2023/09/23 - 2023/09/23
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ポポポさん
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友人から教えてもらった彼岸花で有名な美祢市の南原寺。この寺では珍しい色の彼岸花が咲くため、近郊から多くの人が訪れるらしい。
例年であれば山の上にある寺であるため平地よりも1週間以上早く咲き始めるらしいが、今年は日中の気温が高く9月中旬になっても咲かないらしい。
結局例年の見頃の時期より1週間遅れて訪ねたが、ドンピシャだった。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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9月20日、明日からは雨という天気予報なので是非とも今日は見たいと思い、朝から中国自動車道を下って来た。
南原寺は初めて訪れる寺のためナビに従い運転していると美祢インター付近が渋滞と伝えてきた。交通情報を聞くと美祢インターから下りが通行止めらしく出口が渋滞しているらしい。 -
緊急工事で通行止めの案内表示が見えた。どのくらい渋滞しているのか不安だったがこのままインターを出るしかない。
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とりあえず美祢インターで高速道路を降りることにした。
インターを下りて見ると思ったほどの渋滞ではない。
一旦R435に出て次の三叉路を左折と県道37号線に入ると後はナビまかせ。 -
県道37号線から南原寺に向かう山道に入るが入口表示は「桜山総合公園」になっていて南原寺の案内表示はないので注意が必要。
後はひたすら山道を登るのみ。南原寺の案内表示は数か所のみのためナビが頼りだった。 -
同道正面電心柱の右下に小さく南原寺の標識が見るがこのような案内標識は数か所しかない。
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山の中腹に差し掛かると離合用の広い場所があり、写真のような南原寺駐車場の案内表示がある。
ここから道を左折したら後は道なりに進むだけ。 -
左の蜜には南原寺の案内表示がみ る。
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これが見たら駐車場はすぐ間近。
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南原寺の駐車場に到着した。
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本堂の案内表示がある方に歩いて行ったがこちらは進入禁止。
建物がある方から入るらしい。 -
ここが拝観受付。拝観料は大人一人200円です。
以前は無料だったそうだ。 -
南原寺の歴史の説明板。所謂南原寺の由来らしい。
この説明板は見逃していた。
彼岸花が気になって、入口周辺はすっ飛ばして参道を上ったので気が付かなかった。
本堂周辺の観光を終えて下りてきた時に気付きました。これを読んでいたら少し視点が変わったかも。
由来によると今から1400年以上も前に聖徳太子が仏教を広めるために46ケ寺を建立した寺の一つだそうだ。
山口県では一番古い寺と言う事になる。
また南原寺は難を払う寺として難払寺、難波羅寺と称していたそうだ。
その後役小角、弘法大師が訪れ、30以上の堂宇と真言密教の聖地として隆盛を極めたが平安中期に衰退した。
991年諸国を行脚していた花山法皇が再興したが法皇はこの地で崩御したそうだ。
寺の中には花山法皇の御陵があった。
依頼国家の祈祷所として朝廷からの信仰が厚く、最盛期には126坊を有する大寺院に発展した。
その後は大内家、毛利家の祈願所として庇護を受けた。
寺がある桜山は神功皇后が三韓征伐に向かう際に不思議な光明を放つ山を発見した。
武内宿禰に命じて調査させたところ、その山に盛んに光を放つ自然石(光明岩)があった。
神功皇后は「これは瑞兆である。」と喜ばれ、山に登って自然石に「永く夷狄の難を払い給え」と請願された。
さらに岩の側に見事な桜が咲き誇っていたので、その山を桜山と命名。南原寺の山号はこの山の名前が由来らしい。
この中で疑問なのが花山法皇の事です。花山法皇は京の花山院で崩御され、御陵は花山院の近くにあるのでここで崩御されたと言う話は眉唾の感じがする。 -
入り口から入ってすぐの所にある閻魔堂。
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閻魔堂の説明書。
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閻魔堂の脇にはいくつもの野仏様が・・・。お地蔵様かな。
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上りの参道右側にはいくつもの枝垂れ桜と多数の皐月の庭があった。
南原寺は有名な花の寺。
春は枝垂れ桜に石楠花。初夏はさつきにカラー、秋は彼岸花に紅葉と四季折々の花が楽しめる。 -
入り口付近の彼岸花はまだ咲きそろっていない。
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しばらく進むとやっと赤い彼岸花の群があったがその数は少ない。
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参道沿いでは石仏がお参りの人をお迎えてしてくれた。
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赤い彼岸花の次は白い彼岸花がお出迎え。
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弘法大師像。
南原寺は真言宗のお寺なので弘法大師像は付き物。
像の後に見えるブロンズ像はぼけ封じ観音像。 -
弘法大師像の後の白い彼岸花。
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白い彼岸花より赤い彼岸花の方が開花が遅いようだ。
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ここは白い彼岸花がいっぱい。
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日当たりのよい場所では赤い彼岸花が咲いていた。
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ぼけ封じ観音像。
最近頓に記憶力が衰えてきたのでぼけないようにお参りした。
ご利益に預かれると嬉しいのだが・・・。 -
参道に置かれた野仏のお地蔵様。
赤い帽子をかぶって可愛らしい。
この野仏に出会う前に小さな石の鳥居と祠があったが、これは役小角を祀る祠だった。写真は写していない。 -
中央の野仏が地蔵尊のリーダーらしい。
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同じ場所でも光の当たり具合で写真の雰囲気が違います。
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南原寺の七不思議の2。
南原寺には七不思議があるそうな。大体この手の話しには眉唾物が多いため余り信じない事にしているが、中には真実らしきものがある。
この昭葉樹林はそのような物の一つ。
本来沿岸地域の暖かい場所に成育するスダジイが海抜400メートルの所で良好に成育している。
これぞ七不思議、霊域故に成せる技か・・・。
霊域?ここ霊域だったの?
この時はまだ寺の由来に書かれたような場所だとは知らなかったのだ。 -
こちらは自然記念物としての南原寺樹林の説明書。
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写真が南原寺樹林、七不思議の昭葉樹林である。
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これは七不思議の3番目、無患子(むくろじ)の木
一度枯れて伐採されたにも関わらず、再度甦ったと伝わる木。
実はこの木落雷で真っ二つに裂けているんですが、どちらの幹も枝をつけ葉が繁っているんです。 -
神秘の霊域、無患子の木の説明。
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スダジイの樹林の中に下に降りる階段を発見。
降りた所に何があるのか気になったが階段が急なため、下に降りるのは止める事にした。 -
寺の庫裏兼住職の居宅。
この居宅の右脇に日吉山王社の鳥居と社殿の登り口があった。
この寺も神仏習合を今に伝えていた。 -
庫裏から本堂に向かう道の左側には白と赤の彼岸花が咲いていた。
例年であればもっと濃密に咲き誇っているはずだが、今年は暑さのため花咲が悪い。 -
本堂前の境内にやって来た。
ここからは色々な色の彼岸花にお目にかかれる。
この彼岸花はピンク色。 -
この彼岸花はゴールドと言う名が相応しい。
豪華な印象の彼岸花でした。 -
ゴールド彼岸花のアップ。
色の強弱はあるが黄色でもオレンジでもない。
黄金色と呼ぶのが相応しい。
これ以降珍しい色の彼岸花がありましたが、続きは次の旅行記で。
訪問頂きありがとうございました。
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