愛媛県には日本百名城のうち五城がある。それらを巡った旅（その1）

2023/04/19 - 2023/04/22

2023年4月、愛媛県に行きました。
愛媛県には日本百名城のうち五城があります。一県に五城は、長野県、兵庫県と並んで最多です。

行程は、仙台空港から松山空港へ、松山で3泊して羽田空港へ、川崎で一泊して新幹線で仙台に帰るというもの。
その間、日帰りで今治、宇和島、大洲の三城を訪れ、最後に湯築、松山の二城を訪れました。

この旅行記は今治までの記録です。

エリア 愛媛

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅の出発は仙台空港。
「ビジネスラウンジ」でドリンクをいただきました。
「ビジネス」と名乗っていますが、カードラウンジです。ビジネスクラスのラウンジという意味ではありません。

仙台空港 国内線 ビジネスラウンジ EASTSIDE 空港ラウンジ

仙台空港保安検査場の入口には「萩の月」の大きな広告がありました。
萩の月は日持ちするので、仙台土産に適しているかもしれません。

仙台空港 空港

B737型機で大阪国際空港（伊丹空港）に到着。
旅の計画を立てたときは仙台⇒成田⇒松山のルートにしようと思っていましたが、コロナ禍で仙台～成田線が廃止になったため、伊丹経由にしました。

大阪国際空港 (伊丹空港) 空港

松山空港行きのDHC8-Q400型機です。
プロペラ機です。翼が胴体の上に付いているため、座席から地表が見やすいのが特徴です。

大阪国際空港 (伊丹空港) 空港

松山空港に到着。
手荷物受取レーンで「みきゃん」というキャラクターがお出迎えです。

松山空港 空港

バスで道後公園まで移動。
「松山環状線開通記念」の碑が立っています。1999年に松山環状線が開通したようです。

KKR道後ゆづきに到着。
ここで3泊しました。

ＫＫＲ道後ゆづき 宿・ホテル

夕食は、「坊ちゃん会席」。ボリュームは抑え気味ですが品数は多かったです。
お風呂は温泉です。ただし、道後温泉のお湯ではなく、奥道後温泉からの引湯です。

ＫＫＲ道後ゆづき 宿・ホテル

朝食です。

ＫＫＲ道後ゆづき 宿・ホテル

2日目、今治に行きました。
道後公園北口近くにある「子規記念博物館前」バス停から瀬戸内バスに乗りました。

瀬戸内バスがやって来ました。
今治桟橋まで乗車。

今治桟橋から徒歩で今治城跡（吹揚公園）まで行きました。
この公園は大きな堀に囲まれています。

今治城 名所・史跡

今治城の鉄御門（くろがねごもん）横の石垣（復元されたもの）です。ここから三の丸に入ります。
今治城は1604年に藤堂高虎により築かれました。高虎は多くの城を築いた技術者でした。
明治期に廃城となり、堀と石垣の一部のみが残りました。

今治城 名所・史跡

今治城の鉄御門の礎石です。

今治城 名所・史跡

今治城を築いた藤堂高虎の騎馬像です。

今治城 名所・史跡

今治城の天守に登りました。
1980年に再建されたものです。

今治城 名所・史跡

今治城天守からの眺めです。
この日は濃い霧がかかっていました。

今治城 名所・史跡

今治城本丸跡にある吹揚神社です。

今治城 名所・史跡

今治バスセンターまで歩き、そこから瀬戸内海交通のバスで石文化公園に行きました。
石文化公園はしまなみ海道の大島にあります。
ここから島内バスで村上海賊ミュージアムに行きました。

村上海賊ミュージアム 美術館・博物館

村上海賊は、南北朝時代～戦国時代に瀬戸内海の島に城を築き、航行の安全を保障するとともに通行料を徴収した集団です。
瀬戸内海で独自の勢力を有していたのですが、戦国時代、陸の大名の支配下に組み込まれる傾向となり、秀吉の「海賊禁止令」により最終的に姿を消しました。

村上海賊ミュージアム 美術館・博物館

村上海賊ミュージアムの対岸に「能島」が見えます。
能島村上氏が城を築きました。

村上海賊ミュージアム 美術館・博物館

村上海賊ミュージアム内のカフェ「JibaCafe能島」で海賊たこ焼きを購入。

JibaCafe能島 グルメ・レストラン

村上海賊ミュージアムの最寄りバス停「村上水軍博物館」からバスに乗り、石文化公園に到着。
ここから瀬戸内バスで松山の子規記念博物館前まで行きます。

子規記念博物館前バス停で降車。道後公園内を抜けてKKR道後ゆづきに向かいました。
道後公園の南側に「ハゼの木」があります。
赤穂浪士のうち10人が松山藩邸で切腹しました。松山藩は彼らをたいへん丁重に扱ったので、赤穂の人々が松山藩に感謝の印としてハゼの木を送ったそうです。
多数の木があったのですが、今はこの写真の木だけになっています。

KKR道後ゆづきで2泊目です。
外観の写真です。

ＫＫＲ道後ゆづき 宿・ホテル

2泊目の夕食です。

ＫＫＲ道後ゆづき 宿・ホテル