くにあるのが日本人旅行者の間でも有名な「冰讃」。まだ準備中です。
で、その近くにあるのが……冰讃 スイーツ
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「雙連現烤蛋糕」店。
台湾カステラのお店です。 -
こんな感じで売ってます。
1斤(600g)110元/約470円 -
オヤジはハーフサイズを買って味見してみました。(55元)
う~ん、日本で販売している台湾カステラは、ふんだんに卵や牛乳を使っているので、当然、日本の台湾カステラの方が甘くて美味しいです。
まぁ、旅先で現地の名物をいただくことに意義があるんでね。 -
で……いったん台鉄・台北駅に戻ってきました。
コロナ禍前と殆ど変わりませんね。台北駅 駅
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アレ? 交響曲が鳴り出し、蒸気機関車が走り出しました……
オヤジ何度もここに来てますが、これは初めての経験。
毎時ジャストのパーフォーマンスみたいです。 -
壮大な交響曲とともに蒸気機関車が右から左へと走ります。
旅情をかき立てますね。 -
で……コロナ禍前は、台北駅南側(M8番出口)のビル1階にはビブグルマンの名店が並んでいたのですが、アレ? 日本の有名なラーメン店がなくなり、コメダコーヒーの看板が?
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台湾も猛暑なので、とりあえず入店してみました。
う~ん、ここは日本です。
店員さんも流暢な日本語で応対してくれました。 -
で……そこからトコトコ北方向へ歩いていると……
何やら撮影の準備中。
地面に270°のカメラレールを敷いているので、レールの中心に主人公が立ち、カメラが回ると主人公の背景が…… -
近代的ビル(日本統治時代の1930年代に完成した台北郵便局)から……
台北郵局 (台北郵便局) 建造物
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清の光緒帝時代(1800年代)に建造された北門へと変わるんでしょうね。
どんな番組なんでしょうかね。両方とも夜はライトアップされているので、中心に立つ俳優が恋人同士ならば……と、オヤジの妄想が膨らみました。北門 (承恩門) 史跡・遺跡
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で……オヤジが目指していたのは、この建物。
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「国立台湾博物館鉄道部パーク」です。
2020年7月オープンの新しい施設。
日本統治時代の大正7年に、台湾総督府交通局鉄道部の施設として建設されたそうです。国立台湾博物館 鉄道部パーク 博物館・美術館・ギャラリー
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廊下の様子。中央の光はLED照明です。
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建設当時の模型。
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昭和の人間には懐かしい、タブレット。
タブレットとは、同じ線路に2つ以上の列車が走って衝突するのを防ぐための金属製の円盤のことです。 -
当時の窓ガラス。何気ない所にもこだわってます。
これが明治モダンなんでしょうね。 -
続いて地下鉄「小南門駅」に移動。
小南門駅 駅
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目の前の博愛路を5分ほど南下すると……
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「台北植物園」に着きました。
オヤジの目的地はこの先ですが、とりあえず植物で癒やされたいと思います。南海学園 台北植物園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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敷地全体はこんな感じ。
約82.000㎡(東京ドーム約1.8個分)あり、約2,000種類もの植物が栽培されているそうです。 -
で……入り口付近にこんな建物がありました。
日本統治時代の家屋で、現在は展示室に使われているようです。 -
裏側に回ると、立派な日本庭園がありました。
そこを過ぎると…… -
ハス池。
ハスの最盛期を過ぎたのか、花に元気がありません。 -
赤い建物は休憩所。
正式には「亭」(てい、ちん)と言うらしいです。 -
地元の方が熱心にシャツターを押してました。
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オヤジも負けずにバシャ。
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アレ、台湾リスです。
ここのリスは人懐こいです。 -
せっかく植物園に来たので、1枚くらい花をUPしときます。
夏のこの時期は花が少なく、目立つたのがこの花。 -
植物名は「蜂巣薑」。
確かに赤い花の部分が蜂の巣のハニカム構造に似てますね。
正式名称は「ショウガ科ショウガ属ハチスショウガ」だそうです。
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で、植物園を抜け……
和平西路二段から和平西路二段104巷へとトコトコ移動し……
西蔵路と汀州路一段路が交わる所に…… -
オヤジが目指してた「味有招」と言うお店がありました。
この店は、今年の5月 TBS「ラヴィット」で、芸人さんらが訪れた店です。 -
メニューはこんな感じ。
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オヤジが注文したのは「鮮爽蛤蠣粥」(110元)と紅燒肉(60元)。
お粥は、蛤の旨味タップリで、とても美味しかったです。 -
紅燒肉は豚バラをカリッと揚げたもの。
味噌ベースのソースが甘辛く、とても美味しかったです。
ちなみに、応対してくれたスタッフの方々は、オヤジが日本人だと分かると、とても親切にしてくれました。
お腹もいっぱいになったので…… -
地下鉄「剣南路駅」に移動。
剣南路駅 駅
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この辺りは、大型ショッピングモール「美麗華」があり、ビルの上に台北で唯一の観覧車があることから、有名なデートスポットだそうです。
Mia C'bon (美麗華百楽園店) スーパー・コンビニ
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で……ショッピングモール内の専門店を見てみると、「無印良品」、「東急ハンズ」、「ユニクロ」など……日本のモールと変わりません
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また、飲食店エリアのお店も、「丸亀製麺」、「スシロー」、「大戸屋」を始め、
「太陽のトマト麺」、「天然素材富士」、「静岡勝政」、「スープカレー北海道」など……日本関連のお店のオンパレード。
台湾人はどれほど日本が好きなんですかね。(笑) -
で……オヤジが来た目的は、この場所。
大型ショッピングモール「美麗華」前の広場です。
実はここで…… -
写真の「胡笙」さんが、毎週土・日の19:00から、サクソフォーン演奏の路上ライブをやつているんです。
なぜオヤジが知っているか?……と言うと、TikTokで見たからです。
胡笙さんは大の日本好きで、演奏曲の殆どが昭和歌謡、聴衆も日本統治下の影響を受けた方ばかりなんです(要はシニア)。
本当はライブを見たかったんですが、時間の都合で今回は場所の確認だけをしました。次回は是非、ライブを見たいと思います。 -
で……地下鉄で「麟光駅」に移動。
駅前3分程のところにある「醤吃冰」店に入店しました。麟光駅 駅
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店内の様子。
お客はオヤジ一人です。 -
オヤジが注文したのは、「黒糖醤淋奶茶冰」(120元)
この店のこだわりは、全てのかき氷が富士山の形なんです。
お味は、ミルクティーの渋みが黒糖の濃厚な甘さで柔らぎ、美味しかったです。
ちなみにソースは要望すれば追加サービスがあるそうで、店主が流暢な英語で説明してくれました。 -
で……地下鉄で「東門駅」に移動し、
金山南路二段を南下していると……古びたコンクリートブロックの塀がありました。
これは「台北監獄北囲壁遺跡」。要は台北刑務所の「北塀」です。東門駅 駅
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台北市の古蹟(記念碑)指定のプレート。
創建1910年と書いてます。日本の台湾統治が1895年からですから、日本製の塀ですね。 -
さすが100年超えの塀です……風格があります。
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で……そこから南に5分程歩いた所が刑務所の南塀。
写真の左側が刑務所官舎跡です。
なぜ今回、オヤジがココを訪れたかと言うと、
台北市政府文化局が推し進める「古民家文化運動計画」の一環で、「台北刑務所官舎跡地」を整備し、リノベ複合施設として2022年9月7日に「榕錦時光生活園區」としてオープンしたからです。要はコロナ禍前にはなかった施設です。 -
こちらにも、台北市の古蹟(記念碑)指定のプレートがありました。
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リノベした官舎の全景。
16店の飲食店や雑貨店、専門店が営業中です。 -
反対側からの全景。
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建物前にはこんなプレートがありました。
翻訳機を使うと……「戦後の壁からの雨漏り防止構造の解説」みたいなことが書いてあるようです。 -
こちらはレストラン。
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こちらは台湾で人気のベーグルのお店、「好丘」
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こちらの建物は保存が良いので、建物構造を公開してます。
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こちらの方は振り袖を着て自撮り中。なんで?
彼女は台湾のモデルの方で、先ほどまで彼女の後ろの「レンタル着物店」の宣伝ポスターを撮っていたんです。
それにしても「レンタル着物店」のコンセプトは京都の呉服屋さん。
大量の着物が山積みされてました。台湾人はどれだけ日本が好きなんですかね。 -
日本庭園もよく整備されてます。
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このガジュマルの木も年代物。
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では引き返して、「東門駅」に戻り、そこから人気通りの「永康街」を歩きます。
日本人旅行客にも有名な「思慕昔」本館。 -
オヤジは、麗水街7巷11号の路地にある、新しい“かき氷やさん”を目指します。
オ~あった、あった。 -
日本語で「夏はマンゴー」。いいね~!
日本のお店みたいですが……ここは台湾の路地裏です。 -
お店の名前は「金雞母Jingimoo永康店」。
「金雞母Jingimoo 東門店」の姉妹店です。 -
店内はこんな感じ。
このお店は“かき氷好き”には外せない人気店です。 -
オヤジが注文したのは、もちろん「夏雪芒果」(260元) 。
台湾でかき氷1杯260元(約1200円)と言うのは、高額な方です。 -
冰の底にも芒果。
お味は……台南産の“愛文芒果”が濃厚でトロトロ。日本の輸入マンゴでは味わえない美味しさでした。 -
で……そこから約100m南下したところの……
「好公道金鶏園」に入店。 -
ここは2022年のビブグルマンに選ばれた店。
1階はテイクアウト専門、2階で飲食できます。 -
オヤジは、蝦小籠包(220元)と蛋花湯(60元) を注文。
メニューには日本語が併記されてます。
お味は……小籠包から肉汁が飛び出し、海老がプリプリで甘く、さすがビブグルマンに選ばれるだけのお味でした。 -
でその近くで見かけたお店。
「昭和氷室」の店名が気になりましたが、酒場と書いてあったので、飲めないオヤジはパス。 -
で……地下鉄で「信義安和駅」に移動。
「臨江街観光夜市」にやってきました。臨江街観光夜市 散歩・街歩き
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目的の店は「御品元」。こちらもビブグルマンに選ばれたお店です。
コロナ禍前に来た時は定休日だったので、今日はリベンジです。 -
オヤジは「桂花芝麻湯団」(80元)を注文。
日本語で「桂花胡麻もちだんご」と書いてます。 -
「湯団」ができるまで、壁の説明文をイラストを頼りに読み解きます。
要は、「熱々の湯玉を食べてから、残ったかき冰に“桂花蜜”や“レモン汁”をかけて食べて下さい。湯玉には“桂花蜜”や“レモン汁”をかけないで下さい」ということらしいです。 -
こちらは
「湯玉は熱いうちに食べた方がいいよ」
「桂花蜜」&「レモン汁」はセルフサービスエリアにあるので、自由に使ってね」
と言うようなことが書いてあるようです。 -
で……「桂花芝麻湯団」が運ばれてきました。
冰の上の「湯玉」から、ホカホカの湯気が立ってます。
お味は……熱々の「湯玉」はモチモチしてて、胡麻あんが甘さ控えめで“好吃”です。2類のかき氷のソース(桂花蜜&レモン汁)は、甘味と酸味が相まって大変美味しかったです。 -
イチオシ
で、お店を後にすると……台北101が雨に濡れて輝いてました。
では本日の町歩きもそろそろお終いです。閉店ガラガラ。続く
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