2023/09/11 - 2023/09/12
40位(同エリア262件中)
さるおさん
9月にしかできないこと・・・「小布施堂」の「朱雀」を頂く。
「小布施堂」の「朱雀」とは?
「栗のまち」として知られる小布施の小布施栗を使った絶品の栗スイーツ。採れ立て蒸したての新栗を、そのまま裏ごしして砂糖も何も加えずに栗あんの上にふわりと押し出した"栗の化身"。畑から新栗が届く9月中旬からの1カ月間、小布施堂本店・本宅のみで味わえる一品。入手が困難で"幻のモンブラン"と呼ばれる。
行程:「小布施堂」(朱雀)→「北斎館」→「岩松院」→「サンタ直売所」(クイーンルージュ他小布施産のぶどうを購入)
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「加命廼湯」朝食。
この日、9時から「朱雀」の予約を入れていたので、それまでに「小布施堂」に行かなければならない。湯田中から小布施までは約40分。8:10発の電車に乗って8:48小布施着。宿の朝食は7時半から。間に合う?と一瞬心配になったが、女将さんの全面協力を得て無事予定の電車に乗車。この立派な朝食を、ゆっくり食べれなかったことが残念。 -
林檎のジュースと桃のジュース。どっちが林檎か判らないぐらい(バカ舌か!)、どちらもトロっとして甘味があった。
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「小布施堂」
駅から徒歩10分位。私の前を若い女子が同じ方向に向かって歩いていたので、きっと「小布施堂」に行くだろうと思って後をついて行ったら、どこか判らない場所に出てきてしまった。他人任せにするクセ、良くない。 -
予約の時間に少し遅れて「小布施堂」本宅に到着。少しぐらい遅れても席は予約済みなので余裕。
「朱雀」は全席事前予約(料金前払い)が必要です。今年の予約開始は8/3から。当日予約を入れようと思っていたのに、すっかり忘れていた。数日後に思い出して慌てて予約開始。既に希望していた時間では予約が取れず、中途半端だぁと思いながら11時を予約。予約しただけで安心してしまったのか、期限までの支払いを失念。再度予約のやり直し。私はアホなのか。そしたら9時しか空いてなかったというオチ。お陰で旅館の朝食を大急ぎで食べる羽目になったのだ。 -
「朱雀」登場。美しい御姿。右往左往したが、やっと口にできる。一口目、これは・・・栗ですね。栗餡の部分は甘いけど、それ以外は上質な栗の味です。上品なお菓子だけど、口の中の水分持っていかれる。お茶はお代わり自由なので、何回かお代わりさせていただきました。正直なところ、量が多いので途中で飽きました。あ~あ、言っちゃった(笑)。
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普段の数倍量の朝食を食べてから一時間後の「朱雀」・・・完食出来ず。無念。
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座敷に面した「小布施堂」の中庭。
最後にパンパンの腹を押さえながら庭を眺める。こんな素敵和菓子を頂きながらも"優雅"という言葉は私の辞書には無い。
帰りに店舗でお土産購入。何を買うかは決めていないが自宅に配送することだけは決めている。先ず宅配便の送り状を記入しカウンターへ。店員さんに"何を買うかは決めていない。日持ちのするものが良い。お勧めはありますか?"と聞いてみたが、ハッキリした答えが返ってこない。"まあ、いいや"と目に付く商品を、アレを2つ、コレを3つ・・・と適当に指指し購入。合計が15,000円を超えた。支払いは済ませたものの、"やけに高いな"と思って商品をチェックしたところ、一つ5,940円する「金麟」という栗羊羹を2個も購入していた。流石にこの値段の羊羹は2つもイランわと1個キャンセルすることに。我ながら迷惑な客だと思うが5,940円は無理。先ほどとは違う店員さんが対応してくれた。この店員さんはテキパキしていて、一つキャンセルすると合計額10,000円を切って送料が無料にならないから何かもう一つ購入した方が良いと「栗鹿の子タルト」を勧めてくれた。ソレを1個追加したら合計額が10,001円。 無事送料も無料になった。 店員さんgood job! そして有難う。 -
「北斎館」
葛飾北斎は83歳で初めて小布施を訪れており、祭屋台の天井絵などを手掛けている。 -
今回の企画展は「摺物」。「摺物」とは特注の版画作品。特注だけに高い技術の彫りや擦りで製作された。色を付けずに型押しだけで着物の柄を表したものなど細かな作品が多い。細かすぎて老眼の私にはよく見えなかった(哀)。一つ一つ眼鏡を下げながら鑑賞していく。まさか老眼がこんな所にも影響を及ぼすとは。年を置いても細かな作品を制作した北斎、老眼とは縁が無かったのかしらん?
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晩年「画狂老人卍」と号した北斎。"卍"て・・・。"東京リベンジャーズ東京卍會"と変わらん感性やん。あっちは、十代の高校生やで。北斎、80近くになってもイケイケやん。
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90歳ごろの北斎の言葉
"110歳ぐらいになったら、もっと良い線がかけるだろう"・・・化け物か。 -
祭屋台の展示が、この美術館の目玉。
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東町祭屋台天井絵「龍図」。
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「岩松院」
北斎88歳、本堂大間の天井絵「鳳凰図」を手掛ける。北斎肉筆画の集大成がここ小布施で花開く。 -
「北斎館」から「岩松院」までは、周遊シャトルバスが一時間に一本走っている。一時間に一本ねぇ。全く時間が合わないのでタクシーを利用。「北斎館」から駅前まで戻ってタクシーを見つけようかと思ったけど遠すぎて断念。途中で"観光インフォメーション"の文字を見つけて入店。インフォメーション? どう見てもカフェだけど・・・。店員さんに"インフォメーションですか?"と確認したら"そうですよ"と元気なお返事。"タクシーは呼んでもらえますか"と聞いたら"大丈夫です"とのこと。最初の電話が話中だったらしく、電話がつながるまでカフェの椅子に座って待っててくださいって、とても親切に対応してくれました。
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タクシー片路1240円。道すがら葡萄畑が目に入る。運転手さんに"駅前で葡萄が変える場所はありますか?"と聞いたら"駅前は無いなぁ"の返事。せっかくなら買って帰りたい。そう言えば、北斎館のバス停近くで"葡萄直売所"の看板を見かけた気がする。帰りに寄ってみよう。
タクシーまで飛ばしてやって来た「岩松院」。絶賛工事中。 -
「鳳凰図」は撮影禁止。なので、コレは絵葉書。10分程度、お寺の人による解説あり。塗り替えは一度も行っておらず当時の色彩のまま。この鮮やかな色が褪せる事無く、そのままの状態であることに驚く。ご本尊の前で座って見ると一番美しく見えるとの事だったので、その指示に従う。確かに。入口側から見るのとでは鳳凰の目つきが違う。鳳凰と目が合って睨み合い。負けたのは私。だってヤツ、じっとコッチを見て目を離さないんだもの。
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横手には「蛙合戦の池」。小林一茶が"やせ蛙 負けるな一茶 是にあり"と詠んだ場所。身体の弱い自分の子供を想いながら詠んだと言われている。親心が沁みる句だ。田舎の小さお寺だけど、見所の多いお寺でした。
帰りは周遊シャトルバスで「北斎館」へ。このバス、一日券しか売ってないの。一回乗車するたげでも一日券を購入しなければならない。一日券500円。 -
「北斎館」で降りたのは"葡萄直売所"に行きたかったから。ほら、あった、「サンタ直売所」。小布施産の果物を販売している。この時期は葡萄を販売。
ナガノパープル1房、シャインマスカット2房、クインルージュ1房を購入。マスカットとナガノパープルを半房ずつおまけしてくれた。
合計4房(+おまけ)で、岡山で購入したマスカット晴王2房と略同額のお値段。やっぱ岡山産は高いのね。
両方食した妹は岡山産の圧勝と言っていたが、私は長野産の方が美味しかったです。ナガノパーブルも美味しかったけど、クイーンルージュが最高。濃厚なんだけど爽やかな味わいで何個でも食べれる。流石"葡萄の女王"! -
観光を終え小布施駅到着。ここから長野まで長野電鉄を利用。
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長野駅で"くるみ蕎麦"を食べて帰ろうと思っていたが、駅直結商業施設の蕎麦店は二店とも行列。この行列に並んでいたら帰りの特急に間に合わない。で、入店したのが立ち食い蕎麦屋。蕎麦は蕎麦だし。
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長野から名古屋までは「特急しなの」。
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<オマケ>
5940円の栗羊羹、小布施堂の「金麟」。小布施堂本店の店頭のみの取り扱い。
子供の頃、お正月の"栗きんとん"に使う"栗甘露煮"の瓶を見て、"この一瓶の栗を全部食べれたら、どんなに幸せだろう"と思ったものだが、それに匹敵する栗の量。つまり、私は幸せになったという事か・・・。でもね、60歳の胃にはコレは重すぎる。掴んだ幸せは儚かった(笑)。一言で言ってしまえば"やり過ぎ"。一本1242円の「栗むし」というお菓子の方が美味しかったです。
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