2023/07/26 - 2023/07/28
129位(同エリア927件中)
masaさん
4月からしんどい抗癌剤投与が始まり、現在5回目を終了しましたが効果が見られずがっくり。またまたやけくそで治療の合間をぬって淡路島から香川、岡山への2泊3日の温泉旅行を敢行しました。
1日目は、これまで何十回と淡路島へは来ていますが、一度も乗船したことのない渦潮クルーズを修学旅行生のような気分で体験し、宿泊は淡路島で最も古い旅館で僕たちの大好きな鱧のフルコースをいただくことにしました。
2日目は4Traで多くの方がアップされている大塚美術館を訪問、その展示には驚かされました。実は今までどうせ陶板の複製なんでしょう、と甘く見ていましたがなんのなんの認識を新たにしました。その後琴平で宿泊ですが、最初は僕は癌でふらふら、相方は最近股関節が悪いので金刀比羅宮参拝はどう考えても無理だとあきらめていましたが、調べるうちになかなかのずるい方法が見つかり、何とか参拝に成功しました
3日目は以前にも食べてはいるのですが、香川に来たからにはやっぱりうどんだと思い1軒訪問、その後岡山に渡り何十年ぶりかで倉敷美観地区を散策、また丁度マスカットや桃の美味しい季節なのでゲットすることにしました。しばししんどさを忘れ美味しいものを目いっぱい味わうことができました。またまた食い気ばかりの写真で申し訳ありません。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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旅行2日目です。やぶ萬の朝食、なかなか地元の食材が多く美味しくいただきました。
今日はまず陶板名画の大塚国際美術館を訪れ、その後琴平までドライブし金刀比羅宮に参拝、宿泊する予定です。 -
美術館の開館時間までまだ少し時間があるので、「うずの丘 大鳴門橋記念館」に立ち寄りました。
これは『おっ玉葱』 と呼ばれる玉ねぎのオブジェです。その大きさは、高さ2.8メートル、直径2.5メートル、重さ約250キロだそうです! 遠くに大鳴門橋が見えています。数人の若い女性が たまねぎカツラを借りて被り、記念撮影中でした。やっぱり淡路島、玉ねぎ愛が強いですね。 -
併設されているうずしお科学館の『うずしおトリックアート』の展示です。撮影の仕方を工夫することで、本物の渦潮ではできない面白い写真が撮影できます!
これはサーフボードで渦潮に乗っている所ですが、モデルのポーズが今一つ波に乗り切れていませんね。 -
直径7メートルの大きさの渦を体験できるサークルです。実際のうずしおは大きなものでは直径30mくらいにまでなるそうです。昨日の渦潮見学で感心しましたが、漁師さんたちは小さな船で、渦潮のすぐ近くで鯛などの一本釣りをしておられました。
そりゃー、こんな潮流に揉まれれば身が引き締まって魚も美味しくなりますよね。 -
9時30分になったので、世界初の陶板名画美術館である大塚美術館に入館します。駐車場は少し離れたところにあり、バスで送迎してくれます。
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正面玄関を入ると、まずこの大変長いエスカレーターでB3階にあがります。地下部分が3フロアー、地上部分が2フロアーからなる建物です。
余りにも展示作品が多いので、美術館が推奨するモデルコースで、主な展示のみを見学することにしました。それでも結局約2時間ほどかかりました。
またこれまで多くの方が4Traで展示作品をアップされているので、ここでは最小限の作品を取り上げるにとどめました。 -
正面エスカレーターを上がりきると、真正面に「コンクラーベ」が行われるシスティーナ・ホールが現れます。礼拝堂をそのまま部屋ごと再現した環境展示で大迫力です。現地での実際のホールは僕が訪れた時は、人で溢れ写真撮影が禁止されていましたが、当然ここでは自由です。
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その再現性は見事なものです。
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ミケランジェロの天井画作品で旧約聖書の創世記に関する内容が描かれています。その中でも最も有名な『アダムの創造』の部分です。よく教科書にも出てきますよね。
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『最後の審判』は中央に描かれた左手をあげる人物がイエス・キリストで、キリストが、死者を天国と地獄に分ける裁きをしている姿が描かれています。当然僕は地獄行きかな?
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ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツエ修道院の食堂に描かれたダ・ヴィンチの修復前の『最後の晩餐』です。かなり傷んでいたんですね。
この美術館では修復前と修復後の両方が見られるので違いがよく分かります。 -
修復後の作品です。僕は修復後に現地を訪れましたが、1グループの見学時間や人数制限、写真撮影厳禁など、当然のことながら非常に厳しい制約が課されていました。係員に隠れて写真撮影をした人が大きな声で怒られていたのを思い出します。今では写真撮影が許可されているとか???不確かな情報です。
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ゴッホの『ひまわり』の全作品が集められていました。
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マネの『笛を吹く少年』。この作品を挙げたのは、初めて一人でヨーロッパを旅した時に、ベルサイユ宮殿見学後列車に乗って旧駅舎を改造したオルセーに着き、こんな作品が手が届きそうなすぐ近くに展示されていることに新鮮な驚きがあり、今も記憶に残っているからです。
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大塚美術館見学に満足した後、金刀比羅宮に車を走らせました。旅行記の概要のところで書いたように、僕たち二人とも体の調子がもう一つなので長い階段を登っての金刀比羅宮参拝は到底無理だとあきらめていました。でも事前に下調べをしてみると、こんな裏技がありました。
写真は資生堂パーラーが料理などを担当するカフェ・レストラン「神椿」で、丁度石段の500段目にお店があり、なんと「神椿」の駐車場があるそうです。それならあと285段を登れば本宮まで行ける計算です。何とか少し頑張ってみるかと考え挑戦することにしました。 -
駐車場への道はかなり狭く、信号での交互通行もあります。
駐車場から「神椿」に行く「えがおみらいばし」です。ここを渡ればすぐ「神椿」です。駐車場が満車のことが多いと心配しましたが大丈夫でした。 -
「神椿」です。1階がレストラン、2階がカフェになっています。
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2階のカフェです。ここで休憩の後金刀比羅宮に挑戦です。
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人気№1の神椿パフェです。讃岐の伝統菓子「おいり」がかかっているのが可愛らしいです。西日本で資生堂のパフェが食べられるのはここだけだそうです。昔は京阪北浜と淀屋橋の地下街真ん中に資生堂パーラーが営業していたのに、とっくの昔に閉店してしまいました。復活してくれないかなー。
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この左の階段を登ったところで丁度500段になるそうです。あと285段です。頑張るぞ!!
しかしやっぱり思いのほかしんどくて、当日はものすごい暑さと相まって死にそうになりました。10段ほどの階段を登っては休憩の繰り返しでした。 -
祓戸社(ここで595段!)
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旭社への階段。僕たちと同様に休み休み登っておられたかなり高齢のおじいさんは、一番下から来られたそうです。
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旭社(628段!)。この前には座って休むことのできる廻廊がありますので休憩を取りましょう。
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旭社から14段登った所にある賢木門。
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最後の御前四段坂(この下で652段です)、この階段がきついのなんのって!!あと少しです。
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御本宮です、やっと到達しました。汗だくですね。テントにはミストシャワーが用意されており生き返ります。
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高台(展望台)からの眺望です。讃岐富士(飯野山)が綺麗に見えました。
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帰路はこの下向道を通ります。
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旭社は帰路にお参りすることになっているそうです。
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本日の宿「琴平花壇」です。森鴎外、北原白秋、与謝野晶子、井伏鱒二等多くの小説家などに愛された旅館です(写真はHPより借用)。
HPを見てわかったのですが、ここも関西人ならだれもが知っているCMソング「ホテルニュ~~~~あわじ」のグループホテルになっていること知らなかったなー!
ついに今回初めて淡路グループでの宿泊となります。 -
敷地内には3つの離れ「泉亭」、「延寿閣」、「長生殿」が点在しています。もちろん僕たちには室料が高すぎて宿泊はかないません。森鴎外が宿泊し小説を執筆した「延寿閣」。
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僕たちが宿泊する「松月テラス」のガーデンラウンジ。
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ここでチェックインの手続きを行います。
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宿泊したベッドを備える「松月テラス」の部屋です。金倉川に架かる鞘橋が見える部屋でした。
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歳を取ると畳に腰をおろすのが辛く、やっぱりベッドが楽ですね。
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部屋自体には別に不満はなかったのですが、唯一トイレがとても狭いのには大変に困りました。これは大減点です。
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金刀比羅宮への参拝で疲れたので早速温泉に入ります。風呂は撮影禁止。
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夕食です。食事はお食事処の個室でいただきます。ここでも先日宿泊した赤穂の「銀波荘」同様、外国の方が食事のサービス担当でした。
前菜 もずく酢・枝豆・鮎甘露煮・丸十レモン煮・オクラとモロヘイヤのお浸し -
お造り 香川県産 鱸・高知県産 間八と蛸
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煮物 煮穴子の餡かけ
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焼物 太刀魚の柚庵焼き・くるみ飴焼添え
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酢の物 鱧の南蛮漬け
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強肴 瀬戸内海産鯛の幸海鍋
この後ご飯とフルーツが付きます。全体的に量は少々少なかったですが、味はまぁーまぁー満足のいくものでした。 -
夕食後中庭に出てみました。
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離れの建物がライトアップされなかなか綺麗です。
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旅行3日目です。今日は瀬戸大橋を渡り、倉敷・岡山に入り帰宅します。
朝食は特にどうということは無い内容でした。 -
本来は昨日どこかのうどん屋さんによる予定でしたが、早く金刀比羅宮に到着したかったのでカットしました。
そのため今日はそのリベンジで、高速ICに近いここ「長田in香の香」に寄って行くことにしました。大きな駐車場が用意されていますが、朝からかなりのスペースが埋まっていました。 -
午前中から次々とお客さんがやってきます。店内は満員です。
メニューは「釜あげうどん」と「冷やしうどん」のみで、レジで支払い後番号の札を持って席で待つとゆで上がった順に運んでくれます。ここは他のうどん店にある、卵やちくわ天などのトッピングはありません。おはぎ・おにぎり・寿司などのご飯ものだけで少し残念な感じがします。 -
座席のすぐ横でお母さんたちが忙しく麵をゆでておられます。
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大きな徳利にはつけ出汁が入っています。
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朝食を食べているので、僕は冷やしうどんの小にしました。やはり讃岐なのでこしがあるうどんです。つけ出汁は少し濃いので、今一つ好みではありません。数年前に食べたこの近くのセルフの「宮川製麺所」の方がずっと好みです。
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その後瀬戸大橋を渡り、数十年ぶりに倉敷美観地区に立ち寄ることにしました。
大変暑い日でしたが結構観光客の方が見えておられます。 -
倉敷川をゆっくりと進む船に乗船している方々も大変に暑そうでした。
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倉敷民芸館
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中橋と観光案内所が入る倉敷館。やはりこの美観地区はいつ見ても綺麗ですね。
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地酒販賣会社 土手森。
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今回この倉敷に来た理由は、この「大手饅頭カフェ」に立ち寄るためでした。
僕は大手饅頭が大好きで、定期的に自宅近くの楠葉モールで販売がありますが、その時は必ず購入するほどです。
三大饅頭(塩瀬総本家の「志ほせ饅頭」 大手饅頭伊部屋「大手まんぢゅう」 柏屋「柏屋薄皮饅頭」)の中でも個人的には一番だと思っています。 -
店員さんの対応も爽やかで、冷房の効いた店内でホッとしました。店内のインテリアは古い大手饅頭のイメージとはかけ離れた白を基調としたシンプルなものでした。
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僕は蒸したて大手饅頭セット(大手饅頭専用珈琲付)にしました。温かいからと言って味はそんなに変わりませんね。
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連れ合いはこれ夏季限定の(大手まんぢゅうのかき氷(ほうじ茶・トッピング付き))が目的だったみたいです。氷の中から大手饅頭が一つ出てきます。
暑さが厳しい日だったので大変美味しかったようです。 -
次に訪れたのが、玉島ショッピングセンターTOPSの敷地内に開店している「ほっけぇー きて屋」という産直市場です。岡山在住の方のブログで、桃やシャインマスカットを買うならここがいいと推薦されていたので訪れてみました。
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確かに農家の方々が自ら商品を持ち込んでいるので、非常に多くの桃やマスカットが並んでいました。ちょうど今は桃の中で一番ジューシーな「清水白桃」(これは美味しいですよ)が売られていました。迷わずシャインマスカットともども自宅用に購入、あとシャインマスカットを北海道と横浜の子供たちに送ってもらいました。
対応していただいた女性店長さんがとても感じが良く親切でした。帰宅後数日してから「清水白桃」をいただきましたが、美味しい!!!ですよ。 -
岡山での最後のミッションが、数年前にテレビ番組で見てとても美味しそうに見えた岡山のB級グルメ、ソールフード「えびめし」を食べることです。幸い倉敷に株式会社いんでいらの笹沖支店があり、そこで昼食とすることにしました。店内の様子です。担当のコックさんが黒いえびめしが入ったフライパンを振り続けておられます。
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真っ黒で見た目のインパクトが強いです。食べてみるとかすかにカレー風味が口中に広がり、見た目とは違い辛くはありません。ずっと一度食べてみたいと思っていたので大満足でした。
後はひたすら車を飛ばし大阪まで帰るだけです。温泉に入り、美味しいものを食べて少しは気分転換になり、しばし病気のことも忘れることができた旅行になりました。いつものことながら食い気ばかりで読んでいただいた皆さんには申し訳ないです。
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