2023/01/21 - 2023/01/23
3位(同エリア32件中)
からみもちさん
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ゼロコロナ政策転換以降初めての旅行。
登封→洛陽→開封の順で巡った。
どれも歴史ある場所で博物館も資料が豊富で、勉強になった。
春節休みだったので人が多く、普通の店も軒並み休みだったので、開いてる店がとても混んでて、貧相な食事が多くなった。
建物がどこも比較的新しいのが残念だったが、休みの雰囲気なんかは楽しめた。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
上海から鄭州まで、高速鉄道で5時間半。
空港での待ち時間や手間等を考えると、飛行機より速い。
しかし値段が、2等車だと安くて1等車だと高いという絶妙な価格設定で悩みどころ。 -
鄭州バスターミナルから登封バスターミナルへ移動する。32元。
登封は、鄭州と洛陽の間くらいにある都市で、中岳嵩山がある。
嵩山は大室山と少室山とに分かれ、少室山には少林寺がある。 -
登封では、この宿に泊まった。
例によって外国人が泊まれる宿は限られていて、値段や設備を見てこの宿にした。
位置が中途半端で、周りに武術学校しかなくてちょっと不便だった。
バスターミナル近くで安易に宿を取った方が、スーパーやレストランも多くて便利だと思った。 -
泊まった部屋。1泊300元くらい。
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宿からタクシーで中岳廟へ行った。
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中岳廟は、嵩山を祀った廟で、紀元前の秦時代に建てられたと伝えられる。
建物自体は再建されて比較的新しいが、登封の中では古い方。 -
春節なので出し物もあって、人が多かった。
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天中閣。
中岳廟といえばこの門。 -
天中閣の裏側。
いい風合いに古ぼけている。 -
配天作鎮坊という牌坊。
中岳が土の神だということで、土と対になる天を配して云々してるらしい。 -
宋代鉄人。宋時代に作られた鉄の人像。
運気が上がるのか、ペタペタ触られてた。 -
中岳嵩山は、五岳の長なので、その他の四岳(北岳恒山、東岳泰山、南岳衡山、西岳崋山)の建物が横に配置され、真ん中には中岳廟の門があった。
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峻極門
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峻極門の門将
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中岳廟は、新しい建物もあるが、中には古めの建築物もあって、まあまあいい。
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たぶんお金を払うと吊るしてある長い布を吊るしてもらえるんだと思う。
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こちらはお札に赤い墨でなんか書いてる。
支払いが二次元バーコードなのももう当たり前。 -
紙銭を燃やしている。
燃やすことであの世の祖先にお金が届くらしい。 -
寝殿
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回廊に並ぶ羅漢像。
少し古めかしくて雰囲気ある。 -
中岳廟は、秦の時代からあることを示すものは境内の木の樹齢くらいで、建物はせいぜい清の時代。
しかし、なかなか活気があって、建物もこの辺にしては古めで悪くなかった。 -
次は、崇陽書院へ行った。30元。
崇陽景区の共通の入り口で、共通券も買うと山登りもできる。
しかしこの日は時間が遅く、崇陽書院しか行けなかった。 -
崇陽書院は中岳廟と違って落ち着いた雰囲気。商売っ気がない。
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仏像がたくさん彫られた石碑。
6世紀のものらしい。
ここにはこういう古い時代の石碑がたくさんある。 -
崇陽書院の門。
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書院再建の碑。
康熙十二年と書いてある。 -
装飾が古めかしくてよい。
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丸い池
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書院の校則
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非常に中国っぽい通り口
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蔵書楼
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二将軍柏。
漢の武帝が訪れた際、この柏の木があまりに立派だったので、将軍と名付けたのだという。
樹齢4500年で、中国最古らしい。 -
古い石碑がたくさんある。
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6世紀の仏教の石碑と11世紀の道教の石碑
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この木も古い。
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崇陽書院は樹木や石碑に古いものが多く、歴史的価値の高さを感じる。
しかし観光地にしては全てが地味。
子供の情操教育にはいいのではないか。 -
門の隣には、大唐碑というバカでかい石碑がある。
唐の時代のものらしい。 -
二つとも嵩山が崇拝されてきた歴史を感じられる場所だった。
興味がなければ退屈かもしれない。 -
崇陽書院から宿まで歩いて帰った。
帰り道は、春節休みで閉店の店が並んでいて、とりあえず開いてた店で食事した。 -
[火会]面を食べた。
店の主人に普通のと優質のがあると言われ、優質は何が違うか聞いたら、「肉多」というシンプルな答えだったので、優質を頼んだ。22元。
羊骨ダシが濃くて味わい深かった。羊の臭みがガッツリあったが、ここまでだと逆にありなんじゃないかと思った。 -
次の日は、少林寺へ行き、その後に三皇寨風景区に行った。
少林寺は、嵩山の北に面している。
登封の町が南側なので、太室山と少室山の間の峠を越える。
宿からタクシーで20元だった。 -
少林寺は、はるか昔に一度行ったことがあったが、今は整備され、別物になってる。
入場料80元。 -
入り口を入ってしばらく歩くと、少林寺武術館がある。
ここでは少林寺の演武を見せてくれる。 -
演武は1日に何回も行われる。
30分となってるが、その中で少林寺武術の演武は実質10分程度で、ほとんど余興をやってる。 -
会場の様子はこんな感じ。
最初の10分は知らない爺さんの書道の実演販売だった。
その場で毛筆で書いて一枚300元で販売する。
それから集団演武があって、次に猿拳、蛇拳、鷹拳などの紹介、あと何かの基本動作で、武術はほぼ終わり。
それから客を三人くらい壇上に上げて拳法の型をやらせて笑いをとったり、その次は鉄板を頭で割る、喉で槍の穂先を受け止める、などの大道芸があった。
メインは10分に満たなかった。
何もできない素人を上に上げて笑いものにするとかあまり気持ちのいいものではなかった。 -
武術館の敷地内は、射的ゲームや売店がある。
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入り口にある武道家の像。
大昔にこういう像の前でポーズをとって撮った写真が残ってる。 -
すごくりりしい。
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少林寺常住院の門。
少林寺も新しく再建された建物が多い。 -
門の外にある牌坊。これは古そう。
山の北側にあるので、数日前に降った雪がまだ残っている。 -
少林寺常住院の境内。
やはり古い木や石碑が多い。 -
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達磨大師だったか。
後ろの石台の模様が拳法の型なのが面白い。 -
西方聖人殿
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冠を被っているが、釈迦牟尼像らしい。
後ろの絵は五百羅漢を描いていて、像ともども明の時代の作品らしい。 -
立雪亭
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本尊は達磨大師らしい。
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漢方とかで出てくる人間の部位
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マスクをつけるようにお願いする看板が出てる。
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常住院を出て、山の方に向かう。
焼き芋を売ってる。
焼き芋は中国でもポピュラーなおやつだ。 -
塔林。
唐から清までの約1,000年間で建てられた250あまりの仏塔が残っている。 -
現在は柵で入れないようになってる。
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それから三皇寨へと向かう。
残雪が多くなってきた。 -
三皇寨の案内図。
少林寺の背後にそびえる少室山を遊覧するコースだ。
3時間程度でまわれる。 -
ロープウェーで上ったところ。
やはり寒い。
ダウンジャケットに手袋がいる。 -
人もそこそこいるが、春節にしてはそこまで多くない。
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物価も山上にしてはそれほど高くない。
要するに見所が少ないということでもある。 -
名前を題材に詩を書いてくれるらしい。
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三皇寨は、大体こんな感じの風景の中を歩く。
中国の山でよくある感じ。 -
こういう岩肌が続く。
石英岩の断層らしい。 -
書冊崖というらしい。
書物が並んでいるように見えたか。
水平の石英砂岩の断層が石英岩になって地殻変動で垂直になったらしい。 -
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卓剣峰
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少林寺っぽい出で立ちの物売り。
ならではという感じがある。 -
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おおむね歩きやすい道だが、中には鎖を使った急な細道もある。
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石畳で整備されていて大体は歩きやすい。
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吊り橋。
大体半分くらい歩いた。 -
吊り橋の手前の祈福台にはたくさんの願い事が吊るしてある。
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石門
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三皇殿。
まだ再建されて10年弱しかたってないらしい。 -
石壁も真新しく、参拝客も少ない。
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その隣の仏閣。
閉まっていて入れなかった。 -
日が暮れて少し晴れ間が出てきた。
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南天門。
ここからはひたすら山を下るのみ。 -
好漢破まで降りる。
好漢破側から観光を始めることもできるが、どっちも同じくらいアップダウンがある。 -
観光車の駐車場。
ここから何キロか乗って、ビジターセンターで降りる。
20元。 -
ビジターセンターを出ると、何人かもぐりのタクシー運転手が待ち構えている。
登封の町まで30元だった。
少室山は宗教施設や石碑みたいなものは乏しく、少林寺自体も歴史はあるけど規模はそんなに大きくない。
やはり近年の映画等の影響が大きく、ここ数十年で整備された感じだ。
山の風景も中国ではありきたりで、一回行けば十分。
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