鳴門・香川・倉敷の旅（3泊4日）　

2023/07/28 - 2023/07/31

3泊4日で明石大橋から四国上陸、鳴門、香川を回って瀬戸大橋から倉敷へ。天気には恵まれましたが暑かった～～。

気ままな車旅です。

1日目：　明石大橋を通って四国上陸　鳴門泊

2日目：　祖谷渓とこんぴらさん　琴平温泉箔

3日目：　栗林公園と銭形砂絵をみて瀬戸大橋で本州へ

4日目：　倉敷散策で帰路へ

エリア 徳島

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

淡路SAの大観覧車から見た風景。1周約12分。ちゃ～んと冷房してありました。（近所の遊園地の観覧車は室内温度40度になると運行中止になるので、冷房ついていないのかとちょっとビビっていたのですが）

淡路サービスエリア 道の駅

予約をしていた出航時間まで小一時間あったので先に渦の道を歩いて橋から鳴門の海を見ました。上が高速道路だから車の音がよく聞こえること。その後乗船乗り場に行って渦潮を見にいざ出発。小型水中観測船アクアエディは水中の渦が見られるのが売りっぽいのだけど…よくわからなかった。

水中観潮船アクアエディ 乗り物

なんとなく渦巻いています。このエリアだけすごく波がうねっています。

飛島と灯台。標高25mだそうです。

大鳴門橋がみえます。

大鳴門橋 名所・史跡

渦潮堪能後は昼ごはんと思いきや2時前になっていてお店がほとんど閉まっている！こうなったらしようがない、次の目的地大塚国際美術館へ。　カフェ・ド・ジヴェルニーでフェルメールランチを。1,500円。モネの庭を見ながら食べるランチ。美術館大きすぎてcafeにたどり着くまでに迷いました…お腹すきすぎた・・・

大塚国際美術館 美術館・博物館

私は海鮮丼（シェアしたい派なので別のものを注文するのが常…ごはんに寿司酢がかけられてる感じだったけどちゃんと混ざっていなかった・・）

スイレンの花の時期でもあったのでリアルにきれいでした。この先には銅版画のモネの大睡蓮が展示されています。

お腹もくちくなったので、それでは音声ガイドを借りて美術館を回ります。まず始めはシスティーナホール。米津玄師が紅白出場の時に歌っていたところ。ヴァチカンで見たときはすごい人の山だったけど、ここではそこまでの人はなく、礼拝堂のような静謐さがありました。

衣装を着て名画の主人公になりきって撮影できるスポットも。モナリザや笛を吹く少年などのコスプレもありました。はめ顔好きな私は当然撮影いたしました。

1日目の宿泊はホテルカクイン鳴門というビジホです。駐車場は無料。近くにめぼしいお店などは少ないし新しくはないけれど、広さもそこそこ、ツインルーチャー9,000円なら全然満足。しいて言うならベッドの横にコンセントがないのが不便だったかな。

ホテル カクイン鳴門 宿・ホテル

徒歩圏内にあまり店がなく、コンビニで朝ごはんを買い出ししてからホテルすぐ近くで見つけた居酒屋さんで夜ご飯。

相方は地元のお酒を。400キロ以上走ってるからねぇ。今日は飲みすぎも多めに見ましょ。

鳴門うどん。B級グルメらしいです。アットホームな柔らかいうどんでした。

釜揚げシラスと鳴門わかめのサラダ。ご当地ものに弱い人…

2日目は祖谷渓にGO!滝美駐車場（ぱっと見一番安かったので）というところに駐車して徒歩で向かいます。お向かいにある物産館でパンフレットなどをもらって読んでいたら当日でも割引橋渡（50円だけど）があったのでその場で予約して向かいます。
日本の原風景という感じの山々とかずら橋。感動です。

祖谷のかずら橋 名所・史跡

それでは渡ります。案外平気かもと思って数歩進んで下を見たらやっぱり怖い！腰が引けます。修繕しているおじさんが途中おられましたが、この状態で他の作業をすることができるってすごい…ここで落ちた人はいないよ～！！と明るく言われましたが
この隙間、物は落としてしまいそう・・スマホ落とさないようにへっぴり腰で撮った写真はこれだけ・・・3年ごとにかけ替えをしているそうで来年がかけ替えの年だとか。。。

橋は往路のみです。渡り始めはほとんど人がいなかったのですが、渡り終えたらどんどこ人が渡っています。案外揺れたし、人が多いと恐怖感倍増かも？？橋の左方向に少し進むと滝が。すずやか～。

琵琶の滝 自然・景勝地

帰り道の茶屋ででこまわし（そば団子・こんにゃく・じゃがいも・豆腐の柚子味噌田楽）という郷土料理を一本。ゆずが効いていて甘めでおいしかった。

奥祖谷の観光モノレールって面白そうと物産館のパンフをみて行こうかと思案していたら、ずっと休業しているとのことで、じゃ、小便小僧見に行こかとドライブ。なかなかの山道でした。駐車スペースがあるわけでもなく、小僧が小便していました。（水は出てない）ちっちゃ・・（小僧がですよ）小僧よりその横でドローンを操縦していた方のほうが気になって。今どきのドローンってあんなに静かに動くのね。どんな画が撮れたのかなぁ・

小便小僧 名所・史跡

祖谷川が蛇行しひの字にみえる渓谷。紅葉の時期は綺麗だろうなぁ。

ひの字渓谷 自然・景勝地

お次は大歩危峡遊覧です。この船に乗って吉野川観光です。吉野川は日本暴れ川3男四国三郎と呼ばれているとのことですが、今日の三郎はとっても穏やか。

深いところだと20mくらいあるとか。川鵜がいたり、魚が泳いでいたり癒される・・

祖谷渓を出て次の目的地琴平へ向かいます。道中に香川に来たらうどん！という相方のリクエストで見つけたうどん屋さん。なかなかの山の途中にポツンとありました。
でも次から次へお客さんの出入りがあるのでびっくり。

毎回昼ごはん、くいっぱぐれそうになるのですが、今回も閉店ギリギリのところで見つけた山内うどんで初の讃岐うどん体験。ひやあつという熱い汁に冷たいうどんを入れたものらしいけど、ちょうどいい塩梅のあったかさでした。トッピングもほぼ売り切れていて、お揚げと最後の1個のさつま揚げをゲット。だしが絶品！おいしかったです。

山内うどん店 グルメ・レストラン

2日目の宿はお宿敷島館。素敵な門構え。駐車場は裏側にあります。チェックイン前だったので荷物を預かってもらってこんぴら詣りに。
貸し杖もありましたが、スルー…持っていくべきだったと後で後悔。

ことひら温泉 御宿 敷島館 宿・ホテル

神馬月琴号。こんぴらには2頭の神馬がいます。ちょうど彼はお散歩？中だったようでラッキーでした。写真撮ろうと近づきすぎて怒られました。ごめんなさい。

階段628段目にある旭社

金刀比羅宮 旭社 寺・神社・教会

本宮到着（写真の左横にあるのだが・・・）そして奥社まで向かいます。夏は水分持参必至です。

奥宮までどんだけあるの～～？着いたと思ったらまだまだ…この先もやっと着いたと喜ぶたびに全然違う神社があるのでした・・

ようやく奥社に到着。奥社の横の岩には天狗と烏天狗が並んで彫られています。

金刀比羅宮 厳魂神社 (奥社) 寺・神社・教会

奥社から見る讃岐富士（飯野山）奥社が海抜421m、讃岐富士が標高422m…ってほぼおんなじやん！登山してきたみたいなものだったのね・・・1368段普段運動をしていないおぢ、おばにはきつうございました。

飯野山(讃岐富士) 自然・景勝地

降りていくと中腹にある資生堂パーラー、とりあえず休憩をしたいと入りました。
レモンかき氷：レモンジュレと蜂蜜レモン漬が入って中にアイスもあったかな。とにかく疲れた体に染み渡るおいしさでした。

神椿 グルメ・レストラン

私は神椿パフェを選択。おいりがのっかっていて白玉・わらび餅、フルーツコンポート、寒天、黒蜜、抹茶＆バニラアイス。ボリュームもあるしおいしかったぁ～。

神椿 グルメ・レストラン

夕方宿に戻り、まずは汗を流してすっきり。貸切風呂も空いていたらいつでも入れるとのことでしたが、土曜日ということもあり中々空いておらず。
お部屋は共立らしくコンパクトに機能的。無料のコインランドリーもあって（洗濯機・ガス乾燥機各2台、洗剤もあり）助かりました。思った以上に汗をかいて鞄を開けるとおやじ・おば臭がしてやばかったので。

琴平名物灸まんがお着き菓子としてありました。目を付けたらひよこ？おいしかったです。

夕食は17時半か20時の2部制です。共立リゾートはどこもこのパターンなのかな。微妙に早すぎるのと遅い時間帯なのよねぇ。
ままかりのてっぱい、アナゴ寿司酢とりみょうが、湯引き鱧梅肉ソース、辛子レンコン、丸十レモン煮

刺身はかんぱち、マグロ、炙りカツオ、鳥貝、タコ。

アワビの茶わん蒸し

麹だし鍋　黒毛和牛と野菜

こころばかりと5品から好きなものを選べます。ごうつくばりなので全皿チョイス
若鳥オリーブ焼き、小エビの唐揚げ、茄子オランダに、合鴨と甘夏のサラダ、うざく。もうお酒が進む進む。

クルマエビの素焼き、スズキの塩焼き

蟹釜飯、おこげもおいしゅうございました。

デザートはお汁粉、レモンジュレに白桃スイカガイン

そして翌朝ごはん。タイ茶漬け

うどんももちろんありました。（ふつーにうどんでした）

右上はまんばのけんちゃんっていう香川の郷土料理だそうです。

チェックアウト後はまず琴弾公園の銭形砂絵を見に行きました。明るすぎて全然凹凸が見えませぬ。この砂絵を見ると健康で長生きできて、お金に不自由しないというそうですが…この状態で見てもご利益あるんだろうか？？下から道がありますが、展望台近くにも数台止められる駐車場があります。道は狭いです。下からも見れますが上から見ないと何かわからないです。江戸時代に作られたものっていうのがすごい！！

銭形砂絵 名所・史跡

次はお昼前だったので近くでうどんでもと思ったら、日曜日定休日のところが多いこと！よさげなお店をググっていってみると、ものすごい行列まち・・・あきらめて昼抜きで栗林公園へ行きました。飛来峰から見た眺望。フォトウェディングを撮影していました。和装がほんとうに映える素敵な公園です。地元の兼六園、名前に胡坐かいていてはだめよ！！と思わせるくらいに手入れもきちんとされていて感動しました。（平地なのもよかったわ・・・）3日目は高松にしようか岡山に向かおうか迷っていたところ、宿の駐車場のおじさんには栗林公園の和船を勧められ、仲居さんには後楽園は栗林公園とは格が違うくらいに素晴らしいと推されて迷ったのですが、今回は栗林公園で正解です。

栗林公園 公園・植物園

和舟に乗って庭園を船頭さんのガイドを聞きながら遊覧します。紅葉の時期とかは予約も即埋まるそうですが。この炎天下の中では日曜だったけど予約なくてもすぐ乗れました。台湾から来た家族と同船でした。香川はアジアからの観光客が多いイメージ。錦鯉がすごくきれいでした。（ちなみに兼六園の鯉は黒いのが多い）

ハート形の恋つつじ。カップルで訪れると幸せになれるというスポットだそうです。あたいらもそんな時期あったんかねぇ…今は昔の話すぎて思い出せんわ。

掬月亭

ソテツ群生。一気に南国な雰囲気。

それでは帰り道、倉敷で一泊しようと前日にビジホ探して予約。（無計画な人達）
四国最後のランチはこちらで。唯一日曜日もやっていて、夕方近くまで営業していたので。15時くらいだったのですぐ入れるかなと甘い期待をしていたけれど20分くらい待ちでした。

手打うどん 丸亀渡辺 グルメ・レストラン

木の葉型の天ぷらが乗ったえび天うどん。このてんぷらは出来合いでしたが他は揚げたてで提供されているようです。

相方はとり天ぶっかけうどん。揚げたてです。麺はふわっとしていてこちらもおいしかったです。

サイドメニューはセルフ（おにぎり、おでんがありました）でレジで自己申告。困難食べたら・・・ビール飲みたい・・・

瀬戸大橋を渡ります。与島PA.

3日目の宿は水島地区のセレクトンというビジホ。ツイン朝食付き10,526円。2019年にできたとのことで新しい。ベッドはシングル2台でやや狭い。部屋も鳴門の時に比べると狭いけど、大浴場もあって夜はカレーサービスもありました。（食べなかったけど）場所的には車がないと不便な感じ。昭和の飲み屋街のような街並みを呈していました。

ザ セレクトン倉敷水島 宿・ホテル

鷲羽山の夜景を見に行くのに早めに夜ご飯。ホテル近くの食事処で。無茶苦茶コスパの良いおいしいお店でした。私は日替わり定食1,100円。夜も昼も1,100円！！これに揚げたての天ぷらが付きます。ごはん大盛でおなかいっぱい。

こちらはたき定食2,300円。日替わり定食のグレードアップ版という感じでしょうか。地元の人でにぎわっていました。

お食事処 たき 東塚店 グルメ・レストラン

水島コンビナートの夜景を見に鷲羽山へGO!夕方から闇が深くなる時間帯の移ろいがキレイとのことで日没少し前に訪ねました。何組かすでにギャラリーあり。景色は綺麗だけどたばこの吸い殻やら空き缶やらが散らばっていました。BOO！！

夜に染まっていく水島コンビナート。火事のような炎が煙突から噴き出していました。（製油所などで装置から出る余分なガスや廃ガスを大気に放出する際に、無害化するため煙突の先端で燃やしているそうでフレアスタックと呼ぶそうです）

帰り道、気持ちよく山ドライブを楽しんでいた相方の前に獣が・・・割と小さ目で白っぽく見えたので野生化した豚？なんて言っていたら、その後4回小さいのやら親子やら、成獣（それでも小さ目）に遭遇しました。イノシシ・・・・堂々と道の真ん中にいるので運転者はビビりまくっていました。轢くのも嫌だし、突進されても嫌だし…登り口にはたくさん住宅もあったけどこんな近くにどんだけイノシシおるんやぁ？？

最終日は倉敷を見て帰還予定。早めに出発してまずは美観地区散策。阿智神社より倉敷の街を一望

人がまだ歩いていないのでのんびり散策。

疲れてcafeで一服したくとも大体11時すぎないとオープンしないところが多くて、やむを得ずお店の軒先でプリンを食べました。

キビ団子。岡山名物は食べとかないと‥と一本。吉備団子なのね・・・わたしずっと黍で作った団子が岡山名物だと思っていました。

月曜日だからお休みだと思っていた大原美術館、開館していたので入場。グレコの受胎告知に再会。3日前に見たのは陶板画でしたが・・・どっちもよろし。多くのコレクション収集に尽力した児島虎次郎の作品をはじめてみましたが良かったです。

午前中いっぱい楽しんで一気に帰路につきました。
30年ぶりに行った四国は想像以上にいいところでした。

大原美術館 美術館・博物館