東京九州フェリー(ツーリストS)で、横須賀から新門司港行きの快適な船旅で北九州小倉まで　2023年6月

2023/06/09 - 2023/06/10

2021年7月より横須賀港からフェリーで九州まで行けるようになり、乗ったことある人の感想がみんなそろって「最高！」という声が。コロナが落ち着いたら乗ってみたいと思っていたら、ちょうど夏休みがとれたので、念願の東京九州フェリーで21時間かけて横須賀港から北九州の新門司港まで行ってみました。乗った当日は大型台風接近のせいで波が高い予報だったので、初めて酔い止め薬を購入して乗船したものの、ほぼ揺れず(乗り物酔いしたことない人の感想ですが)酔い止め薬にお世話になることもなく、船内は評判通りに快適で、レストランも安くておいしいし、個室も船内も居心地がよく、特に大浴場とサウナが最高でした。さらに新門司港からは無料送迎バスで北九州の小倉駅前まで送ってくれるので、文句なしのフェリーの旅でした。
今回は往路はフェリー、復路はマイルを使って飛行機の旅にしましたが、次回はフェリーに自家用車を乗せて、北九州から自宅まで帰ってくる旅もやってみたいな。

東京九州フェリー　https://tqf.co.jp/

今回の旅の旅程
6/9　23：45　横須賀港発　21時間の船旅
6/10　21：00　新門司港着　無料送迎バスで小倉駅前まで　小倉泊
6/11　レンタカーで佐賀の呼子へ　呼子泊
6/11　佐賀県内を観光　佐賀市泊
6/12　佐賀空港から飛行機で帰る

エリア 横須賀(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

2023年6月9日　職場からフェリー乗り場まで徒歩10分の距離なんだけど、17時に仕事が終わってから23：45のフェリー出航待ちで近所で飲んでいると、いっぱい飲んでしまい、船酔いしてしまったら大変なので、1度帰宅して荷造りしてから自宅を出発。焼鳥屋さんで夕飯を食べてから、横須賀若松マーケットのダイニングバー「ロータス」でチェックイン時間まで軽く1～2杯。


ロータス　https://wakamatsu-market.jp/shop/lotus/
京急の横須賀中央駅から徒歩2分の若松マーケット内の2階

明るい女性店主が、おいしい手作り餃子と冷え冷えの横須賀名物3冷ホッピーなどを提供してくれて、女性1人でも入りやすい、フレンドリーでとても居心地のよいお店。禁煙なのも最高。東京九州フェリーに乗る前に立ち寄るお客さんもいるみたい。

ロータスからスーツケースを引いて、徒歩12～13分で横須賀新港にあるフェリーターミナルへ。

https://tqf.co.jp/embark/

22：30ごろフェリーターミナルに到着。チェックインは我らが一番最後でした。もうちょっと早く行った方が良かったかな。
それにしても横須賀から気軽にフェリーで北九州まで行けるなんて、九州が近くなった気分。
今回はたまたま予約していた日が旅行支援の対象となり、予約後に旅行支援が復活したということで東京九州フェリーから電話があって、運賃と追加の個室代を2割引きにしてくれて、お安く行けることになりました。

横須賀のフェリーターミナルは新しい建物なので、とてもきれい。お食事もできるし、横須賀土産も売ってるし、空港の待合みたいなイメージでした。

https://tqf.co.jp/embark/

いよいよ乗船。今日の横須賀→新門司の船は「それいゆ」。
アナウンスが流れ、先に車とバイクが乗船。我ら徒歩組は一番最後の乗船。

まずは船内をチェック。

乗船すると、豪華なロビー。

このフェリーは二輪車が人気らしく、繁忙期やバイクシーズンは二輪車でいっぱいらしい。今日は梅雨時期なのと、台風が近づいているということで、船内はかなり空いておりました。

ロビーには売店があって、お酒やつまみの心配もなし。

https://tqf.co.jp/spend/store/

アイスクリームまであるし、しかも値段が普通のコンビニ価格。すばらしい。

自販機にはカップヌードルもあって、横には給湯器もあり。

船内では映画の上映や・・・

プラネタリウムもあるらしい。

今回はお風呂、昼寝、食べるばかりで、映画もプラネタリウムも参加しなかったから、次回にとっておこう。

レストランの営業時間。
夜食タイムは参加せず、朝食からお世話になります。

その後も船内をウロウロ。
4階の女子トイレは洗面台もいっぱい。

お手洗いもきれい。

トイレの中にコインランドリーあり。ビジネスホテルみたいです。

さて、写真撮影は終わりにして、さっそく自分のお部屋に参りましょう。
今回予約したのは個室の「ツーリストS」。
ホテル仕様のデラックスルームは、予約開始ど同時にうまるぐらい人気らしい。
我らは「ツーリストS」のシングルタイプなので、ダンナと隣同士のお部屋を予約。

運賃12,000円はツーリストＡというカプセルホテルのようなベッドが付いておりますが、6,000円追加すると個室になるので「ツーリストS」を選択。合計運賃18,000円也。
今回は旅行支援のおかげで2割引きなので、1人14,400円でした。

ツーリストSの中に入ると、ベッド、机、いすがあり、ちょうどいいプライベートな空間。

https://tqf.co.jp/room/#room-s

テレビ付き。地上波よりも衛星放送がよく映りました。

テレビを見るには、ヘッドホンが必要。売店へ行って、ヘッドホンをお借りしました（レンタル無料）

コンセンはUSBも完備。スマホの充電もばっちり。
陸に近ければfree-wifiも使えるんだけど、その場合はスマホの電波もかろうじで拾えるので、今回はfree-wifiは利用せず。普段スマホを見なくても生きていけるタイプなので、スマホもほとんど利用せず、お風呂とお昼寝で船内で過ごすことに。

https://tqf.co.jp/spend/activity/#wi-fi

お部屋の外にはたくさんのごみ箱が。

私のお部屋のフロア(5F)のトイレは個室が2つだけ。

5階はお部屋にトイレ付のデラックスルームが多いから、洗面やトイレがコンパクトなのかな。

5階にあるツーリストAのお部屋。
こちらは追加料金なく基本料金の運賃12,000円に含まれるプライベートなスペース。

https://tqf.co.jp/room/#room-a

フェリーってひと昔前は大部屋で雑魚寝のイメージがあったのに、この個室はすばらしい。

今日はガラガラだったので、5階のツーリエストAエリアはだれもお客さんがいなかったので、写真を撮らせていただきました。

カプセルホテルみたいで、こっちも快適そう。
女性専用もあるみたい。

そのほか、デラックスルームやペットと泊まれるお部屋など、快適はお部屋がたくさんあるらしい。
https://tqf.co.jp/room/

楽しみにしている大浴場は乗船時から可能。
出航前に大浴場へいって、出向時にはお風呂につかって、対岸から横須賀を眺めなくては。

ひととおり、写真をぱちぱち撮影したら、大浴場へ。
こちらは脱衣所。（だれもいないことをを確認して撮影）

フェイスタオルレンタル100円、バスタオルレンタルが200円でしたが、
自宅から本日引退するボロボロタオルを2枚持参したので、レンタルはせず。

露天風呂につかりなから、見慣れた地元の海と陸を船上から眺めることができました。
https://tqf.co.jp/spend/bathing/

ゆっくりお風呂につかってリフレッシュしたあとは、お部屋へ戻り、午前1時ごろ就寝。
私はこのベッド、腰にも優しく、寝心地がとてもよかったです。
船内ではずっとジャージで過ごし、くつろぎました。

2023年6月10日　朝7時半ごろ起きて、洗面スペースで洗顔してさっぱり。もう横須賀からかなり離れて愛知県あたりらしい。

朝食タイムなので、8時の開店に合わせ、レストランへGO。

1番に入店。

https://tqf.co.jp/spend/restaurant/

ファミレスのように、ディスプレイで注文。夜食・朝・昼・晩とメニューや値段が異なるのもナイス。

ダンナは朝カレー800円。私はモーニングセット700円。クロワッサンが焼きたてでおいしかった。

今回は旅行支援で1人2000円のクーポンがもらえたので、そのクーポンで朝ごはん。

レストラン内には航空会社のラウンジのようなヒエヒエのジョッキで飲める生ビールサーバー(ニコニコ現金払いの自販機650円）があり、これは営業時間外でも飲めるらしい。
ダンナがかなりお世話になってました。

レストランの奥にはデッキへ出れるスペースあり。
ここでBBQもできるらしい。

我らはBBQは申込せず、冷房のきいたレストランでランチをすることに。

デッキも風は強いけど、眺めよし。

10：30すぎに、逆ルートの新門司→横須賀港へ向かう姉妹船の「はまゆう」がすれ違うというアナウンスが流れ、展望デッキも解放され、ほかの乗客さんと一緒に写真撮影。

今回の船旅は片道だけしか乗船しないけど、今後は逆ルートも試したいな。

船内の案内パネルでは、何時ごろにどの名所の近くを通るのか、時間が表示されておりました。

https://tqf.co.jp/spend/scenery/

この日はどんよりしていて、あまり遠くの景色はみれず。

想像しながら四国の外海をデッキからのぞいてみたり、

四国を過ぎると速度がゆっくりになるので、いろいろ島がみえておもしろかった。

船内にはトレーニング室もあったので、誰もいなかったので、少しだけここで運動して汗をかいてみました。

波をみながらのトレーニング、けっこう楽しかったかも。

ロビーラウンジへ行くと、テレビでは大谷さんが先発登板中。

ここでゆっくり座って大谷さんを応援しているひとがちらほらいました。

梅雨時期だからガラガラの船内だけど、GWやお盆の時期や連休がからむと、チケット争奪戦らしい。
これだけの設備で、お値段も庶民的なので、人気なのも超納得。
（通常料金とハイシーズン価格もあるみたい）

朝食後はまたお風呂。
（だれもいないことを確認して撮影）
サウナにも入って、整いました。

お風呂あがったら、12時からランチタイム。
レストランで長崎ちゃんぽんと、お刺身をいただく。
そんなにおなかが空いてないので、ダンナとこの2品をシェア。

https://tqf.co.jp/spend/restaurant/

ちゃんぽん900円、お刺身850円。旅行支援の地域クーポン払い。
ビールは自販機なので、現金払い。私は船酔いを警戒して、お昼もお酒はがまん。
ネット環境が使えれば旅行支援の地域クーポンが使えるという環境だったので、かろうじてスマホ電波でregionPayでお支払いができました。
ビールは現金払いなので、まだ地域クーポンが使いきれてないから、夕飯でもまたクーポンが使えるのがありがたい。

ランチ後は、自宅から持ってきたミニトマトとキウイをフリースペースで食べました。

まわりのお客さんはクーラーボックス持参が多く、本気で酒盛りしてる人もいて、常連さんはすごいなと感心。車だったらクーラーボックス持参もありだな。

ランチ後はまたお風呂。（だれもいないのを確認して撮影）
ここの露天風呂、夜も入ったけど最高。

https://tqf.co.jp/spend/bathing/

お風呂がかなり気に入ったので、4回も入ってしまった。
たまたまですが、お風呂が貸し切りすぎて超快適。

その後、またお部屋に戻りお昼寝・・・
本も持ってきたのに、お風呂が最高すぎて、本は1ページも読まないハメに。

食べる、寝る、入浴をくり返していたら、最後のレストラン営業タイムの18時に。
夕飯はもうお酒を飲もうかな。
チキン南蛮1,100円と、ワイン、瓶ビールをオーダーし・・

フライドポテト400円。このフライドポテトがガーリックパウダーがかけてあって、揚げたてサクサクでお酒がすすむ。

最後に明太子とポテトのクリームグラタン800円も頼む。船内のレストランって高そうなイメージがあるのに、東京九州フェリーのレストラン、安くておいしいかったです。

レストランにはお水とお茶はフリーセルフサービスとなっていて、サービスも充実しておりました。

夕食後はフォアードサロンへ。

サンセット鑑賞。

大型台風が近づいているとは思えない海の様子。

19：30ぐらいにきれいな日の入りを見ることができました。

その後はお部屋に戻り、荷造りをしたら、あっという間に新門司港へ到着。

定刻どおりの21時に到着。横須賀から21時間のフェリーの旅だったけど、快適すぎてあっという間に到着したイメージ。疲労感ゼロ。

下船したら、フェリーターミナル正面に小倉までの無料送迎バスが待っていました。新門司港から約45分で小倉駅前の新幹線口バスターミナルまで送迎してくれるというありがたき送迎バス。

小倉のバスターミナルに到着後は、徒歩で本日の宿泊先である「東横イン小倉新幹線口」へ。22時すぎにはチェックインできました。
https://www.toyoko-inn.com/index.php/search/detail/00219/

この日は土曜日でツインが空いてなかったので、シングル2部屋のコネクティングルームを予約。広々使えて快適でした。ここでも旅行支援が使えて2割引で宿泊にクーポン付。ありがたい。
フェリーでさんざんお昼寝したのに、またぐっすりと快眠。

東横イン小倉新幹線口はお部屋から新幹線が見えて、新幹線好きには楽しいかも。
フェリーで無事に九州入りした我らは、翌日から小倉でレンタカーを借りて佐賀の呼子までイカを食べに行くことに。

とにもかくにも東京九州フェリーが快適すぎて、すっかり気に入ってしまいました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

旅は　https://4travel.jp/travelogue/11848599　へつづく