仙台出張にかこつけてフェリー旅からの名古屋訪問

2023/09/15 - 2023/09/18

金曜日に仙台へ出張。大きな声では言えないですが、帰り大人しくそのまま帰るのもなんなので、フェリー旅をアフターに組み込むことにしました。
仙台からは太平洋フェリーが苫小牧と名古屋を結んでいます。
本当は北海道に向かいたかったのですが、帰りの飛行機が満席だったり法外に高かったりで断念。というわけで東京を通り越して名古屋に向かいます。

エリア 仙台(宮城)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 船 ANAグループ 新幹線 私鉄 徒歩

自宅から東北新幹線に乗るには大宮から乗ったほうが安かったり速かったりするのですが、いつもの通勤でよく遅れる印象だったのであえての上野だったのですが、案の定と言うか新幹線の改札を通過。勝手な思い込みですが、かつてここが始発駅だった威厳がありつつも格下げ感の悲哀溢れる感じがします。

地下の20番線に到着予定の列車を待ちます。

上野駅 駅

福島まで山形行きのつばさ号と併結している仙台行きのやまびこ号に乗車します。

使われている車両は、かつて一番速い「はやて」号として使われていた車両です。

上野を出た時点で半分くらいの乗車率。

地上に出て田端駅を上から見ます。普段見ない角度なので新鮮。

朝ごはんに上野駅で買った本来大船駅の大船軒の駅弁【ややこしい）を食べます。いつもの鯵の押し寿司ではなく、小鯵、小鯛、中鯵の三種食べ比べ。
うーんどれもおいしいので味比べと言うか比べられなかった。

大宮でずいぶん乗ってきてわたしの隣も含め窓と通路はほぼ埋まり（2-3の3の真ん中以外）と思ったら、通過待ちの宇都宮でずいぶんおりました。

宇都宮駅 駅

かつては「はやて」として追い抜く立場だったのに、今は退避させられる悲哀。

とは言え宇都宮を出ると日本らしい田んぼがひろがる光景をビュンビュン飛ばしていきます。

正直新幹線っていつまでも離陸しない飛行機みたいで好きではないんですよね。

在来線>>飛行機>車>>>>>>>>>>>>>>新幹線派なんです。
なので仙台とか名古屋とか、新幹線で行く前提で飛行機で行きにくい都市は自然と足が遠のきがちです。

阿武隈川を渡ると郡山。

郡山にはJRの車両解体工場が有ります。解体を待つ車両が哀れ...

福島市へ入ります。車や在来線の時間距離感覚と大幅に違うので戸惑います。

福島では併結してきたつばめを切り離します。
このやまびこ号は仙台止まりなので、寝過ごしても大丈夫なのがこの列車を選んだ要因の一つでもあります。

広瀬川を渡ると仙台市内へ。ラストスパートです。

そして終点の仙台駅に到着。

車窓ダイジェスト動画版
https://youtu.be/TMVplLBrW5E?si=0p1ClK7O4jqI9ksq

仙台駅 (JR) 駅

正面改札前。
意外とと言っては失礼か、ビジネス客が目立ちます。自分のその1人ではありますが。
普段平日旅行することないから新鮮。

用務地までは徒歩10分。
本当はホテルに荷物を置いてから向かいたかったですが、若干ギリギリなので直接向かうことにします。

余裕を持って仙台駅に着いたと思いましたが、トイレや買い物をしているうちにギリギリになってしまいました。

午前中、サブの部会をこなしてお昼。
教えてもらった牛タン屋さん「おやま」にランチに行きます。

牛たん おやま グルメ・レストラン

牛タンは極上と普通のがあり、それぞれ2800円と1700円。
極上の方が柔らかく、普通のは硬いですとのお店の人の（当然な）セールストークに乗って極上を行きましたが、同行した他社の目上の人は普通のを頼み、やらかし感満載。

達川とかも来ていた模様。

午後のメインの会議まで少し時間があったので、金融資料館を見学。今度新しくなる紙幣に渋沢栄一が起用されますが、実は今から2つ前の、伊藤博文の際に渋沢栄一も検討されていたと言うのは初めて知りました。

七十七銀行 金融資料館 名所・史跡

仙台市の眺め。

同業他社との、会議が終わり、懇親会までの時間にホテルにチェックイン。
懇親会を想定して歓楽街の国分町寄りに宿をとったのですが、懇親会は仙台駅近くに設定されたので梯子を外された感...バスで往復したのですが、渋滞に巻き込まれ懇親会の合間にチェックインしたのは失敗でした。

ホテルグリーンパーク 宿・ホテル

宿泊したホテルグリーンパークは古かったけど寝る分にはok,,
なぜかソファベッドがセットされている部屋に案内されたけどどうせならソファのままの状態の方がありがたいところ。

一次会は色々美味しいものを食べだけど、それぞれ何かは記憶なし（笑）。

二次会も東北各地の美味しいものをいただきました。
特にバクライ（ホヤとこのわた（ナマコの内蔵）の塩辛）が美味しかったです。

飲み屋からの仙台駅の眺め。

東北のうまいものと地酒 三枡三蔵 仙台駅前本店 グルメ・レストラン

翌朝。昨日のうちに買っておいた加熱式の牛たん弁当で朝ごはん。
いまいち加熱されなくて、中途半端な冷めた感じがしてちょっといまいちだったかな？

ホテルの朝食も食べてしまいました。
トーストとゆで卵だけの簡単なものでしたが、トーストってこんなに美味しかったっけと思ってしまいました。

朝食後散歩を兼ねてうろつきます。白松がモナカの看板はよく見かけますが、直営店でモナカを購入。、

白松がモナカ本舗 晩翠通店 グルメ・レストラン

仙台市戦災復興記念館を見学。市民海外の一階部分を利用したようなミニ博物館。

仙台市戦災復興記念館 美術館・博物館

120円と有料でしたが、仙台空襲の様子を学べました。空襲は驚くほど正確に仙台中心部を焼き尽くしたものの、米軍が期待したように広域には燃え広がらず、再空襲が計画されていたとか、終戦の決断が遅ければその再空襲が実施されていたかもしれないとか、色々興味深かったです。

空襲だけでなく戦前戦後の仙台の歴史も軽く知れたのも良かったです。

空襲で多くの建物が失われた上に戦後も近代建築が割と保存されなかったことが、いまいち仙台に文化を感じない一因かもしれません。

ホテルをチェックアウトしてバスで仙台駅へ。
仙台は都心エリアはバスが120円と格安なのがありがたいです。

ちょっと宮城交通の案内が分かりづらかったですが（目印になっていた野村證券が小さく、アイリスプラザ前と案内してくれた方が分かりやすかった）、50番バス停で仙台港行きのバスを待ちます。

やってきた10:50発の仙台フェリーターミナル行きのバス。
フェリーターミナルは最寄りの鉄道駅から徒歩30分で、近くまで鉄道で行っても、結局このバスに乗ることになるので、始発の仙台駅から乗ることにします。

フェリーターミナルまでは1時間に一本しかないしこのバスを逃す訳にはいかないのですが、乗り場がややわかりづらくて焦りました。

仙台駅前ロータリーではなくて、あおば通を行った先、アイリスプラザの前が乗り場です。（宮城交通のサイトには野村證券が目印になっていたけど全然目立たなくて見つけられず焦った）

ほぼ座席が埋まった状態で出発。

仙石線の陸前高砂、中野栄といった駅に立ち寄ると結構乗ってきて満席状態に。
さらに進むと、倉庫などが林立して港らしくなってきました。

ネット予約の場合は乗船名簿などの記入も不要で割とスムーズにチェックインできます。ここでルームキーカードや食事券をもらいました。

約1時間バスに揺られてフェリーターミナル到着。

仙台港フェリー埠頭 名所・史跡

太平洋フェリーは「いしかり」と「きそ」の2隻が苫小牧ー仙台ー名古屋を2泊3日で航行、苫小牧ー仙台を「きたかみ」が「いしかり」「きそ」が航行しない日に往復します。
結果苫小牧ー仙台は毎日運航、仙台ー名古屋は隔日運航となります。

今回お世話になるのは「いしかり」

乗船は12:00からだったので、売店を冷やかします。自分のことで頭がいっぱいで、職場に仙台土産を買わなければいけないことに気がついたのは下船後。

12:00になり、乗船が開始されました。

今回手配したのは2人用1等洋室。
フェリーいしかりには、伝統的な桟敷席の2等、2段式な開放型のカプセルのようなB寝台、開放式ながら1段式のS寝台、4人用1等和室、4人用1等洋室、2人用1等洋室（インサイドで窓なし）、2人用特等和室、特等洋室、スイーツとあるのですが、今回選んだのは1等洋室。前回フェリーに乗った時は開放式のカプセルにしたのですが、イヤフォンなしで音楽聴く人とかいてうるさかったので、今回は個室にしました。

太平洋フェリーは部屋を定員以下で使用しても追加料金は不要だがそもそも定員の半分以下では利用できないルールなので、1等で1人利用だと必然的に窓のないインサイドの部屋になります。

搭乗橋を進み、いよいよ乗り込みます。

あてがわられたのは第7デッキの一番手前側の部屋。
ビジネスホテルのようにルームキーを入り口のスイッチにセットすると電源が入ります。
幅1メートルのシングルベッドが二つ並んでいます。

窓がないことは承知していましたが、電気をつけても部屋がかなり暗い...

反対側から。机と冷蔵庫、湯沸かし器はついています。大浴場があるので、シャワーは使いませんでしたが、部屋にトイレがあるのは大いに助かります。

カプセルタイプの船室はトイレに行くたびに面倒なので。

部屋の電源を入れるスイッチを入れるとテレビが自動で付いてしまうのはちょっと迷惑でした。

中央ホール

中央ホール。ちょっと使いづらい構造。
4月にフェリーカメリアを利用した時、階段で足をくじいて今も痛む重傷を負ったので、階段の上り下りは慎重にならざるを得ません。

デッキプラン。私の船室は第7デッキ。
レストランは第6、お風呂と

甲板に出てみます。

ファンネルマークは太平洋フェリーのTとFを組み合わせたもの。

デッキから。
最近いくつかのフェリーに乗って来ましたが、
この船は過去乗った船の中では割とデッキ上の動線が
悪い感じがしました。

船尾側

食堂の裏、左舷側には展望プロムナードが有ります。日中時間帯はほぼ埋まっていました。

B寝台を覗いてみます。

ブラインドありの開放式カプセルが二段に並ぶ構造。
S寝台だとベッド部分そのものは同じ構造だけど1段だと身体を起こしたり、着替えたりするのには2段と1段の差は大きい、と思いました。

自販機コーナー。
地上と同じ値段設定なのは良いですね。

若干公共スペースが他の船より少なめな気がします。沿海を航行するので、ほぼ携帯の電波は拾いますが、インサイドの窓がない部屋なので、デッキか公共スペースの窓際しかつながらないのでスマホいじる場所が結構なかったりします。

中央階段を第5デッキから。
1～4デッキは車載デッキなため、居住空間は5～7デッキになります。

第6デッキの食堂の案内。
今回は3食付きの運賃にしたので選択の余地はありません。
単純に考えると夕食だけでも良かったかも。

レストラン内の様子。

食事の提供時間は12:00-13:30、出港は12：30なので、出航前に昼食を取ります。

あまりおなかは空いていなかった・・・はずなのに、ば食べ物を見ると食べてしまいます（だから太る）

定刻から10分ほど遅れて離岸します。

堀込港に頭を手前にして接岸していましたが、離岸したらその場で旋回しました。

工場萌えな仙台パワーステーションの火力発電所を過ぎて

JFEスチール仙台事業所の電炉で溶かす鉄屑でしょうか？
整った貨物ではないのでワイルド感満点。

仙台港北側には製油所や石油タンクが...

外海に出ても海は鏡のようで全く揺れませんでした。

御船印も通常版と就航50周年版と合わせてゲット。ショップの営業は通しではないので、営業時間を確認する必要があります。

仙台港を出て2時間、14：40に午後のメインイベント、

名古屋からやって来た姉妹船「きそ」とすれ違います。
同じ造船所で作られ、形は似ていますが、いしかりの建造が2011年、きそが2005年と少し時間差があるせいか、諸元を見ると微妙に違いがあるようです。

お互いに低い汽笛を鳴らして、エール交換。

人も手を振りあいます。
航海の真ん中ではなくて、随分手前ですれ違いますが、こちらはお昼発で午前着、向こうは夜発で夕方着なダイヤなのでこうなります。

昼下がりにお風呂に入りました。浴槽二つでゆったり目です。

姉妹船とすれ違ったのが宮城/福島県境沖くらい。あとは福島沖をひたすら航行します。東海道線でいうなら静岡長い！っていう感覚。

午後遅くなってやっと福島県いわき市沖。
生まれがいわきなので目を凝らして見ていましたが、辛うじてマリンタワーが見えたくらいでした。

3月に乗った苫小牧→大洗のさんふらわに乗った時より陸地の建物などがあまりよく見えません。さんふらわあは茨城の大洗を目指すのに対しいしかりは犬吠埼沖を目指すので当然なのかも知れませんが...

また横須賀発門司行きの東京九州フェリーに乗った時は甲板からボラや飛魚、はたまたシュモクザメとか見えましたが、今回は甲板からは何も見えませんでした。

夕方。曇りがちで綺麗なサンセットは期待できなさそう

茨城、大洗沖あたりでもう暗くなって来ます。

夕暮れ後部屋に戻ると、ちょっとウトウト。

夕食は18:00－20:00のが提供時間ですが、提供開始のアナウンスが聞こえても、身体がダルくてなかなか動き出す気力が...ようやく19：15になってレストランへ向かいました。

食事はこんな感じに。全体的にまずまずな感じのメニューでしたが、鰹のたたきとか、豆腐が美味しく感じられました。
ちょっとデザート系がもう少しあると良かったかな？

レストラン営業終了までいて、部屋に戻ったら寝落ち...まだ20時過ぎなのに！

20時過ぎに寝落ちしたこともあり、3時頃目が覚めてしまいました。この前の週にアメリカに行った時差ボケがまだ治っていない模様。

せっかく夜通し航行しているのに深夜時間帯はお風呂を閉めてしまう船が多い中（そして閉まる時間帯が案外早くていつもバタバタする船が多い）、この船は入港前30分までお風呂に入れます。

と言うわけでお風呂行ってみたら、流石にこの時間には誰も入っていなかった。

風呂には午後に入ってはいますが、改めてゆったり、温まってからまた眠りに。

夜間になっても全く揺れず快適な航海。
そしてこの船全く機関の振動も伝わってきません。
そして就航して10年超の、決して新しい船ではないにも関わらず、いわゆる船臭さや重油の匂いがしないのも、丁寧に手入れされている証でしょう。

深夜の甲板。陸地の灯りが見えないか期待しましたが、何も見えず。

日の出の時間は前日放送していましたが、聞き漏らしました。ふと起きた時はすでに上がっていました。
船は浜松沖を航行しています。うっすら建物も見えますが霞んでてよく分かりません。

渥美半島沖を航行しているころ

伊良湖岬を回って伊勢湾に入ります。

7:30の食事提供開始とともにレストランへ。船内では食っちゃ寝しかしていないのに、やたらに今朝はお腹が空きます。

盛った結果はこんな感じ。貧乏性なもので食べすぎました。レストラン営業開始から9:00の終了時間までいて、また余計に食べすぎました。

さすが名古屋、すれ違ったり追い抜く貨物線も増えて来ました。

今回はここでは何もみなかったけど、こんなホールが有ります。今回は映画の上映だけで、なかったけどコンサートがあったりすることもあるそうです。

伊勢湾を北上するフェリー

セントレアが見えましたが、セントレアは離発着便が少なく、ずっと見ていても離陸と着陸が1便ずつしか見られませんでした。

のんびりしてたら割とあっさり入港。名古屋港に入るハイライトシーンは窓のないインサイドの船室で荷造りに追われていました。

暇を持て余すかも、と本を持参しましたが、開く暇もないほど。もっとも想定外に早く寝落ちしてしまったからというのが大きいですが、もう少し静かな時間が欲しかったかも。

終わった頃はすでに接岸、下船が始まっていました。

甲板から見る対岸の日本製鐵名古屋製鉄所の高炉群。

コンテナ港など萌えの要素盛り沢山です。

仙台と比べて名古屋の暑さが身に染み渡ります。

フェリーターミナルからのバス利用者の列、、、

バスは1時間に1本しかないのに、積み残しが出る始末。
徒歩乗船の場合は並んででも早く下船したほうが良いかもしれません。

バスはあおなみ線の野跡駅を経由し、そこでフェリー利用者の半分くらいがおりましたが、今回は宿が名城／名港線沿いだったので荷物を置きに行きたく、そのまま乗車して地下鉄築地口駅まで行きます。

いきなりいまだにSANYOのロゴがあって昭和感満点。

築地口駅 駅

東別院駅前の今宵泊まるホテルに寄って荷物を預けた後、地下鉄でナゴヤドームへ。

名古屋に来た目的の1つ、カープvsドラゴンズ戦を観戦しに行きます。

ナゴヤドーム最寄りのナゴヤドーム前矢田駅で降りると、いきなりドラゴンズの選手が迎えてくれます。

ナゴヤドーム前矢田駅 駅

地下鉄駅からドームまでの長い通路はドラゴンズロードと名付けられて

選手の紹介写真などが並び、気分は盛り上がります。

「弱いドラゴンズはもう終わりにしよう」とのやや自虐的な謳い文句。シーズン開幕時ならともかく、シーズン最終盤のこの日時点で今年も今のところ最下位のドラゴンズにはちょっとじわりときます。

「史上最強の投手王国へ」
広いナゴヤドームを本拠地にしていることもあって、答え合わせとしては防御率はリーグ2位。

色々ドラゴンズをdisってドラゴンズファンの皆様すみません。
しかしこれだけチームが低迷しているのに、街にはドラゴンズのユニフォームを着た人で溢れ、今日もチケット完売なのは名古屋の人のドラゴンズ愛を感じます。

チアドラコーナー

最後の大看板を見た後エスカレーターで地上に上がると、

正面に名古屋ドームが見えてきます。

試合前に隣のイオンモールに寄って、グッズショップを冷やかしたのですが、入店規制をしていて入店までに時間がかかった上に

グッズは寧ろ入場した後、ドーム内で並ばずに買えたので、作戦誤りました。

逆に飲食物原則持ち込み禁止もあってか、どこも並ぶのを諦めるに十分な長蛇の列。ここは先に球場入りしてから飲食店に並び、グッズは後回しでも良かったかな、と反省。

席に着くもなんとこの席、頭を前に伸ばせばかろうじて見えるものの、普通の姿勢ではバッターやホームベースが手前のてすりにかかって見えない席でした。

こんな野球愛のかけらもない席は勘弁です。

バンテリンドーム ナゴヤ 名所・史跡

さて、この試合はフォークボールの神様として名高く6/12に亡くなった杉下茂氏の追悼試合として行われました。氏を偲ぶ映像が流れ試合前に黙祷。

始球式は長男さん。ノーバウンドで投げ込み喝采を浴びていました。

先発はドラゴンズ柳、カープ久里で始まります。
ドラゴンズの柳、防御率2.4なのに4勝10敗って...

カープ先発の久里。

マスコットのドアラかわいい

球団マスコットとして人気、面白さの面で他の追従を許さない存在は流石です。
ここにはドアラを見に来たと言っても過言では有りません。

チケット完売、満員御礼。
そして7回の燃えよドラゴンズはこちら
https://youtu.be/-xn7ET0wH1k?si=fUF6osPNg9TsSRJ7

スタンドの歓声に応えるタイムリーヒットを放った羽月。
それにしても今年のカープのビジターユニフォーム、赤地に赤字の背番号やネーム、判別しづらくて仕方がありません。

9回の表、貴重な追加点となるタイムリーヒットを放ち、スタンドの歓声に応える末包。これで「すえかね」って読めないけど、香川圏などにはある名前だそうです。

勝利の瞬間、マウンドに集まる内野陣

ハイタッチをしながら引き上げるカープナイン

盛り上がるレフトスタンド

結局6回に先制、9回にだめ押ししたカープが3-0で勝ちました。カープファンの私に取っては痛快な試合でしたが、ドラゴンズファンには4併殺もあって、いささか気の毒な面はありました。
柳投手は今日も援護なく4勝11敗。援護率0.55だそうで、平均1点も取ってくれないそう。

C 000 000 101 3
D 000 000 000 0

試合終了後、ナゴヤドーム前のイオンのフードコートで、

ひつまぶし 岡ひろ イオンモールナゴヤドーム前店 グルメ・レストラン

ひつまぶしを食べていると、Facebookの投稿を見た友達から今名古屋にいるなら飲みませんか？の嬉しいお誘い。

お祭りで賑わう今池の通りを抜けて友達と再会。

韓国料理屋でチャプチェやチヂミをつまんだり、串揚げのお店に行ったり

関係ないけど、およそ銀行店舗とは思えない十六銀行の外観

結局終電近くまで飲んで、千種駅から地下鉄に乗車し、今宵の宿へ。
旅行っておいしいものを食べる、きれいな景色を楽しむなど目的はいろいろあるものの、人と会うというのが一番やはり楽しいですね。
声かけてくださったNさんに感謝。

千種駅 駅

今宵の宿、ホテルキヨシ名古屋は、いかにもな安、古、ビジネスホテル。

冷蔵庫を使うにはコンセントの近くまで移動してくださいとあったのにはちょっと驚きました。

1000円のじゃらんクーポン使って6000円でしたが、連休でこのお値段なら昨今の状況を考えると妥当な値段。

ホテル　キヨシ名古屋 宿・ホテル

最終日。前日は終電帰りに近い時間だったこともあってゆったり出発。
本当は朝名古屋城あたりは散歩しようと、心意気だけはあったんですが、案の定、ウダウダしてしまいました。

ホテル　キヨシ名古屋 宿・ホテル

名鉄がJRに挟まれている不思議な構造の金山駅から名鉄ミュースカイに乗車。

そう、帰りはセントレアから飛行機なんです。

ミュースカイは混んでいて通路側席しか、それも数席しか残っていませんでした。

セントレアに到着。チェックインして荷物を預けて身軽になったところで

プライオリティパスで使えるようになったお風呂に行きます。ここはプライオリティパスが使えるか否かに関わらず来ようとは思ったので、使えるようになって嬉しいです。
お風呂代に加えてビビンバセットが名古屋メシセットがつくのでお昼も食べてしまいます。

名古屋に来てビビンバって感じじゃないので、名古屋メシセットを注文。
味噌煮込みうどんとエビフライのセットですが、麺が味噌煮込みうどん独特の固い麺ではなく、なんと関東とかと同じやわい麺。これは名古屋の人への冒涜っていうもんです。ただより高いものはないというか、ちゃんと美味しいものはお金を出して食べなくてはと思いました。

気を取り直してお風呂に入ります。

エビフライを待つ空港キャラ

今まで来たことなかったフライトオブドリームズに来てみました。

メインのターミナルからは動く歩道で10分ほどの距離です。館内に入ると787-8がまんま一機格納されているのが目につきます。

FLIGHT OF DREAMS テーマパーク

787のエンジン部分

787の鼻先から。

メインギア。なかなかこのアングルではみられませんよね。
工場見学とかいっても翼や機体の下には入れないし。

ノーズギア。
意外とライト類が小さく驚きます。

この後ボーイングストアを冷やかすも、めぼしいもの無く、メインターミナルに戻り、夕食用にひつまぶしをテイクアウトして

東京には羽田便に乗りたい所ですが、ANAは朝早い時間しかフライトがないため、1415発の成田行きに搭乗します。

本来は国際線に乗り継ぐ人向けなんでしょうね。間合いで国際線機材...ではなく普通に737-800。

機内には海外行くことに興奮しているのか、大人でこんなにうるさくなれるのかと驚くほど、騒がしい団体がいて、不快感指数MAX。

中部国際空港セントレア 空港

定刻にセントレアをテイクオフ！

機内で天むす。個人的にはちょっと味が薄かった

きれいに富士山見えたらしく、そう放送されたのに、残念ながら右側の席しか取れなかった。

ただ鹿島の堀込式の港とコンビナートに萌えたり、

水郷地帯の景色は楽しめました。

スポットはオキドメ。オキドメは
延々と歩かされたりしないので良いんだけど荷物が出てくるまで、かなりかかった。余計な荷物を持って歩き回りたくはなかったので、別に預けるほどではなかったけど、預けたことを後悔。

荷物の引き渡し所でも機内でうるさかった一行のツアコンが大声で次にバスに乗ることを叫んでいたけど、あなたたち専用のスペースじゃないんだからその騒がしさはアウトだよ、と言いたい。

成田国際空港 空港

成田からのアクセス特急は1タミの時点で激コミ。2タミからは乗ることを断念する人も。この状況、沿線の人は迷惑だよね。しかも床に座り込むイスラエル人、スーツケース2つ持っているのにちゃんと持っていない奴（当然電車が駅に止まるたびにコロコロ移動）とかいてカオス。
次はスカイライナー代けちらないで行こうかな。

それはさておきフェリー旅、楽しかったです。また機会があったら名古屋→苫小牧乗り通しとか、日本海側の新日本海フェリーとか鹿児島→沖縄とかも乗ってみたいです。

この旅行記へのコメント （6）

• solotraveler40’sさん 2023/10/05 19:43:39

  フェリー旅

  いいですよね、フェリー旅。
  太平洋フェリーは姉妹船とすれ違う時にお互い手を振る経験できますよね。
  あれ、私好きです。ブンブン手を振ってしまいます。
  読んでいてまたまたフェリー旅したくなりました。
  
  冬に計画立ててみようと思います。
  
  

  Matt Yさん からの返信 2023/10/06 08:13:25

  Re: フェリー旅

  solotraveler40’sさん、コメントありがとうございます。太平洋フェリーに乗るきっかけは、solotraveler40’sさんの旅行記なので、本当にありがとうございます。本文中にも明記すべきでした。
  国内のフェリーだと長時間、と思ってもあっという間で、退屈という要素がないですよね。
  すれ違う時、私は皇室チックなお手振りに終始してしまいましたが、あれはすれ違う鼻からもはっきり見えるくらい大きく振ったほうが良いと認識したので、次回は思いっきり振りたいと思います。
  

• andさん 2023/09/27 23:12:24

  写ってます！

  Matt Y さん
  
  こんばんは！
  新幹線好きではないのですか…私には遠方とか行くとなかなか高いし機内より広いし高級な乗り物に感じます。
  
  ところで牛タン！やらかしってあまり違いがなかったのですか？気になるところ。
  ここは見ておいて良かった。
  もし今後利用することがあったら庶民価格の牛タンにします。
  
  名古屋港近くで荷造り笑えました。たまにしか行けない私なら大橋とか私なら見たいけど…ちょこちょこ行けるとそうなるのかなー船旅って結構揺れるので船酔いする人にはキツイかもですが、私には快適です。
  ぜひ苫小牧まで行ってみたい！
  
  バスもあふれて乗れなかった人はどうしたのかとか気になってしまいます。駅まで歩くとかいう手段もありますけど遠いかな～
  
  そうそう、姉妹船の写真見たら自分達バッチリわかりました！
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　and
  

  Matt Yさん からの返信 2023/09/28 08:15:39

  Re: 写ってます！

  牛タン、他行の目上の人と一緒に食事したのですが、その人が普通バージョン頼んだのに、目下の私が高いのを頼んだという「やらかし」です。
  何も考えずに高いの頼んじゃったのですが、会計の時にその人に恥をかかさないよう、部下の人がさりげなく全員分まとめて払って、後で送金したとかしたので、やばい気を遣わなかったと後で思った次第。
  安いのを食べていないからわからないのですが、高いのは確かに東京では食べたことない美味しさではありました。
  
  名古屋港のくだりは橋とか私も見たかったのに、お部屋を満開にしていたが故に、あわてて荷造りしたら忘れ物チェックしてたりしたらあっさり接岸してたとい経緯です。船から名古屋に入るのは初めてで橋とか潜るのも未経験だったのに。
  
  港降りてからのバスはもう少し詰めてあげれば全員乗れるのにな感じでした。バスすぐきたわけではないので、あおなみ線の駅までだったら時間的には歩いた方が早い感じでしたが、この日は暑さに心折れました。
  
  写真写っているんですね！流石に顔までは見えなかったけどお子さん連れの方ごそうかな？と思ってしまいました。

  andさん からの返信 2023/09/28 12:10:59

  Re: 写ってます！

  Ｍatt Yさん
  
  返信ありがとうございます！
  やらかし違いでしたかー。にしてもどれだけ違うのかぜひ食べ比べしてみたいものです。
  
  すれ違いの時間、娘は寝てしまいいないのですが、オレンジの輪に見える右側辺りにいる黄色のスカートが私、その横の子供が息子です。
  
  私の撮ったやつもMattさんがわかるかなー？旅行記に写真追加しておきます笑
  
  ちなみに私、野球も好きなのでナゴドも楽しそうでしたね！
  
  　　　　　　　　　　　　　　　and

  Matt Yさん からの返信 2023/10/01 19:47:42

  Re: 写ってます！

  牛タンの値段差、私も値段分の差があるのか、確かめたかったです。
  
  フェリーすれ違いの写真、拝見しました！先頭、写真では向かって一番左側の人影が私と思われます。
  andさんは、お子さんがヒント？で特定(笑)しました。
  
  ナゴド、アウェイ感を味わうには良い球場です。ドームなので天候的に不安定な時でも安心なのは良いですね。もう今シーズンは終わってしまいますが、是非来シーズンは観戦してみてください。