2023夏・青春１８きっぷ旅（パート１・名古屋から岐阜県域へ）

2023/07/25 - 2023/07/26

2023年夏は、4年ぶりの大相撲観戦が目的で、韓国経由（？）で名古屋に戻って来て、結局2週間ほど実家で過ごすこととなりました。

10日目に大相撲を生観戦した後は、千秋楽までテレビテレビ観戦。豊昇龍関、初優勝おめでとうございます。

本年の名古屋場所は、伯桜鵬関を始めとして、3人の新入幕力士が全員三賞を受賞するなど、若い力の台頭を感じる、とても楽しい場所になりましたね～。そして、ケロケロ化粧まわしの金峰山関、千秋楽に惜しくも負け越してしまいましたが、この化粧まわしをずっと使って欲しいケロ～。今後、万が一幕内転落しても、きっとケロケロまわしのお蔭で、カエル入幕できると思うのだケロ～。


何のこっちゃ…。


お相撲が終ってしまうと、スモロス（？）になり、千秋楽の翌々日に、恒例の母と姉との美術鑑賞イベントを経て、その翌日には、2023夏の１８きっぷシーズンも開幕しておりましたので、取り敢えずは関空から飛行機に乗るべく、名古屋を出発し、岐阜県域を経て滋賀県域に入るまでが本旅行記の内容となります。

（表紙：名古屋市美術館のカフェにて、母と姉と共に頂いたフランスの郷土料理・ラタトゥイユ）

エリア 名古屋(愛知)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

夏ですね～♪

実家のマンション階段上にて、蝉の死骸を発見。

蝉さんって、長い人生（蝉生？）の殆どを土の中で暮らし、最後に大騒ぎ（？？）してからあっけなく死んじゃうのよね…。

そのことを思うと、自分が長々と無駄に生きていることを申し訳なく思ってしまいます。

でも、人として生まれた以上、一生懸命生きないとね！
蝉さん、ゴメン！！

実家での暑い日々の暮らし。

時々は早朝の涼しいうちにと思って散歩しますが、この時期は朝6時台でも結構暑く感じるのよね…。

で、１８きっぷ旅出発の前日。
くそ暑い中、美術鑑賞に出かけましょう。

敬老パスを有している母（姉とは現地合流予定）と同行するため、いつもなら基幹バス乗り場の引山バス停まで歩くのですが、もう少し近い市バスに乗車し、このバス停で乗りカエルことにします。

引山で乗りカエルてもいいんだけど、一つ前のこちらで乗りカエル方が、座れる確率が少しでも大きいかな、と、母のことを思う孝行息子（←この程度で孝行ぶるな！）。

で、名鉄バスに乗り、目的地最寄りの白川公園前バス停で下車。

ここで先にとうちゃこしていた姉と合流します。

時刻は間もなく午前10時です。

木立に囲まれた白川公園ですが、流石に暑いわ…。
でも、北海道暮らしが長くなると、この纏わりつくようなジメッとした暑さが、懐かしく感じられるようになりました。

白川公園 公園・植物園

北海道では見かけることのない百日紅（サルスベリ）。
元々は中国南部原産の熱帯地方の花なんですね。

北海道には猿もいないから、サルが滑ることもないか…。

何のこっちゃ…。

本日の美術鑑賞は、マリー・ローランサン展です。

おフランスザマスわね、オホホッ。

たった30万の自腹で、ビジネスクラス（多分…）でパリを豪遊できる国賊議員・国賊党員の方々が羨ましいでござる…。（きっと彼女らは、どさくさ紛れにマイルとかもがっぽり貯めてるんだろうな…。）

名古屋市美術館 美術館・博物館

訪問記念に母の記念撮影をする姉の様子を記念撮影する○鹿息子（弟）。

えっ、作品を撮っちゃってもいいの？？？

安心してください、はいてますよ！
じゃなかった、このように本展覧会では、撮影可能な作品にこちらのマークがついておりました。

ピカソやブラックとも交流があったとのことで、特に初期の作品には、キュビズムの影響が色濃く見られますね。

で、これ以上、審美眼がない私に美術論を語る資格はありませんので、以後は省略。

昨春には同じ名古屋市美術館にて、ゴッホ展を鑑賞しましたが、あの時と同様、本展覧会チケットにて、常設展も鑑賞することが出来ます。

という訳で、地下１Fに移動して、常設展も鑑賞します。
名古屋市美術館のコレクションとしては、この画像一番左の、モディリアーニの作品（おさげ髪の少女）を連想される方が多いかもしれないですね。

たまには市美術館のカフェでランチしてみましょう。

まあ、メニューはこんな感じで、そんなに種類は多くないですが…。　

客席の様子。
気品ある奥様方が他に二組、優雅に絵のことを話しながら（？）憩っていらっしゃいました。　

三人とも、同じメニュー、フランスの郷土料理「ラタトゥイユ」をオーダー。

おフランスらしく、フランスパンと共に頂くザマス。
（飲み物（コーヒーor紅茶）付き、1,000円）

いまググってみると、ラタトゥイユというのは、正確にはフランスでもニースの郷土料理とのことですね。

簡単に言ってしまえば、夏野菜の煮込み料理です。

男の子（←おっさんやろ！）の胃袋には、ちょっと量が少なめでしたが、お上品に頂きました。

チャルモゴッソヨ（←フランス語で「ご馳走さま」の表現はあるのかしら？？）

で、この日はその後、隣接の名古屋市科学館が誇る、プラネタリウムでも観に行こうか、と話していたのですが、夏休み期間中ということもあり、プラネタリウムも混雑していて、次の回のが満席となっていたため、あえなく断念。

まあ、いつでも来れるから、と、また今回もご縁なく、世界に誇る名古屋市科学館のプラネタリウム初鑑賞は、先送りとなってしまいました…。

名古屋市科学館 美術館・博物館

で、結局は栄まで歩き、何やら忙しそうな姉とはここでお別れ。

最後は母と二人でお買い物のため三越へ。


昨春同様、屋上の神社前にて、息子の放浪癖が治りますようにと祈願する母の様子。

名古屋三越 (栄店) 百貨店・デパート

そして、観覧車も眺めましたが、何よりも暑いので、すぐに退散。

名古屋三越 (栄店) 百貨店・デパート

こちらの観覧車が登録有形文化財に指定されてから、もう16年が経つんですね～。

こちらのカンガルーさんも有名ですね。

オリエンタル中村百貨店時代の歴史を今に伝える子でもあります。

オリエンタル中村時代は、屋上が四階だったんですね～。
観覧車も、現存するものとは違う初代観覧車の貴重なお写真です。

その当時のオリエンタル中村百貨店の様子。

ちっちぇー！！！！

昭和30年代には、7階（屋上は8階）まで増改築されているんですね。

で、東館と南館も増設されて、現在の姿になりました。

でも、東隣の中日ビルも、数年後に大きく生まれ変わってオープンする予定ですし、栄の都心部で、三越の建物も小さく感じるようになりましたね。

そのうち、この建物全体がなくなってしまう日も訪れるのかも…。

最後はコンパルにて、スイーツでも頂きましょう。

母はフルーツパフェを…。

コンパル 栄西店 グルメ・レストラン

私はチョコレートパフェを…。

そういや、パフェなんて食べたの、何年ぶりだろう～。

最後は栄から地下鉄東山線に乗りましょう。

栄駅 (愛知県) 駅

で、一社駅にとうちゃこ。

一社駅 駅

ここからは市バスにて、実家最寄りのバス停で下車。　

最後に母の後ろ姿を見守りながら帰宅。

いつまでも元気でいてね～♪

香流川緑道 花見

旅立ち前日の夕陽。

暑い1日でした…。

で、翌日。

北海道に向かってしゅっぱとする日となりました。

尚、本当は陸路でカエルろうかと思っていたので、復路の予約は一切しておりませんでしたが、経由する予定の秋田エリアが大雨で大変な模様だったので、予定をカエルて飛行機を利用します。

ただ、この時期の直前手配はLCCでも高いので、こりゃ、トクたび狙いだな、と思っていた矢先、丁度飛びたい時期に、4500マイルにて飛べる区間として、KIX→CTSというのが設定されていました。という訳で即手配。

この日は名古屋からKIXまでと、CTSから和寒まで（途中はバス）の18きっぷ梯子、となる予定です。

まずは最寄りのJR駅がある千種を目指しましょう。

名古屋市交通局のマナカマイレージポイントルールが変更になったらしいね。

まあ、基本的に改悪だろうけど…(;´Д｀)。

前日と同様、一社駅利用です。
母がいないので、本日は40分程歩いてとうちゃこしました。

一社駅 駅

で、千種駅にとうちゃこ。

千種駅 駅

名古屋の地下鉄とも、暫くお別れです。

さいなら～♪

ここで１８きっぷを購入し、2023年夏の青春１８きっぷ旅がスタート。

まずは中央線で名古屋方面を目指しましょう。

JR千種駅の駅名標。

千種区は名古屋にしかない区名ですね～。

で、この子に乗ってしゅっぱと～♪

名古屋駅まで行っても良いんですが…。

下りの東海道線に先回りして座席確保するため、金山で下車。

この駅名を聞くと、もうすぐなくなってしまうであろう、同名の北海道の駅をどうしても連想してしまう…。

あっちの金山もこっちの金山位に乗降があれば、廃止にならなかっただろうに…。

金山駅 (愛知県) 駅

で、新快速に乗りカエルため…。

東海道線ホームへ移動。

東海道線上では、尾頭橋駅があるので、中央線駅名標とは両サイドが異なっているのが味わい深い…。

尾頭橋駅は、元々はナゴヤ球場での試合開催時に、貨物線を利用して設置されていた臨時駅「ナゴヤ球場正門前」駅の名残ですよね～。

で、この子に乗ってしゅっぱと～。

名古屋駅にて多くの方が下車されますので、楽々座席を確保出来ました～♪

木曽川を渡って岐阜県域へと入ります。

木曽川駅 駅

で、長良川と揖斐川（は画像なし）も渡って…。

新快速の終点、大垣にとうちゃこ。

忙しそうな大垣ダッシュの人々を横目に、ゆっくりと乗り継ぎ列車へと向かいましょう。

大垣駅 駅

今乗ってきた子と、これから乗る子のお顔が並んでいました～。

ポスターにて、数分（数秒？）間の大垣観光。

大垣といえば、奥の細道の終点でもありました。
大垣夜行の終点（始発）でもあったけど…。

大垣城も地味にまだ行ったことないな…。

という訳で、米原行きに乗車。

座れなくても良いや、とゆっくり歩いたのに、案外、通路側の席が一つ空いていました。日頃の行いが良いんでしょうね～♪

で、特に１８きっぷシーズンは混雑が常態化している大垣→米原間を移動しつつ、滋賀県域を目指しましょう。県境駅は天下分け目の関ケ原駅となります。

という訳で、本旅行記はここまで。

最後までご閲覧下さり、どうも有難うございました。

関ケ原駅 駅