2023/07/01 - 2023/07/03
6位(同エリア43件中)
こぼちゃさん
鵜来島と沖の島に1泊ずつ宿泊してのんびりと島時間を楽しんできた。
天候に恵まれず青く透き通った綺麗な海を見ることはできなかったのだが、沖の島では晴れたためシュノーケルとサイクリングと石垣集落を散策することができた。特に沖の島の母島の集落は細い道で階段あり坂あり分岐ありトンネルみたいのあり橋ありで散策が楽しく一見の価値ありだと思った。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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宿毛まで電車で行こうか車で行こうか迷ったが電車の本数が少ないため車を選んだ。
船の出航まで余裕があるので1島やっておこうと思い、咸陽島に渡ろうとしたのだが潮が満ちていて島へ渡る道が絶たれているため断念。 -
ここ数年、規制や自粛要請により離島に行くのは難しい状況が続いていたがようやく行くことができるようになった。もともと島に宿泊するという考えは持っていなかったため宿毛の2島に関しては旅程を組むのが難しく計画保留としていたのだが、考え方を変えて行ってみることにした。
片島港に停泊中の2隻の定期船。2023年4月に新造船が来たらしい。
今回はレンタカーを60時間レンタルしたが片島港に2泊も駐車して
いて実際には8時間くらいしか使わなかった。
船は観光客や地元の方などわりと人が多くほかの離島便とは違って賑わっていた。 -
鵜来島に到着。
これにて船や飛行機を利用しないと行くことのできない国内の離島は250島目の上陸となった。定期便のある島で未訪問はあと30島程度あるので、国内で定期便が出ている離島は300島に満たないことが分かった。 -
集落の全景
あいにくの雨で海がきれいではない。 -
まずは宿に荷物を預かってもらい雨の中、島内を散策
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学校内を見学。
この島には車が一台も無い。廊下に交差点のレイアウトで信号機が設置されていた。
大きな校舎だが建設したときには既に子供は10人くらいしかいなかったらしい。 -
3階は天井が落ちているところが多く瀕死の状態。
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下の階には風呂があった。
まさか、この風呂に入ることになるとは思ってなかったが、宿から案内された風呂がこれだった。フナ虫と混浴だった。 -
いいセンスした命名だと思う。
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いちおう公衆電話もある
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島内の売店と乗船券売り場。
営業時間は1日3回1時間程度だが、実際には用があるときに電話をしてもらって都度開けるといった臨機応変な営業形態になっているらしい。 -
到達不可能だと思うが、この島の名所の砲台跡へつながる道を歩いてみた。
途中、良い景色を見ることができた。 -
イノシシが出くわしたり藪が増えてきたり、そろそろダメだ。
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あっ。終わった。
もう何処が道だか判断がつかない。辛うじて道らしきものは見えるが雨が降っているので引き返すことにした。島民の方もやめたほうが良いと言っていた。遭難した人もいるらしく、電話番号交換してから出かけたのだが、そうなるよねって思った。百聞は一見にしかずだな。 -
集落内は平坦な道がほとんどない。
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高台の神社からの眺め
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この島に古民家は無かったがいずれの家も年季が入っていた。
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宿に戻ると風呂に案内され、さきほどの学校の風呂でフナ虫と混浴した後に夕食となった。いろんな食材が使われていて美味しかった。
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食事のあと、ようやく部屋に入ることができた。部屋に案内してもらえないことを不審に感じていたが、部屋が山の上にあるため案内してもらえなかったということを理解できた。風呂、食事、寝室がすべて離れにあって集落内を隅々まで移動という感じだ。
夜中に手がモソモソするなと思ったら、手に巨大なフナ虫が張り付いていて発狂してしまった。それ以降、恐怖で寝られず。。。
フナ虫と混浴するのもフナ虫とベッドインするのもはじめての経験でフナ虫に愛された一日だった。。。 -
翌朝は晴天だったが、散歩するのも面倒で朝食の時間まで部屋にいた。
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朝食も美味しかった。
コーヒーも入れてくれた。 -
これから鵜来島を去る。
夕方到着で早朝出発のため泊りに来ただけだったが、日中の便でこの島に長期時間滞在するのは過酷だと思うのでこれでよかった。
一旦、宿毛に戻って時間をつぶそうかと思ったが宿毛に行っても何もやることないため沖の島で下船することにした。
それにしても島の方々のコミュニケーション力ってすごいと思う。私なんか仕事、私事ともに日常生活で人と全く接さないので人との会話どころか人とのかかわりもないため人との絡み方が分からないのだが、島民の方は自然な形で会話を持ち掛けて話のネタを引き出してくる。 -
沖の島に到着。
これにて四国の定期船が出ている離島は全島制覇となった。 -
朝の到着だが部屋に案内してもらえて助かった。
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宿の方が1時間程度の島内案内をして、いろいろ回っていろいろ島のことを聞かせてくれた。島全体が急な崖になっているため家を建てる場合は必ず石垣が必要になるらしい。
島が過疎化するのっていろいろな要因があると思うが、昔は中卒だったので島内で生活が成り立っていたがみんな高校に進学するようになって島から出る人が増えたと、的確な要因を聞くことができた。 -
島内案内で島の状況がつかめたので自転車のレンタルが必須であることを理解した。
電動アシスト自転車を借りて島内を回った。島内の道路は県道なのでしっかり管理されている。 -
変態トラベラーが大好きな国境のマーク。
昔、この島は2つの国に分かれていてここが国境線だったらしい。 -
こんなことやっても意味ないんだけど暇なので全道路の行き止まりを攻略した。
島内一周道路の計画もあるが地権者問題で進まないんだとか。 -
久保浦に来た。自転車を借りた理由はここでシュノーケルをするためである。
この丸い石がくせ者で海に入るときも出る時もとても難しかった。
上級者向けの海だと思う。
湾内左側の岩場に沿って泳いでいくと岩の地形が面白かったりサンゴが有ったりする。魚もたくさんいる。 -
波打ち際に悪そうなカニがたくさん生息していた
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魚が大量
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綺麗な魚もたくさん
1時間くらい泳いだあと海岸でシャワーを浴びて再びサイクリング。 -
先に見えるのはキャンプ場。
トイレも完備されているが9月まで工事のようだ。
当初はキャンプを考えていたが、気温が高く、雨の予報だったので宿を予約した。
結果としてその判断で正解だった。 -
もう一つの港がある弘瀬の集落に到着した。
写真一番右に映っている赤い家が有名なようで船内で観光客の集団が大騒ぎしていた。後で分かったのだが片島で見かけた全身赤づくめの方の家のようだ。 -
弘瀬にある海岸へ。
ここはちょっとだけ砂浜があるので海遊びならこちらのほうが良い。防波堤に囲まれているため沖に流される心配もないがシュノーケルはいまいち。
遠くに見える岩(児島)まで泳いでみたが距離感を誤算していて激しく遠かった。片道500mくらいあるようだ。帰りは海岸を歩いて戻ろうとして岸に上陸したが足場が悪すぎて陸からは帰れず再び海に戻り泳いで帰った。 -
児島の近くまで行くとサンゴや魚を少しだけ見られた。
児島にも上陸したが、公には島として通用していないようなので島カウントせず。 -
エイをみつけた。
いつもは近づくと逃げてしまうのだがこの個体は逃げなかった。
港のシャワーを浴びてサイクリング再開 -
弘瀬の集落を上から眺めた。
傾斜が急すぎていきなり下が見える感じ -
定期船の入港時間が近いので高台から定期船が入港するのを眺めた
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先回りして鵜来島に向かう定期船を鵜来島と一緒に収めた。
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母島の石垣集落を上から見てみた
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小屋野にある神社の長く急な階段が印象的だった。
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宿に戻り1時間くらい休憩した後、夕食までの時間調整で母島の集落を散策
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郵便局の前の細い道がメインストリート的な感じだと思うが、この道の動線がカオス。写真からもわかるが右側で建物の橋の下をくぐっている。
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ヨーロッパの旧市街とかにありそうな感じの路地
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メディナの中を歩いているような雰囲気でもある
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摩天楼のような石垣
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18時半に夕食が提供された。
料理が上手で美味しかった。
久々にカメの手を食べることができてよかった。 -
翌朝
朝食はシンプル -
今日は初日と同じ天気で雨が激しい。
朝の船で宿毛に戻った。 -
雨がたくさん降っているがトンボロめぐりした。
干潮でギリギリ道が出ている渡小島。 -
続いて初日に潮が満ちていて渡れなかった咸陽島。
道ができ始めているが、まだ完全ではない。
トンボロの島に渡るのって潮の高さや時間帯によって左右されるので船で行く離島よりも上陸が難しいことも多々ある。 -
あと20分程度待てば潮が引くと思われるが待つのが面倒なのでズボンの裾を上げてジャバジャバと強行上陸
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しばらく車で走り樫西海域公園へ
干潮になりしっかり渡れるようになっている。写真は弁天島。 -
ここは2島に渡ることができるので効率が良い。
まずは右手にある助ケ島
すごく歩きにくくてつるつる滑って危ない道のりだった。 -
続いてトンネルが特徴の左手にある弁天島
島が2つに割れているが2つで弁天島というようだ。 -
偶然通りかかって視界に入ったため気になって停車してみた大岐の浜
雨じゃなかったら下に降りてみたかった -
車を返却して京町商店街をふらふらした。
高知に来たら食べておきたい田舎寿司も食べることができて満足。
今回は新規で6つの島を訪問することができ、国内で訪問した島は500島を超えた(離島は251島で他は架橋島、陸繋島など。人工島はカウント外としている)。未訪問の島は時間や費用の都合で少々ハードルが高いため、これでなんとなく島納めとなった。
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