タイの鉄道に乗ってみる旅・バンコク～チェンマイ12時間夜行寝台列車

2023/07/16 - 2023/07/20

５月の女子会旅では、最後の最後にラウンジアクセスのできるカードを財布ごと無くしてしまうという大失態を犯したので、今回はそのリベンジも兼ねております。
どうせ行くなら、バンコクだけじゃつまらないってことで、チェンマイへ夜行列車で移動しました。チェンマイ訪問はなんと10年ぶり。
カオソーイ食べたいなぁ、くらいの感じなので特に頑張って観光はしていません。観光地のことを知りたい人には全く参考になりません、ごめんなさい。
本当は、インドのコルカタに行きたかったんですよねぇ。ブツブツ…

＜旅程＞
7/16 NRT 14:45- BKK 19:35 XJ603（エアアジア）
7/17 サイアムパラゴンの「タリンプリン」で昼食
　　 友人と合流＠「イムちゃん」
　 　 クルンテープ・アピワット駅22:30 発
7/18 チェンマイ駅 12:10到着
　　 カオソーイ
　　 ナイトマーケット
7/19 CNX 11:25-DMK 12:45
　 　昼食～マッサージ～ビアガーデン
7/20 BKK13:00-HND 21:10

エリア バンコク(タイ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 3.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: エアアジアX タイ国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

成田空港には、予定通りの12時前に到着。
エアアジアのカウンターはとても混んでいましたが、オンラインチェックインを済ませておいたので、並ぶことなく３分で手続き終了。

夏休み前なのに、結構にぎわってますねぇ。

ターミナル２は、プライオリティパスで入れるラウンジでは食事が出ないので、３階の「そじ坊」でお昼ご飯＆ビール♪

天丼のごはんがおいしくって、残さず完食してしまいました。

カードラウンジで、出発前の缶ビールを１本！

エアアジアXJ603便は、90％くらいの乗客率。遅延なく、むしろちょっと早めにバンコクに到着しました。

なんだかんだで21時頃に定宿「レトロ39」にチェックイン。
夕ご飯を食べに行こうかと思ったけど、疲れてしまったので、コンビニでビールとおつまみを買って済ませました。

翌朝。
近くの屋台でパートンコーと豆乳、練り物+カオニャオ、スイカを購入。

いつもは空港で調達するSIMですが、今回は街中で買ってみました。
近くのショッピングモール「エムクオーティエ」には、AIS、TRUEなどの通信会社が出店しています。
その中で、一番親切だった（暇そうだった）dtacのカウンターで購入。
電話番号だけだと49バーツですが、これに何か手続きをしてインターネット３日分使えるようにしてもらうと、合計で159バーツでした。
空港で買うミニマムの250よりちょっと安い。
むろんタイ国内では問題なく使えたので、お時間のある方にはお勧めします。
ちなみに、エムクオーティエB1にある両替所は、高レートですよ♪

SIMもゲットしたし、夜発のチェンマイ行きまで時間がある。
しばらく食べてない「プーニムトートガティウム」を食べたいなぁと思い、検索して「タリンプリン」に行くためセンターワールドまで、バスで来ました。551エアコンバス20バーツ。
この時期は果物がたくさん収穫できるシーズンとあって、果物祭りが催されていました。

なんと！ショックなことに「タリンプリン」センターワールド店は閉店。
仕方なく近くのサイアムパラゴン店へ移動しました(泣)

さっそくビールをいただく。

プーニム（ソフトシェルクラブ）だけでは足りないかもと思い、こんなフライドライスを頼みました。名前は忘れたけど、おいしかったです。

こちらは「プーニムトート・ガティウム」（ソフトシェルクラブのガーリック揚げ）
久しぶりに食べた！おいしい！
でも、でも…なぜか以前よりも感激が少ないのは何だろう？
年を取って、鈍感になった私が、いた。

部屋へ帰ろうとして、また電車を乗り間違えた。
タイのBTSって、ややこしい。
反対方向のアヌサワリーまで来てやっと気づく私も、ボケてんなぁ。
駅の前のビル、ちょっとおもしろいから気になった。

夕方、日本から来る友人Cちゃんを迎えに行ってから、宿の近くの「イムちゃん」で夕ご飯。
偶然にもこの時期にバンコクに来てたYちゃんが、近くにいるというのでちらっとだけど、再開を果たしました。いやぁ、まさに7年ぶり？相変わらず美しいYちゃん。元気そうでよかったー。

イムちゃんには、生ビールがあるのよん。♪

オップウンセンやら、卵焼きやら（いつも同じラインナップ）。
でも、安定のおいしさ。

「クルンテープ　アピワット駅」22:30発に乗るため、21時にはチェックアウトして、MRTに乗りました。
プロンポンからは約30分で着きます。

各方面へ行く鉄道の駅ということで、よーく確認しないと自分の乗る列車を間違えてしまうことがあるので、注意しましょう。

私たちがのる列車は、端っこのホーム

お姉さんに聞いたら、15分前に開門。

ちょっと待って、ホームに降りたら、列車はずーーーと向こうにある。
え？こんなに遠いの？

余裕をもって、駅に行きましょう。

車掌さんがいるので、乗る車両を確認してから乗り込みます。
タイ国鉄のチケット購入できるサイトは
https://dticket.railway.co.th/DTicketPublicWeb/home/Home

カーテンに番号がついているので、乗車票の番号と確かめましょう。
私の席はこんな感じ。

カーテンを引くと、駅のホーム

既にシーツが敷いてありました。

車内は寒いくらいに冷房が効いていて、さらに扇風機がバリバリ回っていて、寒い寒い！
持参した「ウルトラライトダウン」が大活躍しました。

車内はこんな感じ。
昭和ですなぁ。ワクワクしますね。

家でプリントした乗車票でOK。
検札に来た車掌さんが、パチンと穴をあけました（笑）

タイ国鉄公式サイト
https://dticket.railway.co.th/DTicketPublicWeb/home/Home

洗面所

乗車時間の半分くらい来たころかな。

朝日が昇り始めました。

午前６時ごろ。
力強い、太陽の光が大地からのぞきます。

「サンライズ・チェンマイ号」！！
と、はしゃぎながらLINEで日本にいる友人たちに、写真を送りました。（笑）

途中のデンチャイ駅
時刻表によると、7:20着。

８時になったので食堂車に来ました。この車両はエアコンなし。自然の風が気持ちいいです。
始発駅で、朝食を注文しておきました。

えび焼きめし定食。
とてもボリウムがあります。
予約なしでも、定食は食べられるみたいですよ。

途中のかわいい駅。

BanPin駅と思われます。
高原のリゾートのような雰囲気。

朝食後、お腹が満たされた私は、好奇心を満たしに列車探検に行きました。
これは、一番前の気動車の次の貨物車両。
あまりにがらんとしているので、びっくりした。

次に続くのは2等のノンエアコンの寝台。
この列車は、主にスタッフたちが利用していました。

つぎは、3等車。
ノンエアコンの硬座

こちらはノンエアコンの２等座席。

結局この列車には1等車はついていませんでした。
予約の時に、空いているはずなのに取れなかったのはなぜかなぁと思っていたけど、やっと納得できました。

そんなことを考えていたら、チェンマイ駅に到着しました。

８両ほどの列車は、半分くらいの乗車率かな？
ノンエアコン＝ファンの車両は人気がなかったです。

チェンマイ駅は意外にも小さかった。

風情のある駅舎です。

ひとり50バーツで、希望の場所まで行ってくれるソンテウは助かります。

荷台（座席スペース）に取り付けられている扇風機。
「SANSHIRO」というメーカーのもの（笑）

15分ほど走ってパクソイ（路地の入口）に降ろされました。
「ホテルはこの先だよ」と言われ、歩くと1分ほど先に今夜の宿が見えました。

なかなかいい部屋です。

さっそく、まち歩き。
ターペー門です。
いいお天気で、暑い！

チェンマイ名物カオソーイを食べるために来ました。
「アルーンライ」レストランで。チャーンビールをグイっと（笑）

右、カオソーイ。ココナツミルクの濃厚な味とスパイシーなカレー風味が病みつきになる麺です。
左は、Cちゃんが注文したトマトと卵の炒め物。これ、すごくおいしかった。

腹ごなしに、旧市街地を散策しました。

町なかの「ワットムーンラーン」かな。
日差しが強くて、暑い暑い。

ホテルへ戻りましょう。
夜行列車でよく眠れなかったものね。

途中で見かけた骨とう品屋さん。

ホテル全景。
小さいけれどしゃれた建物ですね。
「ターペ―ツインズホテル」
この路地を50メートルほど行った先の商店は、時間制限なくビール類が買えます（笑）うれしい。

エントランスもこじゃれてますよ。

４階の踊り場

ビールを飲んで、少し休憩してからナイトマーケットに行ってみました。

道路沿いにもいろんな屋台が出てるのね。

このビールグラス？ピッチャー？
うけるぅ～　写真を撮らせてもらいました。

このお店で買えるようです（笑）

人がいっぱい

バンド演奏もあって、お祭りみたい。
毎日お祭りなんでしょうね、ここは。

ちょっと行くと、またナイトマーケット。
こちらは少し静かな感じ、

射的やらダーツやらあって、まるで夜祭。

フードコートはにぎわっていました。

虫を売る店。
よく見ると、さそりの串刺しも売っていました。

最後に立ち寄ったマーケット。

小さいながらも、にぎわっています。

このお姉さんが作るパッタイをいただきました。

麺がモチモチして、ほどよい歯ごたえがあって、おいしかったです。

チェンマイの旅は、ここまで。
バンコク編へつづく