2023/09/22 - 2023/09/23
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むう2にゃんさん
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前回の青森旅行は2021年5月、コロナ自粛中もあり閑古鳥が鳴く伊丹空港が印象的でした。
https://4travel.jp/travelogue/11692086
今回は打って変わって旅行客で混雑する伊丹を出発、八戸と青森で友人との再会を祝して青森美食 (#^.^#)
2年前に行けなかった青森市の三内丸山遺跡と八戸市を見て食べて飲んだ1泊2日の弾丸旅行です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- JALグループ 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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9月22日(金曜日)1日目
会社をお休みして金・土の2日間で青森弾丸観光。
JAL2151便 伊丹空港07:35発→青森空港09:05着で青森県に向かいます。
この日のJAL便は定刻よりも5分早い青森到着、余裕で09:25発の空港バスに乗れました。 -
青森駅到着は10時、市内を循環する「ねぶたんバス」の発車時刻は10時30分なのでこの待ち時間を利用して八戸行きの新幹線切符を購入します。
青森駅に来たのは2年前の5月、駅前の観光案内所隣に植えられている林檎の木の街路樹は2年前と同じながら、あの時は白い花が咲いていた林檎の木に 小さく青い林檎の実が成っていました。
青森は、初秋の季節を迎えています。 -
ねぶたんバスは青森駅→新青森駅を経由して約40分、11時10分過ぎに 三内丸山遺跡の縄文時遊館に到着です。
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予定では縄文時遊館内にあるレストランで 名物の帆立ラーメンでも食べよ~と思っていたのに、この日のレストランは修学旅行生の団体で貸し切り、・・・沈没。
周囲には飲食店も何もなく、朝5時に朝食を食べたきりの私は一瞬 飢え死にを覚悟したものの(大げさ)、ドリンク類だけなら提供します、とのお言葉に甘えてアイスコーヒーを注文、非常食として持参していた柿の種を食べて飢えをしのぎます。 -
柿の種&コーヒーのランチを終えて(所要時間5分)、12時から始まる無料ガイドツアーの時間まで 当遺跡の出土品を見学します。
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縄文時代に行われていた祭祀用の土偶、女性の姿を表しています。
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縄文時代の食料は、狩猟と漁猟に加えて森の木の実や果物が主な栄養源でした。
木の実などを保存したり肉や魚を加熱するための土器が作られ、この遺跡の地中から発掘されています。 -
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この三内丸山遺跡、元々は市民の野球場を作るためにこの一帯の土壌整備を行った際に数多くの土器や遺跡の構造物跡が発見されたものでして、
青森市民の総意を受けて野球場建築を中止、縄文遺跡の発掘・保存になったそうです。 -
こちらは籐を編んで作られた籠のレプリカ。
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縄文時代の始まりは紀元前13,000年前頃からとされ、狩猟を中心とした移動生活から定住生活へと変わり、この三内丸山遺跡は紀元前3,000年頃の(当時としては)比較的大規模な集落と考えられています。
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当時の暮らしを原寸大で再現した展示物。
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遺跡の全体ジオラマで、発掘調査は今も続けられています。
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12時前になったのでガイドツアーに参加、ボランティアガイドの説明を受けながら遺跡を見て回ります。
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こちらは貝類の殻などのゴミを埋めた貯蔵エリア、地層から年代が分かるようです。
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6~8畳間ぐらいの1DKに1家族が住んでいました。
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集落の共同食料を貯蔵した貯蔵庫、高床式になっているのは主に雪害対策だったとのこと。
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倉庫や集会場として使われていた遺跡の内部はこんな感じだったそうな。
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この地域は湿地帯が多く、沼の水が飲料水をはじめ生活用水として使われていました。
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三内丸山遺跡のシンボル、大型掘立柱建物。
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巨大な栗の木を使用しており、発掘後の穴の大きさから建物の大きさが復元されました。
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柱穴は直径約2メートル、深さ約2メートル、間隔が4.2メートル、中に直径約1メートルの栗の木柱が入っていたそうです。
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13:30発のねぶたんバスに乗車して新青森駅到着は13:43、13:53発の新幹線はやぶさ28号で八戸に向かいます。
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八戸到着は14:16、1駅だけの乗車で所要時間は20分ちょい。
でも在来線の本数がめっちゃ少ないので、新幹線一択なのです (._.)
新幹線が停車する八戸駅と、在来線の本八戸駅とがあり八戸市の中心街は本八戸駅の近くになります(新大阪と大阪駅のような関係?)
八戸駅と市内中心街を結ぶ路線バスで移動、バス車内で1日乗車券を Suicaにチャージして準備完了、中心街にあるホテルに荷物を預けて身軽になり、バスで是川縄文間に向かいます。 -
是川縄文館です。
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是川石器時代縄文遺跡から出土した土偶や土器を展示しています。
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特質すべきは、土器に漆を塗って文様の装飾を施しているところでしょう。
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紀元前1,500年~紀元前500年、つまり今から3,500年前の時代、縄文人は土器や櫛のような身を飾る道具に漆塗りで装飾を行っていたのです。
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こちらは漆塗りの櫛、男女を問わずこれらの道具を使用していたのでしょうね。
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土偶特有の造形美。
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なんともユーモラスな姿です。
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肘杖をつくポーズの土偶。
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国宝・合掌土偶の横向きの姿。
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合掌土偶の後ろ姿、縄文時代後期後半(約3,500年前頃)の作品だそうです。
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国宝に指定されている土偶は5体、その中の1つがこの合掌土偶です。
縄文館からバスで市内に戻り、今夜のお宿 八戸グランドホテルにチェックイン。
シャワーと着替えのあとは、今夜のお楽しみ晩御飯 カーサ・デル・チーボ(Casa del cibo)のイタリアンです。 -
バス1日券で最寄りのバス停まで移動、そこから徒歩で5分ほど、お店は住宅街のなかにあります。
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こちらが本日のメニュー、青森の食材にこだわった地産地消のイタリアンコースです。
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レストランで直接集合するNさんを待ちながら、ワインリストに私が好きなフランチャコルタ Ca del Bosco があったのでボトルで注文、ぐーびぐび。
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アミューズ
鯵ヶ沢産マスカルポーネ、八戸産バターナッツ(南瓜)のスフォルマート
かぼちゃとマスカルポーネの甘みの相性を楽しみつつ頂きます。 -
海の幸の前菜
八戸産あんこうのテリーヌ、茄子のピューレ、青森産みずこぶのマリネ
みずこぶ、初めて食べた食材でして、しゃきっとした食感とぬめりが面白い食材です♪
少し遅れてNさんが登場、「遅くなってゴメンー」「ぜんぜん大丈夫!」の会話のあと、これまでのお料理がNさんのためにサーブされます。
「Nちゃん、ひとくちで食べるんだっ!」
「そりゃ無理よMちゃん、でも頑張る!」
なにせ学生時代の友人なので、うん十年前の Nちゃん・Mちゃんモードです (^-^; -
山の幸の前菜その1
青森産十和田短角牛のカルパッチョ風、サマートリュフの香りがお肉の美味しいアクセントです。 -
山の幸の前菜その2
青森産 馬のトリッパと生の落花生(おおまさり)をジェノベーゼソースで軽く煮込んだもの。
生のアーモンドは前にパリのレストランで頂いたことがあるけど、生の落花生は初めてです。 -
プリモピアットその1
八戸産渡り蟹のラザニア、セロリのスプマータ添え
香ばしい蟹の風味がパリパリのラザニアに挟まれて、ワインが進む一品です。 -
プリモピアットその2
八戸産蝦夷鮑と 鮑の肝を練りこんだトロッコリ(手打ちパスタ)
この鮑、柔らかい~美味しい~! パスタがうんみゃあ~! -
プリモピアットその3
八戸産穴子リゾット、牛蒡のフリット添え
リゾットは大阪の押し寿司のように仕立ててありまして、大阪出身のNさんと2人「贅沢な押し寿司やわぁ」「穴子には山椒がナイスやしー」と感想を言い合います。 -
セコンドピアットその1
八戸産アブラボウズ(深海魚) 十和田産枝豆のソース
脂の乗った白身魚を 優しい枝豆のソースとピリッとした青唐辛子のアクセントで頂きます。 -
セコンドピアットその2
青森産鴨のバロティーヌ仕立て
鴨のフィレ肉を中心に鴨肉で筒状に巻いてローストした一品。
しかーしここで落とし穴が・・・。
お昼に食べた柿の種がお腹の中で膨れてしまい、美味なる鴨ちゃんは完食らなず・途中でギブアップ・・・。
ああ、柿の種を2袋も食べるんじゃなかったーーー!!!
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でも、デザートは別腹っす。
岩舘りんごのソルベ、シナモンのジェラート -
最後にハーブティーを頂いて、満腹満足です。
美味しゅうございました、ありがとうございましたーーー。
Nさんも私もお腹いっぱい状態なのですが、Nさんは明日の朝 用事があるということで ここでお別れです。
また明日一緒にご飯たべようね、Nさん~♪
明日のランチも楽しみにしています♪ -
・・・ということで、念のためプランBとして押さえていたホテルのツインルームは、私1人でお泊りです。
胃薬を飲んでお休みなさーい。 -
9月23日(土曜日) 2日目
おはようございます。
朝5時に目覚ましを掛けて起床、朝ごはんを食べるため 06:12発の路線バスで陸奥湊駅(バス停名称:上中道)に向かいます。
JR八戸線の陸奥湊駅前には「八戸市営・魚菜小売市場」があり、去年(2022年)12月にリニューアルオープンした市場内にはイートインスペースが設けられ、ここで新鮮なお魚の朝食を頂くことができるのです。 -
オリジナル朝食の作り方(市場のHPより抜粋)
①市場内のお店でおかずを購入する
②食堂でご飯や汁物を購入する
③定食・丼に仕上げる
私は 帆立の貝柱、赤海老、平目のお造り、いくらを購入。
食堂でご飯&お味噌汁と銀鱈の焼き物も買って、勝手丼を作りました♪
この帆立貝柱が超特大サイズでして、こんなの大阪では見たことないー!
直径5㎝はある新鮮な貝柱が4個入ってたったの500円、驚きの価格です! -
あぁ、ホタテが甘い~、平目が旨い~、赤海老も甘い~全部おいしい~!
胃薬を多めに持ってきてよかったー(#^.^#) -
上中道のバス停から再び東に向かうバスに乗って蕪島町で下車、目的地は蕪島神社です。
ただこの神社のOPENは朝8時半~、早起きの私は残念ながら神社の境内には入れず外観の写真撮影だけになりました。 -
秋桜と神社、爽やかな秋晴れの朝に合います。
・・・と ここまでは順調だったのですが、私は当日 9/22のバス時刻表を土曜日ダイヤ運行だと思い込んで予定を立てていたので、祝日(秋分の日)ダイヤで運行するバスを乗り過ごしてしまい、予定が大きく狂ってしまいました。
当初の予定では9時過ぎには中心街のホテルに戻り、預けていた荷物を受け取って八戸駅に向かい 10:25発の新幹線に乗るつもりでしたが、
予定していたバスには乗れず、そのうえ市内道路渋滞もあってホテルに戻ってきたのは早くも10時前になっていました。
タクシーで八戸駅まで約20分とのことで、10:25発の新幹線乗車は微妙な感じ-----、予定の新幹線を諦めて、1本(1時間)遅い新幹線で青森駅に戻ることにしました。 -
こちらは八戸駅、八幡馬のオブジェです。
新幹線から在来線に乗り継いで青森駅到着は12:27、駅からタクシーで本日のランチのお店に向かいます。
予約時間は12時半でしたが、Nさんに「10分遅れる、ごめんっ!」と連絡して何とか12時35分にお店に到着、ふぅぅー。
本日のランチはNさんお勧めの「津軽割烹 未来」で おまかせコースです。
こちらのお店で供される食材は全て青森産のものを使用、地産地消に徹底的に拘る御亭主のお料理が頂けます。 -
先ずは汁物、茗荷と地の豆、玉蜀黍のお椀でお腹を温めます。
ああ、優しいお味がお腹に染み込む~。 -
向付は大間の鮪の酢味噌掛け、栄螺の水煮、枝豆の豆あえ。
大間の鮪の酢味噌掛けは、素晴らしい!のひとこと。 -
焼き物は青森産秋茄子の田楽仕立て。
素揚げでトロトロになった茄子と味噌のハーモニーを楽しみます。 -
お刺身は、先ほどの大間の鮪の赤身と中トロ、白身魚のソイを自家製の味醤油で頂きます。
こんなに美味しい鮪の赤身は初めてじゃー。 -
焼き魚は趣向を変えて、帆立貝柱の表面を軽くあぶって中をレアで仕上げた逸品。
ほんの少し火が通っているので、帆立の甘みが引き立ちます。 -
煮物は青森産ズッキーニと木耳、一味唐辛子を軽く振って頂く爽やかな一品です。
このお出汁が美味しくて、ついつい ずずず~っと飲んでしまいます。 -
主菜は鴨肉の焼き物、茗荷と合わせて頂きます。
この鴨に茗荷を巻いて頂くと、鴨の旨味と茗荷の爽やかさがマッチして超美味でした。 -
留め椀は手打ち蕎麦、もうお腹いっぱい~と言いつつもお蕎麦なら食べてしまう わが身の意地汚さよ。
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甘味は、完熟桃の氷菓(ソルベ)です。
お客は私達2人だけだったので、御亭主と私達との差し向かい状態のなか、篤い青森愛を熱く語る御亭主のお話を伺いながら幸福な口福の2時間でした。
美味しゅうございました、ありがとうございました。 -
Nさんに付き合ってもらって「アウガ」市場で干し貝柱を買い、お茶でも・・・と思うもお腹には何も入る余地がないので、15:55発の空港バスで青森空港に向かいます。
JAL2158便 青森発 18:30→伊丹着 20:05、伊丹空港には20時前に着陸しました。
Nさん、お付き合いくださって本当にありがとう、お世話になりました&美味しかった~!!!
また一緒に遊ぼうね~。 -
こちらが今回のパンフレット一式と、お土産一式。
Nさんにはお勧めのお土産を頂き、+合掌土偶のカプセルトイまで頂いちゃいました。ありがとうございました m(__)m
みなさまも、この旅行記を見て頂いてありがとうございました。 -
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