両親連れて2泊3日の八丈島＊2日目　ー2023.8ー

2023/08/02 - 2023/08/04

今年の夏は、以前から気になっていた伊豆諸島へ行くことにしました。
八丈島は海があって、山があって、自然を眺めるのが好きな我が家にぴったり。
足腰に不安のある両親を連れて行きましたが、レンタカーでちょこちょこ動きまわって3日間、楽しんで来れました。

＜1日目＞
　羽田⇒八丈島
　底土海水浴場
　八丈富士ふれあい牧場
　南原千畳岩海岸
　リードパークリゾート八丈島

★＜2日目＞
　大里の玉石垣
　大坂トンネル展望台
　裏見ケ滝
　足湯きらめき
　名古の展望台
　歴史民俗資料館
　底土海水浴場
　リードパークリゾート八丈島

＜3日目＞
　八丈植物公園
　八丈島⇒羽田

エリア 八丈島(東京)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

朝4：50。日の出前の海です。

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル

雲が朝焼けに染まってます。

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル

5：00、太陽が顔を出しました。

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル

空のグラデーションがキレイです。
さて、朝日も見たし、朝食まで私はもうひと眠り。

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル

再度起きて、朝食に来ました。

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル

窓の向こうは日が昇ってすっかり青くなった大海原。
朝食バイキングは1階のレストランで7時から9時までです。

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル

朝からいっぱいとっちゃった。
フレンチトーストがおいしかったから明日もまた食べよう♪
お味噌汁があら汁だったのも嬉しかったです。
中途半端に和洋折衷だけど、ホテルのバイキングなんてだいたいこんな感じで和も洋もなく取っちゃいますよね。

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル

午前中は島の南側、三原山ふもとをドライブします。
まずは玉石垣。

車を走らせていると突然、この界隈だけ丸石を使った石垣になるんです。
ちゃんと見たくなって立ち寄りました。
とは言っても駐車場が見つからず、道端に停めてちゃちゃっと何枚か写真を撮ってすぐ移動しました（付近にいた方に停めて大丈夫か確認はとっています）。

大里の玉石垣 名所・史跡

丸石を組んだ石垣。

大里の玉石垣 名所・史跡

石によって大きさに違いはあるものの、ひとつひとつは結構大きいです。
縦が20センチくらい、横はもっと大きいです。

大里の玉石垣 名所・史跡

出っ張ったり凹んだりしていなくてきれいに組まれています。

大里の玉石垣 名所・史跡

移動して大坂トンネル展望台に来ました。
縦列駐車で何台か停められるようになっていてそこに展望台的なものもあるんですが、展望台よりも道の向こうに渡った方が景色は良さそうです。

大坂トンネル展望台 名所・史跡

夕日の案内板。
夏は八丈小島のすぐ横に夕日が沈むみたい。

大坂トンネル展望台 名所・史跡

立派な橋。
昨日、八丈富士の牧場からこの橋が見えました。

大坂トンネル展望台 名所・史跡

怖くて下を覗けません。

大坂トンネル展望台 名所・史跡

道を渡った歩道からの景色。

大坂トンネル展望台 名所・史跡

八丈富士と八丈小島。
いろんなサイトで見た定番の景色なんですが、自分の目で見るのがやっぱり一番きれいです。

大坂トンネル展望台 名所・史跡

海岸に打ち寄せる白波がきれいだな。
結構、波は高そうです。
きのう、あの浜に降りて夕日を見たかったんですが、下りる道が細くて急勾配っぽかったのでやめました。

大坂トンネル展望台 名所・史跡

ガードレールのトビウオ。

大坂トンネル展望台 名所・史跡

展望台から15分弱で裏見ヶ滝に来ました。
大坂展望台と合わせてとても楽しみにしていたスポットです。
駐車場にトイレがあったので寄ってから散策開始。

裏見ケ滝 自然・景勝地

滝を見るのも大好きなんですが、そこへ至るちょっとした遊歩道がこれまた好きなんです。
ここは八丈島ならではの植物も生えているとかでワクワク。

裏見ケ滝 自然・景勝地

さっそく出会ったシダの葉っぱ。

ちょっとちょっと、何この子！？
ふつう、シダって葉の裏に胞子嚢がついているかと思いますが、この子は葉からちび葉っぱがわんさか生えているように見えます！！おもしろ～い♪
『ハチジョウカグマ』かな？
調べたところ暖地でよく見られる大型のシダのようです。

裏見ケ滝 自然・景勝地

これはまた別のシダの葉っぱ。

裏見ケ滝 自然・景勝地

道は登ったり下ったり平坦になったりで、幅は狭いものの整備されています。

裏見ケ滝 自然・景勝地

これこれ！見たかったやつ！！
ヘゴシダです。
八丈島が自生の北限らしい。
八丈島には群生地があってそこは有料ガイドツアーでしか入れないんですよね。
今回はこの裏見ヶ滝遊歩道で出会えたので良しとします。

裏見ケ滝 自然・景勝地

これは幹がくねってる。
ヘゴシダを見て「何これ！珍しい！！」と喜んでる一家なんてあまりいないかもしれませんが、その土地に生えている植物を見ると「旅行に来た」って感じがするんですよね。
景観や食ももちろん大事ですが。

裏見ケ滝 自然・景勝地

で、やってきました。
メインの滝です。

裏見ケ滝 自然・景勝地

横から。

裏見ケ滝 自然・景勝地

正面から。

裏見ケ滝 自然・景勝地

滝の水を浴びて裏から。

裏見ケ滝 自然・景勝地

遊歩道にはハート岩なるものもありました。けっこう大きかったです。
ヘゴシダに興奮する我が家は、ハート岩は「ふぅん」と素っ気なく通りすぎます。

裏見ケ滝 自然・景勝地

「ヒザが痛い腰が痛い」が口癖の父も、滝までの片道10分ほどの道のりを景色を楽しみながら歩けました。
良かったよかった。

裏見ケ滝 自然・景勝地

これはまた違う品種のシダだ。
この遊歩道だけで何種類あるんだろうってくらい大小様々なシダ植物が生えてました。

裏見ケ滝 自然・景勝地

滝周辺は遊歩道でぐるっと回るようになっていますが、基本的には来た道を引き返します。
左上の梢の上に見えている青いの、海なんです。

海が自分より高いところにあるように見えて不思議。

裏見ケ滝 自然・景勝地

トイレ含めて往復30分くらいで駐車場に戻ってきました。
すぐ横は裏見ヶ滝温泉ですが寄らずに先に進みます。

裏見ケ滝 自然・景勝地

温泉にはいかないけど足湯は楽しみます。
裏見ヶ滝から車で5分くらいの所に足湯きらめきがありました。

足湯きらめき 名所・史跡

ちょうど前の一家が出た所で貸し切り状態。
夏じゃなければちょうど良さそうな湯加減でそこそこあっついです。

足湯きらめき 名所・史跡

海を眺めながらの足湯。

足湯きらめき 名所・史跡

良い景色、でも気温も暑くて足湯も熱い。
ゆっくり浸かりたいけどほどほどにしときましょう。

足湯きらめき 名所・史跡

こっちは藍ヶ江港かな。

こっちの岩場は波が荒い。

岩に大波が砕けた一瞬、虹が出てました。
タイミングが合わなくて写真には撮れずです。

足湯から移動して今度は名古の展望台です。ここも絶景。
1つ1つの観光ポイント間が車で10～20分の距離なのでこまごま観光できてよかったです。

名古の展望台 名所・史跡

奥にも見晴らし台があるみたい。

名古の展望台 名所・史跡

この奥ですね。

名古の展望台 名所・史跡

歩いてすぐ、それらしきものが見えてきました。

名古の展望台 名所・史跡

ここからはどんな景色が見えるんでしょうか？

名古の展望台 名所・史跡

まず後ろを振り返ると緑の山々が。

名古の展望台 名所・史跡

正面は八丈島灯台。

名古の展望台 名所・史跡

右側は先ほどと同じ海岸線。
あの半島の裏側がさっきまでいた足湯や裏見ヶ滝がある中之郷エリアのはずです。

名古の展望台 名所・史跡

あれ？よく見ると…

名古の展望台 名所・史跡

写真だとわかりにくいけど海の上にうっすら島影が。
青ヶ島でしょうか。

名古の展望台 名所・史跡

駐車場わきに生えていたこの木は観葉植物のカポック（シェフレラ）なのかな？？
木が巨大で枝ぶりが自由気まますぎてわからない。

名古の展望台 名所・史跡

三原山の麓を周回できる1周道路というのがあるんですが、レンタカー屋のおじちゃんの話によると東側はクネクネ道で細くてしかも工事中ですれ違い困難な場所もある、ってことだったんで1周せずに来た道を戻ります。

市街地に戻る途中でお蕎麦屋さんを見つけてお昼を食べました。

千両 グルメ・レストラン

市街地に戻り、立ち寄ったのは八丈支庁。

東京都八丈支庁展示ホール 名所・史跡

父の希望で支庁内にある歴史民俗資料館の見学です。

東京都八丈支庁展示ホール 名所・史跡

入館料は大人1人100円。
今回観光で料金支払ったのってここだけかも。

あまり広くはない部屋一部屋に八丈島の歴史や文化に関する展示があります。
ちゃちゃっと見れば10分15分くらいで見れそうですが、父が1つ1つをじっくりと読んだり、学芸員の方にお話を伺ったりして1時間ほどゆっくり過ごしました。

東京都八丈支庁展示ホール 名所・史跡

八丈について学んだあとはすぐ向いにあるスーパーで今日も飲み物補充。

あさぬま 大賀郷店 グルメ・レストラン

お魚コーナーをなんとなく通りすぎたらビックリ。
黄色いお魚が売られてる！
八丈島産のカワハギでした。
皮をはいで刺身・煮つけ・揚げ物etc、なんでも合うみたいですね。

あさぬま 大賀郷店 グルメ・レストラン

こっちの赤いのは八丈島産のアカサバの切り身。
調べたらアカサバとハチビキは同じ魚のようで、ハチビキって昨日のお昼に食べた島寿司のネタの一つでした。
お弁当コーナーにはもちろん島寿司もあります。

でもここのスーパーは昨日の八丈ストアほど大きくなく、八丈島のお土産はなさそうでした。

あさぬま 大賀郷店 グルメ・レストラン

スーパーで飲み物を購入したらお隣のカフェへ。

八丈島ジャージーカフェ グルメ・レストラン

八丈フルーツレモンソーダが気になる。
ソフトクリームonゼリーも気になる。
パッションソーダフロートもいいな。

八丈島ジャージーカフェ グルメ・レストラン

悩みながらレジにいったあげく、カウンターに写真が貼られていたダブルレモンソフトに即決。
写真の威力ってすごい。

食べだして昨日牧場で食べたアイスとだいぶ被ることに気づきました。
ま、いっか。プチパフェっぽくておいしかったし。

八丈島ジャージーカフェ グルメ・レストラン

栄養補給したので今度は海遊び。
といっても水着を着ているわけではないので波打ち際で足をちゃぷちゃぷするだけです。

観光マップを見てるとあちこちに浜辺がありそうだったので波が穏やかなところに行きたかったのですが、ナビに登録されていなくてナビってくれないし、自力で行こうとしても見つからないしで結局昨日の朝来た底土海岸に来ました。

底土海水浴場 ビーチ

堤防。

底土海水浴場 ビーチ

こちら側は岩があるので穏やかです。

底土海水浴場 ビーチ

波打ち際。

底土海水浴場 ビーチ

海の中。黒砂に光が映っています。
小さな黒っぽい魚が群れで泳いでいたけど動きが素早くて写真には撮れず。

底土海水浴場 ビーチ

1日楽しんでホテルに戻ってきました。

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル

海を見てのんびり。

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル

おや？また島影が。
御蔵島？？

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル

今夜はホテルのバイキングを予約しているので夕飯の時間までホテル付近を散策してみます。
17時を過ぎているけどまだまだ暑いので汗を拭きながらの散策です。

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル

とは言っても、市街地から離れてるのでなーんにもないんです。
飲食店も、商店も、何もなし。
牧場か海辺のベンチかくらい。

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル

今は営業していないホテルアズーロの敷地を抜けて海辺のベンチへ向かいます。

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル

溶岩に囲まれた海辺へ降りていきます。

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル

お、あれですね。
インスタ映え的なベンチ？

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル

映えベンチよりも周りの溶岩の方が私は見てて楽しいかもしれない…

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル

黒々とした溶岩に打ち付ける青い海と白い波が好き。
だからベンチはやっぱり眺めるよりも座るものかな。

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル

あ、パアホエホエだ。
この縄模様みたいに固まる溶岩はパアホエホエ（パホイホイ）というんだとハワイ島で教わりました。

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル

もう夕方なので1日花のハイビスカスは花を閉じちゃいました。

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル

ホテルに戻って夕食バイキングです。
営業開始の18時に予約したので窓際席を取れました♪
営業時間は18：00～20：30ですが、チェックイン時に入店時間を18：00，18：30，19：00から選びました。
座席に余裕があったせいか制限時間はなく、景色を見ながら時間を気にせずお腹いっぱい食べられてよかったです。

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル

明日葉や牛乳を使った料理や島寿司、くさやなんかの八丈島料理、それ以外も和洋中といろいろありました。

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル

シーフードのバター焼き。
自分の席で火を入れて食べるのってそれだけで楽しいですよね。

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル

バイキングだからいくらでもお代わりできるのに、1皿目で目いっぱいよそっちゃってこれだけでお腹いっぱいでした。
ラザニアがおいしかったなぁ～。

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル

ホテルがあるのは島の東側なので海に沈む夕日は見れません。

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル

でもきれいに染まった夕焼け雲を見ることができました。
今日も星空見に行こうかな～と思いつつ、部屋でゴロゴロしてたら疲れてそのまま寝ちゃいました。

リードパークリゾート八丈島 宿・ホテル