2023/07/15 - 2023/07/17
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あまちゃんさん
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数十年前に中学校の修学旅行で訪れたのは、広島市、錦帯橋のある岩国~萩・津和野・青海島などのある山口県北部~下関に至り、関門トンネルを通って芋の席から瀬戸内海をフェリーに乗って京都に戻るコースだった。
今回の二泊三日の旅では、中学校の修学旅行で訪問した観光地等の一部(萩や、青海島、秋吉台)を再訪するとともに、昨今話題になっている元乃隅神社や角島(角島大橋)などをレンタカーで訪問する旅を計画し、ちょっとハードかなと思うような行程を組んで出かけた。
時間的にややタイトだったのと、初日はやや雲も多く、特に午後からは雨が降ったりもしたが暑さだけは半端ではなく、二日目、三日目はさらに天気が回復し、快晴になったのは良かったが、さらに暑さが増して酷暑極まりなく、どっぷりと疲れてしまい、ゆったり観光を楽しむ余裕を持つまでには至らなかったのと、久々のゆったりとした旅館をとったのに、まったりとした時間を過ごすまでの余裕が持てず、若干悔やまれる側面もあった。
一方、テレビや写真で見たりして訪問することを楽しみいしていた観光地で美しい景色などをたくさん見物するとともに、半世紀前の修学旅行で訪れた地を再び訪問することができ、喜びも一入だった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- その他
- 利用旅行会社
- JTB
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-
8時34分京都発「のぞみ103号」に乗車。
京都駅 駅
-
定刻通り、10時45分に「新山口」駅に到着。
久方ぶりに新幹線に乗車。車内では、「まもなく右手に姫路城が見えます。」などといったアナウンスが何回かされていた。新山口駅 駅
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駅レンタカーにて、小型乗用車(トヨタのガソリン車)を借りる。JTBで予約済みだったので、先客が2組いたものの、少し待っていたら割と早く受付の順が回ってきて、受付でも比較的スムーズに車を借りることができ、11時15分には駅を出発することができた。
まずは「青海島」方面を目指し出発。 -
駅レンタカーの職員が高速を使っても10分くらいしか変わらないので一般道で行くことをお勧めしますとのことで、その言葉通り高速道路は使わず一般道で青海島方面を目指した。
青海島まではあと5~10分程度のところにある「道の駅 センザキッチン」に12時半過ぎに到着し、ここで昼食をとることにした。
写真のように、空は雲が広がっていて、雲の合間から時折日が差すような天気にもかかわらず、外はもの凄く暑い。道の駅センザキッチン 道の駅
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屋外では、貝類の炭焼きの露店がありとても美味しそうで、この屋台の裏には食事用のテーブルセットもいくつか置かれていたが、あまりに暑いせいかお昼時にもかかわらず買い求める客も少なかった。
道の駅センザキッチン 道の駅
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道の駅センザキッチン 内には、写真のようにたくさんのお食事処があるが、どこで何を食べるかウロウロと探し回るのも億劫になるほど本当に暑かった。
道の駅センザキッチン 道の駅
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ということで、センザキッチン内の「お食事処 仙崎 本丸」で昼食をとることにした。
先客が二組ほどいて、店の人に待ち時間を聞いたら30分くらいはあると思うとのことだったが、暑い中うろうろするのも嫌だったので待つことにした。仙崎本丸 グルメ・レストラン
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待っている間、涼しい同じ建物の中の隣接する農水産物等直売所を見て回ったりして時間つぶしをした。
農水産物等直売所 お土産屋・直売所・特産品
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席が空いたので呼ばれ、着席してメニュー表を見る。
この定食メニューのほか、海鮮丼等海鮮系のメニューが結構たくさんあった。
海鮮丼か刺身など、海鮮系のものを注文しようと思ったのだが、同行者の『刺身とかは宿泊先の旅館で出るのと違う?』との言葉にそれもそうかと思い、それならば山口名物の一つ「瓦そば」というのを一度食べてみようと『瓦そば定食』を注文した。仙崎本丸 グルメ・レストラン
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案内された席からは、とても静かに凪いだ仙崎椀が見えた。
仙崎本丸 グルメ・レストラン
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待つこと暫し、まずは瓦そば以外のもの(ご飯、みそ汁、茶碗蒸し、一品3種、香の物、瓦そばのつゆ)が運ばれてきて、
仙崎本丸 グルメ・レストラン
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少し遅れて「瓦そば」が運ばれてきた。
熱々の瓦の上に茶そばを乗せ、その上に卵や肉が乗ったもののことを言うそうで、山口県内ではとてもポピュラーな料理だそう。仙崎本丸 グルメ・レストラン
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並べるとこんな感じ。
昼食後、中学校の修学旅行で訪れた「青海島」を目指して出発。
実は、借りているレンタカーのカーナビは古すぎるのか、訪問しようとしている観光地等をナビに入れても殆どヒットしない。
行きたいのは、大自然が作り上げた洞門や断崖絶壁・石柱など数多くの奇岩等がある『海上アルプス』と青く美しい海を、海岸沿いの少し高台になった遊歩道を散策しながら楽しめる「青海島自然研究路」なのだが、色々と言葉を変えてカーナビに入れても全くヒットせず。
仕方がないのでとにかく仙崎から青海島の方に橋を渡って、島内の道を走っていたら何か案内板でもあるだろうと思っていたのだが、ガイドブックでは青海島の真ん中あたりを少し過ぎた辺りの日本海側(北側)に「自然研究路」があるのだが、行けども行けども南側の海沿いの道しかなく、仕方がないので引き返す。
途中、ダイビングセンターらしきものがある駐車場を見つけそこに車を停め、そのダイビングセンターのスタッフに聞いたら、駐車場に車を停めて奥に入っていったら「自然研究路」に行きつくとのことだった。仙崎本丸 グルメ・レストラン
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駐車場入り口付近にあった青海島の案内看板。
因みに、駐車料金は500円。
この駐車場から少し離れたところに、市営の無料駐車場があった。「青海島自然研究路」の我々がたどった逆コース(出てきたところ)からなら歩いて数分くらいのところか。青海島自然研究路 公園・植物園
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数分程度歩いていくとこの石碑の手前に小さなキャンプ地があり、ちょうどそこに差し掛かった時、雷も伴うかなり激しい夕立のような吹き降りの雨が30分ほど続き、キャンプ場の屋根のある所で雨宿りをし、雨が上がってから「青海島自然研究路」に入っていった。
この遊歩道は、延長約1,900mあり、随所に植物群落や名勝についての解説板が設置してある。
散策コースとしては、所要時間約40分、1,200mのコースと、所要時間約20分、700mの2コースがある。
基本的には、先述の市営駐車場の方が「青海島自然研究路」の本来の入口のようだった。
その時はよく分からなかったが、我々がたどったのは1,200mのコースのようだった。青海島自然研究路 公園・植物園
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「青海島自然研究路」に入ると、いきなり急な階段があり、この辺りまでは景色をあまり見る余裕がなかった。
青海島自然研究路 公園・植物園
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散策路では、随所にリンドウの花が咲いていた。
青海島自然研究路 公園・植物園
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沢がにも何か所かで見かけた。
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眼下に見える岩礁は、瀬叢(せむら)と呼ばれている。
東山魁夷画伯の皇居宮殿の壁画のモデルとなっているそう。 -
イチオシ
碧涛台。
高松宮殿下が名付けられた。
左奥に見える島は、約38キロ向こうの萩市の「見島」。 -
『象の鼻』と呼ばれる洞門。
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イチオシ
手前の岩礁は「十六羅漢」と呼ばれ、写真中央の岩は「カモメ岩」と呼ばれている。
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青海島自然研究路を1時間以上かけて散策した。
歩いたのは、どうやら40分コースだっだったようで、車を停めた有料駐車場の反対の端っこに出てきた。
出てきたところにはこのような看板があって、この看板をよく見ると、コースの出口から入って、入り口に出てきたようだった(笑)
それはともかく、雲が多かったにもかかわらず、とても蒸し暑くって、着ていた服は、上も下も下着も汗でびっしょりになり、駐車場を出て、少し車を走らせ、人気のないところで上だけは着替えをした。
そのころから雨が降り出しすぐには止みそうな様子ではなかったので、立ち寄るつもりだった「金子みすゞ記念館」や仙崎の街なかの散策には向かわず、旅館に直行することにした。
、青海島自然研究路 公園・植物園
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16時30分頃、青海島から30分弱で、この日の宿泊地、長門湯本温泉の『大谷山荘』に到着。
長門湯本温泉 大谷山荘 宿・ホテル
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泊ったのは、5階のこんな部屋(和洋室43㎡)。
夕食は午後7時からにして、少し体を休めてから大浴場に行った。
大浴場はとても広く露天風呂もあった。
結構大きな旅館でこの日はほぼ満室の状態ということだったのだが、時間的にタイミングが良かったのか、風呂には数人しか入っていず、ゆったりと温泉につかれた。長門湯本温泉 大谷山荘 宿・ホテル
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部屋に戻り、缶ビールを飲んで少し寛いでいると、ほどなく夕食の時間となり、夕食会場へと向かった。
夕食は、メインダイニング「瑞雲」という会場で、シティーホテルのバーラウンジのような感じの場所だった。
次からの写真は、この日の夕食。長門湯本温泉 大谷山荘 宿・ホテル
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飲み物は冷酒を注文。
好みの酒は、端麗超辛口の冷酒なのだが、こういう旅館には得てして吟醸酒や大吟醸などの香りの強い甘めのお酒しか置いていないことが多く、ご多分に漏れずこの旅館もそうだった。
ただ、日本酒の扱い数が少し多かったので、やや濃厚な純米辛口の酒があったのでそれを注文した。長門湯本温泉 大谷山荘 宿・ホテル
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先付。
長門湯本温泉 大谷山荘 宿・ホテル
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お造り三種盛(イサキ、シマアジ、剣先いか)。
長門湯本温泉 大谷山荘 宿・ホテル
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蒸しアワビの薬膳和え。
長門湯本温泉 大谷山荘 宿・ホテル
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黒毛和牛の味しゃぶ。
長門湯本温泉 大谷山荘 宿・ホテル
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萩甘鯛玉蒸し。
長門湯本温泉 大谷山荘 宿・ホテル
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下関まふぐ唐揚げ。
長門湯本温泉 大谷山荘 宿・ホテル
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ご飯、赤だし、香の物等。
長門湯本温泉 大谷山荘 宿・ホテル
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水物(萩夏みかんゼリー、すいか、マスカット)。
食後、この旅館には天体ドームがあり、9時30分から見学(約20分間)を予約していた。
時間になり、天体ドームの中に案内されると、夕食ごろまで降っていた雨は嘘のように止んでいて、暗闇に目が慣れてくると天体ドーム内からはたくさんの星々が望めた。
天体ドーム内では担当職員の方が、夏の大三角形と呼ばれる、こと座の1等星ベガ(織姫)、わし座の1等星アルタイル(彦星)、白鳥座の1等星デネブなどについて解説を交えながら天体望遠鏡を覗かせてくれた。
見学後、部屋に戻って再度缶ビールを飲むなどして寛いだ後、就寝。長門湯本温泉 大谷山荘 宿・ホテル
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