奄美群島をアイランドホッピング！

2023/07/01 - 2023/07/03

沖縄地方の梅雨明けを待って、７月初旬、日本の国内空港全踏破をすべく未踏の喜界島、沖永良部島、与論島へのアイランドホッピングを計画。

エリア 与論島(鹿児島)

初日の鹿児島はあいにくの大雨。約30分遅れで羽田を離陸。果たして無事到着できるか？心もとない旅のスタートです。

大雨の中、鹿児島空港に無事着陸。乗り換え便までしばらく時間があるので「大空食堂」にて腹ごしらえ。ご当地グルメ「鶏飯」のバイキングを食す。

鹿児島空港１階バス乗り場付近にある足湯「おやっとさぁ」でのんびり。「西郷どん」がお出迎えです。

線状降水帯が鹿児島南部に発生！天候調査中とのアナウンス。もしや欠航？不安な時が流れる。

通常の航路を西へ大きく迂回することで雨雲を避け、ようやく「沖永良部島」が視界に入ってきた。JACさんありがとう！

沖永良部島、初上陸！ここは西郷隆盛が一時、奄美大島、徳之島に引き続き「島流し」された地でもある。滞在時間は約２時間ほど。時間的に考え「日本一のガジュマル」は諦め、空港から徒歩圏内の海岸へと向かう。

ようやく夏空と透明な奄美ブルーの海が目前に広がる。ここの海岸一帯は「ハマユウ群生地」として有名だとか。アダンの実も南国気分を感じさせてくれる。

沖永良部島を後に機は北上し、徳之島空港に着陸。徳之島は２度目の来島なので、今回は軽くホップする。こちらも空港から徒歩圏内に西郷隆盛の配流された地があり一見の価値ありです。

本日予定の最終便で「奄美大島」へ。何とか１日目は危なげながらスケジュールをこなすことができました。奄美大島の中心地は「名瀬」。空港からリムジンバスで約１時間とかなり離れている。観光にはレンタカー必須の島だが、今回は翌日の喜界島が目的地のため空港往復バスを利用する。

今回の宿泊ホテル「奄美タワーホテル」は名瀬港のすぐそばで、空港リムジンバスのバス停留所前なのでありがたい。大浴場とサウナが魅力だが他は昭和を感じさせる。寝るだけなので特に問題はなし。

ホテル最上階のレストランからは名瀬港が見えます。

ホテル前から再びリムジンバスで奄美空港へ向かう。本日は喜界島を往復し、その後、最終目的地「与論島」を目指す予定。

定刻で喜界島に到着。僅か20分足らずのフライトタイムです。空港前には「日本で最も美しい町」の看板が。

奄美、沖縄地方の発酵飲料「みき」、身体にやさしい健康食品です。

再び奄美空港へトンボ帰り。いよいよ今回最終目的地「与論島」へ向け出発。天気も次第に回復して期待は膨らみます。

沖縄本島最北「辺戸岬」が視界に入り、珊瑚礁の美しい海を見ながらゆっくりと与論空港に着陸。私事ながらこれで日本国内空港をすべて着陸したことになりました。

与論空港は小さな空港ながら観光地らしい装飾があちこちで見られます。到着便が着くたびにホテルの送迎バスやレンタカー係員が姿を現します。

空港前の民宿でレンタカーを借り、与論島のメインスポット「百合ヶ浜」へと向かいます。「今日はきれいに「百合ヶ浜」が出現してますよ」と言われ期待が膨らみます。

鉄道の走らない与論島。「天の川銀河鉄道のヨロン駅」とは粋な計らい！与論港と空港の間にあるモニュメント。夜空には満天の星座が望めるのか。

空港からレンタカーで15分ほどで「大金久海岸」に到着。ゲートをくぐり真っ白な砂のビーチに向かいます。

ビーチの沖に明るいブルーの部分が「百合ヶ浜」。

観光客はほとんどおらず、しばし絶景に見惚れて佇んでおりました。トップシーズンとは違った静かな楽園のようでした。

真っ赤なパラソルがリゾート気分を盛り上げる！

「百合ヶ浜展望休憩所」。ここから眺める「百合ヶ浜」も大変美しい。奄美群島国立公園に指定。

空港へ戻る途中、赤崎海岸近くにある「与論民俗村」。与論島の島民の暮らしや文化、藁葺き家屋や農具など案内してくれます。

今回はJACのATR機にずいぶんお世話になりました。最後の鹿児島便は胴長のATR −72。

「百合ヶ浜」を真下に眺め一路鹿児島へ。

鹿児島から羽田へは「JAL Colorful Dream Express 」のB767-300ER。

機内もディズニー仕様。

羽田到着前の機窓からは富士の夕景で旅を締め括る。終わり良ければ全て良し！