2023/01/27 - 2023/01/29
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からみもちさん
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ゼロコロナ政策転換以降初めての旅行。
登封→洛陽→開封の順で巡った。
どれも歴史ある場所で博物館も資料が豊富で、勉強になった。
春節休みだったので人が多く、普通の店も軒並み休みだったので、開いてる店がとても混んでて、貧相な食事が多くなった。
建物がどこも比較的新しいのが残念だったが、休みの雰囲気なんかは楽しめた。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 自転車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
開封北駅。
洛陽から高速鉄道で約1時間。 -
開封北駅からバスに乗り、予約した宿に向かう。
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予約した宿。ibisホテル。
外資系のホテルで、近年中国国内で店舗を増やしている。
2015年に華住グループと提携したらしい。 -
12時前に着いたら、まだ掃除が終わってないということで、待ってる間コーヒーを出してくれた。さすが外資系。
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泊まった部屋。1泊260元くらい。
マッサージチェアはあるし、トイレはウォッシュレットだし、とても良かった。
1階にはコインランドリーもある。 -
包公祠。30元。
ホテルの近くにあり、歩いて行った。
宋時代の包拯という人物を祀ってる。
包拯は、中国の遠山の金さんみたいな人。 -
包公祠の見取り図
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数百年の歴史があるらしいが、黄河の氾濫で流されてしまったようで、建物は全部新しい。
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包公像。立派。新しい。
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墓からの出土品らしい。
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包公祠の東には包公湖がある。
この時は整備中で、水が枯渇しててひどい風景だった。
新しいし見どころもないし残念な施設だった。
湖の再開発が終わったら、散歩がてらちょっと入ってみる感じで丁度良いと思う。 -
その次には、開封府に行った。65元。
この施設も包公湖界隈にある。 -
開封府の見取り図
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開封府は、北宋時代の開封の町の役所を再現したもの。
東京都庁みたいなもん。 -
正庁の議事堂。
ここで長官が政務を処理したり重要な行事を行ったりしたという。 -
なんか催し物をやってたらしいが見逃した。
開封府は、催し物が結構あって、客を満足させる努力をしている印象がある。 -
籠を担いで嫁入りみたいなことを演じてるらしい。
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清心楼
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清心楼の上から撮影。
見晴らしはいいけど、工事中の風景が目立つ。 -
ここでも包公に関する建物がある。
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蝋人形で包公の名裁きを再現してる。
こっちのほうが包公祠より展示がしっかりしてるのではと思ってしまった。 -
池に氷が張っている。
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開封府のマンホール
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罪人を運ぶ台車。
牢獄の再現もされてた。 -
夕日に映える開封府。
開封府は、やっぱり建物が新しかったんだけど、ちゃんと当時の配置を再現してて、展示もそれなりにあって、催し物も充実してるので、面白かった。 -
この日はこれで観光を終え、ホテルでゆっくりした。
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次の日は、大相国寺、龍亭、天波楊府、清明上河園と巡った。
開封は、観光地が狭い範囲に集まっているのがよい。
まずは大相国寺。40元。 -
大相国寺の境内。
再建されて綺麗になっているが、やはり広くて立派。 -
大雄宝殿
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羅漢殿。
八角形のユニークな建物。五百羅漢が安置されている。
二重になってて、中にも八角形の建物がある。 -
中にある八角形。
この中には千手観音像が四方を向いて配置されている。 -
軒の飾りも細かい。
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蔵経楼
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大師堂。
ここには日本人の献金で作られた弘法大師の銅像が納められている。
空海がこのお寺に留学していたらしい。 -
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魯智深の像。
『水滸伝』の中で、大相国寺で柳の大木を引っこ抜いたくだりを銅像にしている。 -
やっぱり人気の撮影スポット。
開封の大相国寺でこんな像があったらそりゃあ一緒に撮りたい。 -
昼飯はここで食べた。
灌湯包という汁入り小籠包が開封の名物らしい。 -
出てきたものは微妙だった。
餡も汁も少なく、なんか電子レンジかけすぎみたいに潰れてた。
さすがに適当な店に入りすぎたか。
というか、いい加減に入った店でこのクオリティだったら、上海で食べたほうが間違いなく美味いものが出てくる。 -
馬道街。
大相国寺と鼓楼を結んで南北に走る道。
昔から運送業者の馬車で賑わってて、全国的に有名な商業街だったという。 -
通りにあったオブジェ。
「如夢録」というのは、明代の開封の町の様子を描いた本らしい。 -
鼓楼。
ここが昔の開封の町の中心だったのだろう。
さすがにとても大きくて立派。 -
屋台で木の実を売って40年って水滸伝の世界という感じがする。
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鼓楼の北の古書店街。
ユニークな建物がならぶ。 -
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医学書の古本屋。
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宋都御街という立派な名前の通り。
開封も再開発された区画だらけなんだけど、時間がたっているのか、こなれて住民も定着してテナントも増えていると、歩いててそれなりに楽しめる。 -
何か長蛇の列ができていた。
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列をたどると、診療所だった。
朝鮮族の人がやってる皮膚科の診療所らしい。 -
北に歩くとすぐに龍亭に着く。
入場料35元。 -
龍亭の見取り図。
公園になっていて、散策するのによい。 -
入り口から本殿までは一本道。
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両側は湖で、対岸は観光地なので見晴らしがよい。
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武大郎焼餅。
『水滸伝』で武松の兄貴が売っていた焼餅。
開封では至る所で売っていた。 -
龍亭の内門。
龍亭とは、清の時代に周王府だったものを再建したものだという。
そもそも宋王朝の首都だった時代、この場所に実際に皇宮があったらしい。 -
龍亭の本殿。
高台にあって個性のある建物だ。 -
龍亭の中。
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上からの景色はとてもよい。
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龍亭の西側は庭園になってる。
梅林なんかもあって、ゆっくりできる場所だ。 -
さらに西には、天波楊府という施設がある。
入場料40元。 -
天波楊府は、北宋の時代に遼との戦いで戦功をあげた楊家の武将たちをテーマにした施設だ。
一応何か催し物の会場らしきものもあったが、春節休暇のかき入れ時にもかかわらず何もやってなかった。 -
狛犬っぽい
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天波楊府は北宋時代の正一品の武官の邸宅の様式を再現しているらしい。
様式自体はユニークだけど、そのほかに見どころはない。 -
楊家将と言えば楊家槍というわけで、楊家槍の術式を解説している。
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当時の武器を展示して解説している。
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楊氏の祖廟もある。
建物の再現度だけは高い。
しかし天波楊府だけで40元は高いと思う。龍亭より高い意味が分からない。
隣り合ってるんだから、龍亭と天波楊府と清明上河園を一枚のチケットで自由に行き来できるようにすればいいのに。
通り道だったから入ったが、天波楊府単体で行く価値はないと思う。 -
清明上河園。
開封で一番有名な観光地。
北宋の栄えていた開封の町を描いた絵を元に再現したテーマパークで、出し物がとにかく豊富。 -
昼のチケットは120元だった。
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『清明上河図』の模写。
この絵に描写されている北宋時代の開封を再現したらしい。 -
東京埠頭。
東京開封府と呼ばれていたため、港口の名も東京になってる。
なんかうれしい。 -
船に乗って遊覧できる。
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敷地が広くて再現度もなかなか。
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蒸しパンを売ってる。
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謎のオブジェ
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東洋エリアみたいなところで提灯を色々飾ってた。
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この提灯が無数に並んでた。
精神的な健康が脅かされる。 -
夜はこの会場で歌や踊りが催される。
結構高い。とにかく人が多く、内容の想像もつくので見なかった。 -
東京食坊。
食べ物の出店が並ぶ。
人も多い。 -
灌湯包がやはりある。
奥にはパイナップル炒飯なんていうのもある。 -
ロバの肉を売ってる。
北方ではたまに見る。
昔は今よりも食べられていたようだ。 -
足の細い羊に車を曳かせている。
おじさんが曳いた方が速いんじゃないか。 -
潘金蓮が二階で茶館を開いてる。
一階の武大の焼餅屋がおまけみたいになって、すっかり占領されている。 -
警備員が道に縄をかけている。
何か始まる様子だ。 -
パレードが始まった。
龍やら鼓笛隊やら着ぐるみやら京劇っぽい扮装やらが次々に歩いてきた。 -
とにかく見物客が多い。
やっぱりみんな携帯をかざす。 -
川沿いは人が比較的少なく、のどか。
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謎にロボっぽい馬のオブジェ。
こちら側の門は、元々は出入り口だったようだが、コロナの影響で閉鎖されていた。 -
人が集まっているところは、何か出し物がある。
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王員外招婿という出し物。
宋時代の王員外という大富豪が娘の婿を迎え入れる話を題材にしている。
二階から毬を投げるのだが、御覧の通りものすごい人で、池の鯉のように毬に食らいつく。 -
この広い池では、東京保衛戦という出し物が行われる。
船を浮かべて大海戦を行うようだ。 -
ものすごい数の人が東京保衛戦の始まりを待っている。
1時間以上前から場所を取っていて、本当に座る隙間がない。 -
岳飛槍挑小梁王という出し物の看板。
ここもすごい込み具合で、会場にすら入れなかった。
とにかく、大きな出し物は全て人が多くて見れなかった。 -
園内を散策してるだけでも、色々な景色があってまあまあ楽しめる。
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梁山面館。
ここで食事をとった。 -
梁山泊の首領のポジションも代替わりして若くなったようだ。
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時遷鶏湯麵。18元。
それぞれ梁山泊の好漢の名前がついてた。
味はあっさりしてて、なかなか美味しかった。 -
かわいらしい人形。
額の月から、包公か。 -
上善門という大きい門
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上からの景色。
ここから東京保衛戦を見ようとする人で混みあってた。 -
済公が蒸しパンを売ってた。
済公も宋時代の有名な人物。
長蛇の列ができてる。 -
金水門。
ここから園内を出た。
建物の再現度が高く、出し物も豊富で良いテーマパークだったが、何しろ人が多くて、出し物を何も見れなかった。 -
大梁門。
ここまで歩いてバスで宿に帰った。
大梁は、春秋戦国時代の魏の都で、今の開封。
そんな昔から一国の首都をやってたって考えるとものすごいことだ。 -
晩飯は、宿の近くのハンバーガー屋にしてみた。
手作りというのに惹かれた。
上海でもこういう手作りを謳う高めのハンバーガー屋が結構できてる。
どういう時代の流れなのか。 -
テイクアウトして宿でアルミの包みを開けたところ。
見た目はひどいが味は悪くなかった。
アルミで包むから湿気を吸ってパンがしわしわになるんだろう。 -
次の日は、開封バスターミナルからバスで鄭州空港へ移動して、飛行機で上海へ戻る。
バス発車までの待ち時間で、近くをうろうろする。 -
新門。
バスターミナルの比較的近くにあった。
これも再建された新しいもの。 -
周りには広い濠があって、住民はのんびり散歩できそう。
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新門の近くの蘭州拉麺店で、ニンニクの芽と肉の炒め物を食べた。
中国全土で食べられるおなじみの味で、安心感がある。 -
鄭州空港。
開封は、やはり再建された新しい建物が多かったが、見どころが集まってて町ごと観光地のような感じで、なかなか良かった。
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