両親連れて2泊3日の八丈島＊1日目　ー2023.8ー

2023/08/02 - 2023/08/04

今年の夏は、以前から気になっていた伊豆諸島へ行くことにしました。
伊豆諸島のどこにしようか悩んだんですが、ある程度きちんとしたホテル（3人で泊まれてお部屋にバストイレがありつつホテルにも浴場がある…）があるのが面積の大きい伊豆大島か八丈島のようでした。
伊豆大島は以前、日帰りで行ったことがあるので今回は初めての八丈島に決定。
羽田から1時間足らずで行けるのも便利でした。

八丈島は海があって、山があって、自然を眺めるのが好きな我が家にぴったり。
足腰に不安のある両親を連れて行きましたが、レンタカーでちょこちょこ動きまわって3日間、楽しんで来れました。

★＜1日目＞
　羽田⇒八丈島
　底土海水浴場
　八丈富士ふれあい牧場
　南原千畳岩海岸
　大越鼻灯台
　リードパークリゾート八丈島

＜2日目＞
　裏見ケ滝
　足湯きらめき
　歴史民俗資料館
　リードパークリゾート八丈島

＜3日目＞
　八丈植物公園
　八丈島⇒羽田

エリア 八丈島(東京)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

朝の羽田空港第２ターミナル。
八丈島へはANAが1日3往復飛んでいます。

地元の始発電車で来ても空港到着が6:30過ぎで離陸の１時間前でちょっと忙しなかったけど、荷物を預ける所も保安検査もスムーズでした。
搭乗口へ移動しながら飛行機を眺めます。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

搭乗口は67Bで一番奥でした。定刻通り7：30離陸で8：25着予定。

私自身、飛行機に乗り慣れているなんて言えないけれど、今回一緒に行く両親は何年ぶりかもわからないぐらいの状態。
「飛行機乗るQRコード（搭乗券）を何回かピッとやるからスマホの画面しばらくそのままにしといてよ！」
「飛行機乗るからスマホの電源切るか飛行機マーク（機内モード）にするんよ」と、声をかけながらの搭乗です。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

無事に搭乗。
座席は３列・３列の並びです。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

後ろの方の25列目の右側。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

離陸してほどなく富士山が見えました！
やった～。
飛行機から富士山、見てみたかったんです。

お茶タイム。
緑茶かアップルジュースかで緑茶をもらいました。

お茶を飲んだらあっという間に着陸態勢に。
八丈島へは夜行の船で10時間かけていくか、羽田から飛行機で55分で行くことができます。
このくらいの飛行時間で済むって楽でいいな。

空を飛んでいる間は飛行機のスピードを感じないけど、地面が近づいてくるとその早さにビックリ。

着陸しました！
滑走路は短いのが１本だけで、着陸したらすぐ搭乗口なのであっという間に飛行機を降りられました。

八丈島空港 空港

コンパクトな空港なので飛行機を降りたらすぐ機内預け荷物の受取り、荷物を持って到着口を出たら目の前にレンタカー会社の人が待っていてくれて、飛行機を降りて10分後にはレンタカーの営業所へ向けて出発していました。

代表者1名だけ営業所へレンタル手続きに行って同行者は空港で待機、と事前に聞いていたけど、飛行機での到着客数が少なかったのか両親と私と全員車に乗って営業所へ移動できました。

八丈島空港 空港

空港を出た所の道。
正面に海が見えます。

八丈島はレンタカー台数に限りがあるそうで直前だと満車になってしまうとか。
1か月半ほど前にフリーダムレンタカーで軽自動車をWEB予約しました。

ナビ付の軽自動車を借りて、まずは朝ごはんの調達です。
八丈島は朝食を食べられるレストランがあまりなさそうだったので、ブーランジェリーというパン屋さんに来ました。

ブーランジェリー グルメ・レストラン

お腹空いた～。
ケーキもおいしそうだけど、朝食にパンを買いましょう。
パンは１つ180円くらいです。

ブーランジェリー グルメ・レストラン

パンを買って移動して来たのは底土海岸。
パン屋の方にパンを食べられる場所を聞いてみたら、ここなら東屋があったかも…？ってことだったので来てみました。

底土海水浴場 ビーチ

お、ありました。いちおうギリギリ日陰の壁の部分にベンチもあります。

底土海水浴場 ビーチ

ではいただきま～す！
卵の乗ったパンと、焼きたてほかほかのクリームパン（母と半分こ）をペロリ。

底土海水浴場 ビーチ

海の向こうでは護岸工事でテトラポットを海中から釣りあげているようでした。

底土海水浴場 ビーチ

あの黄色い船は浜松町の竹島桟橋から10時間かけて航海してくる客船でしょうか。
船＝激しく酔いそうで恐ろしいというイメージが強いので、八丈島へは飛行機一択でした。

底土海水浴場 ビーチ

海水浴場をふらふら。
黒砂の海岸です。

底土海水浴場 ビーチ

堤防の先まで行ってみよう。

底土海水浴場 ビーチ

ふりかえってみると八丈富士がよく見えます。

底土海水浴場 ビーチ

透き通って底までよく見えます。
でも魚の姿はほとんど見えないです。
いないのか、それともいるけど派手な色のがいなくて見つけられないのか、どっちなんでしょう？

底土海水浴場 ビーチ

あの白くてまあるいのは珊瑚かな？
今回、到着したら私だけシュノーケリングツアーに参加しようと思ってたんですが、訳あってキャンセルしました。
亀さんと一緒に水面を漂いたかったな～。

底土海水浴場 ビーチ

八丈富士の方は天気が良さそうです。
よし、この後は八丈富士の牧場へ行こう。

底土海水浴場 ビーチ

今回のレンタカー。
島の中は結構アップダウンがあって、軽自動車は冷房を効かせるとパワー不足でノロノロとしか坂を登れませんでした。
道は空いてたし、スピード出して走っている車もなかったので何とかなりました。

そっちよりもたまに苦労させられたのが車のナビ。
今回ナビ付で頼んだんですが、地図？GPS？が数十メートルずれていて「曲がります」と言われた時にはもうその地点通り過ぎてるし、登録されていない地点へはナビってくれないし（住所手入力すればたぶんやってくれる。名称検索じゃヒットしない）、周囲の地形を見たいなと思っても画面の縮尺が大して変わらなくて今走っている位置しか見れないしで、20年くらい前のカーナビが一般的になってきた頃を思い出させるような機能のものでした。
でもメジャーな観光ポイントや飲食店、ホテルは登録されていたのでもちろんつけた方が便利です。

今回はいつどこに行くかは全然決めていなかったので、その時の気分で行き先を決めて行動しました。
さっき海岸から見て天気がよさそうだった八丈富士のふれあい牧場。
入場料も駐車料金もかかりません。

八丈富士牧野 ふれあい牧場 動物園・水族館

ジャージ牛（？？ジャージーって茶色な気がするんだけど…この子達は黒毛和種？）が放牧されています。

八丈富士牧野 ふれあい牧場 動物園・水族館

ご飯中。

八丈富士牧野 ふれあい牧場 動物園・水族館

あっちも子牛がご飯中。

八丈富士牧野 ふれあい牧場 動物園・水族館

座ってたり寝そべってたりする牛が多かったのは、暑いから？

八丈富士牧野 ふれあい牧場 動物園・水族館

展望台からは島の南側を見渡せます。
今いるのが八丈富士で、向こうに見えているのが三原山。
山の形が全然違う。
八丈富士と三原山との間の部分が空港や市街地です。

八丈富士牧野 ふれあい牧場 動物園・水族館

あっちの方、すごい断崖絶壁。

八丈富士牧野 ふれあい牧場 動物園・水族館

こちら側はいい天気で海がきれいな色です。

海岸で見た時は八丈富士は晴れてそうだったのに、牧場まで来たら頂上は曇ってきてました。
この3日間だいたい山の上は雲の中で、頂上はたまに姿をのぞかせているだけだったので登山をする方は雲の中に入るつもりでいた方がいいかもしれないです。

八丈富士牧野 ふれあい牧場 動物園・水族館

シダ・あじさい・アザミ。

八丈富士牧野 ふれあい牧場 動物園・水族館

いい景色。

八丈富士牧野 ふれあい牧場 動物園・水族館

アイスを食べましょう。
バニラアイスの下にレモンジャムが入っていて、混ぜ混ぜしながら食べました。

八丈富士牧野 ふれあい牧場 動物園・水族館

山を下りて市街地の八丈ストアへ。飲み物の調達です。

八丈ストア 本店 グルメ・レストラン

パッションフルーツ・海風しいたけ・明日葉なんかの島のものも売られています。

八丈ストア 本店 グルメ・レストラン

お土産もありました。
品数は多くないけど、お土産屋さんよりは多少安かったのかな。

八丈ストア 本店 グルメ・レストラン

定番の島寿司も豊富。
パックごとに使われている魚の種類が異なっていました。
食べ比べたかったら複数パック買わなきゃですね。

八丈ストア 本店 グルメ・レストラン

我が家は島寿司はお寿司屋さんを予約済みです。
予約時間よりちょっと早かったけど、店内に入れました。

すし処銀八 グルメ・レストラン

頼んであったのは刺身が漬けになっている島寿司と普通の江戸前寿司のセット。
税抜きで2700円です。

島寿司は左から目鯛・シマアジ・オナガダイ・ハチビキで、シマアジに脂がのっていておいしかったな。
島寿司についてくる和がらしを今回、私のは別添えにしてもらったんですが、つけて食べると結構辛かったです。
でも合わないとかいうことは全然なくておいしかったです。

すし処銀八 グルメ・レストラン

昼食後は南原千畳岩海岸へ。

南原千畳岩海岸 自然・景勝地

あれは八丈小島。頂上に雲の帽子をかぶっています。

南原千畳岩海岸 自然・景勝地

遊歩道が整備されているのでのんびり散策。

南原千畳岩海岸 自然・景勝地

浜のお花って見慣れないから見ていて楽しい。
紫色のはハマゴウ、白いのはハマボッス？

南原千畳岩海岸 自然・景勝地

宇喜多秀家公と豪姫の碑。

宇喜多秀家公と豪姫の碑 名所・史跡

八丈富士をバックに。
市街地にこの宇喜多秀家公のお墓があるとかで、友人からお参りを勧められた（？）父はお参りに行っていました。
私は近くの駐車できるスペースで待っていたのでどんな感じだったのかは見ておらずです。

宇喜多秀家公と豪姫の碑 名所・史跡

一面の溶岩台地の先に見える八丈小島。

南原千畳岩海岸 自然・景勝地

ここ千畳岩海岸は八丈島の定番観光スポットで情報収集してるとどのサイトにも載っています。
溶岩台地なら去年ハワイ島に行ったしな～と思っていたけど、実際来てみるとやっぱり見ごたえがあります。というか、こういうとこ好きなんですよね。

南原千畳岩海岸 自然・景勝地

あの波打ち際のあたりとか迫力満点。

南原千畳岩海岸 自然・景勝地

真っ黒な溶岩と真っ青な海、激しくぶつかる白い波。
いくらでも見ていられそうな感じです。

南原千畳岩海岸 自然・景勝地

八丈富士の最新の噴火は1605年と翌日資料館で見たので、この溶岩台地は400年近く前のものなんでしょうか。
草が茂ってきているというべきなのか、意外と長いこと溶岩台地が残っていると見るべきなのか…？

南原千畳岩海岸 自然・景勝地

紫色のつる植物の向こうの八丈小島。

南原千畳岩海岸 自然・景勝地

パノラマ撮影で八丈小島と八丈富士です。

南原千畳岩海岸 自然・景勝地

八丈富士をぐるっと時計回りに走って大越鼻展望台に来ました。

大越鼻展望台 名所・史跡

あのトイレの上が展望台っぽい。

大越鼻展望台 名所・史跡

登ってみると、さっき見た八丈小島と、

大越鼻展望台 名所・史跡

灯台が見えました。

大越鼻展望台 名所・史跡

道の向こうはアロエ畑だそうです。

大越鼻展望台 名所・史跡

アロエがいっぱい。

大越鼻展望台 名所・史跡

8月頭の好天であっついので汗っかきな私は汗をふきふきしつつ水分もこまめにとっています。
それでも都心の殺人的な暑さとは違って、一昔前の夏らしい暑さというか、体感的に30度ちょっとくらいの感じなので観光して回れます。

大越鼻展望台 名所・史跡

そのまま八丈富士を回り込んで今日から2泊するホテルへ到着。（あとから撮った写真です）

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル

チェックインにはまだ30分くらいあったんですが、部屋の準備ができていて早めにチェックインできました。（あとから撮った写真です）

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル

海側の2階のお部屋。

エレベーターがなく、階段でしか上り下りできないのがやや不便でしたが居心地の良いお部屋でした。
廊下の話し声や隣の部屋のテレビの音は聞こえてきたので、耳の悪いうちの父が大きな音で見ていたテレビの音や、テレビに向けてあーだこーだ言っていた声も周りに聞こえていたことでしょう。

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル

トイレはウォシュレットつき。
母との旅行なら不要ですが、今回は父もいるのであった方が便利。

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル

窓際のエキストラベットを私の陣地として占領。
ゴロンとすると青空が見えます。

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル

起き上がると海。

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル

ベランダから。
机や椅子はない、小さめのベランダです。
明日の朝はここから日の出を眺めましょう。

前日の遅番勤務からの早朝の始発出発で疲れたので、夕暮れまでしばしお昼寝タイムです。

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル

ホテルがあるのは島の東側なので、夕日を見に西側へ来ました。
大坂トンネル展望台が夕日を見るのにいい感じ。
なのに、父がもっと浜に近いところで見たいというのでさらに移動します。

大坂トンネル展望台 名所・史跡

大潟浦園地を過ぎて、

大潟浦園地 公園・植物園

日中も来た南原千畳岩海岸へ。

南原千畳岩海岸 自然・景勝地

後から知ったのですが、ここは八丈小島に日が沈むポイントで海に沈むわけではないそうです。
到着時には小島に太陽が沈んだ後だったので夕焼け空を眺めました。

南原千畳岩海岸 自然・景勝地

夕食は予約していた魚八亭へ。
クーラー故障中とのことでしたが、動いているのもあって扇風機も回ってて食事するのに不都合はありませんでした。

八丈島は飲食店の数も少なく予約しておかないと夕食難民になる、という話もあったので事前に予約をしておきました。
できれば事前予約よりも当日いろんな店を見比べて食べるところを決めたいなと思っていたけど、八丈島は飲食店がまとまっているわけではなく市街地のあちこちに散らばっていたので、どっちみち先に店を決めておかないと飲食店にありつくのは難しそうでした。

魚八亭 八丈島本店 グルメ・レストラン

メニュー。

魚八亭 八丈島本店 グルメ・レストラン

明日葉ビールやパッションフルーツジュース、お刺身、トビウオのコロッケなど頼みました。
八丈島と言えばくさやと明日葉が定番ですが、くさやは特に興味なく、明日葉は家の庭に生えているし私は好きじゃないしってことでチャーハンには入っていたけどよくある明日葉天ぷらみたいなのは頼みませんでした。
お酒は父が2杯頼んだだけで3人で1万円ちょっとでした。

魚八亭 八丈島本店 グルメ・レストラン

ホテルに戻って星空観察会。
屋上で20時半から無料で実施されています。
星空をすごく楽しみにしてたのに、運がいいのか悪いのか前日が満月だったので空が明るすぎて天の川は見れませんでした。

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル

星空撮影。

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル

八丈富士には相変わらず雲がかかっています。

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル

月明かりが明るすぎて自分の影を撮ってみました。

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル

月を撮って今日はおしまい。

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル